兄の代わりを務めたら嫌われものでした

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それからは毎日夜ご飯を一緒に食べるようになった。

朝は時間が違うから一緒に食べれないけど作って置いておいたら食べてくれる。

食事中、そんなにいっぱい会話があるわけじゃないけど前よりは少しだけ話せるようになった。








今日もいつものように夜ご飯を準備したけどいつもと同じくらいの時間になっても皇様が帰ってこない。

一緒に食べたいから自分の分もラップをしてかえって来るまでの間お勉強することにした。


ふぁぁ...眠たくなってきたなぁ。

まだ帰ってこないよね、、、?

ちょっとだけ....


そう思って机の上に突っ伏した僕はすぐに眠りの世界に旅立った。









(悠人side)

まずい、もうこんな時間だ。

いつものように帰ろうとしたら蓮から生徒会の仕事を頼まれてしまった。
急いでやったがもう9時を回っている。

なんも言わずにこの時間になってしまった。
もう食べてしまったかな?

急ぎ足で寮に戻る。


ガチャ...


「ただいま」




..........シーン



いつもの「おかえりなさい」と言って出迎えてくれる彼の姿が見えない。

不安になって急いで部屋に入る。





あ、、、、




そこには食卓の上にはラップがかけられた2人分の食事と横で勉強道具を広げてその上に突っ伏して寝ている西園寺の姿があった。



待っててくれたんだ...
勉強もしてるんだな...



寝顔がふにゃふにゃしていてまるで赤ちゃんのようだ。しばらく眺めていたが、


このままだと風邪をひく。


自分の部屋からブランケットを取り出し起こさないようにそっと西園寺にかける。


着替えた後はご飯を温めたり食べれるように準備をする。

そろそろ起こさないとだよな。


「西園寺、西園寺!」


「....んー............」


「西園寺!起きて!」


「...んぅ.......ん、、、?あ、、、」


「遅くなった、ごめん。ご飯あっためたから一緒に食べよう。」


「ごめんなさい!寝てました、、、ありがとうございます...」



「いや、いつも作ってくれてありがとうな。」


「全然、とんでもないです!」


「じゃあ食べるか。」


「そうしましょう!」



そう言って食べ始めた。

これからもこんなふうに時間も分からず待たせてしまうのも申し訳ないな....

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