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第四夜
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「単純に、お前の旅について行きたかったから」
「…………俺は今まで神の存在なんか信じた事ないけど、もしいるならこの救いようのない馬鹿2人を助けてくれるよう願うね」
「馬鹿言うなぁ!」
知らないし。馬鹿じゃん。本当の事じゃん。
「……今の、僕も入ってるよね?」
「私はあなた達に合流しただけだから……。それに他にいないし」
そうそう。ミルカが連れ戻しにくるわけないんだし。
情報を流す事はあっても。
「というわけで、ついてくから。嫌がっても無理矢理ついてくから」
「俺の意見は無視ですか……。ランディはともかく、なんでホークが一緒にくるのさ? だいたい、連れ戻さなくていいの?」
「どっちもルイおじさん達の許可貰ってるから平気。勿論、お前が帰りたがらないのも予想して、『正式に』旅に出る許可も貰ってきてやったぜ?」
随分手際の良くなった事で。
「僕だってリュカ兄と一緒に行きたいも~ん」
「よくわかんないけど、これは旅行気分って事でいい?」
「え!? 酷い!!」
ホーク、うるさい。だいたい本当の事でしょ?
「で、やっぱりいたんだ。ミルカ」
「……気付いてたんだ」
気付いてたよ。さっきの人混みの中にいたよね?
「そういやミルカはどうしてここにいるんだっけ?」
ランディがはて? といった顔をしている。
「アストリア王国の動きが不穏だから調査を依頼されてたの。今日はその報告」
ミルカの家の家業だよね。情報屋。……と、酒場。
「…………俺は今まで神の存在なんか信じた事ないけど、もしいるならこの救いようのない馬鹿2人を助けてくれるよう願うね」
「馬鹿言うなぁ!」
知らないし。馬鹿じゃん。本当の事じゃん。
「……今の、僕も入ってるよね?」
「私はあなた達に合流しただけだから……。それに他にいないし」
そうそう。ミルカが連れ戻しにくるわけないんだし。
情報を流す事はあっても。
「というわけで、ついてくから。嫌がっても無理矢理ついてくから」
「俺の意見は無視ですか……。ランディはともかく、なんでホークが一緒にくるのさ? だいたい、連れ戻さなくていいの?」
「どっちもルイおじさん達の許可貰ってるから平気。勿論、お前が帰りたがらないのも予想して、『正式に』旅に出る許可も貰ってきてやったぜ?」
随分手際の良くなった事で。
「僕だってリュカ兄と一緒に行きたいも~ん」
「よくわかんないけど、これは旅行気分って事でいい?」
「え!? 酷い!!」
ホーク、うるさい。だいたい本当の事でしょ?
「で、やっぱりいたんだ。ミルカ」
「……気付いてたんだ」
気付いてたよ。さっきの人混みの中にいたよね?
「そういやミルカはどうしてここにいるんだっけ?」
ランディがはて? といった顔をしている。
「アストリア王国の動きが不穏だから調査を依頼されてたの。今日はその報告」
ミルカの家の家業だよね。情報屋。……と、酒場。
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