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月曜日のこと。
「碧くん、今週の土日、外泊許可貰って外に遊びに行かない?人も多くないところにするから。」
「外に?」
「そう。この前見たビデオの続きが映画で今やってるから見に行かない?その後ご飯食べて、お泊まりしたら楽しいかなって思ったんだけど、どうかな?」
「いいの...?僕、迷惑かけるかも...」
「大丈夫だよ。そんなの気にしないで。碧くんと一緒にいれればそれだけで嬉しいから。キツかったら予定なんてすぐ変えられるし!」
「うん...それなら、僕も、行きたい。」
「ほんとに??嬉しいな。」
悠人くんとお泊まりのお出かけ!
これってもしかしてデートかな?
1人で恥ずかしくなる。
悠人くんの方をチラって見ると、すごくニコニコしている。
悠人くんも僕と同じで楽しみにしてるのかな?
僕は友達とお出かけしたことがない。
初めてが悠人くんとだなんて、こんなに幸せでいいのかな??
早く週末が来ないかなって気持ちでワクワクする。
着ていく洋服を考える。大したもの持ってないけど、持ってる中で一番良さそうなものを引っ張り出して、ハンガーにかける。
今度この続きの映画見るって言ってたな、と思ってこの間見たばっかりなのにもう1回ビデオを見直しとく。
こういう時何準備すればいいのかわかんなくてぐるぐる考えるけど思いつかない。
自分でも浮かれてることに気づいてるけど、楽しみで仕方がない。
早く土曜日にならないかな。
(悠人side)
碧くんをデートに誘った。
そろそろ前に進みたいなって思って、せっかくなら学校じゃなくて、人の少ない夜景の綺麗な場所で気持ちを伝えたい。
碧くんは調べたところ今まで友達と出かけたこともない。全部僕が初めてになりたくて、まずは一生に残るいい思い出にしてほしくてつい気持ちを伝える場所も張り切ってしまった。
本当は映画館以外にも碧くんと行きたいところはいっぱいあるけど、まずは人混みがすごくなくて他人との距離がちゃんとある場所がいいかなと思って映画にした。
慣れてきたら水族館や遊園地に行くのもいいな。
碧くんも誘いをOKしてくれて、後は準備は整ってる。
碧くんは誘った日からずっとソワソワしてて、部屋のカレンダーに印をつけて待ってることも俺は知ってる。
碧くんは気づいてないだろうけど、ご飯の時も土日のこと楽しみだねって何度も言っていて、表情を見ても心から楽しみにしていそうなのが伝わってくる。
金曜日になるまでとても長かった。
------------------------
「ん....」
「敦?敦!」
「お母さん.....?」
「よかった!目が覚めたのね!」
ナースコールを押す。
「敦、あなたもう2ヶ月も目を覚まさなかったのよ。ほんとによかったわ....!ここがどこだかわかる?」
「2ヶ月も...?ここは....病院...」
「そうよ!」
「あ、星華学園1年の西園寺の母です。家庭の事情で、しばらくお休みさせていただきます。今から迎えに行きますので。」
「碧くん、今週の土日、外泊許可貰って外に遊びに行かない?人も多くないところにするから。」
「外に?」
「そう。この前見たビデオの続きが映画で今やってるから見に行かない?その後ご飯食べて、お泊まりしたら楽しいかなって思ったんだけど、どうかな?」
「いいの...?僕、迷惑かけるかも...」
「大丈夫だよ。そんなの気にしないで。碧くんと一緒にいれればそれだけで嬉しいから。キツかったら予定なんてすぐ変えられるし!」
「うん...それなら、僕も、行きたい。」
「ほんとに??嬉しいな。」
悠人くんとお泊まりのお出かけ!
これってもしかしてデートかな?
1人で恥ずかしくなる。
悠人くんの方をチラって見ると、すごくニコニコしている。
悠人くんも僕と同じで楽しみにしてるのかな?
僕は友達とお出かけしたことがない。
初めてが悠人くんとだなんて、こんなに幸せでいいのかな??
早く週末が来ないかなって気持ちでワクワクする。
着ていく洋服を考える。大したもの持ってないけど、持ってる中で一番良さそうなものを引っ張り出して、ハンガーにかける。
今度この続きの映画見るって言ってたな、と思ってこの間見たばっかりなのにもう1回ビデオを見直しとく。
こういう時何準備すればいいのかわかんなくてぐるぐる考えるけど思いつかない。
自分でも浮かれてることに気づいてるけど、楽しみで仕方がない。
早く土曜日にならないかな。
(悠人side)
碧くんをデートに誘った。
そろそろ前に進みたいなって思って、せっかくなら学校じゃなくて、人の少ない夜景の綺麗な場所で気持ちを伝えたい。
碧くんは調べたところ今まで友達と出かけたこともない。全部僕が初めてになりたくて、まずは一生に残るいい思い出にしてほしくてつい気持ちを伝える場所も張り切ってしまった。
本当は映画館以外にも碧くんと行きたいところはいっぱいあるけど、まずは人混みがすごくなくて他人との距離がちゃんとある場所がいいかなと思って映画にした。
慣れてきたら水族館や遊園地に行くのもいいな。
碧くんも誘いをOKしてくれて、後は準備は整ってる。
碧くんは誘った日からずっとソワソワしてて、部屋のカレンダーに印をつけて待ってることも俺は知ってる。
碧くんは気づいてないだろうけど、ご飯の時も土日のこと楽しみだねって何度も言っていて、表情を見ても心から楽しみにしていそうなのが伝わってくる。
金曜日になるまでとても長かった。
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「ん....」
「敦?敦!」
「お母さん.....?」
「よかった!目が覚めたのね!」
ナースコールを押す。
「敦、あなたもう2ヶ月も目を覚まさなかったのよ。ほんとによかったわ....!ここがどこだかわかる?」
「2ヶ月も...?ここは....病院...」
「そうよ!」
「あ、星華学園1年の西園寺の母です。家庭の事情で、しばらくお休みさせていただきます。今から迎えに行きますので。」
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