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優子が異世界に飛ばされた!(こんな巨乳女子と結婚がしたい)8
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優子が異世界に飛ばされた!(こんな巨乳女子と結婚がしたい)8
シンジがお見合いをぶっ潰してから、母は人の見えない場所で発狂する事が増えた。今だってそう、自分の部屋のモノをけっこう破壊して息を切らしていた。
「ハァハァ……おのれ、シンジ……」
呼吸を整える母は思う。今はまだ大丈夫だと見えるが、もしかするとシンジと優子の心交流が深まっていくかもしれない。そうなってしまったら、優子とシンジがベッドの上で心と体を重ね愛し合う時間がやってきても不思議ではない。
だが母は偉大という言葉があるように、何も考えないなんて事はなかった。男の人生に抜かりなしというのなら、母の人生にもまた抜かりなしなのであった。ここでコンコンと部屋のドアがノックされる。そしてメイドが伝えたのである、〇〇がやってきましたと。
「わかりました、すぐに行きます」
母はうっすら浮かんでいた汗をしっかり拭うと、冷静な女というオーラを纏いなおして部屋を出た。そして食堂にたどり着いたら、先に到着して待たせていた数人の男を見る。そのうちの一人が〇〇であり、母が特別ミッションのために使おうと思う者。
(まったく汚らしい……)
着席するシンジの母は向かいの男を見てそう思った。なぜならそいつは刑務所から引っ張り出した囚人のひとりであり、どうしようもない男であり人間のクズだったからだ。
〇〇、それは34歳の男。過去に幾多の女を食いまくって殺害。少年時代からやってきたその他の犯罪などを合わせると、数十回死刑にしても飽き足りない男。一応着替えさせてはいるが、不潔でゲスな人間というオーラは消しようがない。その〇〇の両脇に座っているのは刑務所の人間であり、〇〇がよからぬ動きをした場合はすぐさま射殺するために存在する。
「では、あなたに特別ミッションを与えます」
母がそう言って話を始めようとしたら、〇〇はがっつくように自分の声を威勢よく放つ。
「ほんとうなんだな? ほんとうにこのミッションをやり遂げたら罪を消して自由にしてくれるんだな? なぁ、オバさん!」
オバさんなどと言われシンジの母は発狂しかけた。〇〇の隣に座っている2人は立ち上がって銃を向けた。
「待ちなさい……」
母は2人を制止すると心の中で死ねよボケが! などと思いながら〇〇を見つめ、約束は守りますと上品な口調を続ける。
「この手紙をドラゴン親衛隊に渡してください」
「ドラゴン親衛隊!」
極悪人である〇〇の顔が一瞬ギョっとしたのもムリはない。この国には凶悪なドラゴンが一匹存在し、時々はハデに暴れまわる。そのドラゴンについている7人というのが親衛隊であり、略奪に殺人に強姦など〇〇も関わりたくないと思う非道な事をする。
「いや、行くけどよぉ、でもよぉ……」
ここで〇〇がヤンキーみたいな感じでぼやき始めた。彼の言い分としてはこうである。
ドラゴンがいるというドラゴン谷に出向いて極悪な親衛隊とコンタクトを取るのは危険極まりない。釈放されるだけでは合わないから、お金もたんまりもらわないと割に合わないと。
「いくら欲しいのです?」
「そうだな、100000くらいは欲しいな。それと自由が手に入ればやり直せる」
〇〇の言った100〇〇〇というのは庶民が宝くじを購入するきっかけとしては役に立つ妄想金額だが、現実で庶民が稼ぐのはおおよそ不可能な数字である。
(ゲスが……)
シンジの母は怒りを覚えたが、それは表に出さず冷静にふるまって〇〇の要求に同意する。
「もうひとつこの手紙、この黄色い封筒の方は今すぐ読むようにと伝えなさい」
「なんでだ?」
「あなたに手を出してはいけない、あなたに危害を加えないように、それを守ってくれたらどうのという事が書いてあります」
「おぉ、そうか!」
〇〇はホクホクして人生汚れまくりな手で2つの手紙を受け取る。そしていついつまでにミッションを達成するようにという念押しをされたのであった。
「オバさんよぉ、ほんとうだな? ほんとうにミッションを無事に終了させたら、金をくれるんだな? そのまま釈放おめでとうって自由を与えてくれるんだな?」
「女は一度口にした事を守る生き物ですよ」
「さっすが! オバさんは一味ちがうぜ」
〇〇は振る舞いも言葉遣いもイチイチ下品であり、母に言わせれば生きるに値しない下等生物。だがそんな使いどころはあろうということでガマンしている。
「王妃様……」
〇〇たちが話終わって城から出ていくと、メイドが少し心配そうな顔で母に言った。あんな下品な人間とは関わらない方がいいのではありませんか? と。
「わたしだってあんな人間以下の人間とは関わりたくないわ。でもね、人間以下だからこそ危険な仕事を背負わせる事ができる。どんなクズでもひとつくらいは役立つシチュエーションというモノが必ずあるのよ。あなたも覚えておきなさい、崇高な人間にはきれいな仕事が、人間のクズには危険とか汚い仕事がお似合いだという事実をね」
