中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ

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34・夏、縁日これはもう活用必至のイベント1

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 34・夏、縁日これはもう活用必至のイベント1


 夏。どうしても海とかプールとか、そして水着とかビキニとかばっかり思い浮かべてしまう。でもそこに「そうだった!」 的に舞い込んで来るのが夏の夜の縁日。

「ん……」

 わたしは白スポーツブラにパンツって、そういう姿をピンクの浴衣にてお祖母ちゃんに整えてもらう。

「ん、ありがとう!」

 そんな風にお礼を言ってカゴ巾着を持つ。カゴの方が大きくてたくさん入るというより、浴衣によく合って女子力UP! と気合が入るからこっちを選んでいる。

「じゃぁ行ってくる!」

 下駄を穿いて外に出たわたし、自宅から徒歩で10分くらいの所にある〇〇神宮に行くのは、光と2人で縁日デートするから。

(なんて言われるか……)

 待ち合わせ場所へ向かうとき、光に初めて見せる浴衣姿をどう言われるかドキドキする。光は時として女心に鈍かったりするけれど、まっすぐにキモチを伝えてくれる事も多い。さてこの浴衣姿にはなんて言ってくれるかことやら。

「よ!」

 この角を右にまがったところに待ち合わせ場所に使ったタバコの自販機がある。光はいるかな? と思ってひょいと顔を出してみたら先に来て待っていた。

「光!」

 わたしがエヘっとテレ笑いしてみせると、光は両目を丸くしてバカ正直って表情をこしらえる。

「か、かわいい……すごく……似合っている!」

「そ、そう?」

「やった! こんなステキなモノを見れるなんて、生きていてよかった! 感動のファイヤー」

 光は両手をグッと握ってアニメチックな振る舞いを一つする。そうなんだ、光は照れ屋なくせに時としてこういう大大アクションをかましたりするんだ。まぁ……かわいいと思うからいいんだけど。

「そっか、そんなに気に入ってもらえたらうれしいな」

「ほんとう、ものすごく似合っているよ」

「光……」

「な、なに?」

「感激してくれてうれしいけれど、着物だから巨乳は目立たないんだよ」

「な、なんだよ急に……」

「ん……光が着物の胸に目を向けて来ると、なんか申し訳ないという気にさせられてしまって」

「べ、べつにそんなの……」

「ま、とりあえず行こうか」

 午後6時、時間通りにわたしたちは落ち合って目の前の信号を渡った。そうなんだ、おたがい時間には正確でありたいと思うタイプだから最高なんだ。世の中には何十分も遅れるってルーズな彼氏がいるらしいけれど、自分の彼氏がそんなのでなくてよかったとデートの度に思う。

「光、手をつなごう」

「う、うん……」

 神社が見えてくると大勢存在するのだという人の姿も目に入ってきた。今まで何回も家族や友だちで来たけれど、今日は光と2人だからすごく真新しい絵みたいに見えちゃうな。

 するとさっそく、神社の入り口付近で同学年の男子数人がわたしたちをはやしてきた。ヒューヒューとかやっているけれど、気の毒……って思うしかない。彼氏彼女という2人で歩いていると、騒いでいる外野ほど気の毒なモノはないって見える。いいね、これまさにラブの力、ラブこそは正義って話だよ。

「じゃ、行きますか!」

 わたしと光はラブな手つなぎをしてまっすにぎやかな空間へと歩き進んでいった。
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