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第三夜 ※

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 夕食の後、私たちは一緒にまた湯につかった。舌を絡めるキスをして、ベッドに入り込んだ私たちは、第三夜を迎えた。私は奥義を極めようと再び舌を使った。王太子閣下は私の胸を揉み、胸の先を弄びながら、私が舌を使って繰り出す秘技に耐えられないといったご様子で甘く切ない声を漏らした。

 ぁぅっ……あぁ……っん

 凛々しいお顔が見たこともない表情になられるので、私はそれをみるだけでキュンとしてしまった。

 王太子閣下は私を組み敷いて私の体の中心に入ってきた。リズミカルに押し上げられて、胸を揉まれて胸の先を舌で転がされ、同時に太ももの間を愛撫された私は、恥入りながらも声を弾ませて一気に高みに達した。

 そのあと、体勢を変えた王太子閣下は私のお尻を揉みながら「後ろからやってみてもいいかな」と遠慮がちに聞いてこられた。私は「はい」とうなずいた。

 後ろから入れられて同時に胸を揉まれて、私はあられもない声を出した。
 
 やんっ……んっ……ぁんっ……っあン

 けれども、私はとっさに王太子閣下をベッドに押し倒して、そのまま王太子閣下の下半身に馬乗りになった。

 そして自分で上からそっと入れた。顔を真っ赤にほてらせた私は目をつぶって腰をくねらせて動かしてみた。恥ずかしさより、無我夢中だった。後ろからはイヤ…。

 あぁっん…あぁっん…あぁっん…っ
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