シンジがお見合いをぶっ潰してから、母は人の見えない場所で発狂する事が増えた。今だってそう、自分の部屋のモノをけっこう破壊して息を切らしていた。
「ハァハァ……おのれ、シンジ……」
呼吸を整える母は思う。今はまだ大丈夫だと見えるが、もしかするとシンジと優子の心交流が深まっていくかもしれない。そうなってしまったら、優子とシンジがベッドの上で心と体を重ね愛し合う時間がやってきても不思議ではない。
だが母は偉大という言葉があるように、何も考えないなんて事はなかった。男の人生に抜かりなしというのなら、母の人生にもまた抜かりなしなのであった。ここでコンコンと部屋のドアがノックされる。そしてメイドが伝えたのである、〇〇がやってきましたと。
「わかりました、すぐに行きます」
母はうっすら浮かんでいた汗をしっかり拭うと、冷静な女というオーラを纏いなおして部屋を出た。そして食堂にたどり着いたら、先に到着して待たせていた数人の男を見る。そのうちの一人が〇〇であり、母が特別ミッションのために使おうと思う者。
(まったく汚らしい……)
着席するシンジの母は向かいの男を見てそう思った。なぜならそいつは刑務所から引っ張り出した囚人のひとりであり、どうしようもない男であり人間のクズだったからだ。
〇〇、それは34歳の男。過去に幾多の女を食いまくって殺害。少年時代からやってきたその他の犯罪などを合わせると、数十回死刑にしても飽き足りない男。一応着替えさせてはいるが、不潔でゲスな人間というオーラは消しようがない。その〇〇の両脇に座っているのは刑務所の人間であり、〇〇がよからぬ動きをした場合はすぐさま射殺するために存在する。
「では、あなたに特別ミッションを与えます」
母がそう言って話を始めようとしたら、〇〇はがっつくように自分の声を威勢よく放つ。
「ほんとうなんだな? ほんとうにこのミッションをやり遂げたら罪を消して自由にしてくれるんだな? なぁ、オバさん!」
オバさんなどと言われシンジの母は発狂しかけた。〇〇の隣に座っている2人は立ち上がって銃を向けた。
「待ちなさい……」
母は2人を制止すると心の中で死ねよボケが! などと思いながら〇〇を見つめ、約束は守りますと上品な口調を続ける。
「この手紙をドラゴン親衛隊に渡してください」
「ドラゴン親衛隊!」
極悪人である〇〇の顔が一瞬ギョっとしたのもムリはない。この国には凶悪なドラゴンが一匹存在し、時々はハデに暴れまわる。そのドラゴンについている7人というのが親衛隊であり、略奪に殺人に強姦など〇〇も関わりたくないと思う非道な事をする。
「いや、行くけどよぉ、でもよぉ……」
ここで〇〇がヤンキーみたいな感じでぼやき始めた。彼の言い分としてはこうである。
ドラゴンがいるというドラゴン谷に出向いて極悪な親衛隊とコンタクトを取るのは危険極まりない。釈放されるだけでは合わないから、お金もたんまりもらわないと割に合わないと。
「いくら欲しいのです?」
「そうだな、100000くらいは欲しいな。それと自由が手に入ればやり直せる」
〇〇の言った100〇〇〇というのは庶民が宝くじを購入するきっかけとしては役に立つ妄想金額だが、現実で庶民が稼ぐのはおおよそ不可能な数字である。
(ゲスが……)
シンジの母は怒りを覚えたが、それは表に出さず冷静にふるまって〇〇の要求に同意する。
「もうひとつこの手紙、この黄色い封筒の方は今すぐ読むようにと伝えなさい」
「なんでだ?」
「あなたに手を出してはいけない、あなたに危害を加えないように、それを守ってくれたらどうのという事が書いてあります」
「おぉ、そうか!」
〇〇はホクホクして人生汚れまくりな手で2つの手紙を受け取る。そしていついつまでにミッションを達成するようにという念押しをされたのであった。
「オバさんよぉ、ほんとうだな? ほんとうにミッションを無事に終了させたら、金をくれるんだな? そのまま釈放おめでとうって自由を与えてくれるんだな?」
「女は一度口にした事を守る生き物ですよ」
「さっすが! オバさんは一味ちがうぜ」
〇〇は振る舞いも言葉遣いもイチイチ下品であり、母に言わせれば生きるに値しない下等生物。だがそんな使いどころはあろうということでガマンしている。
「王妃様……」
〇〇たちが話終わって城から出ていくと、メイドが少し心配そうな顔で母に言った。あんな下品な人間とは関わらない方がいいのではありませんか? と。
「わたしだってあんな人間以下の人間とは関わりたくないわ。でもね、人間以下だからこそ危険な仕事を背負わせる事ができる。どんなクズでもひとつくらいは役立つシチュエーションというモノが必ずあるのよ。あなたも覚えておきなさい、崇高な人間にはきれいな仕事が、人間のクズには危険とか汚い仕事がお似合いだという事実をね」
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