5分前契約した没落令嬢は、辺境伯の花嫁暮らしを楽しむうちに大国の皇帝の妻になる

西野歌夏

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第一章

夫を知る ※

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 ベッドに広がった私のブロンドをラファエルは優しく撫でた。 
 ラファエルの口付けは私の鎖骨から、下に下がり、ネグリジェの上から胸の頂をついばまれて、私は息を呑んだ。

 胸をそっと揉まれて、思わず身をよじった。

 あぁっん

「待って……」

 私は思わぬ感覚に、身を縮めた。そっと横にラファエルが滑り込んできて、私はふわふわの布団の中でラファエルに後ろから抱きすくめられた。

「ゆっくりでいいよ」

 後ろからラファエルの声がして私は抱かれたまま、「はい」と返事をした。

 そのまま肩に顔を埋められたまま、胸を揉まれて、そろそろとネグリジェをたくし上げられて、足を撫で上げられた。ラファエルの大きな手が私の太ももを撫で上げて「あぁっんっ」と私は自分が声を上げるのを聞いた。

 自分の息が荒くなる。顔が火照る。体が溶けそうな程の熱を帯びてきて、私は思わずラファエルを振り返った。すかさずラファエルに唇を奪われて、舌を入れられた。

 うぅっん……あぁ……っ

 気づけば、ネグリジェを頭からすっぽりと脱がされていた。素早くラファエルも脱いだのがわかった。私の背中にラファエルの素肌が直に当たり、ラファエルの手が私の剥き出しの胸をそのままに揉んで、私は喘いだ。

 肩に唇が押し当てられて舐められて、私はビクンと体を振るわせた。同時に胸の先を摘まれて、もう片方の手が私の太ももの間に伸びてきて、そっと包まれた。

 なんなの、この感覚は……っ

 触られて全然嫌じゃないわ。むしろ……っあぁっんっ

 私が喘ぐとラファエルの指が太ももの間を優しくさすり始めた。何かが溢れ出てきてしまう。

 あぁっあぁっあっあっんっ

 私は厚い胸板に包まれて、体を起こされてラファエルにもたれかかるように抱かれた。足を大きく広げられて、ラファエルの大きな日に焼けた手が自分の真っ白な体の秘部を優しく愛撫する様子を目の当たりにさせられて恥ずかしさでおかしくなりそうだった。自分の大きな胸がラファエルの手で揉まれている。

「気持ちよくしてあげるから力を抜いてごらん」

 力を抜くも何も、私はあまりの気持ち良さに体が溶けたようになり、勝手に腰が動いて甘い喘ぎ声が漏れ出てしまうのを止められなかった。

 うぅっ……恥ず……かぁっ……あぁっあっあっあっんぅっ……やぁめぇてぇっ……

 おかしくなりそうで私は恥ずかしさもあり、ラファエルに懇願した。

「こんな濡れてる……可愛いよ……ロザーラ」

 私は思っても見なかった快感を教えられて、夫となった人に我を忘れて抱きついた。

「怖いっ……」
「怖くないよ、君は僕の妻だ。君が気持ちよくなるように今晩はそれだけするから」

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