魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~

月見酒

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第三章 魔力無し転生者はランクを上げていく

第四十話 眠りし帝国最強皇女 ⑪

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「良い話で終わりたかっただろうが、我は誤魔化されないからな」
 ですよね。
 意図的にそういう方向へ話したつもりはなかったが、結果的になってしまったのだから仕方ない。で、それに乗じて終わってくれればと願ったが無理だったようだ。

「俺がいつも連れている銀は知っているだろ?」
 俺は観念して正直に話すことにした。
 そんな俺の言葉にジャンヌはキョトンとした顔をしている。無理もないジャンヌは会った事がないんだからな。
 だがジャンヌ以外の皇族たちは会った事があるため頷いていた。

「珍しい銀色の毛並みを持つ魔狼の事だな?」
 ジャンヌにも理解できるように説明するように聞き返してきたボルキュス陛下。
 俺はその問いに頷くと言葉を口にした。

「俺の師匠は銀の母親だ」
 その言葉に誰もが驚愕の表情を浮かべていた。だが直ぐにそれこそ嘘、胡散臭いと思ったのか疑いの目を向けて来た。代表して名前を挙げるのであればグレンダだ。

「つまりジンは魔物に戦い方を教わったと言うのか?」
「まあな」
 確かに魔物ではあるが、正確に言うのであれば魔物の頂点である神獣だけど。

「ジン君流石にそれは嘘だって誰でも分かるよ」
 ライアンが代表するかのように困った表情で言って来た。少し哀れみも感じるのは気のせいか?

「それはどうかしら?」
 だがそんなライアンの言葉を否定したのは優雅にお茶を一口飲んだレティシアさんだった。
 そして唯一あの中で疑いの目を向けてこなかった人物でもある。

「義母さんそれはどういうこと?」
 レティシアさんの言葉にライアンは聞き返す。

「貴方だって知ってるでしょ。経験を積み強くなった魔物は知性を持つ事ぐらい」
「勿論知っています。ですがそれは存在進化をした魔物の中でも極一部だけです。義母さんはそんな稀な魔物にジン君は育てて貰ったと言いたいのですか?」
 魔物にのみ起こりえる現象。いや、この場合は可能性と言うべきか。それが存在進化である。
 弱肉強食の世界である魔物の世界で長い間生きて来た魔物にはよくある現象だ。俺たち人間や魔族、エルフ、獣人族など知性を持った種族には無い。似た称号で言えば限界突破だろう。
 そんなライアンの言葉にレティシアさんは、そうよと言いながら頷いた。

