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最終章 冠山城の戦いと備中高松城攻め
8.冠山城の戦い【4】(黒田官兵衛の計略)
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冠山城の戦いが始まってから5日目の夜、忠家は羽柴秀吉の本陣にいた。
『秀吉様、冠山城の者達の予想を上回る激しい抵抗にあっておりまする。
お知恵とお力をお借りできればと。』と言い、自身の不甲斐なさを恥じるように宇喜多忠家は頭を下げる。
『忠家殿、面を上げて下され、ここまで毛利を追い込めたのも、宇喜多の武勇のお蔭だぎゃ。なになに、敵も決死の抵抗ぞ、窮鼠猫を噛むと申す、忠家殿には独り、5日間損な役回りをさせてしまった。
スマヌ、許してくれい。この羽柴秀吉、敵を甘く見ておった。ワシの失敗じゃ。』と言い、陣中の木の椅子から立ち上がったと思うと地面に座り込み、両手を地面につけ頭を下げる秀吉であった。
『御止め下され、秀吉様!。』と慌てて叫ぶ、忠家は秀吉の元へ走り寄り、秀吉の両手を丁重に地面から剥ぎ取り、秀吉の頭を上げさせた。
『スマヌ、本当にすまなかった忠家殿。ワシを許して下され、これより宇喜多殿は休んで下され。
後はこの羽柴秀吉に任せて下され。』と、目を充血させて秀吉は言う。
『先ずは、席に戻りましょう。我らと秀吉様の軍が連携し攻めれば、きっと冠山城も落ちまする。秀吉様からお力添えを頂ければ、きっと・・。』
秀吉の土下座が、忠家の緊張を解き、又忠家の面子も保ち、場にあった嫌な雰囲気を一瞬にして変えたのである。
『そうじゃな、そうじゃ、力を併せればどんな城でも・・・。』
『官兵衛、誰か、官兵衛を呼べ!!。軍師殿、官兵衛は何処じゃ?』と、秀吉が大声で黒田官兵衛を呼ぶ。
呼ばれた官兵衛は、直ぐに、二人が話す場所へやって来た。
不自由になった片足を引きずりながら、杖を片手に歩きやってきた。
秀吉の弟、羽柴秀長が気をきかせ、官兵衛の座る椅子を持って来て準備する。
『かたじけない、秀長様。』と言い、一度秀長に会釈をして席につく官兵衛。
『官兵衛殿、お主、本当にあの黒田官兵衛殿か?。』と驚きの声をあげたのは、忠家である。
宇喜多忠家は、黒田官兵衛とは顔見知りであったが、彼が知っている黒田官兵衛は、監禁される前の官兵衛だった。
荒木村重に有岡城の狭い土牢に1年以上監禁された彼の外見は36歳には見えないぐらい驚くほど老いていた。
過酷な監禁生活は、彼の外見の若さと左足の自由を奪ったのであった。
『お久しぶりです。忠家様。』と官兵衛は、短く、忠家の疑問に答えるように、挨拶をした。
『・・・。』忠家は、絶句し官兵衛の挨拶に頷く事しかできなかった。
『官兵衛、どうすればよい、手ごわい敵じゃ、お主なら、あの城どう落とす。』と、秀吉は何時もの様に軍師に意見を聞いた。
『宇喜多様の連日の攻撃のお蔭で、冠山城の者達は休めず、疲労が蓄積しております。後1日だけ、今まで通り攻め、2日後、降伏勧告を致しましょう。』
『ここまで抵抗している者達、あ奴らがそうやすやす降伏するとはワシには思えぬが・・。』と秀吉が自分の感想を述べる。
『降伏は、どんな条件をつけても、多分、・・・しないでしょう。』と官兵衛が冷静に秀吉の感想を肯定する。
『無駄だと分かっている事を、何故するのじゃ??。』と、秀吉が官兵衛の真意を分からず、確認する。
『連日の疲れ、彼らは緊張の為、自分達が疲労している事に気づいておりまぬ。麻痺しておるのです。』
『其処に、我らが降伏勧告、降伏するかどうかを考える時間を与えるのです。その時間は、いうなれば停戦時間、彼らの緊張が自然と緩みます・・・。』
『麻痺を解く時間、それが降伏勧告の目的でございまする。』
『降伏勧告をする者にも、別の仕事も与えます。城の中を見てくる仕事です。その者が持ち帰る情報をもとに、作戦を考え、その日の夜夜襲をかけるのです。』
