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第2章
21話 狂乱の天龍
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「あは!あははは!!笑えるねぇほんと。」
蹴り飛ばされ壁に衝突したサユリに少しずつ近づく狂人。天龍、装龍、そして氷龍の遣いとなったザード・リグルス。
「あぁ、なんかもう人質取るのもめんどくさいからさ、死んじゃえよ。」
ふいに立ち止まったザードはそういい右手にウォーナを集め始める。
サユリは足と肩の激痛でその場から逃げ出せない。
「ばいばーい!!神龍遣いのお孫さんよお!!」
無抵抗のサユリに天龍の衝撃波が迫る。
そのとき。
「ニルアロイアァ!!!」
サユリを大きな岩柱が包む。
衝撃波はその岩柱によって防がれる。
「あぁ?なんですかー?」
2階から全速力でやってきたのは、ガイアだ。
「よぉ、ザード。ひっさしぶりだなァ!」
「...ガイア。へぇ。あの一匹狼だった君が神龍陣営に協力してるってことかぁ。面白くない。面白くないね全く。」
交流会に紛れていたにも関わらず、その場にいた地龍の遣いガイアには気づいていなかったのだ。
そしてガイアが現れた同じ場所から椿と、その後ろに宙も現れ、
「椿、すまねぇがサユリがだいぶダメージ食らってるみてぇでよぉ。救護室まで連れてってやってくれ。」
「あぁ、分かった。...サユリ大丈夫か。力抜いてろ。」
椿はサユリに駆け寄り、救護室へと運ぶ。
「そろそろいいかなぁ??僕はあんまり待つのが好きじゃないんだけど。」
「心配すんな。俺が今からおめぇの相手してやっからよぉ。」
ガイアが攻撃態勢に入ったのを見てザードも再びウォーナを集め始める。
そして取り残された宙は柱に隠れ2人の様子を見る。
少しだけ前の話。
ガイアは異常なウォーナの気を感じ、廊下を全速力で走っていた。
「なんだこのウォーナの量はよぉ!!九神龍だとしてもこの量はありえねぇ。」
そして、それを感じていたのはガイアだけではなかったようで椿もそれを感じ、突然走り出したのを見て宙もついてきていたのだ。
「なにこれ...大丈夫なの...。」
「おい。そこにいる椿のダチの...宙だっけかぁ。」
「えっ、は、はい?!」
急にガイアに呼ばれ思わず返事をする。
「おめぇよ、戦えるか?」
「...まぁ。でもその人って天龍の...」
「時間稼ぎしてくれさえすれりゃあいいんだよ!ちっとばかし俺のウォーナが足りねぇわ。」
「ちょっと待ってくれないかなぁ。僕は天龍だけじゃなくて装龍も氷龍も飲み込んでる複龍遣いだよ??一般龍ごときが相手できるわけがないじゃないか。」
「...やるよ。」
「あのさぁ...」
「フリダバ!!」
宙はザードの話を断ち切るかのように風龍の上級技を放つ。
「はぁ。イガシル。」
対してザードは氷龍の下級技で宙の技を相殺。
そしてそこにサユリを運び終えた椿が現れる。
「あぁ。ああああ。ああああ!!次から次へとめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさい!!!イーリアス・ハデイル!!!」
怒りが限界に達したザード。
天龍の最上級能力を発動し、怒りに任せて売ったその一撃は椿を目掛けて飛ぶ。
突然のことに能力を発動できない椿はその攻撃をまともに食らう。
「「椿!!」」
ガイアと宙の声が重なる。
「僕を、僕を僕を僕を僕を僕をぉ!!怒らせるのが!!悪いんだよぉ!!!」
ザードは狂気に満ちた表情でそう叫ぶ。
しかし。
「────俺の親友に手出しする奴は誰だろうと許さないよ。たとえそれが九神龍のあんただとしても。」
宙の体からは実体化した大量のウォーナと怒りのオーラが溢れていた。
蹴り飛ばされ壁に衝突したサユリに少しずつ近づく狂人。天龍、装龍、そして氷龍の遣いとなったザード・リグルス。
「あぁ、なんかもう人質取るのもめんどくさいからさ、死んじゃえよ。」
ふいに立ち止まったザードはそういい右手にウォーナを集め始める。
サユリは足と肩の激痛でその場から逃げ出せない。
「ばいばーい!!神龍遣いのお孫さんよお!!」
無抵抗のサユリに天龍の衝撃波が迫る。
そのとき。
「ニルアロイアァ!!!」
サユリを大きな岩柱が包む。
衝撃波はその岩柱によって防がれる。
「あぁ?なんですかー?」
2階から全速力でやってきたのは、ガイアだ。
「よぉ、ザード。ひっさしぶりだなァ!」
「...ガイア。へぇ。あの一匹狼だった君が神龍陣営に協力してるってことかぁ。面白くない。面白くないね全く。」
交流会に紛れていたにも関わらず、その場にいた地龍の遣いガイアには気づいていなかったのだ。
そしてガイアが現れた同じ場所から椿と、その後ろに宙も現れ、
「椿、すまねぇがサユリがだいぶダメージ食らってるみてぇでよぉ。救護室まで連れてってやってくれ。」
「あぁ、分かった。...サユリ大丈夫か。力抜いてろ。」
椿はサユリに駆け寄り、救護室へと運ぶ。
「そろそろいいかなぁ??僕はあんまり待つのが好きじゃないんだけど。」
「心配すんな。俺が今からおめぇの相手してやっからよぉ。」
ガイアが攻撃態勢に入ったのを見てザードも再びウォーナを集め始める。
そして取り残された宙は柱に隠れ2人の様子を見る。
少しだけ前の話。
ガイアは異常なウォーナの気を感じ、廊下を全速力で走っていた。
「なんだこのウォーナの量はよぉ!!九神龍だとしてもこの量はありえねぇ。」
そして、それを感じていたのはガイアだけではなかったようで椿もそれを感じ、突然走り出したのを見て宙もついてきていたのだ。
「なにこれ...大丈夫なの...。」
「おい。そこにいる椿のダチの...宙だっけかぁ。」
「えっ、は、はい?!」
急にガイアに呼ばれ思わず返事をする。
「おめぇよ、戦えるか?」
「...まぁ。でもその人って天龍の...」
「時間稼ぎしてくれさえすれりゃあいいんだよ!ちっとばかし俺のウォーナが足りねぇわ。」
「ちょっと待ってくれないかなぁ。僕は天龍だけじゃなくて装龍も氷龍も飲み込んでる複龍遣いだよ??一般龍ごときが相手できるわけがないじゃないか。」
「...やるよ。」
「あのさぁ...」
「フリダバ!!」
宙はザードの話を断ち切るかのように風龍の上級技を放つ。
「はぁ。イガシル。」
対してザードは氷龍の下級技で宙の技を相殺。
そしてそこにサユリを運び終えた椿が現れる。
「あぁ。ああああ。ああああ!!次から次へとめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさいめんどくさい!!!イーリアス・ハデイル!!!」
怒りが限界に達したザード。
天龍の最上級能力を発動し、怒りに任せて売ったその一撃は椿を目掛けて飛ぶ。
突然のことに能力を発動できない椿はその攻撃をまともに食らう。
「「椿!!」」
ガイアと宙の声が重なる。
「僕を、僕を僕を僕を僕を僕をぉ!!怒らせるのが!!悪いんだよぉ!!!」
ザードは狂気に満ちた表情でそう叫ぶ。
しかし。
「────俺の親友に手出しする奴は誰だろうと許さないよ。たとえそれが九神龍のあんただとしても。」
宙の体からは実体化した大量のウォーナと怒りのオーラが溢れていた。
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