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第1章
ステージ28 ラデン襲来
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「なんだ...これ...」
目の前の光景に流石の暁も声が震える。
「ひどすぎる...」
「雪姫、見るな。」
輝は口を抑え、晴人は雪姫を匿う。
6人に気づいた少年はこちらを振り向いた。
「おや、今度の獲物は君たちかなぁ?」
槍を担ぎこちらに近づいてくる少年。
「お前は誰だ!!名乗りやがれ!!」
ドラが一歩前に出て少年を威嚇する。
「あ、そうだね~。僕の名前は...」
「────ラデン。」
「ラデン...あなたの要求はなんなんですか。」
「要求も目的も特にないね。僕はただただ戦いたい。暇つぶしのためにね。」
「たかが暇つぶしで人を殺していいとでも思っているのか貴様!!」
「残念ながらここにいる人達はもうみーんな死んじゃった後の身だからね。僕の良心も働かないねぇ~。」
ラデンは腕についた血を服に擦りつける。
「...おま...えぇ...」
輝は剣の柄を固く握りしめた。
「輝、早まるな。まだ奴がどんな相手かも分かっていない。いま飛び込むのは無謀だ。」
「...すみません。」
「遠慮なんていらないよ~?僕はただただ戦いたいんだからね。」
ラデンも槍を握りしめた。
すると、ラデンの後ろから短剣を持って1人の男が走ってきた。
「うああああああ!!」
ラデンは手の中で槍をくるっと回し、
後ろを振り返らずに男に槍を突き刺した。
「ぐっ...あ...ああああ...」
血を吹き出し、
声にならない声を出しながら倒れた。
「あぁっ!!」
我慢の限界が来た輝は走り出した。
輝の剣とラデンの槍がぶつかり、金属音が響く。
「へぇ、やっとやる気になったんだぁ...と言っても君もこの人と同じ結末を迎えるんだけどね。」
右手で槍を持って輝の剣を受けながら、
短剣を持っていたあの男の頭を踏みつけるラデン。
「真剣に戦え...ラデン。」
「真剣にかぁ...」
一瞬悩むような素振りを見せ、
一気に輝の剣を薙ぎ払った。
「神速っ...!!」
危険を感じた輝は神速を発動し、
後退した。
「...へぇ。面白いスキルだね。」
ラデンをニヤリと歯を見せ、
輝を睨む。
「君の言葉通り、真剣にやらせてもらうよ。」
目の前の光景に流石の暁も声が震える。
「ひどすぎる...」
「雪姫、見るな。」
輝は口を抑え、晴人は雪姫を匿う。
6人に気づいた少年はこちらを振り向いた。
「おや、今度の獲物は君たちかなぁ?」
槍を担ぎこちらに近づいてくる少年。
「お前は誰だ!!名乗りやがれ!!」
ドラが一歩前に出て少年を威嚇する。
「あ、そうだね~。僕の名前は...」
「────ラデン。」
「ラデン...あなたの要求はなんなんですか。」
「要求も目的も特にないね。僕はただただ戦いたい。暇つぶしのためにね。」
「たかが暇つぶしで人を殺していいとでも思っているのか貴様!!」
「残念ながらここにいる人達はもうみーんな死んじゃった後の身だからね。僕の良心も働かないねぇ~。」
ラデンは腕についた血を服に擦りつける。
「...おま...えぇ...」
輝は剣の柄を固く握りしめた。
「輝、早まるな。まだ奴がどんな相手かも分かっていない。いま飛び込むのは無謀だ。」
「...すみません。」
「遠慮なんていらないよ~?僕はただただ戦いたいんだからね。」
ラデンも槍を握りしめた。
すると、ラデンの後ろから短剣を持って1人の男が走ってきた。
「うああああああ!!」
ラデンは手の中で槍をくるっと回し、
後ろを振り返らずに男に槍を突き刺した。
「ぐっ...あ...ああああ...」
血を吹き出し、
声にならない声を出しながら倒れた。
「あぁっ!!」
我慢の限界が来た輝は走り出した。
輝の剣とラデンの槍がぶつかり、金属音が響く。
「へぇ、やっとやる気になったんだぁ...と言っても君もこの人と同じ結末を迎えるんだけどね。」
右手で槍を持って輝の剣を受けながら、
短剣を持っていたあの男の頭を踏みつけるラデン。
「真剣に戦え...ラデン。」
「真剣にかぁ...」
一瞬悩むような素振りを見せ、
一気に輝の剣を薙ぎ払った。
「神速っ...!!」
危険を感じた輝は神速を発動し、
後退した。
「...へぇ。面白いスキルだね。」
ラデンをニヤリと歯を見せ、
輝を睨む。
「君の言葉通り、真剣にやらせてもらうよ。」
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