「そんな事ありえない。ジン君の話を聞く限りその魔物は人間並みの知性を宿していた事になります。つまりは亜種。そんな魔物がどうして敵である人間を強くするような真似をするのですか?」
 レティシアさんの言葉に対して即座に否定の言葉を口にしたライアン。
 この状況を見れば第二皇妃であるレティシアさんよりも現役軍人であるライアンの方が経験として知っているようにも見える。何も知らない第三者が見ればライアンが正しいと思うかもしれないな。
 そして存在進化を果たし、その中でも知性を宿した魔物の事を亜種と呼称している。
 それに人間並みの知識を持った魔物となると国にとってみれば脅威でしかない。
 なんせ人間並みの知識を持つのに500年は掛かる研究者たちが推測している。とスヴェルニ学園に在学していた時に座学の先生が言っていた気がする。
 つまり魔物の中でも上位種と言われているドラゴンですら5世紀もの長い年月を生き抜かなければならない。
 それを考えるとライアンが言っている事もあながち間違いでは無いと言える。
 しかし実際はレティシアさんの方が遥かに知識も経験も豊富だ。なんせライアンが産まれる前から冒険者として活動していたのだから。
 その証拠に亜種の大半は大抵群れのボスになるか、洞窟の奥で殆どを過ごす物が多い。ま、知性を持ったばかりの魔物ならば調子に乗って都市を襲ったりするが、大抵は討伐されている。勿論普通の魔物よりも被害が出ているのは間違いないだろうが。
 それでも中には都市を襲わず魔物ばかりを襲う魔物も存在する。
 正直に言って魔物を襲って強くなった亜種程厄介な存在は居ない。知性を宿し効率よく強くなれることを知ったと言う事は思考を巡らせもっと効率よく強くなる方法を編み出し実行する。それはつまりこれまでとは比較にならないスピードで強くなっていくと言う事だ。
 そうなれば真面に相手できる魔物なんて存在しなくなる。つまり次の標的が魔物から住民が住む集落や都市と言った人が多く居る場所に変わる。そうなればどれだけの被害が出るのか想像もつかない。
 文献にも都市1つがたった半日で壊滅させられたと記述があるぐらいだからな。
 つまり未だに生きている知性を持った亜種と言うのは遥かに賢く、ランクSSSの中でも極めて稀な亜種であり、最悪の魔物と言っても過言ではない。
 まして亜種なんてあの気まぐれ島ですらそうそう居るものではなかった。
 種類関係なく魔物全てで割合を出した場合、気まぐれ島だけでも3%にも満たないだろう。
 ま、その3%の大半は気まぐれ島の中央に住む神獣たちなわけだが。
 さて、ランクAやランクSと言った単語が出てきたがこれは魔物の危険度、脅威度を示す単語だ。
 冒険者の強さや貢献度を示すランクや軍人の階級みたいなものだ。
 ランクF→ランクE→ランクD→ランクC→ランクB-→ランクB→ランクB+→ランクA-→ランクA→ランクA+→ランクS-→ランクS→ランクS+→ランクSS-→ランクSS→ランクSS+→ランクSSS。
 と、言う感じになっており、Fが一番危険度が低く、ランクSSSが一番危険度が高い魔物と言う事になる。
 イザベラと出会って直ぐに遭遇した炎龍はランクS+の魔物だ。
 だが気まぐれ島で跋扈している魔獣たちはこのランクのどこにも当てはまらない。
 数百年にも及ぶ気まぐれ島の探索、各国が幾度となく行って来たがこれまでに生きて帰還した者たちを割合で上げれば1%にも満たないだろう。
 それほどまでにあの島は異常の塊と言える。
 そのためランクには続きがありランクSSSの更に上、そのランクに指定された魔物たちの事を死を巻き散らすデス・スピリングと呼ばれたりしている。
 俺はそれをイザベラから聞かされた時間違いないな、と思った。あんなのがこの大陸に着た瞬間一瞬にして一国どころか世界が滅ぶだろうよ。って思ったっけ。

「ただの暇つぶしだってよ」
「ジ、ジン君それは本当なのかい?」
 ライアンとレティシアさん2人の会話に割り込むようにして答えた俺に言葉にライアンは困惑の表情を浮かべながら問い返して来た。ま、信じられないよな。
 だからと言うわけではないが、それも理由の一つで話したくは無かった。イザベラとの約束もあるしな。

「ああ。暇だったから人間を育ててみる事にしたって言ってたな」
 気になって質問した時の事を思い出しながら俺は答えた。
 これは嘘じゃない。本当の事だ。だが断じてアレを育てたとは言いたくはない!
 ライアンはそれでもまだ信じられないのか、訝し気な視線を向けて来る。ま、当然だよな。
 正直これ以上話せる事は無いし、話したく話したくはない。
 そんな俺の心境を汲み取ってくれたのかボルキュス陛下が助け船を出してくれた。

「ライアンよ、もう良いだろ。ジンが嘘を言っているように見えるか?」
 その言葉にライアンは俺の事を見つめて来る。イケメンに見つめられたところでときめいたり変な気持ちにはならないからな。それを期待している連中には悪いがな。
 数秒見つめたあと軽く嘆息すると諦めたのか直ぐにいつもの爽やかな表情に戻り口を開いた。

「そうですね、ジン君が嘘を吐いているとは思えませんね。それに話さなかったのも辛い過去が関わっているとなると頷けます。ごめんねジン君、疑ったりして」
「いや、気にしなくて良いぜ。疑われて当然だからな」
 頭を下げる事はしないが、ライアンの表情には確かに反省の色が見えて取れた。
 だけど俺からしてみれば仕方がない事だと、納得している。ライアンは皇族だ。
 ましてや将来を担う存在たる次期皇帝だ。
 そんな人間が害となる存在を近くに置くわけがない。それにジャンヌに口止めしていなかった俺が一番悪い。イザベラがこの事を聞けば軽率な行動は慎んで!って叱られそうだな。
 話が終わり、模擬戦をした後と言う事もあって俺は客室に戻ることにした。

            ************************

 客室に戻ると言って部屋を出て行ったのを自分の目で確認してから我は話を切り出した。
 以前に聞かされた内容もあってか家族たちから漂う空気は少し重いものとなっていた。唯一さほどでないのは最初の食事の時に居なかったジャンヌぐらいだ。
 それでも話を切り出したのはこの空気をどうにかしなければと言う家長としての責任とジンの事を話し合うためだ。

「それで皆はジンの事をどう思った?」
 私の問いに真剣な面持ちとなったのは家族の中ではエリーシャ、レティシア、ライアン、カルロスそして、ジャンヌの5人だけだ。
 シャルロットやサーシャたちは流石に分からなかったようだ。
 だが流石に軍人であるグレンダや筆頭執事のイオは分かっていたようだ。

「あ、あのお父様、お兄様たちまでどうされたのですか?」
 一瞬にして表情が変わった事に困惑するシャルロット。ま、無理もないか。
 だがシャルロットの質問を切っ掛けに話し合いがスタートした。

「シャルロット、ジンは私たちに全てを話してはいない」
 ジャンヌの一言にシャルロットは先ほどよりも深く困惑していた。

「あ、あのジンさんは私たちの事を信用していないわけではっ――!」
「シャルロット、勿論我々だってそれぐらい理解しているつもりだ」
 慌ててジンを庇うように言葉を発するシャルロットの姿に我は思わず笑みを零しながら返答していた。
 優しい子に育ってくれて我は嬉しいぞ。
 本題に戻るべくシャルロットからライアンたちに視線を向けた我は口を開いた。

「我々の事が完璧に信用されてない事は分かっている事だ。だがジンの知人たちに比べて信用度で言えば高いのは間違いない。それでも我々がジンの口から5年間過ごした場所・・・・・・・・・に関して教えて貰えなかったと言う事は信用度が足りていないか、言えない事情があるからだろう」
「そうでしょうね」
 我の推察に同意するようにレティシアが代表して言葉を口にした。
 ライアンたちも同じ考えらしく軽く頷いていた。

「ですが父上信用度が足りていないのであればゆっくりとジン君と接していれば解決する事ですが、もしも信用度が足りていても言えない事情があるとすればいったいどういった理由からですか?」
「むぅ~」
 ライアンの質問に我は腕を組みなおしながら頭を悩ませる。
 こう言う言い方はあまり言いたくはないが、我々はベルヘンス帝国皇族だ。そんな我らとの信用を失いかねない事柄にも拘わらずジンは全てを話さなかった。
 つまりはそれだけ言えない何かがあると言う事なのだろう。
 考えられるとするなら2つだろう。
 一つは脅されている場合だ。
 人質を取られているなどだが、あれだけの実力を持つジンの事だ。まずそれはないだろう。
 もう一つはジンの呪いに関する事だ。呪いの類が一つではなく複数だった場合だ。その中に他人に口外してならないと言うものであれば、我々に言えないのも納得が出来る。
 だが呪いの類が魔法によるものであればジンは己の体に触れるだけで霧散させられるはずだ。だがそれすら叶わないとなると……いや、違う!
 我はある事に気がつき、後ろに控えるイオに視線を向ける。

「イオ、これまで調べたジンの資料を全て持ってきてくれ」
「畏まりました」
 我の言葉に軽くお辞儀をしたイオは音を立てないよう部屋から出て行った。
 突然我がイオに命令したことに疑問に感じたのか家族善人から怪訝の視線を感じる。

「なに少し気になった事があったから確認のために言ったまでの事だ。それよりも今はジンがどうして言わないのかだ」
 ジンが我々に話せない理由が呪いに関係しているのかしていないのかはジンの資料で確かめる前でも出来る事だ。
 それに資料を確認するのは言えない理由とは関係ない。もしかしたらジンの素性に近づけると直感的に思ったからに他らないのだから。

「あ、あのお父様」
「なんだ?」
 そんな時シャルロットが私に話しかけて来た。
 今の状況が理解できないシャルロットではない。つまり何か考えがあるのだろうと思った私は話すようにと視線を向けた。

「ジンさんが私たちに言えなかったのはただ単に誰かと約束していたからではないでしょうか?」
「約束?つまりは何らかの契約、もしくは制約と言いたいのか?」
 もしも制約ならば口にしたくても言えない。身体に何らかの影響が出る可能性があるのだからな。
 だが誰と身体に影響を及ぼす可能性のある制約を結んだと言うのだ。
 だいたい制約は数百年前に使われていた魔法だ。発展したこの時代に衰退した魔法を持ち出す理由がまったく分からない。

「いえ、そうではなく。普通に口約束を守るために言わなかっただけではないかと……」
 シャルロットの口から返って来た言葉は我の考えを完璧に否定するものだった。
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