1 / 2
プロローグ 少女とうさちゃん
プロローグ 少女とうさちゃん 【Page1】
しおりを挟む
「え~ん! うさちゃんどこに行ったの~!」
たまたま通りがかった白昼の公園で、少女が一人泣いている。
年齢にして五歳くらいだろうか……この蒼天とは不釣り合いなくらいの大粒の雨を、絶えず目から溢れ出している。
僕は特別、子供が好きだというわけでは無い……ないのだが、しかしこういう時、僕は何故かそういう人を放っておくことができない。
お節介焼きと言われれば、そうなのかもしれないけれど。
「どうしたんだい、お嬢ちゃん?」
そしていつの間にか、僕は公園のど真ん中でむせび泣いている少女の元へと近づき、声を掛けている。
噂で聞いたことがあるが、最近の子供は知らない人に声を掛けられると、無視をするように教育をされているとかなんとか。
だけど幸い、少女にはそのような教育がなされていなかったのだろう、彼女は顔を上げ、涙を浮かべた両眼で僕に訴えかけてきた。
「えぐ……わたしのうさちゃんがどこかにいっちゃったの……」
「うさちゃん……もしかしてウサギの人形?」
「うさちゃんはうさちゃんなのっ! うわあああああああんっ!!」
「ああ……」
少女はうわんうわんと更に号泣し始めてしまい、この一連の流れを知らない人達がこの光景を目撃してしまったら、まるで、僕がこの少女を泣かしてしまったかのような、そんな危険な絵面となってしまい、これには僕も思わず困惑の吐息を漏らしながら、右手で自らの黒い髪の毛をわしわしと掻き毟ってしまう。
この場合、子供相手に完全な答えを求めた僕が悪いのだろうか……まあ兎にも角にも、彼女の言ううさちゃんとは、おそらくウサギの人形と推測して間違いないだろう。
これがもし本物の生きているウサギだったら、それは僕の専門外なので、アテも無く、草場を分けて必死に探すことになるのかもしれないが、しかし人形であるならば、僕の場合、そこまで捜索するのに苦労することは無い。
対象が生物ではなく、物であるならば、僕の専売特許を使うことができる。
「よし分かった! 僕が君のうさちゃんを探してあげるよ」
「うぐ……ホントに?」
僕がそう声を掛けてあげると、少女は泣くのを止め、目の周りに溜まった涙を拭いながら、僕の顔を窺ってきた。
「ああ、なんせ僕は探し物に関してはプロだからね」
「探し物のプロ? おじさんってもしかして、お巡りさんなの?」
「おじさん……」
主題はそこでは無いと分かっていても、しかし少女の無邪気なその一言に、僕は反応してしまう。
御年二十五歳を迎えるわけにはなるのだが……しかし子供からしたらこの歳はもう、おじさんになってしまうのだろうか。
せめてまだ、ギリギリお兄さんと呼ばれるだろうと思っていたのだが……歳を重ねるというのは、残酷なことだ。
閑話休題。
「いや、お巡りさんじゃないけど、でも探し物を探すのは得意なんだ」
「そうなんだ……じゃあおじさん、あたしのうさちゃんを見つけてっ!」
「おう、任せなさい!」
期待の眼差しを少女は僕に向け、それに応える形で僕は胸を張ってみせる。
モチロン口から出まかせでも、強がりでも無い。僕には必ず探し出せる、確かな自信があった。
そう、僕には物の声……付喪神の声を聞くことができるからな。
「よし、じゃあちょっと待ってね」
僕はそう少女に言い、目を瞑って神経を集中させる。
付喪神は元来、長い年月の経った物に神や精霊が宿り、それが付喪神となると伝えられているが、実は時間だけが付喪神が憑く条件というわけでは無い。
人形供養というものを聞いたことはあるだろうか?
その名の通り、人形やぬいぐるみを神社仏閣へと持ち込み、住職や僧侶に供養してもらうというものだ。
しかしそもそも、供養というのは死者の魂の冥福を祈ることであり、物には当然でありながら、魂など宿ってはいない。
では魂の無い物において、僧侶が何を供養しているのかというと、それがこの付喪神なのである。
そう、付喪神は人の思い入れのある物に憑りついていく。人の思念こそが、変化を引き寄せているのだから。
なので今回の場合も、この少女にはウサギの人形への強い思い入れがある。ということは、その思念に引き寄せられた付喪神が必ず、人形には憑いているはずだ。
神経を集中させること、わずか数分。僕の元に、か細い声が聞こえてきた。
『みつはちゃん……どこ?』
その声は、僕の隣で、僕の顔を悲愴な表情で見上げている少女と同じ声。しかし彼女は、僕に話しかけてなどいない。
この声こそが、少女の探しているうさちゃんの声。物に声色など無いのだから、その声は所持者の声色に依存するのだ。
更に僕の能力は、付喪神の声を聞けることだけではない。
『君がうさちゃんだね?』
『えっ……声が……あなた、わたしの声が聞こえるの?』
『ああ、それにこうやって、心の声で会話することもできる』
『そう……ですか……だったらわたしの声が聞こえるあなたにお願いがあります。わたしを、みつはちゃんの元に戻してください!』
『モチロン。でもそのためには、僕の力だけじゃなく君の力も必要なんだ』
『わたしの力? でもわたし、人形だし……自分の力じゃ動けもしないし……』
『動けなくても、君は僕と会話をすることができるだろ? だから君が今、どんな場所にいるのかその情報が欲しいんだ』
『そっか、その手がありましたね! ちょっと待ってください……』
歓喜したウサギの人形の声が一瞬の間だけ止み、そして再び幼げな声が、僕の元へと届いてきた。
『暗くて葉っぱに包まれている場所……だけど左側から光が見えて、そこから車がいっぱい通ってるのが見えます』
『車……なるほどな』
僕は目を開き、その場所を見つめる。
この公園は敷地の両端が低木で覆われており、片方が閑静な住宅街、そしてもう片方が、車が絶えず通る大通りへと面しているのだ。
ウサギの人形は、車が通っている風景が見えると言っていたので、自ずと大通りに面した低木の下にあることが、これで推理することができる。
これだけの有益な情報を掴めたのなら、あとは簡単。自らの足を使って、人形を探すのみだ。
「うさちゃんの大体の居場所が分かったよ」
僕は腰くらいの位置から、不穏な表情で見上げている少女に向かって、自信あり気に言ってみせた。
「ホントにっ!?」
するとその一言を聞いた少女は、泣き止んで間も無いため、まだほのかに赤らんでいる目を大きく開いて、僕に食い入るように近寄って来た。
「ああ、ただ僕一人で探すにはちょっと骨が折れそうだから、君にも手伝ってもらっていいかな?」
「おじさん骨が弱いの? 牛乳飲まないとダメだよ?」
「いや……う~ん……」
どうやら言葉の選び方を間違ったが故に、僕はカルシウムの足りていない、ひ弱なおじさんだと少女に勘違いされ、心配されてしまったようだ。
大人にはそれで通じるかもしれないが、しかし子供には子供向けの言葉遣いをしなければ通じないことがある。
つくづく思う、日本語って難しいなと……。
「まあとにかく、うさちゃんを探すのを手伝ってくれるかな?」
「うん、分かった!」
少女の先程までの悲しげな、涙を浮かべた表情は消え、ひたむきな顏をし、両手には小さいながら、気合十分に力拳を握っていた。
「よし、あの車がいっぱい通っている道路に、小さい木がびっしり生えているだろう?」
僕はそう言って、大通りに面している低木を指差す。
すると彼女は、僕が指差した先を背伸びをしながら眺めてみせた。
「うん、いっぱい生えてるね」
「あの木のどれかの下に、君の無くしたウサギの人形が……」
「うさちゃん!!」
「ああ……」
どうやら彼女としては、うさちゃんのことを人形呼ばわりされることは不服らしく、そこはどうしても譲れない部分であるらしい。
子供心というやつなのだろう。ここはひとまず、大人である僕が配慮しておくべきなんだろうな。
「えっと……うさちゃんが木の下にいるから、手分けして僕と一緒に探して欲しいんだ」
「うん、いいよ!」
すぐさま発言の訂正をすると、少女は溌剌とした返事をしてくれて、僕はほっと胸を撫で下ろした。
またこれで泣かれたり、へそを曲げられたりしたら厄介だからな。
たまたま通りがかった白昼の公園で、少女が一人泣いている。
年齢にして五歳くらいだろうか……この蒼天とは不釣り合いなくらいの大粒の雨を、絶えず目から溢れ出している。
僕は特別、子供が好きだというわけでは無い……ないのだが、しかしこういう時、僕は何故かそういう人を放っておくことができない。
お節介焼きと言われれば、そうなのかもしれないけれど。
「どうしたんだい、お嬢ちゃん?」
そしていつの間にか、僕は公園のど真ん中でむせび泣いている少女の元へと近づき、声を掛けている。
噂で聞いたことがあるが、最近の子供は知らない人に声を掛けられると、無視をするように教育をされているとかなんとか。
だけど幸い、少女にはそのような教育がなされていなかったのだろう、彼女は顔を上げ、涙を浮かべた両眼で僕に訴えかけてきた。
「えぐ……わたしのうさちゃんがどこかにいっちゃったの……」
「うさちゃん……もしかしてウサギの人形?」
「うさちゃんはうさちゃんなのっ! うわあああああああんっ!!」
「ああ……」
少女はうわんうわんと更に号泣し始めてしまい、この一連の流れを知らない人達がこの光景を目撃してしまったら、まるで、僕がこの少女を泣かしてしまったかのような、そんな危険な絵面となってしまい、これには僕も思わず困惑の吐息を漏らしながら、右手で自らの黒い髪の毛をわしわしと掻き毟ってしまう。
この場合、子供相手に完全な答えを求めた僕が悪いのだろうか……まあ兎にも角にも、彼女の言ううさちゃんとは、おそらくウサギの人形と推測して間違いないだろう。
これがもし本物の生きているウサギだったら、それは僕の専門外なので、アテも無く、草場を分けて必死に探すことになるのかもしれないが、しかし人形であるならば、僕の場合、そこまで捜索するのに苦労することは無い。
対象が生物ではなく、物であるならば、僕の専売特許を使うことができる。
「よし分かった! 僕が君のうさちゃんを探してあげるよ」
「うぐ……ホントに?」
僕がそう声を掛けてあげると、少女は泣くのを止め、目の周りに溜まった涙を拭いながら、僕の顔を窺ってきた。
「ああ、なんせ僕は探し物に関してはプロだからね」
「探し物のプロ? おじさんってもしかして、お巡りさんなの?」
「おじさん……」
主題はそこでは無いと分かっていても、しかし少女の無邪気なその一言に、僕は反応してしまう。
御年二十五歳を迎えるわけにはなるのだが……しかし子供からしたらこの歳はもう、おじさんになってしまうのだろうか。
せめてまだ、ギリギリお兄さんと呼ばれるだろうと思っていたのだが……歳を重ねるというのは、残酷なことだ。
閑話休題。
「いや、お巡りさんじゃないけど、でも探し物を探すのは得意なんだ」
「そうなんだ……じゃあおじさん、あたしのうさちゃんを見つけてっ!」
「おう、任せなさい!」
期待の眼差しを少女は僕に向け、それに応える形で僕は胸を張ってみせる。
モチロン口から出まかせでも、強がりでも無い。僕には必ず探し出せる、確かな自信があった。
そう、僕には物の声……付喪神の声を聞くことができるからな。
「よし、じゃあちょっと待ってね」
僕はそう少女に言い、目を瞑って神経を集中させる。
付喪神は元来、長い年月の経った物に神や精霊が宿り、それが付喪神となると伝えられているが、実は時間だけが付喪神が憑く条件というわけでは無い。
人形供養というものを聞いたことはあるだろうか?
その名の通り、人形やぬいぐるみを神社仏閣へと持ち込み、住職や僧侶に供養してもらうというものだ。
しかしそもそも、供養というのは死者の魂の冥福を祈ることであり、物には当然でありながら、魂など宿ってはいない。
では魂の無い物において、僧侶が何を供養しているのかというと、それがこの付喪神なのである。
そう、付喪神は人の思い入れのある物に憑りついていく。人の思念こそが、変化を引き寄せているのだから。
なので今回の場合も、この少女にはウサギの人形への強い思い入れがある。ということは、その思念に引き寄せられた付喪神が必ず、人形には憑いているはずだ。
神経を集中させること、わずか数分。僕の元に、か細い声が聞こえてきた。
『みつはちゃん……どこ?』
その声は、僕の隣で、僕の顔を悲愴な表情で見上げている少女と同じ声。しかし彼女は、僕に話しかけてなどいない。
この声こそが、少女の探しているうさちゃんの声。物に声色など無いのだから、その声は所持者の声色に依存するのだ。
更に僕の能力は、付喪神の声を聞けることだけではない。
『君がうさちゃんだね?』
『えっ……声が……あなた、わたしの声が聞こえるの?』
『ああ、それにこうやって、心の声で会話することもできる』
『そう……ですか……だったらわたしの声が聞こえるあなたにお願いがあります。わたしを、みつはちゃんの元に戻してください!』
『モチロン。でもそのためには、僕の力だけじゃなく君の力も必要なんだ』
『わたしの力? でもわたし、人形だし……自分の力じゃ動けもしないし……』
『動けなくても、君は僕と会話をすることができるだろ? だから君が今、どんな場所にいるのかその情報が欲しいんだ』
『そっか、その手がありましたね! ちょっと待ってください……』
歓喜したウサギの人形の声が一瞬の間だけ止み、そして再び幼げな声が、僕の元へと届いてきた。
『暗くて葉っぱに包まれている場所……だけど左側から光が見えて、そこから車がいっぱい通ってるのが見えます』
『車……なるほどな』
僕は目を開き、その場所を見つめる。
この公園は敷地の両端が低木で覆われており、片方が閑静な住宅街、そしてもう片方が、車が絶えず通る大通りへと面しているのだ。
ウサギの人形は、車が通っている風景が見えると言っていたので、自ずと大通りに面した低木の下にあることが、これで推理することができる。
これだけの有益な情報を掴めたのなら、あとは簡単。自らの足を使って、人形を探すのみだ。
「うさちゃんの大体の居場所が分かったよ」
僕は腰くらいの位置から、不穏な表情で見上げている少女に向かって、自信あり気に言ってみせた。
「ホントにっ!?」
するとその一言を聞いた少女は、泣き止んで間も無いため、まだほのかに赤らんでいる目を大きく開いて、僕に食い入るように近寄って来た。
「ああ、ただ僕一人で探すにはちょっと骨が折れそうだから、君にも手伝ってもらっていいかな?」
「おじさん骨が弱いの? 牛乳飲まないとダメだよ?」
「いや……う~ん……」
どうやら言葉の選び方を間違ったが故に、僕はカルシウムの足りていない、ひ弱なおじさんだと少女に勘違いされ、心配されてしまったようだ。
大人にはそれで通じるかもしれないが、しかし子供には子供向けの言葉遣いをしなければ通じないことがある。
つくづく思う、日本語って難しいなと……。
「まあとにかく、うさちゃんを探すのを手伝ってくれるかな?」
「うん、分かった!」
少女の先程までの悲しげな、涙を浮かべた表情は消え、ひたむきな顏をし、両手には小さいながら、気合十分に力拳を握っていた。
「よし、あの車がいっぱい通っている道路に、小さい木がびっしり生えているだろう?」
僕はそう言って、大通りに面している低木を指差す。
すると彼女は、僕が指差した先を背伸びをしながら眺めてみせた。
「うん、いっぱい生えてるね」
「あの木のどれかの下に、君の無くしたウサギの人形が……」
「うさちゃん!!」
「ああ……」
どうやら彼女としては、うさちゃんのことを人形呼ばわりされることは不服らしく、そこはどうしても譲れない部分であるらしい。
子供心というやつなのだろう。ここはひとまず、大人である僕が配慮しておくべきなんだろうな。
「えっと……うさちゃんが木の下にいるから、手分けして僕と一緒に探して欲しいんだ」
「うん、いいよ!」
すぐさま発言の訂正をすると、少女は溌剌とした返事をしてくれて、僕はほっと胸を撫で下ろした。
またこれで泣かれたり、へそを曲げられたりしたら厄介だからな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ラン(♂)の父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリー(♀)だった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
しかもジュリーの母親、エリカも現われ、ランの家は騒然となった。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
転職したら陰陽師になりました。〜チートな私は最強の式神を手に入れる!〜
万実
キャラ文芸
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる