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第3章
32話 双子の姉妹
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「やっほー、お姉ちゃん♪」
「おね、え、は?」
「お姉ちゃん...?」
紗由美が放った『お姉ちゃん』という単語に動揺する椿と宙。
「...詳しいことは部屋で聞くわ。紗由美。ついてきなさい。あと、椿と宙も。」
3人はサユリの部屋へつれられ、それぞれ椅子に座る。
「さっそくだけど、紗由美。どうやってここへ来たの?どうしてここへ来たの?誰とここに来たの?」
「えぇ...質問多いなぁ...えーっとぉ」
「いや、ちょっと待てよ。まずお前らは双子か何かなのか?」
「...まずは、そこからね。私の本名は桃木紗由里。ここにいる以上神龍遣いの家名の「レイストン」を名乗っているの。それでこの子は私の双子の妹。...詳しいことはまだ話せないけどこうやって会うのは久しぶりなの。」
「うん!そういうこと~!んでも連絡は取り合ってたから椿くんと宙くんのことも知ってたんだ!」
「だからあの時...なるほどなぁ。」
椿は初めて会ったときのことを思い出す。
初対面のはずなのにいきなり名前を呼ばれた理由がはっきりとした。
「特に椿くんの話をするときはいっつも楽しそうだったし、どんな人だろうなーって思って来ちゃった☆」
「別に楽しそうになんかしてない!!」
「えー?お姉ちゃん顔赤いよー?」
「赤くない!!それより、本題に戻るわ。」
サユリはそっぽを向き話を続ける。
「紗由美がここへ来た理由は大体そんなものだろうとは思っていたわ...。でも、どうやってここに?」
「1人で歩いてきたよ?道は途中歩いてた人たちに聞いてきた!」
「1人で歩いて...?!あの北端の街から?!」
椿たちが暮らすこの場所は龍都の中心部に近い場所だ。龍都の北端からは200km以上はある。
それを紗由美は1人で歩いてきたというのだ。
「うそだろ...こわ。」
「こわって言わないでよ!!こっちは努力したのにぃ!!」
「いや...それにしてもすごいねー...俺には無理そうな距離だなぁ...」
「治癒龍の力があったからそこまで疲れなかったよ~」
「へぇ。ってことはお前も治癒龍遣いなのか。」
「いや、私は火龍、水龍、風龍、治癒龍の複龍遣いだよ。」
「あ、そうなのか。複龍遣いねぇ...。」
椿は身近に複龍遣いがいるせいか、特にリアクションもない。
「まぁ実際のところ風龍の力も使ってたから1日でここまで来たんだけどね。そこから椿くんと宙くんを毎日観察してたんだー♪気付かなかった?」
「え、こわ。」
「紗由美ちゃんそれは流石にちょっと俺も...」
「えぇ...だめだったかぁ...あ、でも2人を観察してて分かったことがあるんだけど...」
紗由美は声のトーンを下げ、
「────私じゃない2人の観察者がいる。しかもただ者じゃなさそう。」
「おね、え、は?」
「お姉ちゃん...?」
紗由美が放った『お姉ちゃん』という単語に動揺する椿と宙。
「...詳しいことは部屋で聞くわ。紗由美。ついてきなさい。あと、椿と宙も。」
3人はサユリの部屋へつれられ、それぞれ椅子に座る。
「さっそくだけど、紗由美。どうやってここへ来たの?どうしてここへ来たの?誰とここに来たの?」
「えぇ...質問多いなぁ...えーっとぉ」
「いや、ちょっと待てよ。まずお前らは双子か何かなのか?」
「...まずは、そこからね。私の本名は桃木紗由里。ここにいる以上神龍遣いの家名の「レイストン」を名乗っているの。それでこの子は私の双子の妹。...詳しいことはまだ話せないけどこうやって会うのは久しぶりなの。」
「うん!そういうこと~!んでも連絡は取り合ってたから椿くんと宙くんのことも知ってたんだ!」
「だからあの時...なるほどなぁ。」
椿は初めて会ったときのことを思い出す。
初対面のはずなのにいきなり名前を呼ばれた理由がはっきりとした。
「特に椿くんの話をするときはいっつも楽しそうだったし、どんな人だろうなーって思って来ちゃった☆」
「別に楽しそうになんかしてない!!」
「えー?お姉ちゃん顔赤いよー?」
「赤くない!!それより、本題に戻るわ。」
サユリはそっぽを向き話を続ける。
「紗由美がここへ来た理由は大体そんなものだろうとは思っていたわ...。でも、どうやってここに?」
「1人で歩いてきたよ?道は途中歩いてた人たちに聞いてきた!」
「1人で歩いて...?!あの北端の街から?!」
椿たちが暮らすこの場所は龍都の中心部に近い場所だ。龍都の北端からは200km以上はある。
それを紗由美は1人で歩いてきたというのだ。
「うそだろ...こわ。」
「こわって言わないでよ!!こっちは努力したのにぃ!!」
「いや...それにしてもすごいねー...俺には無理そうな距離だなぁ...」
「治癒龍の力があったからそこまで疲れなかったよ~」
「へぇ。ってことはお前も治癒龍遣いなのか。」
「いや、私は火龍、水龍、風龍、治癒龍の複龍遣いだよ。」
「あ、そうなのか。複龍遣いねぇ...。」
椿は身近に複龍遣いがいるせいか、特にリアクションもない。
「まぁ実際のところ風龍の力も使ってたから1日でここまで来たんだけどね。そこから椿くんと宙くんを毎日観察してたんだー♪気付かなかった?」
「え、こわ。」
「紗由美ちゃんそれは流石にちょっと俺も...」
「えぇ...だめだったかぁ...あ、でも2人を観察してて分かったことがあるんだけど...」
紗由美は声のトーンを下げ、
「────私じゃない2人の観察者がいる。しかもただ者じゃなさそう。」
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