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小恋ちゃんの巨乳になるための研究報告
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小恋ちゃんの巨乳女子になるための研究報告
「はいこれ、借りていたマンガ」
公園で落ち合った友だちが、早速とばかり包みに入れたマンガを渡す。
「どうも」
ニコっと笑って受け取る小恋。それを自転車の前カゴに入れると、ゆっくり押し歩きながら友だちとの会話を始めた。
ただいまは平日の午後2時とかいう時間帯。平和ボケという表現にふさわしい気温や風が心地よい。
「小恋ってさぁ……」
自転車を押しながら友だちがチラっと横を見る。
「うん、いいよ何でも言ってごらんってば」
遠慮するな! と太っ腹スマイルを浮かべる小恋。持って生まれた性格が比較的におおらかというのは事実だ。でもそれにプラスして、おおらかな女子でなければいずれは巨乳になれないという思いも抱いている。
「小恋って勉強はフツーにできるけど、意外とマンガばっかりだね。なんていうかふつうの本とか読まないの?」
言ったら怒るのかなぁ……ってドキドキ声で友だちが尋ねた。
「ほとんど読まない。立派な本とかいうのはもうちょい後になってからだよ。ちゃんと将来の計画があるんだ」
えっへん! と得意気にニンマリやる小恋。内面に隠し持つ意識が崇高なモノと自らアピールしている。
「将来の計画ってなに?」
「将来の計画って?」
気になるなぁって声を友だちが出すと、よくぞ聞いてくれた! というキモチを顔面に浮かべる小恋だった。
「そりゃぁもちろん、巨乳女子になるための話」
「小恋って巨乳にこだわるよね」
「当たり前だよ。親戚に小6で巨乳ってお姉ちゃんがいるんだよ? それにめちゃくちゃ憧れてるんだもん。巨乳になれない女なんて絶対にイヤなんだよ。何がなんでもお姉ちゃんと同じレベルになるんだよ」
超本気のボイスがこぼれおちる。それを聞いた友だちはまず、ここの全体フォルムを見てふっくら型なので巨乳になれるかもね? と言っておく。それから解消されない疑問に話をつなげた。
「巨乳と読書がどう関係するの?」
「これが大あり! わたしは大真面目に研究したんだ」
「研究?」
「巨乳になるためにはどうあるべきか。だから巨乳と巨乳じゃない女を比較して色々調べたりもしたの」
「そこまでするか……」
「だって女だもん。男だったらともかく、生まれたときからの女だもん。巨乳になれなかったら人生終了って本気で思ってるもん」
一瞬小恋の熱意がオーバーヒートしかけた。でもちゃんとわかっているらしく、おっほん! 咳払いしておのれをリセット。それからおちついた声でゆっくりと思い描きを語る。
「わたし頭が悪いのってイヤだしキライなんだけど……早くから立派になってもダメだって知った。なんでかわかる? 調べてみたらさ、早くからお利口とか上から目線の女ほど巨乳じゃないってわかったから」
「えぇ、うそ……」
「ほんとうだよ。つまりさ、早くから立派な考えにばっかり栄養を回していたら、エラそうな女にはなれるけど乳は育ちにくいってこと。だからほら、バカにならない程度に勉強しておく。立派になるのは大人になってから。最初はそこそこの女で何より先に乳を育てるって事なんだ」
「それほんとうの話?」
「ほんとうだよ、だからわたしはものすごく真剣なんだよ」
キリっと顔をひきしめる小恋には、一切の冗談がない。それからまた歩きながら熱のこもった話を続ける。
「おっぱいの成長について調べてみたんだ」
「うん、それで?」
「大人になってからでも育つとかいうのを信じたらダメ。そんな話に安心していたら人生終わっちゃうから。で、乳が育つ時期は人それぞれで、いつまでも続くわけじゃない。わたしが調べたところによれば、だいたい17歳辺りで成長は止まる可能性が高いんだよ。よって人間を立派にするのは17歳からでも間に合うんだよ。でも先に立派になったらダメ。17歳を超えてからステキな巨乳になりたいとか言ってもダメなんだよ」
それはなかなかに立派な語りだった。同じ年齢の小恋が7個か8個ほど年上に見えてしまうほどだった。
「小恋ってそんな研究ばっかりしてんの?」
「そうだよ。学校の勉強なんてふつうでいいじゃん。それ以下はちょっと困るけど、それ以上なんていらないよ。立派な人とか女になるのは17歳を超えてから。それがステキな人生だと思ってるんだ」
「じゃぁ小恋、運動とはどうなるの?」
「それもちゃーんと考えてる」
「どんな風に?」
「体がなまってタダのデブになったらダメ。そんなのゴミだよ。小6で巨乳のお姉ちゃんだってデブじゃないよ。いい感じのムッチリとかふっくらなんだよ。それを身に着けなきゃいけないから、運動しまくってはダメ。食べないとかダイエットもダメ。でもまったく運動しないとか食べ過ぎもダメ。そこらはちゃんと意識して生活するんだよ。ほどよく動いてほどよくダラける。ほどよく食べてほどよく消化する。わたし小恋は断言しちゃうよ、お姉ちゃんみたいな……ああいういい感じのムッチリこそ正義でありビクトリーだって」
小恋の語りがあまりにも素晴らしいので、聞き入っていた友だちは思わず信号無視をしかけてしまう。
「でも小恋……いまのこの年齢から考えないとダメなの? いくらなんでも早すぎない? なんのために生きてるんだろうって気にならない?」
友だちは左手で自転車を押し、動かした右手でポリポリっと頭をかく。そして面倒くさそうな小声でこうつぶやく。
「今くらい気楽に生きようよ。おっぱいとか巨乳とか、そんなのもっと後でいいじゃん。小恋みたいに考えていたらしんどい気がする」
すると小恋の表情がビシ! っと引き締まる。やわらかい微笑みを消し、女戦士のような勢いで友だちに言った。
「そんな甘い考えだったら絶対巨乳になれない」
「そう? だって……まだまだ遠い未来の話と思うけど」
「あのさぁ、わたし言ってるじゃん、小6で巨乳のお姉ちゃんが親戚にいるって。小6で巨乳だよ?
わかる? 小5からおっぱいが成長して小6で巨乳とか、そんなのB級エロマンガだけの話。現実はもっと早くから始まるんだよ」
「ど、どんな風に?」
「わたしお姉ちゃんに聞いたことがある。お姉ちゃんの胸がふくらみ始めたのは小2の終わり頃だって。小3になってすぐブラが始まったって」
「うそ! そのお姉ちゃんって女神なの?」
「そう女神なんだよ。でさ、この話を思えば……私たちが小2の終わりを迎えるとかすぐそこじゃん。小3なんて近所みたいな未来じゃん。魅力的な巨乳女子になるためには、いまこの年齢から心を備えておかなきゃいけないんだよ」
「うわぁ……知らなかった。そんなに大変な話だったなんて……」
「そうだよ、何事も先手必勝だよ。大人になってからなんて考えが甘いんだよ。大人になってからでもいのは立派になること。それ以外は大人になる前に勝負が決まっちゃうんだ、だからこっちを先に考えるべきなんだ」
力強い語りの後、ふっと解けて生じるやんわりな笑顔。それはもう人生との戦いを始めている少女特有のモノだった。
「小恋ってえらいなぁ……もうそんなに考えているんだね」
「まぁね、わたしは何が何でも人生に勝利しなきゃいけないから」
「ねぇ小恋……」
「うん?」
「もしさぁ、もしもだけど、神さまがいて、小恋は巨乳になる女じゃない! とか決めたらどうする?」
「そうしたら神さまと戦うまで」
「うっそ、マジ?」
「わたしにとっては神さまより巨乳になる方がずーっと大切だもん」
「すご……なんか小恋の話を聞いていたら、自分も努力しなきゃいけないなぁって気がしてきた」
「努力しようよ、巨乳女子になってキラキラな人生を送ろうよ」
こうして2人は歩きながらガシっと手を合わせたりした。そうして2人で歩きながら、テキトーに浮かんでくるメロディーに乗せて小声で歌い出した。
「♪めざせ巨乳。たどり着け高い山。それまでの道にどんな障害があろうとも乗り越えていけ。めざせ巨乳。たどり着け深い谷間。女の夢を詰め込んで、決してあきらめず進んでいけ。巨乳、巨乳、巨乳、それこそ正義。巨乳、巨乳、巨乳、それこそ正義♪」
こうして2人の女子は意気揚々と散歩をし、将来はこうなってああなってというまぶしい話に花を咲かせていった。
「はいこれ、借りていたマンガ」
公園で落ち合った友だちが、早速とばかり包みに入れたマンガを渡す。
「どうも」
ニコっと笑って受け取る小恋。それを自転車の前カゴに入れると、ゆっくり押し歩きながら友だちとの会話を始めた。
ただいまは平日の午後2時とかいう時間帯。平和ボケという表現にふさわしい気温や風が心地よい。
「小恋ってさぁ……」
自転車を押しながら友だちがチラっと横を見る。
「うん、いいよ何でも言ってごらんってば」
遠慮するな! と太っ腹スマイルを浮かべる小恋。持って生まれた性格が比較的におおらかというのは事実だ。でもそれにプラスして、おおらかな女子でなければいずれは巨乳になれないという思いも抱いている。
「小恋って勉強はフツーにできるけど、意外とマンガばっかりだね。なんていうかふつうの本とか読まないの?」
言ったら怒るのかなぁ……ってドキドキ声で友だちが尋ねた。
「ほとんど読まない。立派な本とかいうのはもうちょい後になってからだよ。ちゃんと将来の計画があるんだ」
えっへん! と得意気にニンマリやる小恋。内面に隠し持つ意識が崇高なモノと自らアピールしている。
「将来の計画ってなに?」
「将来の計画って?」
気になるなぁって声を友だちが出すと、よくぞ聞いてくれた! というキモチを顔面に浮かべる小恋だった。
「そりゃぁもちろん、巨乳女子になるための話」
「小恋って巨乳にこだわるよね」
「当たり前だよ。親戚に小6で巨乳ってお姉ちゃんがいるんだよ? それにめちゃくちゃ憧れてるんだもん。巨乳になれない女なんて絶対にイヤなんだよ。何がなんでもお姉ちゃんと同じレベルになるんだよ」
超本気のボイスがこぼれおちる。それを聞いた友だちはまず、ここの全体フォルムを見てふっくら型なので巨乳になれるかもね? と言っておく。それから解消されない疑問に話をつなげた。
「巨乳と読書がどう関係するの?」
「これが大あり! わたしは大真面目に研究したんだ」
「研究?」
「巨乳になるためにはどうあるべきか。だから巨乳と巨乳じゃない女を比較して色々調べたりもしたの」
「そこまでするか……」
「だって女だもん。男だったらともかく、生まれたときからの女だもん。巨乳になれなかったら人生終了って本気で思ってるもん」
一瞬小恋の熱意がオーバーヒートしかけた。でもちゃんとわかっているらしく、おっほん! 咳払いしておのれをリセット。それからおちついた声でゆっくりと思い描きを語る。
「わたし頭が悪いのってイヤだしキライなんだけど……早くから立派になってもダメだって知った。なんでかわかる? 調べてみたらさ、早くからお利口とか上から目線の女ほど巨乳じゃないってわかったから」
「えぇ、うそ……」
「ほんとうだよ。つまりさ、早くから立派な考えにばっかり栄養を回していたら、エラそうな女にはなれるけど乳は育ちにくいってこと。だからほら、バカにならない程度に勉強しておく。立派になるのは大人になってから。最初はそこそこの女で何より先に乳を育てるって事なんだ」
「それほんとうの話?」
「ほんとうだよ、だからわたしはものすごく真剣なんだよ」
キリっと顔をひきしめる小恋には、一切の冗談がない。それからまた歩きながら熱のこもった話を続ける。
「おっぱいの成長について調べてみたんだ」
「うん、それで?」
「大人になってからでも育つとかいうのを信じたらダメ。そんな話に安心していたら人生終わっちゃうから。で、乳が育つ時期は人それぞれで、いつまでも続くわけじゃない。わたしが調べたところによれば、だいたい17歳辺りで成長は止まる可能性が高いんだよ。よって人間を立派にするのは17歳からでも間に合うんだよ。でも先に立派になったらダメ。17歳を超えてからステキな巨乳になりたいとか言ってもダメなんだよ」
それはなかなかに立派な語りだった。同じ年齢の小恋が7個か8個ほど年上に見えてしまうほどだった。
「小恋ってそんな研究ばっかりしてんの?」
「そうだよ。学校の勉強なんてふつうでいいじゃん。それ以下はちょっと困るけど、それ以上なんていらないよ。立派な人とか女になるのは17歳を超えてから。それがステキな人生だと思ってるんだ」
「じゃぁ小恋、運動とはどうなるの?」
「それもちゃーんと考えてる」
「どんな風に?」
「体がなまってタダのデブになったらダメ。そんなのゴミだよ。小6で巨乳のお姉ちゃんだってデブじゃないよ。いい感じのムッチリとかふっくらなんだよ。それを身に着けなきゃいけないから、運動しまくってはダメ。食べないとかダイエットもダメ。でもまったく運動しないとか食べ過ぎもダメ。そこらはちゃんと意識して生活するんだよ。ほどよく動いてほどよくダラける。ほどよく食べてほどよく消化する。わたし小恋は断言しちゃうよ、お姉ちゃんみたいな……ああいういい感じのムッチリこそ正義でありビクトリーだって」
小恋の語りがあまりにも素晴らしいので、聞き入っていた友だちは思わず信号無視をしかけてしまう。
「でも小恋……いまのこの年齢から考えないとダメなの? いくらなんでも早すぎない? なんのために生きてるんだろうって気にならない?」
友だちは左手で自転車を押し、動かした右手でポリポリっと頭をかく。そして面倒くさそうな小声でこうつぶやく。
「今くらい気楽に生きようよ。おっぱいとか巨乳とか、そんなのもっと後でいいじゃん。小恋みたいに考えていたらしんどい気がする」
すると小恋の表情がビシ! っと引き締まる。やわらかい微笑みを消し、女戦士のような勢いで友だちに言った。
「そんな甘い考えだったら絶対巨乳になれない」
「そう? だって……まだまだ遠い未来の話と思うけど」
「あのさぁ、わたし言ってるじゃん、小6で巨乳のお姉ちゃんが親戚にいるって。小6で巨乳だよ?
わかる? 小5からおっぱいが成長して小6で巨乳とか、そんなのB級エロマンガだけの話。現実はもっと早くから始まるんだよ」
「ど、どんな風に?」
「わたしお姉ちゃんに聞いたことがある。お姉ちゃんの胸がふくらみ始めたのは小2の終わり頃だって。小3になってすぐブラが始まったって」
「うそ! そのお姉ちゃんって女神なの?」
「そう女神なんだよ。でさ、この話を思えば……私たちが小2の終わりを迎えるとかすぐそこじゃん。小3なんて近所みたいな未来じゃん。魅力的な巨乳女子になるためには、いまこの年齢から心を備えておかなきゃいけないんだよ」
「うわぁ……知らなかった。そんなに大変な話だったなんて……」
「そうだよ、何事も先手必勝だよ。大人になってからなんて考えが甘いんだよ。大人になってからでもいのは立派になること。それ以外は大人になる前に勝負が決まっちゃうんだ、だからこっちを先に考えるべきなんだ」
力強い語りの後、ふっと解けて生じるやんわりな笑顔。それはもう人生との戦いを始めている少女特有のモノだった。
「小恋ってえらいなぁ……もうそんなに考えているんだね」
「まぁね、わたしは何が何でも人生に勝利しなきゃいけないから」
「ねぇ小恋……」
「うん?」
「もしさぁ、もしもだけど、神さまがいて、小恋は巨乳になる女じゃない! とか決めたらどうする?」
「そうしたら神さまと戦うまで」
「うっそ、マジ?」
「わたしにとっては神さまより巨乳になる方がずーっと大切だもん」
「すご……なんか小恋の話を聞いていたら、自分も努力しなきゃいけないなぁって気がしてきた」
「努力しようよ、巨乳女子になってキラキラな人生を送ろうよ」
こうして2人は歩きながらガシっと手を合わせたりした。そうして2人で歩きながら、テキトーに浮かんでくるメロディーに乗せて小声で歌い出した。
「♪めざせ巨乳。たどり着け高い山。それまでの道にどんな障害があろうとも乗り越えていけ。めざせ巨乳。たどり着け深い谷間。女の夢を詰め込んで、決してあきらめず進んでいけ。巨乳、巨乳、巨乳、それこそ正義。巨乳、巨乳、巨乳、それこそ正義♪」
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