『まさか、降伏勧告した日の夜に、夜襲がくるとは思いなりますまい・・・・。』
『おおおぅ・・・。』と官兵衛の計略を理解したその場の者達は、驚嘆の声をあげる。
外見の変わった軍師は、声に抑揚をつけず、静かに自分の考えを説明する、その声の落ちつきにはその場の者達を無条件に納得させる迫力があった。
『夜襲をかけるというが、秀吉様、官兵衛殿、敵には竹井将監という荒武者がおる。我が軍一の強者が、今日その者と戦い、討ち死にした。』
『その者を倒すのは、一苦労じゃ、恥ずかしながら、わが軍には、もうそれができる者はいない、羽柴様の軍で名のある豪の者はおりませぬか?。』
『尾藤知宣、戸田勝隆、アイツらは駄目じゃな、名のある者・・・。』と、秀吉は、忠家の質問を受け、自分の中の候補者の名前を整理するように囁く。
『兄者、トラはどうじゃ、未だ名を上げてはいないが、あ奴なら。ワシらの加藤清正で勝負できるのではないか?。』と秀吉の弟秀長が秀吉に秘蔵っ子加藤清正を推薦する。
『トラか、・・・シノ殿に子が出来たばかりだから、この戦には使わないつもりでいたが、、お主がそういうのであれば、トラを呼んどくか、ヨシ!!』
周囲の者が聞いても分からない単語が出てくる話であったが、兄弟の二人は冠山城の猛者竹井将監へ送る刺客の者を決めたらしかった。
『秀吉様、早島城主竹井将監の事は私も知っております、私に初めて敗北を感じさせた男であり、多分その武勇は備中の国一です。』
『生半可な者では・・・』と黒田官兵衛が不安を顔にしながら、主君の決断を確認するように言う。
『官兵衛、大丈夫じゃ、虎之助、いや加藤清正は若いが頼りになる男じゃ。』
『なあ、小一郎!!』と秀吉は、弟秀長を古い名で呼び同意を求める。
同意を求められた秀長は、手を握り親指だけを立て、『ドスコイ!!』と声をあげ、秀吉、官兵衛を見つめる。
黒田官兵衛は、秀長の言葉の意味は分からなかったが、秀長の自信を持った表情をみて、弟が兄に提案した候補者に異論を挟む事を諦めたのであった。
羽柴軍、宇喜多軍の方針が決まり、舞台は再び冠山城に戻る。
『秀吉様、冠山城の者達の予想を上回る激しい抵抗にあっておりまする。
お知恵とお力をお借りできればと。』と言い、自身の不甲斐なさを恥じるように宇喜多忠家は頭を下げる。
『忠家殿、面を上げて下され、ここまで毛利を追い込めたのも、宇喜多の武勇のお蔭だぎゃ。なになに、敵も決死の抵抗ぞ、窮鼠猫を噛むと申す、忠家殿には独り、5日間損な役回りをさせてしまった。
スマヌ、許してくれい。この羽柴秀吉、敵を甘く見ておった。ワシの失敗じゃ。』と言い、陣中の木の椅子から立ち上がったと思うと地面に座り込み、両手を地面につけ頭を下げる秀吉であった。
『御止め下され、秀吉様!。』と慌てて叫ぶ、忠家は秀吉の元へ走り寄り、秀吉の両手を丁重に地面から剥ぎ取り、秀吉の頭を上げさせた。
『スマヌ、本当にすまなかった忠家殿。ワシを許して下され、これより宇喜多殿は休んで下され。
後はこの羽柴秀吉に任せて下され。』と、目を充血させて秀吉は言う。
『先ずは、席に戻りましょう。我らと秀吉様の軍が連携し攻めれば、きっと冠山城も落ちまする。秀吉様からお力添えを頂ければ、きっと・・。』
秀吉の土下座が、忠家の緊張を解き、又忠家の面子も保ち、場にあった嫌な雰囲気を一瞬にして変えたのである。
『そうじゃな、そうじゃ、力を併せればどんな城でも・・・。』
『官兵衛、誰か、官兵衛を呼べ!!。軍師殿、官兵衛は何処じゃ?』と、秀吉が大声で黒田官兵衛を呼ぶ。
呼ばれた官兵衛は、直ぐに、二人が話す場所へやって来た。
不自由になった片足を引きずりながら、杖を片手に歩きやってきた。
秀吉の弟、羽柴秀長が気をきかせ、官兵衛の座る椅子を持って来て準備する。
『かたじけない、秀長様。』と言い、一度秀長に会釈をして席につく官兵衛。
『官兵衛殿、お主、本当にあの黒田官兵衛殿か?。』と驚きの声をあげたのは、忠家である。
宇喜多忠家は、黒田官兵衛とは顔見知りであったが、彼が知っている黒田官兵衛は、監禁される前の官兵衛だった。
荒木村重に有岡城の狭い土牢に1年以上監禁された彼の外見は36歳には見えないぐらい驚くほど老いていた。
過酷な監禁生活は、彼の外見の若さと左足の自由を奪ったのであった。
『お久しぶりです。忠家様。』と官兵衛は、短く、忠家の疑問に答えるように、挨拶をした。
『・・・。』忠家は、絶句し官兵衛の挨拶に頷く事しかできなかった。
『官兵衛、どうすればよい、手ごわい敵じゃ、お主なら、あの城どう落とす。』と、秀吉は何時もの様に軍師に意見を聞いた。
『宇喜多様の連日の攻撃のお蔭で、冠山城の者達は休めず、疲労が蓄積しております。後1日だけ、今まで通り攻め、2日後、降伏勧告を致しましょう。』
『ここまで抵抗している者達、あ奴らがそうやすやす降伏するとはワシには思えぬが・・。』と秀吉が自分の感想を述べる。
『降伏は、どんな条件をつけても、多分、・・・しないでしょう。』と官兵衛が冷静に秀吉の感想を肯定する。
『無駄だと分かっている事を、何故するのじゃ??。』と、秀吉が官兵衛の真意を分からず、確認する。
『連日の疲れ、彼らは緊張の為、自分達が疲労している事に気づいておりまぬ。麻痺しておるのです。』
『其処に、我らが降伏勧告、降伏するかどうかを考える時間を与えるのです。その時間は、いうなれば停戦時間、彼らの緊張が自然と緩みます・・・。』
『麻痺を解く時間、それが降伏勧告の目的でございまする。』
『降伏勧告をする者にも、別の仕事も与えます。城の中を見てくる仕事です。その者が持ち帰る情報をもとに、作戦を考え、その日の夜夜襲をかけるのです。』
『まさか、降伏勧告した日の夜に、夜襲がくるとは思いなりますまい・・・・。』
『おおおぅ・・・。』と官兵衛の計略を理解したその場の者達は、驚嘆の声をあげる。
外見の変わった軍師は、声に抑揚をつけず、静かに自分の考えを説明する、その声の落ちつきにはその場の者達を無条件に納得させる迫力があった。
『夜襲をかけるというが、秀吉様、官兵衛殿、敵には竹井将監という荒武者がおる。我が軍一の強者が、今日その者と戦い、討ち死にした。』
『その者を倒すのは、一苦労じゃ、恥ずかしながら、わが軍には、もうそれができる者はいない、羽柴様の軍で名のある豪の者はおりませぬか?。』
『尾藤知宣、戸田勝隆、アイツらは駄目じゃな、名のある者・・・。』と、秀吉は、忠家の質問を受け、自分の中の候補者の名前を整理するように囁く。
『兄者、トラはどうじゃ、未だ名を上げてはいないが、あ奴なら。ワシらの加藤清正で勝負できるのではないか?。』と秀吉の弟秀長が秀吉に秘蔵っ子加藤清正を推薦する。
『トラか、・・・シノ殿に子が出来たばかりだから、この戦には使わないつもりでいたが、、お主がそういうのであれば、トラを呼んどくか、ヨシ!!』
周囲の者が聞いても分からない単語が出てくる話であったが、兄弟の二人は冠山城の猛者竹井将監へ送る刺客の者を決めたらしかった。
『秀吉様、早島城主竹井将監の事は私も知っております、私に初めて敗北を感じさせた男であり、多分その武勇は備中の国一です。』
『生半可な者では・・・』と黒田官兵衛が不安を顔にしながら、主君の決断を確認するように言う。
『官兵衛、大丈夫じゃ、虎之助、いや加藤清正は若いが頼りになる男じゃ。』
『なあ、小一郎!!』と秀吉は、弟秀長を古い名で呼び同意を求める。
同意を求められた秀長は、手を握り親指だけを立て、『ドスコイ!!』と声をあげ、秀吉、官兵衛を見つめる。
黒田官兵衛は、秀長の言葉の意味は分からなかったが、秀長の自信を持った表情をみて、弟が兄に提案した候補者に異論を挟む事を諦めたのであった。
羽柴軍、宇喜多軍の方針が決まり、舞台は再び冠山城に戻る。
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