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第1章 偽りの天使
第3話 自分の正義の為に 虹夜VS光
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虹夜たちは、戦う前に近くにある広い公園へと移動した。
「早く始めようよ。君が僕に勝てるとは思わないけど」
光は虹夜を強い敵意で睨みつけ距離をあける。
「あの場所で戦うと周りの建物とかが壊れるかも知らないから場所を変えただけなのに、天心君は随分とせっかちなんだね」
虹夜も距離を後ろ歩きであける。
「亜使君、そろそろいいかな?」
「うん、始めよう」
虹夜は頷く。
「それじゃあ、行くよ!!」
光は、自身の魔法遺伝子の光属性の魔法を放つ。
「閃光弾!!」
レンガブロックサイズの十数個の光の弾丸が相手の方へ飛んでいく。
「属性変化・闇」
虹夜は、身体自体を闇属性する。そして右手を前に出し黒い瘴気を目の前に展開する。
「闇瘴気の盾」
それにより光の放った光魔法を闇で消し去っていく。
そのまま展開した黒い瘴気で相手を包むように飛ばす。
[あの量の閃光弾を全て消した!? しかもそれを飛ばしてくるなんて!!]
「輝きの大剣」
光は、光属性の魔法で大剣を生み出し近づいてきた瘴気を振り下ろす。
大剣は瘴気から光を吸収され消えかかる。
光は強い形相をしながら大剣に魔力を込める。
黒い瘴気は、限界まで吸収して消滅する。
[亜使虹夜君……相当な魔力が無いとあんな強固な瘴気を出せない筈だ……一体彼は何者なんだ?]
呼吸が荒くなるほど光は追い詰められる。
[いや、待てよ!? さっきの瘴気で魔力をかなり使ったはずだから今一気に攻撃すれば勝てる!!]
「おい、光野郎!」
2人の戦いを見ていたビルファは光に声をかける。
「お前じゃ虹夜に勝てねぇ」
ビルファは顔を横に振る。
「そんなのわからない! 何でそんなことが言えるんだ!?」
光はゼェゼェと呼吸し怒鳴り声を上げる。
「今、虹夜の闇瘴気の盾にお前の剣を不良かざしたが、お前は瘴気を切り裂き消滅させたわけじゃなく、魔力を限界まで吸わせて消したって訳だ!」
「それがどうした!!」
光はビルファを睨みつける。
「お前の魔力の大半は消えたっつうことだ。魔力があったところで瘴気を切り裂けなかった。そんな奴が虹夜の他の魔法を捌き切れるのか? しかも魔力もかなり消耗している」
「これなら亜使君も同じだろう!!」
彼は説明をする悪魔を強い殺意と形相で睨みつけ叫ぶ。
「フッ……グハハハハッ!!」
ビルファはあまりの可笑しさに笑い声を上げる。
「お前! 虹夜が本気だと思ってんのか!? お前が瘴気に剣の魔力を吸っている間に虹夜が攻撃してたらどうするつもりだったんだ!?」
「え……?」
光はよく考えたらその通りだと思い口を開く。
「だ……だとしても亜使君もさっきの魔法で魔力を使っている筈だ!!」
光は焦りつつ諦められず虹夜に今自分が出せる最大の魔法を繰り出す。
「いくら魔力を消費したとしても、この魔法を使うくらいは残ってる!」
「輝かしい爆光線!!」
強い光で地面を焼きながら光線が虹夜を襲う。
「闇の腕鎧」
虹夜の右腕を黒い鎧が巻き付きそれで光線を受け止める。
「闇の光線」
闇の腕鎧を纏った手から光線を放つ。
虹夜の光線が光の光線を押していく。
「嘘だ! 嘘だ! 僕の魔法が僕よりも下位の魔法に負ける訳ない!! しかもこんなに魔力が残ってる何て!!」
「光野郎、お前に1ついいことを教えてやる」
ビルファは怖い笑みを浮かべて一言伝える。
「虹夜の魔力量は、勇者に匹敵する」
「うわーーー!!」
虹夜の闇の光線が光の光線を破り、直撃する。
そして、光は膝から崩れ落ち地面にうつ伏せで倒れた。
「早く始めようよ。君が僕に勝てるとは思わないけど」
光は虹夜を強い敵意で睨みつけ距離をあける。
「あの場所で戦うと周りの建物とかが壊れるかも知らないから場所を変えただけなのに、天心君は随分とせっかちなんだね」
虹夜も距離を後ろ歩きであける。
「亜使君、そろそろいいかな?」
「うん、始めよう」
虹夜は頷く。
「それじゃあ、行くよ!!」
光は、自身の魔法遺伝子の光属性の魔法を放つ。
「閃光弾!!」
レンガブロックサイズの十数個の光の弾丸が相手の方へ飛んでいく。
「属性変化・闇」
虹夜は、身体自体を闇属性する。そして右手を前に出し黒い瘴気を目の前に展開する。
「闇瘴気の盾」
それにより光の放った光魔法を闇で消し去っていく。
そのまま展開した黒い瘴気で相手を包むように飛ばす。
[あの量の閃光弾を全て消した!? しかもそれを飛ばしてくるなんて!!]
「輝きの大剣」
光は、光属性の魔法で大剣を生み出し近づいてきた瘴気を振り下ろす。
大剣は瘴気から光を吸収され消えかかる。
光は強い形相をしながら大剣に魔力を込める。
黒い瘴気は、限界まで吸収して消滅する。
[亜使虹夜君……相当な魔力が無いとあんな強固な瘴気を出せない筈だ……一体彼は何者なんだ?]
呼吸が荒くなるほど光は追い詰められる。
[いや、待てよ!? さっきの瘴気で魔力をかなり使ったはずだから今一気に攻撃すれば勝てる!!]
「おい、光野郎!」
2人の戦いを見ていたビルファは光に声をかける。
「お前じゃ虹夜に勝てねぇ」
ビルファは顔を横に振る。
「そんなのわからない! 何でそんなことが言えるんだ!?」
光はゼェゼェと呼吸し怒鳴り声を上げる。
「今、虹夜の闇瘴気の盾にお前の剣を不良かざしたが、お前は瘴気を切り裂き消滅させたわけじゃなく、魔力を限界まで吸わせて消したって訳だ!」
「それがどうした!!」
光はビルファを睨みつける。
「お前の魔力の大半は消えたっつうことだ。魔力があったところで瘴気を切り裂けなかった。そんな奴が虹夜の他の魔法を捌き切れるのか? しかも魔力もかなり消耗している」
「これなら亜使君も同じだろう!!」
彼は説明をする悪魔を強い殺意と形相で睨みつけ叫ぶ。
「フッ……グハハハハッ!!」
ビルファはあまりの可笑しさに笑い声を上げる。
「お前! 虹夜が本気だと思ってんのか!? お前が瘴気に剣の魔力を吸っている間に虹夜が攻撃してたらどうするつもりだったんだ!?」
「え……?」
光はよく考えたらその通りだと思い口を開く。
「だ……だとしても亜使君もさっきの魔法で魔力を使っている筈だ!!」
光は焦りつつ諦められず虹夜に今自分が出せる最大の魔法を繰り出す。
「いくら魔力を消費したとしても、この魔法を使うくらいは残ってる!」
「輝かしい爆光線!!」
強い光で地面を焼きながら光線が虹夜を襲う。
「闇の腕鎧」
虹夜の右腕を黒い鎧が巻き付きそれで光線を受け止める。
「闇の光線」
闇の腕鎧を纏った手から光線を放つ。
虹夜の光線が光の光線を押していく。
「嘘だ! 嘘だ! 僕の魔法が僕よりも下位の魔法に負ける訳ない!! しかもこんなに魔力が残ってる何て!!」
「光野郎、お前に1ついいことを教えてやる」
ビルファは怖い笑みを浮かべて一言伝える。
「虹夜の魔力量は、勇者に匹敵する」
「うわーーー!!」
虹夜の闇の光線が光の光線を破り、直撃する。
そして、光は膝から崩れ落ち地面にうつ伏せで倒れた。
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