15 / 97
2章 転生、新たな出会い
14話 シロネ・ラム
しおりを挟む
俺は絶句していた。
そう俺は宿屋の扉を開けたはずだ…そうそのはずだ。
扉を開けた先に店主らしき人が店番をしている、ガタイの良いワイルドイケメン風な男なのだが服と靴が女性物である。
さらに化粧もしており、化粧素人の俺が見てもうまいと思った。
ベタベタに塗るわけでもなく薄くもない、程よい中間量の塗りで自然体に合わせている。
他に従業員が見当たらないのですごい不安を覚えたが、入ってしまった以上仕方がない。
そう俺が覚悟を決めた瞬間ーー
「あら~いらっしゃい。こんな店に人なんて珍しいわね」
こちらを舐め回すような目で見てくる。ただ見るというよりかは見定めると言った方が良いかもしれんが…
「今日は2人でいいかしらぁ~」
この人、シロネの存在を。俺は無意識の内に店主を睨みつけてしまった。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よぉ~」
と、微笑みかけてくるが一瞬の隙がない。この人はシロネまではいかなくても相当な実力を持っている。
するとシロネは、スゥッと音もなく影から姿を現す。
「久しぶりじゃの、ホルド」
シロネが現れるとホルドという奴はパッとさっきの笑みとは違う満面の笑みでカウンターから思いっきりシロネに抱きつく。
「シロネちゃ~ん久しぶり~」
「ああぁ痛い痛いのじゃー」
シロネは抱きつきから逃れようとするがそれを許さない。
どんな腕力してんだこの人…
そのあと10分くらいずっと抱きつかれていた、途中からあごひげジョリジョリというわけの分からん攻撃でシロネを瀕死の状態まで追い込んでいた。
**
今は両者ともやっと落ち着きを取り戻していた。
「初めまして、アキトといいます」
俺は挨拶する。
「よろくね、私はこの宿屋パイオニアの店主ホルドよ♪」
「ちなみにシロネちゃんとは昔からの仲なの、まぁ最近は全然来てくれなくて寂しかったけどね…」
ホルドさんは一瞬表情が下を向くがすぐに笑顔に戻る。
シロネはちなみに先に部屋のベッドで寝ている。さっきの抱きつきによりノックアウトである。
ホルドさん店主の宿屋パイオニアは1階が食堂兼酒場で2階に寝起きする為の部屋がある。
だが、この時間はほとんど客が居ない。たまに独り身の客が1杯飲んで出て行く程度だ。
今は1階のカウンターテーブルに座りホルドさんと会話している。
ホルドさんは俺が頼んだ昼ごはんを作りながら喋っているーー器用な人だ。
「アキトちゃんはシロネちゃんとどういう仲なの?」
至極単純な質問、しかも目はふざけた感じではない。表向きはおちょくっているように 見えなくもないが瞳の奥深くに見えるそれは尋常ではないくらいの威圧感を持つ、それを料理しながら向けてくる。
俺は回答を思案する、背中から生暖かい汗が1度も停止することなく滴る。
お腹も良いぐいあいに空いてるのもあってか頭がよく回る。
だが、思案した結果ーー
斜め上な回答をするよりかは直球で問題ない、どうせ考えたところで相手の考えなんて分かるわけないのだから。
「ーー友達です」
これ、めっちゃ恥ずかしいのな、こういうことは世界どこでも変わらないものだ。
「…そう」
そのままホルドさんは出来た料理をカウンターに並べる。
おぉこれはめっちゃ美味しそうな匂いに、見た目、すべてが完璧である。
ただめっちゃ量は多いがーーそんなことは杞憂に終わる。
俺は出された料理を10分足らずで食べ終わり、今は食後のデザートと何の果実か分からない飲み物をいただいている。
あれからホルドさんは店の裏の食材を取りに行くと言って20分ほど経っている。
ちょうどデザートを食べ終わった時ホルドさんは戻って来た。
俺はお昼ごはのお礼を告げようと思った時ーー
「ちょっと話しておきたいことがあるの。アキトちゃんを見込んでね」
減っていた飲み物を継ぎ足してくれる。
「シロネについてですか?…」
ホルドさんはその通りと言わんばかりににっこり笑う。そのまま話を続ける。
「シロネちゃんが吸血鬼と人間のハーフってのは知ってるかしら?」
「ええ、それは聞いてますよ」
それは、最初に会った時に聞いていた話だ。詳しくは話してもらってはいないけど。
それを聞いて、ホルドさんは頭を下げる。
「シロネちゃんの友達になってくれてありがとうね。あの子ずっと一人だったから」
俺はいきなり頭を下げて来たホルドさんに頭を上げるよう慌てて促す。
「俺なんかに頭を下げるのはやめてください!ホルドさん!!」
ホルドさんは頭を上げると瞳に涙を溜めていた。
「今から話すことは他言無用よ。まあシロネちゃんが認めたアキトちゃんなら問題ないと思うけどねーー」
それだけ言うと、ホルドさんは一拍置き話し始める。
「まずは私の立ち位置ってところね。とある事情で私の曾おじいさんが若い時に赤子のシロ
ネちゃんを譲り受けて来てね、自分一人で生きていけるまで面倒を見てたの。
譲り受けた時に聞いた話しを代々私たちが受け継いでいるんだけどね私がこんなんでしょ
だからこの先どうするか考えていたのよ」
ホルドさんは申し訳なさそうな口調で語る。
「それでねアキトちゃん私の代わりに受け継いで欲しいと思ってるの。こんなこと突然言
われても困るだろうし、まだ重要な中身すら話していないけどここでこれ以上先を聞くかど
うか決めてもらわないといけない。ここまでのところは他言無用で終わらせられるけどこ
の先を聞いた場合は私があなたを殺さないといけなくなる」
そこまでを聞いて俺は考えていた。シロネは友達だ、だが命を賭けないといけない程の重要な話しになると話は違ってくるーーとはならん。
こんなところで引き下がってたらけんに会った時顔をあわせられなくなる、俺が思う友達はそれ程重たいということを教えてやる。
「何も問題はない。ホルドさん話を続けてくれーー」
こんなに早く回答が返ってくるとは思っていなかったのか、目を見開いて驚いている。
「分かったわアキトちゃん。ここからの話は誰にも聞かれたくないの場所を移動しましょ」
そう言うとホルドさんはカウンターの奥さっきホルドさんが食材を取りに行っていた場所に誘導される。
俺はそれに従いついて行く。
そこは、完全に食料庫。いろんな食材の匂いが混ざってかなり濃い、鼻にツーンとくる。
「ここは、隠密に長けた部屋。いろんな隠蔽スキル、魔法を駆使して作られた部屋よ」
それなら情報が漏れることは心配ないだろう。こういう裏路地という立地も計算に入れられているのか…
「じゃあ始めるわね」
薄暗い部屋のなか俺たちは年季の入った横長の椅子に隣り合わせに座っている。
お互いの息遣いが分かるくらい近い。いつもなら気恥ずかしさがあったりするが今は何も
感じない、ホルドさんもおちょくることなく真剣な表情はまったく変わっていない。
それほど真剣なのだろう。
「この世界のどこかに吸血鬼だけしかいない村があってね、そこには約100人程の吸血鬼が
暮らしていたの。そしてその吸血鬼の中でも最強の実力を持っていたのがシロネの父ハク
ト・ラム。ハクトちゃんは若くして村のどの吸血鬼よりも強かった。ある日、ハクトちゃん
は村の近くで兵士に追われていた少女を助けたの。その少女こそがシロネちゃんのお母さん
クロネちゃんよ。
クロネちゃんの村は他国の兵士に襲われ、命からがらクロネちゃんだけが逃げて来た。
ハクトちゃんは、クロネちゃんを村に匿ったの。最初は仲間から批判されていたらしいんだけど徐々に受け入れてもらっていったわ。
そして、なんだかんだあって結局2人は結ばれたわ。
ここまではただの恋物語だけどねここからが問題ーー 」
俺は呆然と窓からさす光を眺めながら話しを聞く。
ホルドさんはここからさらにトーンを下げ話しに重みが増す。
「クロネちゃんを追っていた国の兵士がその村を見つけちゃったの、それを聞いた国はその国最強の騎士団をその村に派遣したのよ。
そして、その村は壊滅。吸血鬼の皆んなはハクトちゃんとクロネちゃんを逃がすため自分達の命を投げ打ったの。
2人は違う国へ逃げ込んだの、他国へ逃げ込めば流石に追っては来ないと思っていたのけど、その国は裏で繋がっていてね情報は垂れ流し…すぐさま2人は見つかったわ。
クロネちゃんは命からがらシロネちゃんを私の曾おじいさんに託し、さらに自分が持っていたオーパーツアイテムをシロネちゃんに託したの。
そしてクロネちゃんは捕まり吸血鬼を国に手配したという罪で死刑になり殺されたわ。
ハクトちゃんはその国を壊滅状態まで戦い、その後の行方は分かってないの。
それからシロネちゃんは表に出ないように私たちで育て、魔法やスキル自分を守るすべを教えてあげたの。
冒険者になってからもいろいろあったらしいのだけれど私には心配かけたくないのか話してくれなかったわ。
私も聞いたものだから大雑把になっちゃてるけどーー
ここまでがシロネちゃんの話よ 」
そう俺は宿屋の扉を開けたはずだ…そうそのはずだ。
扉を開けた先に店主らしき人が店番をしている、ガタイの良いワイルドイケメン風な男なのだが服と靴が女性物である。
さらに化粧もしており、化粧素人の俺が見てもうまいと思った。
ベタベタに塗るわけでもなく薄くもない、程よい中間量の塗りで自然体に合わせている。
他に従業員が見当たらないのですごい不安を覚えたが、入ってしまった以上仕方がない。
そう俺が覚悟を決めた瞬間ーー
「あら~いらっしゃい。こんな店に人なんて珍しいわね」
こちらを舐め回すような目で見てくる。ただ見るというよりかは見定めると言った方が良いかもしれんが…
「今日は2人でいいかしらぁ~」
この人、シロネの存在を。俺は無意識の内に店主を睨みつけてしまった。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よぉ~」
と、微笑みかけてくるが一瞬の隙がない。この人はシロネまではいかなくても相当な実力を持っている。
するとシロネは、スゥッと音もなく影から姿を現す。
「久しぶりじゃの、ホルド」
シロネが現れるとホルドという奴はパッとさっきの笑みとは違う満面の笑みでカウンターから思いっきりシロネに抱きつく。
「シロネちゃ~ん久しぶり~」
「ああぁ痛い痛いのじゃー」
シロネは抱きつきから逃れようとするがそれを許さない。
どんな腕力してんだこの人…
そのあと10分くらいずっと抱きつかれていた、途中からあごひげジョリジョリというわけの分からん攻撃でシロネを瀕死の状態まで追い込んでいた。
**
今は両者ともやっと落ち着きを取り戻していた。
「初めまして、アキトといいます」
俺は挨拶する。
「よろくね、私はこの宿屋パイオニアの店主ホルドよ♪」
「ちなみにシロネちゃんとは昔からの仲なの、まぁ最近は全然来てくれなくて寂しかったけどね…」
ホルドさんは一瞬表情が下を向くがすぐに笑顔に戻る。
シロネはちなみに先に部屋のベッドで寝ている。さっきの抱きつきによりノックアウトである。
ホルドさん店主の宿屋パイオニアは1階が食堂兼酒場で2階に寝起きする為の部屋がある。
だが、この時間はほとんど客が居ない。たまに独り身の客が1杯飲んで出て行く程度だ。
今は1階のカウンターテーブルに座りホルドさんと会話している。
ホルドさんは俺が頼んだ昼ごはんを作りながら喋っているーー器用な人だ。
「アキトちゃんはシロネちゃんとどういう仲なの?」
至極単純な質問、しかも目はふざけた感じではない。表向きはおちょくっているように 見えなくもないが瞳の奥深くに見えるそれは尋常ではないくらいの威圧感を持つ、それを料理しながら向けてくる。
俺は回答を思案する、背中から生暖かい汗が1度も停止することなく滴る。
お腹も良いぐいあいに空いてるのもあってか頭がよく回る。
だが、思案した結果ーー
斜め上な回答をするよりかは直球で問題ない、どうせ考えたところで相手の考えなんて分かるわけないのだから。
「ーー友達です」
これ、めっちゃ恥ずかしいのな、こういうことは世界どこでも変わらないものだ。
「…そう」
そのままホルドさんは出来た料理をカウンターに並べる。
おぉこれはめっちゃ美味しそうな匂いに、見た目、すべてが完璧である。
ただめっちゃ量は多いがーーそんなことは杞憂に終わる。
俺は出された料理を10分足らずで食べ終わり、今は食後のデザートと何の果実か分からない飲み物をいただいている。
あれからホルドさんは店の裏の食材を取りに行くと言って20分ほど経っている。
ちょうどデザートを食べ終わった時ホルドさんは戻って来た。
俺はお昼ごはのお礼を告げようと思った時ーー
「ちょっと話しておきたいことがあるの。アキトちゃんを見込んでね」
減っていた飲み物を継ぎ足してくれる。
「シロネについてですか?…」
ホルドさんはその通りと言わんばかりににっこり笑う。そのまま話を続ける。
「シロネちゃんが吸血鬼と人間のハーフってのは知ってるかしら?」
「ええ、それは聞いてますよ」
それは、最初に会った時に聞いていた話だ。詳しくは話してもらってはいないけど。
それを聞いて、ホルドさんは頭を下げる。
「シロネちゃんの友達になってくれてありがとうね。あの子ずっと一人だったから」
俺はいきなり頭を下げて来たホルドさんに頭を上げるよう慌てて促す。
「俺なんかに頭を下げるのはやめてください!ホルドさん!!」
ホルドさんは頭を上げると瞳に涙を溜めていた。
「今から話すことは他言無用よ。まあシロネちゃんが認めたアキトちゃんなら問題ないと思うけどねーー」
それだけ言うと、ホルドさんは一拍置き話し始める。
「まずは私の立ち位置ってところね。とある事情で私の曾おじいさんが若い時に赤子のシロ
ネちゃんを譲り受けて来てね、自分一人で生きていけるまで面倒を見てたの。
譲り受けた時に聞いた話しを代々私たちが受け継いでいるんだけどね私がこんなんでしょ
だからこの先どうするか考えていたのよ」
ホルドさんは申し訳なさそうな口調で語る。
「それでねアキトちゃん私の代わりに受け継いで欲しいと思ってるの。こんなこと突然言
われても困るだろうし、まだ重要な中身すら話していないけどここでこれ以上先を聞くかど
うか決めてもらわないといけない。ここまでのところは他言無用で終わらせられるけどこ
の先を聞いた場合は私があなたを殺さないといけなくなる」
そこまでを聞いて俺は考えていた。シロネは友達だ、だが命を賭けないといけない程の重要な話しになると話は違ってくるーーとはならん。
こんなところで引き下がってたらけんに会った時顔をあわせられなくなる、俺が思う友達はそれ程重たいということを教えてやる。
「何も問題はない。ホルドさん話を続けてくれーー」
こんなに早く回答が返ってくるとは思っていなかったのか、目を見開いて驚いている。
「分かったわアキトちゃん。ここからの話は誰にも聞かれたくないの場所を移動しましょ」
そう言うとホルドさんはカウンターの奥さっきホルドさんが食材を取りに行っていた場所に誘導される。
俺はそれに従いついて行く。
そこは、完全に食料庫。いろんな食材の匂いが混ざってかなり濃い、鼻にツーンとくる。
「ここは、隠密に長けた部屋。いろんな隠蔽スキル、魔法を駆使して作られた部屋よ」
それなら情報が漏れることは心配ないだろう。こういう裏路地という立地も計算に入れられているのか…
「じゃあ始めるわね」
薄暗い部屋のなか俺たちは年季の入った横長の椅子に隣り合わせに座っている。
お互いの息遣いが分かるくらい近い。いつもなら気恥ずかしさがあったりするが今は何も
感じない、ホルドさんもおちょくることなく真剣な表情はまったく変わっていない。
それほど真剣なのだろう。
「この世界のどこかに吸血鬼だけしかいない村があってね、そこには約100人程の吸血鬼が
暮らしていたの。そしてその吸血鬼の中でも最強の実力を持っていたのがシロネの父ハク
ト・ラム。ハクトちゃんは若くして村のどの吸血鬼よりも強かった。ある日、ハクトちゃん
は村の近くで兵士に追われていた少女を助けたの。その少女こそがシロネちゃんのお母さん
クロネちゃんよ。
クロネちゃんの村は他国の兵士に襲われ、命からがらクロネちゃんだけが逃げて来た。
ハクトちゃんは、クロネちゃんを村に匿ったの。最初は仲間から批判されていたらしいんだけど徐々に受け入れてもらっていったわ。
そして、なんだかんだあって結局2人は結ばれたわ。
ここまではただの恋物語だけどねここからが問題ーー 」
俺は呆然と窓からさす光を眺めながら話しを聞く。
ホルドさんはここからさらにトーンを下げ話しに重みが増す。
「クロネちゃんを追っていた国の兵士がその村を見つけちゃったの、それを聞いた国はその国最強の騎士団をその村に派遣したのよ。
そして、その村は壊滅。吸血鬼の皆んなはハクトちゃんとクロネちゃんを逃がすため自分達の命を投げ打ったの。
2人は違う国へ逃げ込んだの、他国へ逃げ込めば流石に追っては来ないと思っていたのけど、その国は裏で繋がっていてね情報は垂れ流し…すぐさま2人は見つかったわ。
クロネちゃんは命からがらシロネちゃんを私の曾おじいさんに託し、さらに自分が持っていたオーパーツアイテムをシロネちゃんに託したの。
そしてクロネちゃんは捕まり吸血鬼を国に手配したという罪で死刑になり殺されたわ。
ハクトちゃんはその国を壊滅状態まで戦い、その後の行方は分かってないの。
それからシロネちゃんは表に出ないように私たちで育て、魔法やスキル自分を守るすべを教えてあげたの。
冒険者になってからもいろいろあったらしいのだけれど私には心配かけたくないのか話してくれなかったわ。
私も聞いたものだから大雑把になっちゃてるけどーー
ここまでがシロネちゃんの話よ 」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる