巨乳です。おっぱい星人です。あれこれお話BOX

jun( ̄▽ ̄)ノ

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おっぱい星人の大ピンチ!9

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 午後8時、まさに運命の瞬間。部屋の中でちょっと勉強の手に休憩を入れようかと思っていた真治の耳に部屋のドアがノックされる音がした。

「真治」

 それは姉の声、そこまでは普通だった。だが返事をしようとした次、真治はまったく予想もしない姉のボイスを聞かされた。

「開けるにゃーよ?」

 このセリフを聞いたとき、真治は思わずずっこけた。 うぎ! っと姿勢を崩し机に顔面をぶつけそうになった。

「え、え、え?」

 まったくもって脳が追い付かなかった。だが両目を開いたドアを見たとき、超ド級! としか言えない展開に真治の脳は見えないエアバットで殴られたような気がしたのだった。

「お邪魔するにゃーん!」

 言って部屋の中に入ってきたのは黒猫の巨乳女子。猫耳、むっちりボディーに色白ふっくらでやわらかそうな谷間、そしてあざといは正義という感じの尻尾などなど、親が見たら泣くでは済まされない姿の優子。

「お、お姉ちゃん?」

 ギョギョギョっと後ずさりする真治、当然ながら相手の姿でもっとも目を引く巨乳って部分に目をやったりはしたが、今の真治は姉がはしたない格好をやっている事の衝撃を優先する。

「真治、暇だにゃん、かまって欲しいにゃん!」

 優子はアニメキャラを意識しているみたいに、にゃーん! とウインクを一つかましたりする。
 

「お姉ちゃん……」

「何にゃ?」

「バカになったの? アタマがおかしくなったの?」

「いきなりひどいこと言わないで欲しいにゃ!」

 あざと可愛い猫になっている優子にしてみれば、たとえ脱日常ゾーンに入ったとしても、相手が全然ノッて来ないとテンションの維持に難をきたす。優子にとって最高の展開というのは、自分の巨乳って谷間に弟がデレデレし、やっぱりこいつはおっぱい星人だとも安心させてくれること。

「耳までつけてあざとい」

「これは単なる耳じゃないにゃーよ」

「え、どういうこと」

「こうやってスイッチを押すと……」

 優子が耳スイッチを押すと猫耳は自動で動く。可愛いさを狙いまくりなピクピクって動きをかます。

「ちょっとお姉ちゃん……」

「ドキドキするにゃーか?」

「ドキドキとかいうより先に恥ずかしいんだよ!」

 真治の反応はエロに素直な健全男子のモノではない。エロにかける情熱が枯渇したおっさんとかジジイみたいな反応だ。エロにエネルギーが向けられないから必然的に賢者になるしかない男という感じでもある。

「真治、もっと素直になるニャー」
 
 優子、こうなったら必殺アクションじゃー! とばかり、さすがにこれはやりたくなかったけれどとしながらも、谷間を強調しながらフルフルっとエロダンスをやるようにして動いてみせた。にゃにゃーん! とか言っているが、人間言葉に翻訳すると「あっはーん!」 である。

 しかし真治は一応顔を赤くはしているが、えへっと喜んだりしない。鼻の下を伸ばしてだらしなくデレデレするのが健全な男子だというのに。

(こうなったら捨て身のアクションあるのみ)

 優子、こうなったら天元突破するしかない! として、床に寝転がった。仰向けになり猫ポーズでかわいさを最大限にアピールし、にゃーん! と大きな声で甘え仕草。それはもう優子という巨乳女子がプライドを捨てた一世一代の捨て身アクション。

「にゃ?」

 部屋が静かなので優子がハッとなると、真治が座布団を2枚持ち出していた。一枚を自分の足元に置き上に正座すると、もう1枚をエロ猫の甘え仕草をやっている姉にそっと差し出す。

「お姉ちゃん……座って」

 真治の態度や口調はクールな先生という感じであり、エロ猫を演じる姉にしてみれば、バカでごめんなさい……と謝るしかないような空気になっている。

―ドーン!-

 いまここですさまじい落雷が発生。巨大な鉄球を地上に投げつけられ人間の鼓膜が破れた……となるくらいの衝撃だった。

「ひぅ!」

 さすがの真治のこれにはドキッとしてビク! っとなった。しかしそれが原因で元に戻るという事にはならなかった。

「お姉ちゃん、なんか悩みでもあるの? ぼくでよかったら相談に乗るよ?」

 弟にそう言われた優子、座布団の上に正座しものすごい屈辱を味わう。なに、まるでわたしが出来の悪い生徒みたいじゃん、なんで真治が先生でわたしが生徒になるわけ? と叫びたくなる。

「こ、これは真治のせいなんだからね、悪いのは全部真治なんだから、わたしが悪いんじゃない!」

「え? なんでぼくが悪いの?」

「な、なんでって……最近の真治って急に感じが変わったし、エロに無関心のおっさんみたいだし」

「お、おっさんってひどくない? ぼくまだ小4なんだけど」

「ぅ……し、真治、わ、わたしの谷間を見てどう思う?」

「た、谷間?」

 言われた真治、向かいに座る姉のすごい谷間に目をやる。もしここがアニメの世界だったら、ドーン! と炎が立ち両手をにぎった主人公がこう叫ぶところだろう、「うぉぉぉ、おれは今モーレツに感激しているぅ!」 とかいう風に。

「お、お姉ちゃんってマジで巨乳だよね」

 真治はそう言う。だが普段だったら、そのふくらみや谷間に顔をうずめて甘えてみたいという甘えん坊な感情がたっぷり目にあるはずだった。そしてえへっとかわいくやりながらエロい生物なのですと隠し切れない正直さもあるはずだった。だが今の真治は優子はさすがの巨乳と思うだけ、まるで枯渇して干からびて見る影もなくなったおっさんという名の貯水場の如し。

「なんでそんなにおっさんになったわけ?」

 優子が我慢できずに真治に詰め寄ろうとしたとき、まさにそのときだった。

―ピカー

 すさまじい巨光が発生! それは真治の部屋を丸ごと真っ白にするレベルで、あともうちょい強かったら人の両目がブッつぶれるという冗談が通じない、まさに凶悪なる神の輝き。

―ドカーン!-

 おそろしいまぶしさの中で生じたすさまじい落雷。それはこの世の終わりを告げる効果音みたいだった。心臓の弱い人間がここにいたら高確率でショック死したと思われる。

「あにゅん!」

 真治、たまらず優子に抱きつく。

「え、ちょ……」

 優子、突然真治に抱きつかれ戸惑った。小6ながら89cmとかEカップってふくらみにグッと顔を押し付けられドキッとする。

「あんんぅ」

 真治はいま雷を怖がっている……としつつ、実は優子の豊かでやわらかい乳に顔を当て甘えるのがキモチいいと溺れていた。あまりにもキモチいいから、正直な男子の声がつい出てしまう。

「うわぁ、お姉ちゃんの巨乳ってすごくキモチいい」

 この真治は甘えん坊、うにゅーんっと頬擦りして女子の母性を刺激するあざとい生物。

「真治」

 優子は自分の巨乳に甘えている真治を一度離した。そして「何?」 と言った真治の顔を見る。あぁ、真治だ、元の真治だと優子にはわかった。エロ、甘えん坊、デレデレ、おっぱい星人、潤いたっぷりな情熱に生きる者というフィーリング。それらには枯れたおっさんみたいなさみしさはどこにもない。あるのは今を生きる熱い心を持ったおっぱい星人のたましい。

「調子に乗るな!」

 優子の片手がモロに真治の頬にビンタとして炸裂。

「あんぎぅ……痛いよお姉ちゃん……」

「アホか、調子こいて人の胸に甘えるなつーの」

 怒り心頭の優子が立ち上がると、ジーンと痛み広がる頬を抑える真治が拗ねるようにつぶやいた。

「お姉ちゃんこそ、そんなエロい格好してバカ丸出し」

「はぁ、なんだって?」

 優子がもう一度ビンタしてやろうか! と向き直ったら、ごめんなさい! とすぐに謝りながら、そう謝りながらも優子の巨乳って部分はしっかり見る、そのまっすぐでバカ正直な人生こそ男子、そして本物のおっぱい星人という熱ある人生の旅人。

「ふん、バーカ! 雷に撃たれてしまえ!」

 吐き捨てた優子、クルっと回って部屋から出る。でも自分の部屋に戻ってドアを閉めると、安心して少しホロっとした。そして小さな声でつぶやいた。

「よかった……」
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みんなの感想(1件)

2023.05.17 ユーザー名の登録がありません

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2023.05.18 jun( ̄▽ ̄)ノ

 感想くださってありがとうございます。今のところ忙しくて追加とか完了とかできていませんが、気長にがんばりたいとか思っています。

解除

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