3 / 97
1章 温故知新
2話 ゲームは買うまでが一番楽しい
しおりを挟む
「いらっしゃいませ~」
あれから、俺は高校に進学してすぐ家の近くのスーパーでアルバイトを始めた。
時給もまあまあよく、近いので即決した。
なぜ、アルバイトをこんなに早くから始めたかというと欲しいゲームがあるからだ。
子供じみた理由だと思うかもしれないし、ゲームくらい買えるだろと思う人もいるかもしれない、だがそのゲームの値段がかなり高く10万円するゲーム機で高校生にはなかなか手が出しづらい。それに男なんていつまでも子供なのである。
「すみませんお豆腐どこにあるかわかりますか?」
「あ、豆腐ですね。こちらになります~」
そして、今日ついにそれを買う資金が集まったのだ。10万貯めるのにかなり苦労した。欲しいものがあるって言ってもあんまり働きたくないから週2でなんとか手を打ってもらって・・。
「♪♪♪♪」
営業の終了の音楽が店内に鳴り響く。
すぐに着替えをすませ俺はよく行くゲームショップに軽快に自転車を走らせる。
ゲームショップの入り口を抜けレジに向かう。
なぜいきなりレジに向かうか、それは今回買うゲーム機は大きいのでその場では持って帰れない、一旦注文票に必要事項を記入し金額を払ってから後日家に直接届けてもらうシステムになっている。
「すいませーん」
閉店間際だったので、お客さんがほかにいなかった。まぁ田舎のゲームショップという理由の方が強いかもしれんけど……
「いらっしゃいませ」
と一人の店員さんが裏から出てきた。
「あの今日発売の」
「あ、はいCRですね」
こちらの言うことを読んでいたかのように店員さんは用紙とペンを手際よく出した。
「こちらの用紙にご記入ください」
「あ、ありがとうございます」
俺は用紙に必要事項を記入していく。
CR <Capsule Reading>の略で、2100年初頭に日本のメーカーが満を持して発売したwhole body型ゲーム機だ。今回はその第2弾だ。昔流行った、酸素カプセルみたいな形状をしていて、人一人入れるくらいの大きさがある。なので、その場で持ち帰ることができない。
whole body型 その名の通り全身をスキャンしてそのままアバターを作る仕様で、第1弾では、五感を外装や内装に組み込んだものだったが、第2弾では五感+体の組織まで組み込まれたものになっている。
第1弾が出た当初はゲームとしてはとんでもない値段だったので、持っている人が少なかったが、徐々に今の値段あたりまで落ち着いたので最近では結構主流なものになっている。その中でもCRはカプセル型で見た目もかっこよく、値段もそこそこなの、初めて買うなら無難なところである。それに最初の会社なので信頼もある。
「書き終わりました」
俺はペンを置き、用紙を店員さんに渡す。
店員さんは用紙を一通り眺めたら、用紙をバインダーに挟む。
「お値段が税込102700円になります」
現金で103000円を払う。
「お釣り3百円になります」
「こちら控えになりますので無くさずお持ちください」
「どうも」
店を出る。
「ありがとうございました~」
もう辺りは真っ暗で街灯も数本しか光ってなくなんか嫌な感じを覚えた、この辺りは市街地から少し外れたところで田畑があるような場所だ街灯も少ない。
自転車を走らせ数分すると宝くじ売り場が見えてくる。
もう夜10時を廻ってるのにやってるなんて珍しいと思っていると、ふとさっきもらったお釣りを思い出す。
「そういえばさっきのお釣り3百円だったなぁ……ちょうどいいから1枚買ってみるか」
宝くじ売り場の近くに自転車を止め、売り場へ向かう。
「すみませーん」
少しすると裏から40代半ばの女性の店員が出てくる。
「ごめんなさいねぇ。この時間帯人が滅多に来ないから」
「1枚買いたいんですけど」
「どちらの宝くじにします?」
「うーん」
