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冬は総括
重ね履きと妥協点
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私的には、球状タイプか、さっきの樽みたいな形のやつだよね。
でも、やっぱり球状の物の方がピッタリくるから、やっぱり第一希望は球状だよね。
「ちなみに~、マイが樽型って言ってる方は、アルミ削り出しだから、予算が倍くらいいるよぉ~」
これで球状一択だね。
それで、大きさなんだけど、ちょっとさっきのは小さいかなって気がするんだよね。なんか、握るっていうより掴む感じになっちゃってさ。
だからもう少し大きめの球状かな?
「確かに、私も少し小さいなって思ったよ」
だよね、燈梨もそう思うよね。
「あとは~、重さってのもあるからね~」
なに柚月、重さに何の関係があるの?
軽くすると、動きは良くなるけど、フィーリングには欠ける感じがあるんだって?
だけど重くすると、動きは若干鈍くなるけど、フィーリングは良くなるから、そこは考え方次第だって?
「ちなみに~、昔の純正のノブは重かったって聞いたことがあるよ~」
だって。確かにR32の純正は、私のは軽いけど、ちゃんとしてる柚月や結衣のやつは結構重めだったから、それでフィーリングを出してたんだろうね。
「軽量の球状ノブは~、FFベースのラリー車みたいに、フィーリングよりも素早さが求められる場合にベストらしいよ~」
なるほどね、ラリーって、テレビとかでしか見たことが無いけど、凄く素早いシフト操作してたもんね。しかし、なんでFFベースって言葉が出てきたの?
「マイさ~、ノートとかエッセ運転した時、ギアチェンジのフィーリング、どうだった~?」
燈梨と私は考え込んでいた。正直、私は記憶に無いんだよね、あれらの車って競技車だから、運転する時は競技に集中しててさ、シフトレバーの動きになんて意識がいってなかったからさ。
「確か、カチャカチャっとした感じだったかなぁ……」
燈梨が思い出すように言うと
「私はマイに訊いたのに~、燈梨ちゃんに答えられるなんてさ。後輩に助けられちゃって、マイは恥ずかしいなぁ~」
と、柚月が茶化して言った。
この野郎! 柚月め、そんな生意気な口がいつ叩ける様になったんだぁ? こうなったら、ヤッてやる!
「や~め~ろ~」
いーや、ここで軽くお仕置きしておかないとな。
マッハパンチからの回し蹴り、そこから、拾った針金ハンガーでのハンガーヌンチャク、ここまでは、柚月に動きを読まれてるから、間合いを取って奥義の波動拳、どうだ! 柚月め、私は波動拳が打てるんだぞ。
って、柚月の注意を波動拳に引き付けておいてから、背後に回り込んでの、胸掴みだー!
どうだ、柚月め! えいっ! このっ! どうだっ!
「ゴメンなさい~! 参りました~」
まったく、調子に乗りやがって。
今日は帰るまでパンツ没収だからな……って、コイツめ、パンツを重ね履きしてやがる。
「へっへーんだ! マイにやられてたまるかってんだー!」
バカか柚月は。
そんな事したら、2枚とも没収されるに決まってるだろ。
「や~め~ろ~!」
いいか柚月、今度そんな小賢しい真似したら、その場で1枚は燃やすからね。
それで、柚月、そのカチャカチャしたのと、どう関係があるの?
さっさと続きを言わないと、1枚目のパンツは、そこの廃油が入ってるドラム缶の中に華麗にインしちゃうよ。
どうやら柚月が話したところによると、FFやそれをベースにした4WDは、シフトレバーの動きを、ワイヤーでミッションに伝えてるため、FR車のそれより、どうしても構造上、ダイレクト感が無くて、フィーリングという点では、物足りないらしい。
だから、フィーリングを若干犠牲にしても、素早いシフト操作に特化するっていう考え方も、競技に限って言えばアリらしい。
確かに、結衣のR32や、セフィーロのミッション載せ替え作業もやったけど、あれらFR系の車って、ミッションの後端からシフトレバーが生えてたもんね。
それに対してノートとかのFF車って、エンジンの脇にミッションが横向きにくっついてたから、ダイレクトにミッションに伝えてる訳じゃなかったのね。
「FRの場合~、元がダイレクトだから、フィーリングを若干犠牲にして、操作性に振るって考え方もアリだけどね~」
なるほど、重さってのも重要だな。
ちょっとそこにある車で試してみよう。
うん……なるほど、これが重めのノブって事だね。
そうなると、重めという要素も入ってくるなぁ。
球状で、大きめで重めか、そして素材に関しては、金属製は冷たくなるし、となると夏場は
「当然~、熱くなるよね~」
そうなると却下だな。
球状で、大きめで重め、そして素材は金属以外……か。
「今~、手に入りやすいものの中では~、この条件全部を満たすのは無いよね~」
そうなのか……。
となると、どこかで妥協するしかないよね。
まず妥協したくないのは形状と、素材だよね。形状で妥協すると、何のためのシフトノブ交換なのか分からないし、素材で妥協すると、真夏と真冬は雑巾巻いて運転しなくちゃならなくなるし。
だから、残りの2つのポイントでの妥協だね。
まぁ、ここら辺は、実際にお店に並んでいる物を見て、決めていく感じなんだろうね。
え? なに柚月。ちなみに、重すぎるシフトノブは、例えばクラッチが切りきれてない場合とか、本来なら入っちゃいけない場合にも重さで強引に入れられたりするから、ミッションを痛める要因になるって言われてるけど、今の市販品にそんなメチャクチャに重いシフトノブは無いから、そんなに気にする事は無いって?
よし、これで選びに行けるよね。
燈梨、早速今からカー用品店に2人で行って、キャッキャウフフ……じゃなかった、頬寄せ合ってシフトノブ選びしなくちゃ。
「パンツ返せよ~!」
あれ? 柚月いたの?
今から私、燈梨とカー用品店に行かなきゃならないから、柚月、お疲れちゃんっ!
「待て~!」
なんだよ柚月、もう、柚月の役目は終わったんだよ。早く家に帰って時代劇専門チャンネルでも見てれば? はい、パンツ。
「私も行く~!」
大丈夫だよ、柚月。道案内して貰わなくても道順は分かってるからさ。
「私も行くんだ~!」
来なくていいよ。
ほら、みんなでゾロゾロ行っても、駐車場が満車で入れないかもしれないし。
「今日は平日だよー!」
そうだっけ? それじゃぁね、柚月ー。
「待てー!」
ダッシュで出口に向かおうとした私達を見たおじさんが、ニコニコしながら呼び止めた。
「懐かしいシフトノブ付けた車があるからさ。ちょっと見ていきなよ」
懐かしいって、どう懐かしいんだろ。
私らはみんな今年免許取ったばかりなんだけどなぁ……と思いながらおじさんについて行くと、奥には濃い緑色の車が置かれていた。
この角度から見るのは初めてだけど、これってケンメリスカイラインだね。
「おおっ、よく知ってるねぇ」
一応、夏休みにスカイラインの博物館に行ったから、知ってますよ。
でもって、通常のGTを見るのは初めてだねぇ……ってよく見ると、フロントが短いから、これって4気筒のGLじゃない?
おじさんが言うには、長らく空き家になってた家を取り壊した時に、車庫から出てきたんだって。
ドアを開けて、当時のまま時間が止まったかのような室内に入って、シフトレバーの所を見ると、なんか違和感のある光景があったよ。
シフトノブの形は、昔の純正品にありがちな、縦長で下が窄まってる感じのノブなんだけど、その素材が、何なのかは分からないけど透明で、透き通ってるんだよ。
そして、その真ん中あたりには、赤、青、黄色、紫などの花が咲いていて、緑の草が一面に生えてるような飾りがあって、上からでも横からでも見えるようになってるんだよ。
確か、これって、婆ちゃんの部屋で見たような気がする。
婆ちゃんの部屋のはシフトノブじゃなくて、もっと平らなガラス製のお饅頭みたいな形で、結構ずっしり重いから、婆ちゃんは、文鎮だって言って使ってた気がする。
コレの名前って……確か……。
「なに、このノブの細工って?」
燈梨が言った瞬間に思い出した。
コレの名前は
愛の水中花《すいちゅうか》だったと思う。
「おおっ! よく知ってるねぇ。でも『愛の』はいらないぞ。愛の水中花は、歌の名前だからな。正確には『水中花シフトノブ』だよ」
おじさんが言うには、1970年代の終わりから80年代の前半にかけて流行ったものだそうだ。
「今でも残ってはいるけどよぉ、トラッカー用の長いやつばっかりなんだよ。あとは趣味の悪いドリ車用な。どっちもミッションを壊すだけで良いことが無い。それに対して、こっちは無意味ながらも機能美を感じるだろぉ」
確かに、柚月がスマホで見せてくれた、ドリ車用のやつとかは、だったら、昔のタクシーが使ってたコラムシフトにでも改造した方が良くね? って感じだけどさ、こっちのは、あくまで純正に近い形の中に、お洒落が散りばめられてる感じがして、ちょっと好感が持てたよ。
まぁ、私の趣味じゃないけどね。
でも、やっぱり球状の物の方がピッタリくるから、やっぱり第一希望は球状だよね。
「ちなみに~、マイが樽型って言ってる方は、アルミ削り出しだから、予算が倍くらいいるよぉ~」
これで球状一択だね。
それで、大きさなんだけど、ちょっとさっきのは小さいかなって気がするんだよね。なんか、握るっていうより掴む感じになっちゃってさ。
だからもう少し大きめの球状かな?
「確かに、私も少し小さいなって思ったよ」
だよね、燈梨もそう思うよね。
「あとは~、重さってのもあるからね~」
なに柚月、重さに何の関係があるの?
軽くすると、動きは良くなるけど、フィーリングには欠ける感じがあるんだって?
だけど重くすると、動きは若干鈍くなるけど、フィーリングは良くなるから、そこは考え方次第だって?
「ちなみに~、昔の純正のノブは重かったって聞いたことがあるよ~」
だって。確かにR32の純正は、私のは軽いけど、ちゃんとしてる柚月や結衣のやつは結構重めだったから、それでフィーリングを出してたんだろうね。
「軽量の球状ノブは~、FFベースのラリー車みたいに、フィーリングよりも素早さが求められる場合にベストらしいよ~」
なるほどね、ラリーって、テレビとかでしか見たことが無いけど、凄く素早いシフト操作してたもんね。しかし、なんでFFベースって言葉が出てきたの?
「マイさ~、ノートとかエッセ運転した時、ギアチェンジのフィーリング、どうだった~?」
燈梨と私は考え込んでいた。正直、私は記憶に無いんだよね、あれらの車って競技車だから、運転する時は競技に集中しててさ、シフトレバーの動きになんて意識がいってなかったからさ。
「確か、カチャカチャっとした感じだったかなぁ……」
燈梨が思い出すように言うと
「私はマイに訊いたのに~、燈梨ちゃんに答えられるなんてさ。後輩に助けられちゃって、マイは恥ずかしいなぁ~」
と、柚月が茶化して言った。
この野郎! 柚月め、そんな生意気な口がいつ叩ける様になったんだぁ? こうなったら、ヤッてやる!
「や~め~ろ~」
いーや、ここで軽くお仕置きしておかないとな。
マッハパンチからの回し蹴り、そこから、拾った針金ハンガーでのハンガーヌンチャク、ここまでは、柚月に動きを読まれてるから、間合いを取って奥義の波動拳、どうだ! 柚月め、私は波動拳が打てるんだぞ。
って、柚月の注意を波動拳に引き付けておいてから、背後に回り込んでの、胸掴みだー!
どうだ、柚月め! えいっ! このっ! どうだっ!
「ゴメンなさい~! 参りました~」
まったく、調子に乗りやがって。
今日は帰るまでパンツ没収だからな……って、コイツめ、パンツを重ね履きしてやがる。
「へっへーんだ! マイにやられてたまるかってんだー!」
バカか柚月は。
そんな事したら、2枚とも没収されるに決まってるだろ。
「や~め~ろ~!」
いいか柚月、今度そんな小賢しい真似したら、その場で1枚は燃やすからね。
それで、柚月、そのカチャカチャしたのと、どう関係があるの?
さっさと続きを言わないと、1枚目のパンツは、そこの廃油が入ってるドラム缶の中に華麗にインしちゃうよ。
どうやら柚月が話したところによると、FFやそれをベースにした4WDは、シフトレバーの動きを、ワイヤーでミッションに伝えてるため、FR車のそれより、どうしても構造上、ダイレクト感が無くて、フィーリングという点では、物足りないらしい。
だから、フィーリングを若干犠牲にしても、素早いシフト操作に特化するっていう考え方も、競技に限って言えばアリらしい。
確かに、結衣のR32や、セフィーロのミッション載せ替え作業もやったけど、あれらFR系の車って、ミッションの後端からシフトレバーが生えてたもんね。
それに対してノートとかのFF車って、エンジンの脇にミッションが横向きにくっついてたから、ダイレクトにミッションに伝えてる訳じゃなかったのね。
「FRの場合~、元がダイレクトだから、フィーリングを若干犠牲にして、操作性に振るって考え方もアリだけどね~」
なるほど、重さってのも重要だな。
ちょっとそこにある車で試してみよう。
うん……なるほど、これが重めのノブって事だね。
そうなると、重めという要素も入ってくるなぁ。
球状で、大きめで重めか、そして素材に関しては、金属製は冷たくなるし、となると夏場は
「当然~、熱くなるよね~」
そうなると却下だな。
球状で、大きめで重め、そして素材は金属以外……か。
「今~、手に入りやすいものの中では~、この条件全部を満たすのは無いよね~」
そうなのか……。
となると、どこかで妥協するしかないよね。
まず妥協したくないのは形状と、素材だよね。形状で妥協すると、何のためのシフトノブ交換なのか分からないし、素材で妥協すると、真夏と真冬は雑巾巻いて運転しなくちゃならなくなるし。
だから、残りの2つのポイントでの妥協だね。
まぁ、ここら辺は、実際にお店に並んでいる物を見て、決めていく感じなんだろうね。
え? なに柚月。ちなみに、重すぎるシフトノブは、例えばクラッチが切りきれてない場合とか、本来なら入っちゃいけない場合にも重さで強引に入れられたりするから、ミッションを痛める要因になるって言われてるけど、今の市販品にそんなメチャクチャに重いシフトノブは無いから、そんなに気にする事は無いって?
よし、これで選びに行けるよね。
燈梨、早速今からカー用品店に2人で行って、キャッキャウフフ……じゃなかった、頬寄せ合ってシフトノブ選びしなくちゃ。
「パンツ返せよ~!」
あれ? 柚月いたの?
今から私、燈梨とカー用品店に行かなきゃならないから、柚月、お疲れちゃんっ!
「待て~!」
なんだよ柚月、もう、柚月の役目は終わったんだよ。早く家に帰って時代劇専門チャンネルでも見てれば? はい、パンツ。
「私も行く~!」
大丈夫だよ、柚月。道案内して貰わなくても道順は分かってるからさ。
「私も行くんだ~!」
来なくていいよ。
ほら、みんなでゾロゾロ行っても、駐車場が満車で入れないかもしれないし。
「今日は平日だよー!」
そうだっけ? それじゃぁね、柚月ー。
「待てー!」
ダッシュで出口に向かおうとした私達を見たおじさんが、ニコニコしながら呼び止めた。
「懐かしいシフトノブ付けた車があるからさ。ちょっと見ていきなよ」
懐かしいって、どう懐かしいんだろ。
私らはみんな今年免許取ったばかりなんだけどなぁ……と思いながらおじさんについて行くと、奥には濃い緑色の車が置かれていた。
この角度から見るのは初めてだけど、これってケンメリスカイラインだね。
「おおっ、よく知ってるねぇ」
一応、夏休みにスカイラインの博物館に行ったから、知ってますよ。
でもって、通常のGTを見るのは初めてだねぇ……ってよく見ると、フロントが短いから、これって4気筒のGLじゃない?
おじさんが言うには、長らく空き家になってた家を取り壊した時に、車庫から出てきたんだって。
ドアを開けて、当時のまま時間が止まったかのような室内に入って、シフトレバーの所を見ると、なんか違和感のある光景があったよ。
シフトノブの形は、昔の純正品にありがちな、縦長で下が窄まってる感じのノブなんだけど、その素材が、何なのかは分からないけど透明で、透き通ってるんだよ。
そして、その真ん中あたりには、赤、青、黄色、紫などの花が咲いていて、緑の草が一面に生えてるような飾りがあって、上からでも横からでも見えるようになってるんだよ。
確か、これって、婆ちゃんの部屋で見たような気がする。
婆ちゃんの部屋のはシフトノブじゃなくて、もっと平らなガラス製のお饅頭みたいな形で、結構ずっしり重いから、婆ちゃんは、文鎮だって言って使ってた気がする。
コレの名前って……確か……。
「なに、このノブの細工って?」
燈梨が言った瞬間に思い出した。
コレの名前は
愛の水中花《すいちゅうか》だったと思う。
「おおっ! よく知ってるねぇ。でも『愛の』はいらないぞ。愛の水中花は、歌の名前だからな。正確には『水中花シフトノブ』だよ」
おじさんが言うには、1970年代の終わりから80年代の前半にかけて流行ったものだそうだ。
「今でも残ってはいるけどよぉ、トラッカー用の長いやつばっかりなんだよ。あとは趣味の悪いドリ車用な。どっちもミッションを壊すだけで良いことが無い。それに対して、こっちは無意味ながらも機能美を感じるだろぉ」
確かに、柚月がスマホで見せてくれた、ドリ車用のやつとかは、だったら、昔のタクシーが使ってたコラムシフトにでも改造した方が良くね? って感じだけどさ、こっちのは、あくまで純正に近い形の中に、お洒落が散りばめられてる感じがして、ちょっと好感が持てたよ。
まぁ、私の趣味じゃないけどね。
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