13 / 122
第一章 冒険者新生活編
第12話 ランクアップと面倒事
異世界アルクスへと転生してから早くも3日目になっていた。
この日も同じように俺はフーリットの森に採取依頼を受けてやってきていた。地図化のスキルを使ってまだ行っていない場所での採取を行っているため、かなり効率よくたくさん採取が出来ている。もうインベントリ内にはレコベリ草とコンデの実合わせて100以上の在庫がたまっている状況だ。
そして2日目から森の少し奥辺りに入っているのでたまにゴブリンやコボルドなどの魔物にも遭遇する。どちらかと言えばゴブリンの方が遭遇率が高い。それにゴブリンは常に複数体で行動していることが多いので昨日と同じく気配を消しての一対一戦法で挑んでいる。
コボルドは見た目が犬人間のような雰囲気でゴブリンよりも二回りほど体がデカい。そしてステータスがゴブリンよりも高く、そのためか基本的には単体行動を取っているようだ。そのおかげもあって全て敵に気づかれる前に倒すことに成功している。何だか暗殺者みたいな戦闘スタイルになっているが別に目指しているわけではない。安全を考慮した結果、そうなっているだけなのだ。
そんなこんなで3日目も難なく依頼をこなし、最終的にはインベントリ内にレコベリ草とコンデの実の2種類合わせて150ほど集まった。それにゴブリンの死体が10匹とコボルドの死体が3匹も保管されている。
そのおかげで俺のレベルは現在では13にまで上がっているのだ。それに新しいスキル『物理攻撃耐性』も取得した。これは防御力を試しておこうとゴブリンの攻撃を何回か食らってみたときに獲得した。ガイルさんのステータスを見たときに見かけていたスキルなのでいつか欲しいとは思っていたが、結構手軽に手に入ってちょっとびっくりした。
ところでだが、なぜ死体をそのまま解体しないで保管しているのか疑問を持っている人もいるかもしれない。後で解体しておこうと言っていたのに未だに死体で保管しているのには何か理由があるのか、と。
...解体するのが嫌だからに決まってるじゃないですか。
別に前世では魚とかは捌いていたのだが、ゴブリンやコボルドはちょっと...ね。
そんな時にオススメなのが以前言っていたスキル『インベントリ』のサブ機能!!実はこのインベントリ、保管しているアイテムを分解することが出来るのだ!!!こういうこともあろうかとイリス様にお願いしておいたのだ。
インベントリ内でゴブリンとコボルドの死体を選択し、分解機能を使う。すると何ということでしょう!【ゴブリンの死体】が【ゴブリンの皮】と【ゴブリンの肉】、そして【ゴブリンの魔晶核】に。【コボルドの死体】が【コボルドの毛皮】と【コボルドの肉】、そして【コボルドの魔晶核】に分解されたではありませんか!!
......って【ゴブリンの肉】と【コボルドの肉】って何?食えるの???
全くもって食欲を湧いてこない名前の肉だな。しかもゴブリンの肉なんて絶対美味しくないだろ!
というわけで死体の解体問題は簡単に解決したのだった。
肉はインベントリに置いておいても時間停止のおかげで腐らないのでとりあえず放置。
......いや、食べないよ。
あと1時間ほどで日が暮れそうな頃合いに俺は森から町へと帰って来ることが出来た。もう疲れることもなく1時間以内で帰って来れるようになっている。そのため探索に時間をたくさん使えるという訳だ。今日は調子に乗って少し日暮れギリギリまでやってしまった。集中すると時間を忘れるのは生まれ変わっても変わらないようだ。
町へ帰ってきたその足で俺は採取したものを納品するためにギルドへと直行する。今日はレイナさんのカウンターが空いていたのでそちらへと向かう。絶対にレイナさんが良い!というわけではないのだが、何故だかレイナさんが一番安心するので自然と空いていればそこへと向かってしまう。まるで帰巣本能化のように吸い寄せられてしまうのだ。
「おかえりなさい、ユウトさん。本日はどうでしたか?」
「今日も採取は上々でした。これ、今日の分です」
そういうと俺はカウンターにレコベリ草とコンデの実をそれぞれ30個ずつバッグから取り出した。それをレイナさんはいつものように華麗な手捌きで鑑定し、依頼達成の情報をギルドカードへと記録してくれた。
「おめでとうございます!今回の依頼でランクアップされまして、Eランクへと昇格になりました」
なんと思ったよりも早くランクアップしていたようだ。もちろんランクアップ条件は公表されていないので何となくの予想を立てて5日ほどでランク上がる計算をしていたのだが想定よりも条件は緩かったみたいだ。
「それにしても冒険者になってから3日でランクアップはすごいですよ!毎日真面目に依頼を受けて、それで1週間ほどでようやくランクアップという方が多いんですよ。流石です、ユウトさん」
「あ、ありがとうございます!」
俺的には目立たないためにもうちょっと時間をかけようと思っていたので正直やらかしたという気持ちと嬉しいという気持ちが拮抗しているのだが、レイナさんに褒めてもらえたことで完全に嬉しいという気持ちが勝利を収めたようだ。
そういえば誰かに褒めてもらうのってすごく久しぶりな気がする...
褒めてもらうのって、良いな。
「そういえば、Eランクということは魔物の討伐依頼とかも受けることが出来るようになるんですよね?」
「はい、もちろん可能です。それにユウトさんはすでにゴブリンも討伐されているようなので戦力的にも全く問題ないと思います」
という訳でレイナさんのお墨付きももらえたことだし、明日からは魔物討伐の依頼を中心に受けていこうと思う。魔物討伐の依頼は今まで受けていた採取系の依頼に比べて大きく危険度が上がるが、その一方で報酬も大きく増えるのだ。これでお金もジャンジャン稼ぐことが出来るようになるわけだ。
「おい、お前」
急に背後から野太い声が聞こえる。何だろうと思い、後ろを振り返るとそこにはムキムキマッチョの男性が一人、鋭い目つきでこちらをにらみながら立っていた。身長も2m近くあるのではないだろうかという大柄の男はその体型とスキンヘッドという悪い意味でのベストマッチにより強烈な威圧感を放っていた。それに背中に背負っている大剣もその迫力に一役買っている。
あ~、絶対厄介事だろうな...
もうすでに俺は嫌気がさしていた。こういう展開は絶対に必要なのかと思うくらいには物語に出てくる、不良系冒険者に絡まれるというシーンそのものだった。「3日でランクアップとか調子に乗ってんな~!」とか言われるのかな、それとも「俺のレイナにデレデレしてんじゃねーぞ!!」って言われるのかな。まあどちらにしても面倒であることに変わりはない。
「あの、何でしょうか?」
「お前、俺様のレイナにデレデレしてんじゃねーぞ!殺すぞ!!」
わぁ~、予想的中!!!
いや、こんなことで当たっても全く嬉しくもなんともないな。
「もしかして、旦那さんか彼氏さん...ですか?」
俺はレイナさんに確認を取る。もし万が一、ないだろうけど本当にレイナさんの旦那さんか彼氏だった場合は俺に非がある。その場合は素直に謝罪しよう。
「...いえ、違います。この人はゲングというCランク冒険者で、いつも他の冒険者たちに難癖をつけては威圧的に絡んでくるので対処に困っているんですよ」
本当に予想通りのチンピラじゃねーか。ただ、ここで対応を間違うと後々さらに面倒な事態に発展しかねない。このゲングってやつは一応Cランク冒険者らしい、つまりはかなりの実力があるのかもしれないので念のために鑑定して確かめておこう。
=========================
名前:ゲング Lv.25
種族:ヒューマン
HP:2200 / 2200
MP:500 / 500
攻撃力:550
防御力:425
俊敏性:175
知力:43
運:25
称号:
スキル:
斧術Lv.4 物理攻撃耐性Lv.2 体術Lv.4 火属性魔法Lv.2 魔力操作Lv.2
威圧Lv.5 強化魔法Lv.4
=========================
異様な威圧感は見た目じゃなくて普通にスキルの効果だったのか。しかし俺にはあまり効いていないようだが、もしかして精神攻撃耐性の影響だろうか。なるほどね、威圧系のスキルは俺にはあまり効かないのか。
それにしても流石はCランク冒険者というべきか、レベルも高いしスキルやステータスもかなりのものである。2日前までの俺なら絶対に相手にならなかっただろうな。そう、"2日前"の俺ならな。
現在の俺はレベル13とこいつの半分しかないが、ステータスに関してはほぼ3倍に近い差があるのだ。いかに俺のステータスの伸び具合が異常であるかを改めて認識することが出来た。その点においてはこのチンピラに感謝だな。
...さて、一体どうしたものか。
この日も同じように俺はフーリットの森に採取依頼を受けてやってきていた。地図化のスキルを使ってまだ行っていない場所での採取を行っているため、かなり効率よくたくさん採取が出来ている。もうインベントリ内にはレコベリ草とコンデの実合わせて100以上の在庫がたまっている状況だ。
そして2日目から森の少し奥辺りに入っているのでたまにゴブリンやコボルドなどの魔物にも遭遇する。どちらかと言えばゴブリンの方が遭遇率が高い。それにゴブリンは常に複数体で行動していることが多いので昨日と同じく気配を消しての一対一戦法で挑んでいる。
コボルドは見た目が犬人間のような雰囲気でゴブリンよりも二回りほど体がデカい。そしてステータスがゴブリンよりも高く、そのためか基本的には単体行動を取っているようだ。そのおかげもあって全て敵に気づかれる前に倒すことに成功している。何だか暗殺者みたいな戦闘スタイルになっているが別に目指しているわけではない。安全を考慮した結果、そうなっているだけなのだ。
そんなこんなで3日目も難なく依頼をこなし、最終的にはインベントリ内にレコベリ草とコンデの実の2種類合わせて150ほど集まった。それにゴブリンの死体が10匹とコボルドの死体が3匹も保管されている。
そのおかげで俺のレベルは現在では13にまで上がっているのだ。それに新しいスキル『物理攻撃耐性』も取得した。これは防御力を試しておこうとゴブリンの攻撃を何回か食らってみたときに獲得した。ガイルさんのステータスを見たときに見かけていたスキルなのでいつか欲しいとは思っていたが、結構手軽に手に入ってちょっとびっくりした。
ところでだが、なぜ死体をそのまま解体しないで保管しているのか疑問を持っている人もいるかもしれない。後で解体しておこうと言っていたのに未だに死体で保管しているのには何か理由があるのか、と。
...解体するのが嫌だからに決まってるじゃないですか。
別に前世では魚とかは捌いていたのだが、ゴブリンやコボルドはちょっと...ね。
そんな時にオススメなのが以前言っていたスキル『インベントリ』のサブ機能!!実はこのインベントリ、保管しているアイテムを分解することが出来るのだ!!!こういうこともあろうかとイリス様にお願いしておいたのだ。
インベントリ内でゴブリンとコボルドの死体を選択し、分解機能を使う。すると何ということでしょう!【ゴブリンの死体】が【ゴブリンの皮】と【ゴブリンの肉】、そして【ゴブリンの魔晶核】に。【コボルドの死体】が【コボルドの毛皮】と【コボルドの肉】、そして【コボルドの魔晶核】に分解されたではありませんか!!
......って【ゴブリンの肉】と【コボルドの肉】って何?食えるの???
全くもって食欲を湧いてこない名前の肉だな。しかもゴブリンの肉なんて絶対美味しくないだろ!
というわけで死体の解体問題は簡単に解決したのだった。
肉はインベントリに置いておいても時間停止のおかげで腐らないのでとりあえず放置。
......いや、食べないよ。
あと1時間ほどで日が暮れそうな頃合いに俺は森から町へと帰って来ることが出来た。もう疲れることもなく1時間以内で帰って来れるようになっている。そのため探索に時間をたくさん使えるという訳だ。今日は調子に乗って少し日暮れギリギリまでやってしまった。集中すると時間を忘れるのは生まれ変わっても変わらないようだ。
町へ帰ってきたその足で俺は採取したものを納品するためにギルドへと直行する。今日はレイナさんのカウンターが空いていたのでそちらへと向かう。絶対にレイナさんが良い!というわけではないのだが、何故だかレイナさんが一番安心するので自然と空いていればそこへと向かってしまう。まるで帰巣本能化のように吸い寄せられてしまうのだ。
「おかえりなさい、ユウトさん。本日はどうでしたか?」
「今日も採取は上々でした。これ、今日の分です」
そういうと俺はカウンターにレコベリ草とコンデの実をそれぞれ30個ずつバッグから取り出した。それをレイナさんはいつものように華麗な手捌きで鑑定し、依頼達成の情報をギルドカードへと記録してくれた。
「おめでとうございます!今回の依頼でランクアップされまして、Eランクへと昇格になりました」
なんと思ったよりも早くランクアップしていたようだ。もちろんランクアップ条件は公表されていないので何となくの予想を立てて5日ほどでランク上がる計算をしていたのだが想定よりも条件は緩かったみたいだ。
「それにしても冒険者になってから3日でランクアップはすごいですよ!毎日真面目に依頼を受けて、それで1週間ほどでようやくランクアップという方が多いんですよ。流石です、ユウトさん」
「あ、ありがとうございます!」
俺的には目立たないためにもうちょっと時間をかけようと思っていたので正直やらかしたという気持ちと嬉しいという気持ちが拮抗しているのだが、レイナさんに褒めてもらえたことで完全に嬉しいという気持ちが勝利を収めたようだ。
そういえば誰かに褒めてもらうのってすごく久しぶりな気がする...
褒めてもらうのって、良いな。
「そういえば、Eランクということは魔物の討伐依頼とかも受けることが出来るようになるんですよね?」
「はい、もちろん可能です。それにユウトさんはすでにゴブリンも討伐されているようなので戦力的にも全く問題ないと思います」
という訳でレイナさんのお墨付きももらえたことだし、明日からは魔物討伐の依頼を中心に受けていこうと思う。魔物討伐の依頼は今まで受けていた採取系の依頼に比べて大きく危険度が上がるが、その一方で報酬も大きく増えるのだ。これでお金もジャンジャン稼ぐことが出来るようになるわけだ。
「おい、お前」
急に背後から野太い声が聞こえる。何だろうと思い、後ろを振り返るとそこにはムキムキマッチョの男性が一人、鋭い目つきでこちらをにらみながら立っていた。身長も2m近くあるのではないだろうかという大柄の男はその体型とスキンヘッドという悪い意味でのベストマッチにより強烈な威圧感を放っていた。それに背中に背負っている大剣もその迫力に一役買っている。
あ~、絶対厄介事だろうな...
もうすでに俺は嫌気がさしていた。こういう展開は絶対に必要なのかと思うくらいには物語に出てくる、不良系冒険者に絡まれるというシーンそのものだった。「3日でランクアップとか調子に乗ってんな~!」とか言われるのかな、それとも「俺のレイナにデレデレしてんじゃねーぞ!!」って言われるのかな。まあどちらにしても面倒であることに変わりはない。
「あの、何でしょうか?」
「お前、俺様のレイナにデレデレしてんじゃねーぞ!殺すぞ!!」
わぁ~、予想的中!!!
いや、こんなことで当たっても全く嬉しくもなんともないな。
「もしかして、旦那さんか彼氏さん...ですか?」
俺はレイナさんに確認を取る。もし万が一、ないだろうけど本当にレイナさんの旦那さんか彼氏だった場合は俺に非がある。その場合は素直に謝罪しよう。
「...いえ、違います。この人はゲングというCランク冒険者で、いつも他の冒険者たちに難癖をつけては威圧的に絡んでくるので対処に困っているんですよ」
本当に予想通りのチンピラじゃねーか。ただ、ここで対応を間違うと後々さらに面倒な事態に発展しかねない。このゲングってやつは一応Cランク冒険者らしい、つまりはかなりの実力があるのかもしれないので念のために鑑定して確かめておこう。
=========================
名前:ゲング Lv.25
種族:ヒューマン
HP:2200 / 2200
MP:500 / 500
攻撃力:550
防御力:425
俊敏性:175
知力:43
運:25
称号:
スキル:
斧術Lv.4 物理攻撃耐性Lv.2 体術Lv.4 火属性魔法Lv.2 魔力操作Lv.2
威圧Lv.5 強化魔法Lv.4
=========================
異様な威圧感は見た目じゃなくて普通にスキルの効果だったのか。しかし俺にはあまり効いていないようだが、もしかして精神攻撃耐性の影響だろうか。なるほどね、威圧系のスキルは俺にはあまり効かないのか。
それにしても流石はCランク冒険者というべきか、レベルも高いしスキルやステータスもかなりのものである。2日前までの俺なら絶対に相手にならなかっただろうな。そう、"2日前"の俺ならな。
現在の俺はレベル13とこいつの半分しかないが、ステータスに関してはほぼ3倍に近い差があるのだ。いかに俺のステータスの伸び具合が異常であるかを改めて認識することが出来た。その点においてはこのチンピラに感謝だな。
...さて、一体どうしたものか。
あなたにおすすめの小説
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
レベル上限5の解体士 解体しかできない役立たずだったけど5レベルになったら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
前世で不慮な事故で死んだ僕、今の名はティル
異世界に転生できたのはいいけど、チートは持っていなかったから大変だった
孤児として孤児院で育った僕は育ての親のシスター、エレステナさんに何かできないかといつも思っていた
そう思っていたある日、いつも働いていた冒険者ギルドの解体室で魔物の解体をしていると、まだ死んでいない魔物が混ざっていた
その魔物を解体して絶命させると5レベルとなり上限に達したんだ。普通の人は上限が99と言われているのに僕は5おかしな話だ。
5レベルになったら世界が変わりました
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています