僕は一般市民ですが僕の周りに集まる人はなぜかチート級の人ばかりです。

小鳥遊 朱希

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第3話:アーカイド王国へ向け出発(?)しました(棒)

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ー前回のあらすじー
最高クラスを持つものを魅了するスキルを持つカゲツキ、そのスキルに魅了された剣術最高クラスのツバキと頭脳最高クラスのナギ。
ツバキとナギがいるため、命を狙われたカゲツキ。カゲツキを狙ったのは隣国のアーカイド王国だった。そして、アッシェルメ王国の国王に呼び出されたカゲツキ。王様からという依頼がきた。そしてそれを引き受けたのだった。


「ところで王様、隣国とはいえ、アーカイド国の王宮ってどこにあるんですか?」
ー王様は地図を開いた。
「えーっと… ここじゃ。」
アッシェルメ国の王宮から真反対ところにアーカイド国の王宮はあった。
「えっ、待って!?こんな遠いの!?こんな遠いとこに行けって言ってんの!?」
「そうじゃが?」
「そうじゃが?じゃねー!!」
「まぁ…嫌々とはいえ引き受けた以上行きますけども… とりあえず僕は行くのに支度だけしてきます、王様、色々と経費で落としてもらうつもりなんで覚悟しておいて下さい。」
「ほ、程々にしてくれな…?」

そして、ツバキとナギにもついてきてもらえるか声掛けた。命を狙われた以上、アホな王様のせいで行くことになったとはいえ、一人で行くのは危険だと判断したからだ。
「カゲツキ!!我についてきてくれと言うのか!? 我は喜んでついていくぞ!! そして我はお主とイチャイチャするのだ!!」
「いや、イチャイチャはしないけどついてきてとらえると嬉しいかな」
「何!?ナギとイチャイチャするだと!? 言語道断!! ……けど私あの勘違いが痛い王子が嫌で出てきたはずなのにまたあの王子の所にいかないおいけないのか…。いや、でもこれもカゲツキの為だ、行くしかない!!そしてナギとではなく私とイチャイチャしろ!!」
「いや、あの…イチャイチャはしないからね?」
「「えっ、しないの!?」」
「だから、しないって言ってるじゃん!!」

そんなこんなで、ツバキとナギはついてきてくれることになった。
そして出発した初日の深夜、宿を尋ねてきた人がいた。
ーコンコン。
「こんな時間に誰ですか…。」
ーガチャ(ゴンッ)
扉を開けた途端、ゴンッってすごい音聞こえた気がするけど聞かなかったことにしよう、うん。
「っっったぁー!! お前、俺を誰だと思ってる!!あの有名なアーカイド王国の王子だぞ!!」
「………(うわ、面倒くさそうな人が来ちゃったよ…。ってか自分のこと王子とか言っちゃってるし…。よし、閉めよう。)」
 ーバンッ。王子は締め出しをくらった。
「えっ、いや、待って!?いや俺王子だよ!?とりあえずここ開けろ!!」
「……なんだ騒がしいな…。こんな時間に誰だ…。」
「あっ、ツバキ。起きちゃった?ごめんね、今外に自分が王子だという面倒くさそうな人が居て…。」
「おい!!あけろ!!俺は本当に王子なんだぞ!!」
「うわ、本当に聞き覚えがあるものすごいめんどくさい人の声が聞こえる気がする…とりあえず1発殴ってきていいか…?」
「ごめんね、よろしく頼むよ。」
「うむ♪」
ーガチャ(ゴンッ)
「っってぇーー!!(泣)お前ら絶対わざとだろ!!」
「お前、近所迷惑だろうが!!時間考えろや!!!」
「グハッ」
王子はツバキに殴られた。そして、王子は白目むいて倒れた。そりゃ当たり前か、剣術最強に殴られたわけだし。
 ーバンッ。さらに王子はまた締め出しをくらった。

「ごめんね、ツバキ。ありがと。これで静かになったよ。」
「カゲツキ殿の方こそすまなかった。まさかこんな時間にアーカイド国の王子が来ようとは…。」
「えっ、アレ、本当にアーカイド王国の王子なの…?」
「うむ?そうだが?何か問題でも?」
「問題ありまくりだわ!!…まぁ見なかったことにしよう。それが1番いい…気がする…」
僕は見なかったことにして眠りについた。

ーそして次の日。王子はまだ倒れていた。

「うわ、まだ王子いるよ…」
「どうしたカゲツキ。ってあそこで倒れてるのは誰じゃ!?」
「昨日の夜中にきてツバキにKOされたアーカイド国の王子…の慣れ果て…。」
「つ、ツバキ…お主もやるよの…。今から話をつけに行こうとしている国の王子を倒すとは…。」
「い、いやー…。分かってはいたけど恨み一気に出ちゃいまして…、あと近所迷惑だし…?(苦笑)」
「近所迷惑だし…?じゃないわ!!」
「と、とりあえず僕らは何も見ていない。いいね。」
「うむ。大丈夫だ、カゲツキ殿。」
「りょーかいじゃ、カゲツキ!」

そして僕らは倒れている王子を見て見ぬふりして出た。

ーカゲツキら一行が出て3時間後…
「ハッ!!」
王子は目を覚ました。
「おい!!とりあえず開けろ!!いや、開けなくていいからツバキを出せ!!」
ードンッ。
「グハッ」
そして王子は殴られた。次は宿屋の女将に。
「…うっせー!!もうそこに止まってたお客らはもーいねーわ!!」
「…えっ…い、いないんでふか… 」
「おう、3時間前くらいに旅立ったわ。たしかアーカイド王国に行くとか言ってた気がするが。」
「マジですか…、ありがとうございました…」

ーそして王子はカゲツキら御一行を追って、アーカイド王国に戻るのだった。
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