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第9話 希望の灯火
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野盗の襲撃から数日。私は、クロイツの隣を歩き続けていた。森の奥深くは相変わらず昼でも薄暗く、静寂に包まれている。足元の枯れ葉を踏みしめる音。風が木々の間を抜ける音。時折聞こえる鳥のさえずり。これらが、この世界の存在を私に教えてくれる。
疲労は極限に達し、食料も残り少なかった。粗末な町娘の服に身を包んでいても、貴族として守られてきた日々とはかけ離れた過酷な現実に、心身ともに消耗が深まっていく。足の裏にできた水ぶくれは破れて、歩くたびに激しい痛みが走る。どれだけ歩いても、この森に終わりが見えることはなく、私は途方もない孤独と悲観を感じる。それでも、私は決して弱音を吐かなかった。
クロイツは、私の前を黙々と歩き続ける。彼の背中は、いつでも変わらず頼もしく、揺るぎない。私はただ、その背中だけを頼りに、必死で彼の足跡を追った。
彼に心配をかけたくない。
彼の負担になりたくない。
その一心で、私は歯を食いしばり、痛みに耐え、一歩、また一歩と足を前に出す。
◇◆◇◆
その日の夕暮れ、私たちは古い廃屋を見つけた。辛うじて雨風はしのげそうだが、すでに廃墟と化しており、床板は腐り、壁は崩れかかっている。
そこで一夜を明かすことになった時、私は安堵のため息を漏らした。森の中で眠る夜は、いつ獣や夜盗に襲われるかと考えるだけで、凍えそうな寒さとは別の種類の恐怖に襲われる。
夜気が肌を刺すほどに冷え込む中、クロイツは黙って廃屋の中にあった暖炉に火を起こしてくれた。パチパチと音を立てて燃える炎が、暗闇を優しく照らし、冷え切った私の体を温めてくれる。温かさに包まれながら、私は暖炉の炎をじっと見つめていた。
不意に、重い視線を感じて顔を上げる。視線の先にいたのは、私をじっと見つめるクロイツだった。何を考えているのか、彼の表情は相変わらず読み取れない。しかし、その眼差しに、微かな気遣いが込められてると感じたのは、私の気のせいだろうか。
次の瞬間、クロイツは何も言わず、自分の外套をそっと私の肩にかける。彼の外套は、森をさまよい、野盗と戦った泥と血の匂いが混じり合っていたが、その温かさに、私の胸はじんわりと熱くなった。
静かな闇の中、暖炉の炎だけが揺れている。温かい外套に包まれて、私はこれまでの逃亡生活で初めて、心の奥底にあった感情を吐露し始めた。
「クロイツ……」
私の声は、ひどく震えていた。しかし、一度言葉にし始めると、止められなかった。
「ローレン兄さんは、私にとって、ただの兄ではありませんでした。幼い頃、私が病で臥せっていた時、彼は毎日私の傍らに寄り添い、面白おかしい話をしてくれました。私が泣けば、すぐに駆けつけ、抱きしめてくれた。無邪気で、けれど誰よりも優しく、頼りになる……私の、たった一人の大切なお兄様でした」
幼い頃の記憶が鮮明に蘇る。王都の庭園で、兄と二人でかくれんぼをしたこと。彼が私に、内緒で甘いお菓子をくれたこと。その一つ一つが、今はもう手の届かない、遠い日の幻だった。
「私は……兄が死んだ後、何もできませんでした。ただ、泣き、怯えることしか……」
唇を噛みしめ、溢れそうになる涙を必死に堪える。私は、弱音を吐かないと決めていたのに。
「でも……ローレン兄さんは、いつもこの国の未来を考えていました。近衛騎士として、国王陛下を護り、国民を守ることを、何よりも誇りに思っていました。
だから……私には、この国を見捨てることなどできません。兄が命を賭して護ろうとしたこの国と未来を、私が見捨てるわけにはいかないのです」
私の言葉は、悲しみと後悔、そして兄への深い愛情に満ちていた。私は暖炉の炎を見つめ、決意を新たにするかのように強く呟いた。
「彼らの犠牲を、無駄にするわけにはいかないのです」
私の語りに耳を傾けながら、クロイツは黙って頷いていた。彼の視線は、ずっと暖炉の炎に注がれている。
彼の脳裏には、血に染まった親友の姿が鮮明に蘇っているのだろう。彼は、ローレン兄さんの無二の友だった。彼がどれほどの苦悩を抱えているか、私には想像することしかできない。
やがて、クロイツはぽつりぽつりと話し始めた。
ローレン兄さんと知り合った経緯や、兄さんとの友誼。
そして、二人が語り合った未来のこと……。
彼の声は、これまでの冷徹な響きとは異なり、かすかに震えているように聞こえた。その声の奥に、深い悲しみが宿っているのが見て取れる。彼の語る言葉は、ローレン兄が彼にとってどれほど大きな存在だったかを物語っていた。
そして、クロイツが私を助ける理由が、単なる打算や義務感だけではない、兄への深い愛情と友との果たせなかった約束に根差していることを理解した。その理解が温かな光となって、私の深い闇を照らしていく。
彼は語り続ける。
ローレン兄が彼の騎士としての信念に大きな影響を与えたこと。
そして、彼の夢が「誰もが平和に暮らせる国」であったこと。
もしかしたら、彼は、互いの失ったものへの悲しみを共有し、そしてその先に「希望」を見出そうとする私の姿になにか変化があったのかもしれない。
彼の瞳の奥に、今まで感じたことのない、私と共に歩む未来への確かな温かさが灯ったのを感じた。
兄への誓いとは異なる、彼自身の感情の萌芽なのだろう。
彼の言葉は、私の心を深く慰める。私は、彼が私をただの「守るべき対象」として見ているだけではないことに気づいた。そして、私は、この過酷な旅路で初めて、ほんの少しだけ、笑みがこぼれる。
私がふと笑顔を見せた時、クロイツの表情が、一瞬だけ和らいだように見える。それは、ほんのわずかな変化だったけれど、私には確かにそう感じた。
そして、私は一つの提案をする。
「クロイツ。私の友人にシリエルがいます。彼女は父の死後、叔父のマチス・モロア辺境伯を頼っています。辺境伯は父の旧知で、領地もたぶん三週間ほどで行けます。助けを借りられるかもしれません。」
クロイツは賛同してくれた。明日からまた旅に出る。しかし、これまでの逃げるだけの旅ではなく、目的のある旅だ。夜が明け、私たちは再び旅立つ。クロイツとの語らいは、私に大きな安らぎと、微かな希望を灯した。彼への信頼は、さらに深いものとなった。
クロイツは、自身の感情への戸惑いを抱えながらも、私の隣を歩くその足取りは、昨日よりも一層力強く、そして穏やかになる。
彼の寡黙な優しさに包まれながら、私は辺境伯領へと向かう道を歩き続けた。
疲労は極限に達し、食料も残り少なかった。粗末な町娘の服に身を包んでいても、貴族として守られてきた日々とはかけ離れた過酷な現実に、心身ともに消耗が深まっていく。足の裏にできた水ぶくれは破れて、歩くたびに激しい痛みが走る。どれだけ歩いても、この森に終わりが見えることはなく、私は途方もない孤独と悲観を感じる。それでも、私は決して弱音を吐かなかった。
クロイツは、私の前を黙々と歩き続ける。彼の背中は、いつでも変わらず頼もしく、揺るぎない。私はただ、その背中だけを頼りに、必死で彼の足跡を追った。
彼に心配をかけたくない。
彼の負担になりたくない。
その一心で、私は歯を食いしばり、痛みに耐え、一歩、また一歩と足を前に出す。
◇◆◇◆
その日の夕暮れ、私たちは古い廃屋を見つけた。辛うじて雨風はしのげそうだが、すでに廃墟と化しており、床板は腐り、壁は崩れかかっている。
そこで一夜を明かすことになった時、私は安堵のため息を漏らした。森の中で眠る夜は、いつ獣や夜盗に襲われるかと考えるだけで、凍えそうな寒さとは別の種類の恐怖に襲われる。
夜気が肌を刺すほどに冷え込む中、クロイツは黙って廃屋の中にあった暖炉に火を起こしてくれた。パチパチと音を立てて燃える炎が、暗闇を優しく照らし、冷え切った私の体を温めてくれる。温かさに包まれながら、私は暖炉の炎をじっと見つめていた。
不意に、重い視線を感じて顔を上げる。視線の先にいたのは、私をじっと見つめるクロイツだった。何を考えているのか、彼の表情は相変わらず読み取れない。しかし、その眼差しに、微かな気遣いが込められてると感じたのは、私の気のせいだろうか。
次の瞬間、クロイツは何も言わず、自分の外套をそっと私の肩にかける。彼の外套は、森をさまよい、野盗と戦った泥と血の匂いが混じり合っていたが、その温かさに、私の胸はじんわりと熱くなった。