宝くじは買うのが初めてでどれがいいのかさっぱりわからない。
まあ1枚しか買わないからなんでもいいやと思い。
「じゃあ、1等の当選金額が高いやつでお願いします」
「わかりました、300円になります」
お金を払うと、店員さんは窓口から1枚宝くじを手渡す。
「当選日は来月になりますので、ネットもしくは宝くじ売り場でお確かめください」
「分かりました」
昔は宝くじはこういった売り場で買うのが主流だったらしいが、今の宝くじはほとんどネットでやるのが普通になっていて、こうやって店を出しているところはもうほとんど無い。
自転車を再び漕ぎ出し帰途に着く。
途中チェーンが外れて、危うく怪我をするところだった。
自転車変えたい……
**
「いらっしゃいませ~」
あれから3日たった、ゲーム機が届くのは2週間後なので気長に待っているところである。
今日は土曜日、バイトは昼までで今日はCRのカセットをけんと一緒に買いに行く予定だ。けんも俺と同じくらいの日に買っているので届くのは2週間くらいかかるそうだ。
ちなみに、けんも俺と同じくらいゲームが好きで、好きなゲームだとずっとやってるからよく親に怒られてるのを聞いている。
なぜって聞けるかって? そりゃ家隣同士だからね。
うちの母親とけんの母親は幼馴染だったらしく、家を買った時たまたま隣同士だったらしい。
どんな偶然だよと俺は思ったが、中学に入った頃にはこんなこともあるだろうと思えるようになっていたけど……
「そろそろ上がりなよ~」
店長が、声をかけてくる。
「はーい。この作業終わったら上がります」
ちなみに俺の仕事はスーパーの中の惣菜売り場で、今は揚げ物をパックに詰めてシールを張っている。
作業を終わらせ、タイムカードをスキャンし待ち合わせの場所まで自転車を走らす。
**
「お、時間ぴったしだねぇ」
「すまんちょっと遅れた」
意外と作業を終えるのに時間を取られ待ち合わせ時間ギリギリになってしまった。
「最初は昼ごはんからにする?」
「そうだな、お腹空いてるし」
俺たちは近くのファミレスで食事を済ませ、俺がCRを買ったあのゲームショップまで自転車を走らせる。
てか、この辺りではあそこが1番近いゲームショップがそこになる。
お店に入りそのゲームが売られているところに足を運ぶ。
有名企業が出したゲームや人気作品は表に堂々と構えているが、俺らが欲しているゲームはその裏側に置いてある。
「これだね」
「OOPARTSオンライン」
CDMMORPG<Cell Dive Massively Multiplayer Online Role-Playing Game>
OOPARTS<オーパーツ>
CRを開発した会社が出したゲームで、CR専用オンラインゲームである。
CDMMORPGの中でも、このOOPARTSが凄いのが自由度の高さだ。
ほとんど現実世界で暮らしているのと相違ないくらい充実していて、現実世界に戻りたく無いといって2週間ゲームに潜り続けて脱水症状で死亡した例もあるくらいだ。
そして、もう1つ、
それは、再現度である。
CRを使った五感で食べ物や飲み物の味や匂いが分かり、第2弾で追加された組織(細胞)。
これはその人の頭から足の指の先までの筋肉量、体重、身長、視力、体内の水分量、心肺機能、肺活量、声帯からの声質など様々な観点からアバターを形成するので、現実世界での自分をゲーム世界で動かすのと同じである。
初期ステータスでは例えば現実で短距離の速い人は、ゲームでも移動速度が早くなったり、逆に長距離が得意だと走るためのスタミナが多かったりと、初期ステータスに人それぞれの値が上乗せされる。
なので、発売当初はみんなジムやランニングに励む人が急増し、たびたびニュースにもなった。
CRを五感だけでアバターを作りたいという人も、初期ステータスにプラス要素がなくなるが対応はしている。
外見はいじることが可能になっているが、大多数の人が自分の顔や身長でアバターを作っていた。(ただルックスはほとんどの人が変えている……)
種族は人間しか無いが、職業と属性値はとんでもない種類がある。
別にモンスターを倒し強くなるという道もあるが、ある人は商人になったり、またある人は宿屋や酒場などを経営したり、ガーデニングや、散歩するだけだったりと多種多様である。
「OOPARTSは2点で税込13720円です」
俺は事前にけんにゲーム1本の値段分は渡していたので、払ってもらう。
「14020円ですね、お釣りの300円になります」
**
来た道を自転車で漕いでいると。
以前行った宝くじ売り場が見えてくる、そして思う。そういえばさっきもお釣りは300円だった・・・
だが、今回は俺の金では無いので特に何も言わず漕いでいた、するとけんは宝くじ売り場の前で自転車を止める。
「さっきのお釣りで宝くじ買ってもいいかな?」
「全然いいよ」
こんな偶然あるのかと思いはしたが、ぶっちゃけ小学校の時の方が衝撃が大きすぎてこんなの特に何も感じなくなっていた。
けんが買って来たのは俺の買ったやつではなく、2番目に1等の当選金額が高いやつだった。
ま、そこまでは一緒じゃないか。
「次、どこに行こうか」
「うーん、ゲーム買うのが目的だったからなあー。この後のこと全く考えてなかった」
腕時計を見るとまだ午後3時だった。帰るには、まだ早い。
「カラオケでも行くか?」
俺は提案する。
「お!いいねぇ。久しぶりに行こう」
**
歌いすぎた。時刻は午後7時、あの後夜ご飯も食べて以外といい時間になっていた。
俺は家の扉を開ける。
「ただまぁー」
あ、今日妹は習い事でいなかったんだ。
俺は喉が乾いたので、キッチンに向かう。
「おかえりぃー」
透き通った声、そして柔らかな口調で俺を出迎えたのはある1人の人物だった。
「帰ってたんだ。母さん」
あれから、俺は高校に進学してすぐ家の近くのスーパーでアルバイトを始めた。
時給もまあまあよく、近いので即決した。
なぜ、アルバイトをこんなに早くから始めたかというと欲しいゲームがあるからだ。
子供じみた理由だと思うかもしれないし、ゲームくらい買えるだろと思う人もいるかもしれない、だがそのゲームの値段がかなり高く10万円するゲーム機で高校生にはなかなか手が出しづらい。それに男なんていつまでも子供なのである。
「すみませんお豆腐どこにあるかわかりますか?」
「あ、豆腐ですね。こちらになります~」
そして、今日ついにそれを買う資金が集まったのだ。10万貯めるのにかなり苦労した。欲しいものがあるって言ってもあんまり働きたくないから週2でなんとか手を打ってもらって・・。
「♪♪♪♪」
営業の終了の音楽が店内に鳴り響く。
すぐに着替えをすませ俺はよく行くゲームショップに軽快に自転車を走らせる。
ゲームショップの入り口を抜けレジに向かう。
なぜいきなりレジに向かうか、それは今回買うゲーム機は大きいのでその場では持って帰れない、一旦注文票に必要事項を記入し金額を払ってから後日家に直接届けてもらうシステムになっている。
「すいませーん」
閉店間際だったので、お客さんがほかにいなかった。まぁ田舎のゲームショップという理由の方が強いかもしれんけど……
「いらっしゃいませ」
と一人の店員さんが裏から出てきた。
「あの今日発売の」
「あ、はいCRですね」
こちらの言うことを読んでいたかのように店員さんは用紙とペンを手際よく出した。
「こちらの用紙にご記入ください」
「あ、ありがとうございます」
俺は用紙に必要事項を記入していく。
CR <Capsule Reading>の略で、2100年初頭に日本のメーカーが満を持して発売したwhole body型ゲーム機だ。今回はその第2弾だ。昔流行った、酸素カプセルみたいな形状をしていて、人一人入れるくらいの大きさがある。なので、その場で持ち帰ることができない。
whole body型 その名の通り全身をスキャンしてそのままアバターを作る仕様で、第1弾では、五感を外装や内装に組み込んだものだったが、第2弾では五感+体の組織まで組み込まれたものになっている。
第1弾が出た当初はゲームとしてはとんでもない値段だったので、持っている人が少なかったが、徐々に今の値段あたりまで落ち着いたので最近では結構主流なものになっている。その中でもCRはカプセル型で見た目もかっこよく、値段もそこそこなの、初めて買うなら無難なところである。それに最初の会社なので信頼もある。
「書き終わりました」
俺はペンを置き、用紙を店員さんに渡す。
店員さんは用紙を一通り眺めたら、用紙をバインダーに挟む。
「お値段が税込102700円になります」
現金で103000円を払う。
「お釣り3百円になります」
「こちら控えになりますので無くさずお持ちください」
「どうも」
店を出る。
「ありがとうございました~」
もう辺りは真っ暗で街灯も数本しか光ってなくなんか嫌な感じを覚えた、この辺りは市街地から少し外れたところで田畑があるような場所だ街灯も少ない。
自転車を走らせ数分すると宝くじ売り場が見えてくる。
もう夜10時を廻ってるのにやってるなんて珍しいと思っていると、ふとさっきもらったお釣りを思い出す。
「そういえばさっきのお釣り3百円だったなぁ……ちょうどいいから1枚買ってみるか」
宝くじ売り場の近くに自転車を止め、売り場へ向かう。
「すみませーん」
少しすると裏から40代半ばの女性の店員が出てくる。
「ごめんなさいねぇ。この時間帯人が滅多に来ないから」
「1枚買いたいんですけど」
「どちらの宝くじにします?」
「うーん」
宝くじは買うのが初めてでどれがいいのかさっぱりわからない。
まあ1枚しか買わないからなんでもいいやと思い。
「じゃあ、1等の当選金額が高いやつでお願いします」
「わかりました、300円になります」
お金を払うと、店員さんは窓口から1枚宝くじを手渡す。
「当選日は来月になりますので、ネットもしくは宝くじ売り場でお確かめください」
「分かりました」
昔は宝くじはこういった売り場で買うのが主流だったらしいが、今の宝くじはほとんどネットでやるのが普通になっていて、こうやって店を出しているところはもうほとんど無い。
自転車を再び漕ぎ出し帰途に着く。
途中チェーンが外れて、危うく怪我をするところだった。
自転車変えたい……
**
「いらっしゃいませ~」
あれから3日たった、ゲーム機が届くのは2週間後なので気長に待っているところである。
今日は土曜日、バイトは昼までで今日はCRのカセットをけんと一緒に買いに行く予定だ。けんも俺と同じくらいの日に買っているので届くのは2週間くらいかかるそうだ。
ちなみに、けんも俺と同じくらいゲームが好きで、好きなゲームだとずっとやってるからよく親に怒られてるのを聞いている。
なぜって聞けるかって? そりゃ家隣同士だからね。
うちの母親とけんの母親は幼馴染だったらしく、家を買った時たまたま隣同士だったらしい。
どんな偶然だよと俺は思ったが、中学に入った頃にはこんなこともあるだろうと思えるようになっていたけど……
「そろそろ上がりなよ~」
店長が、声をかけてくる。
「はーい。この作業終わったら上がります」
ちなみに俺の仕事はスーパーの中の惣菜売り場で、今は揚げ物をパックに詰めてシールを張っている。
作業を終わらせ、タイムカードをスキャンし待ち合わせの場所まで自転車を走らす。
**
「お、時間ぴったしだねぇ」
「すまんちょっと遅れた」
意外と作業を終えるのに時間を取られ待ち合わせ時間ギリギリになってしまった。
「最初は昼ごはんからにする?」
「そうだな、お腹空いてるし」
俺たちは近くのファミレスで食事を済ませ、俺がCRを買ったあのゲームショップまで自転車を走らせる。
てか、この辺りではあそこが1番近いゲームショップがそこになる。
お店に入りそのゲームが売られているところに足を運ぶ。
有名企業が出したゲームや人気作品は表に堂々と構えているが、俺らが欲しているゲームはその裏側に置いてある。
「これだね」
「OOPARTSオンライン」
CDMMORPG<Cell Dive Massively Multiplayer Online Role-Playing Game>
OOPARTS<オーパーツ>
CRを開発した会社が出したゲームで、CR専用オンラインゲームである。
CDMMORPGの中でも、このOOPARTSが凄いのが自由度の高さだ。
ほとんど現実世界で暮らしているのと相違ないくらい充実していて、現実世界に戻りたく無いといって2週間ゲームに潜り続けて脱水症状で死亡した例もあるくらいだ。
そして、もう1つ、
それは、再現度である。
CRを使った五感で食べ物や飲み物の味や匂いが分かり、第2弾で追加された組織(細胞)。
これはその人の頭から足の指の先までの筋肉量、体重、身長、視力、体内の水分量、心肺機能、肺活量、声帯からの声質など様々な観点からアバターを形成するので、現実世界での自分をゲーム世界で動かすのと同じである。
初期ステータスでは例えば現実で短距離の速い人は、ゲームでも移動速度が早くなったり、逆に長距離が得意だと走るためのスタミナが多かったりと、初期ステータスに人それぞれの値が上乗せされる。
なので、発売当初はみんなジムやランニングに励む人が急増し、たびたびニュースにもなった。
CRを五感だけでアバターを作りたいという人も、初期ステータスにプラス要素がなくなるが対応はしている。
外見はいじることが可能になっているが、大多数の人が自分の顔や身長でアバターを作っていた。(ただルックスはほとんどの人が変えている……)
種族は人間しか無いが、職業と属性値はとんでもない種類がある。
別にモンスターを倒し強くなるという道もあるが、ある人は商人になったり、またある人は宿屋や酒場などを経営したり、ガーデニングや、散歩するだけだったりと多種多様である。
「OOPARTSは2点で税込13720円です」
俺は事前にけんにゲーム1本の値段分は渡していたので、払ってもらう。
「14020円ですね、お釣りの300円になります」
**
来た道を自転車で漕いでいると。
以前行った宝くじ売り場が見えてくる、そして思う。そういえばさっきもお釣りは300円だった・・・
だが、今回は俺の金では無いので特に何も言わず漕いでいた、するとけんは宝くじ売り場の前で自転車を止める。
「さっきのお釣りで宝くじ買ってもいいかな?」
「全然いいよ」
こんな偶然あるのかと思いはしたが、ぶっちゃけ小学校の時の方が衝撃が大きすぎてこんなの特に何も感じなくなっていた。
けんが買って来たのは俺の買ったやつではなく、2番目に1等の当選金額が高いやつだった。
ま、そこまでは一緒じゃないか。
「次、どこに行こうか」
「うーん、ゲーム買うのが目的だったからなあー。この後のこと全く考えてなかった」
腕時計を見るとまだ午後3時だった。帰るには、まだ早い。
「カラオケでも行くか?」
俺は提案する。
「お!いいねぇ。久しぶりに行こう」
**
歌いすぎた。時刻は午後7時、あの後夜ご飯も食べて以外といい時間になっていた。
俺は家の扉を開ける。
「ただまぁー」
あ、今日妹は習い事でいなかったんだ。
俺は喉が乾いたので、キッチンに向かう。
「おかえりぃー」
透き通った声、そして柔らかな口調で俺を出迎えたのはある1人の人物だった。
「帰ってたんだ。母さん」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる