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フレスガドル
準決勝決着
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アルノアがエーミラティスのさらなる力を解放したことで、彼の周囲には強大な魔力が渦巻き、戦場全体に影響を与えていた。目の前の大精霊の圧倒的な存在感にも関わらず、アルノアは冷静さを失わなかった。
「アルノア、今がチャンスよ! あなたの攻撃で精霊の動きを崩せば、私がとどめを刺す!」
アリシアがサファイアの魔力で作り出した水の防御を維持しながら叫ぶ。
「よし、行くぞ!」
アルノアは大鎌を振りかざし、全属性を混ぜ合わせた攻撃を次々と繰り出した。
炎の刃
エーミラティスの力を借りたアルノアが炎の魔力を大鎌に集中させ、精霊の巨大な腕を狙って斬りつける。燃え盛る炎が精霊の表面を包み込み、一部のバフを無効化するように焼き尽くす。
氷の連撃
続けて氷の魔力を解放し、大鎌を氷結の槍へと変える。一気に投擲された氷の槍は、精霊の動きを鈍らせ、その広範囲に氷の罠を作り出した。
雷の突進
アルノアが雷の魔力を纏い、高速で精霊の足元に突進する。その雷撃が地面を伝わり、大精霊のバランスを崩した。強烈な衝撃により精霊の一部の構造が崩れ、隙が生まれる。
だが、相手チームも黙ってはいなかった。ヴァレスが指示を飛ばす。
「クソっアリシアさんほどは強くないと思っていたが、ここまで多彩な魔法を使ってくるアルノアが厄介だ」
「リューナ、妨害の矢を撃て! 他の二人は精霊にさらなるバフを与えるんだ!」
リューナの矢がアルノアとアリシアに向かって放たれる。それは単なる物理攻撃ではなく、魔力を込めた攪乱用の矢で、命中しなくても動きを阻害する効果があった。
「邪魔をさせない!」
アリシアが咄嗟にエメラルドの風を操り、矢を吹き飛ばす。さらに彼女は反撃の準備を整える。
決意を固めたアルノア
「アリシア、俺が精霊を完全に抑える! 決定的な一撃を頼む!」
アルノアは大精霊に向かって突進する。彼の目は燃え上がるような決意に満ちていた。
彼は戦場の状況を把握し、瞬時に最適な魔力を選び取る。その柔軟性がアルノアの最大の武器だった。
風の刃で大精霊の腕を切り裂き、その範囲攻撃を封じる。
地の魔力で精霊の足元を固め、一時的に動きを封じる。
「これでどうだ!」
アルノアの多彩な攻撃が精霊の動きを削り、圧倒的だった力の均衡が崩れ始める。
アリシアはアルノアの攻撃によって生まれた隙を逃さず、最大限の魔力を集中させていた。彼女の手には鉱物魔法で生成された巨大な槍が握られている。それはルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤの力を融合させた究極の攻撃魔法だった。
「これで終わらせる!」
アリシアがその槍を大精霊に向けて放つと、空間全体が振動し、眩い光が戦場を包み込んだ。
槍は大精霊の核心部に命中し、その巨体を貫く。精霊は一瞬動きを止めると、次第に消え去っていった。
勝利の予感
「やった……!」
精霊を消し去ったことで、アルノアとアリシアに笑顔が戻る。しかし、試合はまだ終わっていなかった。相手チームは最終手段として、さらなる策略を準備している様子だった。
アルノアは再び大鎌を構え、アリシアとともに戦場を見据える。次なる展開への緊張感が二人を包み込む中、準決勝の戦いはまだ続いていく――。
戦況が一変する――リューナの真の姿
大精霊の消滅により、会場には一瞬の静寂が訪れた。アルノアとアリシアは息を整えながら、次なる攻撃に備える。だが、その時――。
「まだ終わっていない!」
ヴァリスが魔法陣を再び展開し、残りの魔力を一点に集中させる。彼の額には汗が滲んでいたが、焦りはなく、むしろ確信に満ちた笑みを浮かべていた。
「リューナ! これで決めろ――《宝具召喚》!」
魔法陣から放たれた光が空間を裂き、異次元の扉が現れる。そこから漆黒の鎧に包まれた巨大な弓――《神滅の弓グラシュヴァル》が召喚された。その弓には、まるで意思を持つかのような圧倒的な魔力が宿っている。
「宝具を……渡す!」
ヴァリスが指を鳴らすと、弓はリューナの手へと吸い込まれるように収まった。彼女の瞳が鋭く輝き、その細身の体から信じられないほどの魔力が放出され始める。
「こいつは……まずいな。」
アルノアが思わず呟く。リューナの放つ魔力は大精霊を凌ぐほどに高まっていた。
「ふふ……やっと出番ってわけね。」
リューナの声は冷たく、先ほどまでのサポート役の雰囲気とは一変していた。弓を構えた彼女の周囲には風が舞い、魔力が渦を巻いている。
「この弓はね、魔力を収束させ、あらゆるものを貫く“絶対必中”の一撃を放つためのものよ。」
「一撃で魔力をほぼ失う秘密兵器だけど、必中なんだから問題ない。」
リューナがゆっくりと弓を引き絞る。弓には雷、炎、闇といった複数の属性が混ざり合い、圧縮されていく。
「アルノア、あれはただの矢じゃないわ……! 一度放たれたら逃げるのは不可能よ!」
アリシアの表情が険しくなる。
「お前ら、よくも俺たちをここまで追い詰めてくれた。でも、これで終わりだ――《破滅の一矢》!」
リューナが叫び、弓から放たれた矢が唸りを上げてアルノアたちに向かって飛ぶ。
アルノアの決断――限界突破
「くそっ、逃げ場がねえな……!」
アルノアは咄嗟にエーミラティスの力をさらに引き出すことを決断した。
「エーミラティス! もう一段階、力を貸してくれ!」
(ほう確かにあれは貫ければ神にすら傷を付けられるようじゃしな……ついにここまで来たか。ならば存分に使え――)
アルノアの体を白い光が包み込み、その姿が変化する。鎧のような魔力が彼の全身を覆い、手にした大鎌がさらなる輝きを放つ。
「お前の矢なんかに負けてたまるか!」
アルノアは真正面から破滅の矢へと飛び込んでいく。
「アルノア、支えるわ!」
アリシアは咄嗟にダイヤモンドの防御壁を展開し、岩属性の魔力でアルノアの大鎌にさらなる属性強化を施した。
「私たちの力を合わせれば、突破できないものなんてない!」
アルノアはアリシアの力を感じながら、破滅の矢へと大鎌を叩きつける。
「――砕けろ!!」
破滅の矢、迎撃!
大鎌と破滅の矢が衝突し、戦場は閃光と轟音に包まれた。衝撃波が周囲の地面をえぐり、観客席にまで余波が届く。
リューナが驚愕の表情を浮かべた。
「馬鹿な……あの矢を、止めた……!?」
アルノアは息を切らしながら、弾かれた矢の残骸を見下ろす。彼の手の大鎌は少しひび割れていたが、その目にはまだ戦意が燃え盛っていた。
「お前の“絶対必中”も万能じゃないな。」
アルノアが挑発するように笑い、リューナを見据える。
「今度はこっちの番だ!」
アルノアとアリシアが同時に力を解放する。リューナの魔力が減少し始めたことを見逃さなかったのだ。
「これで終わりだ――白の一閃!!」
アルノアの攻撃がリューナを捉え、その瞬間、彼女の弓が砕け散る。
決着
リューナが膝をつき、戦場には静寂が戻る。ヴァリスも限界を超えた召喚で魔力を使い果たし、立ち上がることができなかった。
「勝者――アルノア・アリシア組!」
試合終了の宣言が響き渡り、会場中に歓声が沸き起こる。
アルノアは大鎌を肩に担ぎ、アリシアと共に立ち尽くしていた。その表情には疲労と達成感と、次なる戦いへの覚悟が宿っていた。
「次が……決勝戦だな。」
「ええ、絶対に勝ちましょう。」
二人の視線が交わり、試合は終わりを告げた――。
「アルノア、今がチャンスよ! あなたの攻撃で精霊の動きを崩せば、私がとどめを刺す!」
アリシアがサファイアの魔力で作り出した水の防御を維持しながら叫ぶ。
「よし、行くぞ!」
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炎の刃
エーミラティスの力を借りたアルノアが炎の魔力を大鎌に集中させ、精霊の巨大な腕を狙って斬りつける。燃え盛る炎が精霊の表面を包み込み、一部のバフを無効化するように焼き尽くす。
氷の連撃
続けて氷の魔力を解放し、大鎌を氷結の槍へと変える。一気に投擲された氷の槍は、精霊の動きを鈍らせ、その広範囲に氷の罠を作り出した。
雷の突進
アルノアが雷の魔力を纏い、高速で精霊の足元に突進する。その雷撃が地面を伝わり、大精霊のバランスを崩した。強烈な衝撃により精霊の一部の構造が崩れ、隙が生まれる。
だが、相手チームも黙ってはいなかった。ヴァレスが指示を飛ばす。
「クソっアリシアさんほどは強くないと思っていたが、ここまで多彩な魔法を使ってくるアルノアが厄介だ」
「リューナ、妨害の矢を撃て! 他の二人は精霊にさらなるバフを与えるんだ!」
リューナの矢がアルノアとアリシアに向かって放たれる。それは単なる物理攻撃ではなく、魔力を込めた攪乱用の矢で、命中しなくても動きを阻害する効果があった。
「邪魔をさせない!」
アリシアが咄嗟にエメラルドの風を操り、矢を吹き飛ばす。さらに彼女は反撃の準備を整える。
決意を固めたアルノア
「アリシア、俺が精霊を完全に抑える! 決定的な一撃を頼む!」
アルノアは大精霊に向かって突進する。彼の目は燃え上がるような決意に満ちていた。
彼は戦場の状況を把握し、瞬時に最適な魔力を選び取る。その柔軟性がアルノアの最大の武器だった。
風の刃で大精霊の腕を切り裂き、その範囲攻撃を封じる。
地の魔力で精霊の足元を固め、一時的に動きを封じる。
「これでどうだ!」
アルノアの多彩な攻撃が精霊の動きを削り、圧倒的だった力の均衡が崩れ始める。
アリシアはアルノアの攻撃によって生まれた隙を逃さず、最大限の魔力を集中させていた。彼女の手には鉱物魔法で生成された巨大な槍が握られている。それはルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤの力を融合させた究極の攻撃魔法だった。
「これで終わらせる!」
アリシアがその槍を大精霊に向けて放つと、空間全体が振動し、眩い光が戦場を包み込んだ。
槍は大精霊の核心部に命中し、その巨体を貫く。精霊は一瞬動きを止めると、次第に消え去っていった。
勝利の予感
「やった……!」
精霊を消し去ったことで、アルノアとアリシアに笑顔が戻る。しかし、試合はまだ終わっていなかった。相手チームは最終手段として、さらなる策略を準備している様子だった。
アルノアは再び大鎌を構え、アリシアとともに戦場を見据える。次なる展開への緊張感が二人を包み込む中、準決勝の戦いはまだ続いていく――。
戦況が一変する――リューナの真の姿
大精霊の消滅により、会場には一瞬の静寂が訪れた。アルノアとアリシアは息を整えながら、次なる攻撃に備える。だが、その時――。
「まだ終わっていない!」
ヴァリスが魔法陣を再び展開し、残りの魔力を一点に集中させる。彼の額には汗が滲んでいたが、焦りはなく、むしろ確信に満ちた笑みを浮かべていた。
「リューナ! これで決めろ――《宝具召喚》!」
魔法陣から放たれた光が空間を裂き、異次元の扉が現れる。そこから漆黒の鎧に包まれた巨大な弓――《神滅の弓グラシュヴァル》が召喚された。その弓には、まるで意思を持つかのような圧倒的な魔力が宿っている。
「宝具を……渡す!」
ヴァリスが指を鳴らすと、弓はリューナの手へと吸い込まれるように収まった。彼女の瞳が鋭く輝き、その細身の体から信じられないほどの魔力が放出され始める。
「こいつは……まずいな。」
アルノアが思わず呟く。リューナの放つ魔力は大精霊を凌ぐほどに高まっていた。
「ふふ……やっと出番ってわけね。」
リューナの声は冷たく、先ほどまでのサポート役の雰囲気とは一変していた。弓を構えた彼女の周囲には風が舞い、魔力が渦を巻いている。
「この弓はね、魔力を収束させ、あらゆるものを貫く“絶対必中”の一撃を放つためのものよ。」
「一撃で魔力をほぼ失う秘密兵器だけど、必中なんだから問題ない。」
リューナがゆっくりと弓を引き絞る。弓には雷、炎、闇といった複数の属性が混ざり合い、圧縮されていく。
「アルノア、あれはただの矢じゃないわ……! 一度放たれたら逃げるのは不可能よ!」
アリシアの表情が険しくなる。
「お前ら、よくも俺たちをここまで追い詰めてくれた。でも、これで終わりだ――《破滅の一矢》!」
リューナが叫び、弓から放たれた矢が唸りを上げてアルノアたちに向かって飛ぶ。
アルノアの決断――限界突破
「くそっ、逃げ場がねえな……!」
アルノアは咄嗟にエーミラティスの力をさらに引き出すことを決断した。
「エーミラティス! もう一段階、力を貸してくれ!」
(ほう確かにあれは貫ければ神にすら傷を付けられるようじゃしな……ついにここまで来たか。ならば存分に使え――)
アルノアの体を白い光が包み込み、その姿が変化する。鎧のような魔力が彼の全身を覆い、手にした大鎌がさらなる輝きを放つ。
「お前の矢なんかに負けてたまるか!」
アルノアは真正面から破滅の矢へと飛び込んでいく。
「アルノア、支えるわ!」
アリシアは咄嗟にダイヤモンドの防御壁を展開し、岩属性の魔力でアルノアの大鎌にさらなる属性強化を施した。
「私たちの力を合わせれば、突破できないものなんてない!」
アルノアはアリシアの力を感じながら、破滅の矢へと大鎌を叩きつける。
「――砕けろ!!」
破滅の矢、迎撃!
大鎌と破滅の矢が衝突し、戦場は閃光と轟音に包まれた。衝撃波が周囲の地面をえぐり、観客席にまで余波が届く。
リューナが驚愕の表情を浮かべた。
「馬鹿な……あの矢を、止めた……!?」
アルノアは息を切らしながら、弾かれた矢の残骸を見下ろす。彼の手の大鎌は少しひび割れていたが、その目にはまだ戦意が燃え盛っていた。
「お前の“絶対必中”も万能じゃないな。」
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「今度はこっちの番だ!」
アルノアとアリシアが同時に力を解放する。リューナの魔力が減少し始めたことを見逃さなかったのだ。
「これで終わりだ――白の一閃!!」
アルノアの攻撃がリューナを捉え、その瞬間、彼女の弓が砕け散る。
決着
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「勝者――アルノア・アリシア組!」
試合終了の宣言が響き渡り、会場中に歓声が沸き起こる。
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