静かな闇の中、暖炉の炎だけが揺れている。温かい外套に包まれて、私はこれまでの逃亡生活で初めて、心の奥底にあった感情を吐露し始めた。
「クロイツ……」
私の声は、ひどく震えていた。しかし、一度言葉にし始めると、止められなかった。
「ローレン兄さんは、私にとって、ただの兄ではありませんでした。幼い頃、私が病で臥せっていた時、彼は毎日私の傍らに寄り添い、面白おかしい話をしてくれました。私が泣けば、すぐに駆けつけ、抱きしめてくれた。無邪気で、けれど誰よりも優しく、頼りになる……私の、たった一人の大切なお兄様でした」
幼い頃の記憶が鮮明に蘇る。王都の庭園で、兄と二人でかくれんぼをしたこと。彼が私に、内緒で甘いお菓子をくれたこと。その一つ一つが、今はもう手の届かない、遠い日の幻だった。
「私は……兄が死んだ後、何もできませんでした。ただ、泣き、怯えることしか……」
唇を噛みしめ、溢れそうになる涙を必死に堪える。私は、弱音を吐かないと決めていたのに。
「でも……ローレン兄さんは、いつもこの国の未来を考えていました。近衛騎士として、国王陛下を護り、国民を守ることを、何よりも誇りに思っていました。
だから……私には、この国を見捨てることなどできません。兄が命を賭して護ろうとしたこの国と未来を、私が見捨てるわけにはいかないのです」
私の言葉は、悲しみと後悔、そして兄への深い愛情に満ちていた。私は暖炉の炎を見つめ、決意を新たにするかのように強く呟いた。
「彼らの犠牲を、無駄にするわけにはいかないのです」
私の語りに耳を傾けながら、クロイツは黙って頷いていた。彼の視線は、ずっと暖炉の炎に注がれている。
彼の脳裏には、血に染まった親友の姿が鮮明に蘇っているのだろう。彼は、ローレン兄さんの無二の友だった。彼がどれほどの苦悩を抱えているか、私には想像することしかできない。
やがて、クロイツはぽつりぽつりと話し始めた。
ローレン兄さんと知り合った経緯や、兄さんとの友誼。
そして、二人が語り合った未来のこと……。
彼の声は、これまでの冷徹な響きとは異なり、かすかに震えているように聞こえた。その声の奥に、深い悲しみが宿っているのが見て取れる。彼の語る言葉は、ローレン兄が彼にとってどれほど大きな存在だったかを物語っていた。
そして、クロイツが私を助ける理由が、単なる打算や義務感だけではない、兄への深い愛情と友との果たせなかった約束に根差していることを理解した。その理解が温かな光となって、私の深い闇を照らしていく。
彼は語り続ける。
ローレン兄が彼の騎士としての信念に大きな影響を与えたこと。
そして、彼の夢が「誰もが平和に暮らせる国」であったこと。
もしかしたら、彼は、互いの失ったものへの悲しみを共有し、そしてその先に「希望」を見出そうとする私の姿になにか変化があったのかもしれない。
彼の瞳の奥に、今まで感じたことのない、私と共に歩む未来への確かな温かさが灯ったのを感じた。
兄への誓いとは異なる、彼自身の感情の萌芽なのだろう。
彼の言葉は、私の心を深く慰める。私は、彼が私をただの「守るべき対象」として見ているだけではないことに気づいた。そして、私は、この過酷な旅路で初めて、ほんの少しだけ、笑みがこぼれる。
私がふと笑顔を見せた時、クロイツの表情が、一瞬だけ和らいだように見える。それは、ほんのわずかな変化だったけれど、私には確かにそう感じた。
そして、私は一つの提案をする。
「クロイツ。私の友人にシリエルがいます。彼女は父の死後、叔父のマチス・モロア辺境伯を頼っています。辺境伯は父の旧知で、領地もたぶん三週間ほどで行けます。助けを借りられるかもしれません。」
クロイツは賛同してくれた。明日からまた旅に出る。しかし、これまでの逃げるだけの旅ではなく、目的のある旅だ。夜が明け、私たちは再び旅立つ。クロイツとの語らいは、私に大きな安らぎと、微かな希望を灯した。彼への信頼は、さらに深いものとなった。
クロイツは、自身の感情への戸惑いを抱えながらも、私の隣を歩くその足取りは、昨日よりも一層力強く、そして穏やかになる。
彼の寡黙な優しさに包まれながら、私は辺境伯領へと向かう道を歩き続けた。
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