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襲撃(始まる前に、襲われた)
26_きつね・ねこ・たぬきの秘密のメッセージをTikTokに(さと子)
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「分かった。その女の子とお母さんを最終的にうちの屋敷にお連れして守ったって。」
「わかりました!」電話の向こうで勘三郎が元気よく返事をした。
「うん、今、勘三郎はお母さんの職場の前か?女の子はまだ図書館にいるか?」
「はい、います!」電話の向こうで茉莉奈が答えた。
「ほな、頼んだで。怪我させんようにな。」
「わかりました!」
「茉莉奈、ええか?女の子は何があっても守れ。絶対に引き離して安全確保せいよ。」
「了解です!」
「では、着手します!」
わたしのスマホに日本から1本の国際電話が入った。同時に、ターゲットの住所もSMSで届いた。
ことが動いたのは、太平洋時間20時頃だ。
大きなコンサート会場で行われた今日のリハは無事に終わった。
今は、わたしのスイートルームにメンバー全員としし丸とメロンが集まっていた。トオルのスマホに吹き込むメッセージ内容を考えていたところだった。
明日のコンサート終了後、ガールズバンド「ミッチェリアル」のTikTok公式アカウントが、密かにねこ語、きつね語、たぬき語、犬語、くま語、鳥語で爆買いツアー開始の号令を全世界に向けて配信してしまう。
注目度を集めるために、明日のワールドツアー初日コンサート中にメッセージを流して、コンサート動画に含めて密かに配信することで決まった。
動画の中に、人科が聞いても分からない動物の言葉を紛れ込ませるのだ。そんなことになっているとは人科には誰にも分かるまい。世界中で、動画は繰り返し繰り返し再生されて、周りの動物たちを巻き込むだろう。
今まさにメッセージを録音しようとしていたところに、日本からの電話があったのだ。日本からの電話は、例によって緊急対応事案だった。
ミケが選出されたガールズバンド「ミッチェリアル」の山オーディションは、楽器演奏と人に化けられるかどうかの2点で競われた。楽器がいまいちでも、人に化けるのが極端に上手いものは何人かいた。
その中の一人、ハクビシンの黒田勘三郎は、人間の若者なら27歳くらいの若者だ。およそ昭和感あふれる名前なのだが、令和の若者だ
ただ、少々のヤクザ感を醸し出していることは否めない。なんというか、ガタイがデカすぎる。また、髪型は坊主だ。野球部だった子が少々グレて、格闘技でもやったような迫力がある。
「勘三郎、ええか?きっちり確保せいよ。」
わたしは勘三郎に電話越しに言った。ダメな人科の大人を確保することこそ、我々動物は燃える。それは否定しない。今回は9歳の女の子が犠牲になるのを、強制ストップかける事案だ。いつにも増して力が入る。
今回は9歳の女の子がダメ男に、虐待されているという情報を街の猫から垂れ込まれた。最近は、ハクビシンの勘三郎が窓口だ。動物たちの口から口に伝えられる情報を一手にまとめていた。
組の若い衆の中でも、1位、2位を争う威圧感を醸しだす勘三郎は、山で一緒に飲む時は、本当に素朴でいい奴だった。ただ、やつの正義感は半端なものではなかった。そこで、組の中でも確保と保護の仕事を担当してもらっていた。
ハクビシンと組む茉莉奈は、柔道部をずっとやっていてがっしりとした体格の、人科の女の子だ。23歳の彼女は、ハクビシンと並ぶとすらっとして見える。
この若い二人と一緒に動くのは古川だ。長年わたしの組の仕事をしてもらっている渋いおじさまの雰囲気を醸し出す古川は、パッと見てカタギには見えない。人科だ。
国の税金がどこかに消えるせいで、児童相談所がヘタレな状態が続いている。
わたしは自慢ではないが、先祖代々受け継いだ東京ドーム780個分の山や平地だけではなく、不動産業でも成功していた。
税金をたんまりと納めているのに、腹立たしいことにうまく還元されない。
だったら、自分でも、余った金をうまく使って、心の赴くままにやってやれ!と思っていた。どうせマフィアのボスを長年張っているのだ。自由にやらせてもらう。守るべきものは、わたしの力で守ってやるのだ。
「古川、じゃあ頼んだで。突撃GOじゃ。」
わたしは古川、茉莉奈、勘三郎がすでに配置についたところで、GOの指令を出すだけだった。
組の衆の中にはこの三人に従って動く部隊もある。
勘三郎のガタイと、古川の顔つきを見て、抵抗する奴は滅多にいない。ただ「お母さんと娘さんを安全な場所に移す」と言うだけだが、裏にマフィアがいるとすれば、半端もんは震え上がって抵抗はしない。
電話を切ったわたしは、静かにメンバーに言った。
「なあ、今思いついたんやけど、世界の困った子も救おうか。」
「そうっちゃね。情報くれっち入れてみるっちゃ。」
ブー子が言った。
「でも、武器の買い占めに財産を注ぎ込むより難しいだろうね。世界は広いよ。」
トオルが静かな声で言った
「組のもんが急いで回れるのは、日本国内だけだろうしな。」
しし丸も頭をかきながら、言った。
「マフィアのネットワークは、世界にもあるんじゃないですか?それに、武器の買い占めをするよりは、巨大な敵を作らないですよ。」
メロンが横から口をはさんだ。
「きゅうり、武器の買い占めは巨大な敵を作る、そういうことを今暗に言おうとしたな?」
わたしは口をとがらせた。
「いえ、あ、はい。」
メロンはうなだれた。
「どうせ、どっちもあらゆる手を使わないとできない事でしょ?じゃあ、それもやってみようよ。あがいて使い果たしてやるぜ。」
ミケが真剣な顔で言った。
「うん、そうしよう。」
ミカナが言った。(カタコトの日本語で)
皆が息をひそめている中で、ミケ、ブー子、わたしの三人がそれぞれ動物の言葉で言った。決めたセリフをトオルのスマホに録音した。
明日のコンサート初日の途中と、ラストの曲の中で、このスマホの音声をトオルがこっそりマイクに近づけて流すのだ。
しし丸は公式アカウントで、その瞬間を撮影した動画をTikTokに流す。2つの短い動画がうまく編集されて世界配信される。
バンドの人気の高まりからすると、あっという間に多くの人が見るだろう。いろんな地域で再生されるはずだ。日本のあちこちで。世界の紛争地域でも、山奥でも、ネットがつながりさえすれば、大抵のところで再生されるだろう。
秘密のメッセージが込められていることに、人は気づかない。
人科のトオルとミカナとメロンには、三人が何を言っているのかさっぱり分からなかったが、何を言ったのかの内容は知っていた。
明日は、弁護士とミカナは会うことになっている。
ようやく、財産を全部手に入れる表明をすることになるので、ミカナの命はますます狙われるだろう。
作戦の実行は短期決戦でなければならない。すっからかんになるまで一気に使い果たすのは、至難の技だろう。
「でも、爆買いツアーは、やってみないと結果は分からんちゃ!」
ミケとミカナとブー子は、声を揃えて言った。
「わかりました!」電話の向こうで勘三郎が元気よく返事をした。
「うん、今、勘三郎はお母さんの職場の前か?女の子はまだ図書館にいるか?」
「はい、います!」電話の向こうで茉莉奈が答えた。
「ほな、頼んだで。怪我させんようにな。」
「わかりました!」
「茉莉奈、ええか?女の子は何があっても守れ。絶対に引き離して安全確保せいよ。」
「了解です!」
「では、着手します!」
わたしのスマホに日本から1本の国際電話が入った。同時に、ターゲットの住所もSMSで届いた。
ことが動いたのは、太平洋時間20時頃だ。
大きなコンサート会場で行われた今日のリハは無事に終わった。
今は、わたしのスイートルームにメンバー全員としし丸とメロンが集まっていた。トオルのスマホに吹き込むメッセージ内容を考えていたところだった。
明日のコンサート終了後、ガールズバンド「ミッチェリアル」のTikTok公式アカウントが、密かにねこ語、きつね語、たぬき語、犬語、くま語、鳥語で爆買いツアー開始の号令を全世界に向けて配信してしまう。
注目度を集めるために、明日のワールドツアー初日コンサート中にメッセージを流して、コンサート動画に含めて密かに配信することで決まった。
動画の中に、人科が聞いても分からない動物の言葉を紛れ込ませるのだ。そんなことになっているとは人科には誰にも分かるまい。世界中で、動画は繰り返し繰り返し再生されて、周りの動物たちを巻き込むだろう。
今まさにメッセージを録音しようとしていたところに、日本からの電話があったのだ。日本からの電話は、例によって緊急対応事案だった。
ミケが選出されたガールズバンド「ミッチェリアル」の山オーディションは、楽器演奏と人に化けられるかどうかの2点で競われた。楽器がいまいちでも、人に化けるのが極端に上手いものは何人かいた。
その中の一人、ハクビシンの黒田勘三郎は、人間の若者なら27歳くらいの若者だ。およそ昭和感あふれる名前なのだが、令和の若者だ
ただ、少々のヤクザ感を醸し出していることは否めない。なんというか、ガタイがデカすぎる。また、髪型は坊主だ。野球部だった子が少々グレて、格闘技でもやったような迫力がある。
「勘三郎、ええか?きっちり確保せいよ。」
わたしは勘三郎に電話越しに言った。ダメな人科の大人を確保することこそ、我々動物は燃える。それは否定しない。今回は9歳の女の子が犠牲になるのを、強制ストップかける事案だ。いつにも増して力が入る。
今回は9歳の女の子がダメ男に、虐待されているという情報を街の猫から垂れ込まれた。最近は、ハクビシンの勘三郎が窓口だ。動物たちの口から口に伝えられる情報を一手にまとめていた。
組の若い衆の中でも、1位、2位を争う威圧感を醸しだす勘三郎は、山で一緒に飲む時は、本当に素朴でいい奴だった。ただ、やつの正義感は半端なものではなかった。そこで、組の中でも確保と保護の仕事を担当してもらっていた。
ハクビシンと組む茉莉奈は、柔道部をずっとやっていてがっしりとした体格の、人科の女の子だ。23歳の彼女は、ハクビシンと並ぶとすらっとして見える。
この若い二人と一緒に動くのは古川だ。長年わたしの組の仕事をしてもらっている渋いおじさまの雰囲気を醸し出す古川は、パッと見てカタギには見えない。人科だ。
国の税金がどこかに消えるせいで、児童相談所がヘタレな状態が続いている。
わたしは自慢ではないが、先祖代々受け継いだ東京ドーム780個分の山や平地だけではなく、不動産業でも成功していた。
税金をたんまりと納めているのに、腹立たしいことにうまく還元されない。
だったら、自分でも、余った金をうまく使って、心の赴くままにやってやれ!と思っていた。どうせマフィアのボスを長年張っているのだ。自由にやらせてもらう。守るべきものは、わたしの力で守ってやるのだ。
「古川、じゃあ頼んだで。突撃GOじゃ。」
わたしは古川、茉莉奈、勘三郎がすでに配置についたところで、GOの指令を出すだけだった。
組の衆の中にはこの三人に従って動く部隊もある。
勘三郎のガタイと、古川の顔つきを見て、抵抗する奴は滅多にいない。ただ「お母さんと娘さんを安全な場所に移す」と言うだけだが、裏にマフィアがいるとすれば、半端もんは震え上がって抵抗はしない。
電話を切ったわたしは、静かにメンバーに言った。
「なあ、今思いついたんやけど、世界の困った子も救おうか。」
「そうっちゃね。情報くれっち入れてみるっちゃ。」
ブー子が言った。
「でも、武器の買い占めに財産を注ぎ込むより難しいだろうね。世界は広いよ。」
トオルが静かな声で言った
「組のもんが急いで回れるのは、日本国内だけだろうしな。」
しし丸も頭をかきながら、言った。
「マフィアのネットワークは、世界にもあるんじゃないですか?それに、武器の買い占めをするよりは、巨大な敵を作らないですよ。」
メロンが横から口をはさんだ。
「きゅうり、武器の買い占めは巨大な敵を作る、そういうことを今暗に言おうとしたな?」
わたしは口をとがらせた。
「いえ、あ、はい。」
メロンはうなだれた。
「どうせ、どっちもあらゆる手を使わないとできない事でしょ?じゃあ、それもやってみようよ。あがいて使い果たしてやるぜ。」
ミケが真剣な顔で言った。
「うん、そうしよう。」
ミカナが言った。(カタコトの日本語で)
皆が息をひそめている中で、ミケ、ブー子、わたしの三人がそれぞれ動物の言葉で言った。決めたセリフをトオルのスマホに録音した。
明日のコンサート初日の途中と、ラストの曲の中で、このスマホの音声をトオルがこっそりマイクに近づけて流すのだ。
しし丸は公式アカウントで、その瞬間を撮影した動画をTikTokに流す。2つの短い動画がうまく編集されて世界配信される。
バンドの人気の高まりからすると、あっという間に多くの人が見るだろう。いろんな地域で再生されるはずだ。日本のあちこちで。世界の紛争地域でも、山奥でも、ネットがつながりさえすれば、大抵のところで再生されるだろう。
秘密のメッセージが込められていることに、人は気づかない。
人科のトオルとミカナとメロンには、三人が何を言っているのかさっぱり分からなかったが、何を言ったのかの内容は知っていた。
明日は、弁護士とミカナは会うことになっている。
ようやく、財産を全部手に入れる表明をすることになるので、ミカナの命はますます狙われるだろう。
作戦の実行は短期決戦でなければならない。すっからかんになるまで一気に使い果たすのは、至難の技だろう。
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