《私なりの》曲の解釈

ひとはな

文字の大きさ
1 / 1

アイネクライネ/米津玄師

しおりを挟む
設定→双子のお姉ちゃんの振りをして生きる妹の話
人→ 双子のお姉ちゃん(妹をかばって死んだ 事故死)
       双子の妹(姉の方が必要とされてるからそのフリ)
      男の子(妹のこと気づいてるけど言わない 妹が好き
                  妹も男の子のこと好きだけど勘違いしてる)

まず姉目線 : 幽霊で妹と会えてる
あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
→もう二度と会えないと思っていた妹に会えた。
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
→妹が自分のフリをしてることに気づく
今痛いくらい幸せな思い出が
→それでも自分の前では笑ってくれる妹。
いつか来るお別れを育てて歩く
→自分は死んでることを自覚する。

次に妹目線 : 妹から男の子へ
誰かの居場所を奪い生きるくらいならば
→姉は自分のせいで死んだんだと思ってる
もうあたしは石ころにでもなれたならいいな
→感情のないものになりたい。
だとしたら勘違いも戸惑いもない
→私が姉だと名乗って騙してる人もいなくなるし
  本当にこれでいいのか悩むこともない。
そうやってあなたまでも知らないままで
→男の子が自分に笑いかける笑顔は全部姉に向けて。
あなたに私の想いが全部伝わってほしいのに
→辛い。苦しい。どうすればいいかわからない。
  あなたのこと(男の子のこと)が好き。
誰にも言えない秘密があって嘘ついてしまうのだ
→姉のフリをしてることを誰にも言えない
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
→死んだことになってる私のことを男の子は褒めるけど 
  自分を自分だと名乗れないほど意気地ない。
どうしてどうしてどうして
→男の子にバレてた。そして妹が好きだと言われた
消えない悲しみも綻びも
→姉が死んだこと
あなたといればそれで良かったねと笑えるのが
→妹が生きててよかったと言われることが
どんなに嬉しいか
→はじめていわれた。嬉しい。
目の前のすべてがぼやけては溶けていくような
→涙が目に溜まってはこぼれていく
奇跡で溢れて足りないや
→自分のことを好きだと言ってくれたことが奇跡。
あたしの名前を呼んでくれた
→姉としてじゃなく自分として。

男の子目線 : 男の子から妹へ
あなたが居場所をなくしさまようくらいならば
→姉のフリをして生きてることに気づく
もう誰かが身代わりになればなんて思うんだ
→なんで妹がそんなに辛い思いをしなきゃいけないんだ
   と思ってる。
今ささやかで確かな見ないふり
→姉のふりをしてることを気づいてないふりしてる自分
そうやって繰り返しながら笑い合うんだ
→勘違いしながら
何度誓っても何度祈っても散々たる夢を見る
→何を誓っても何を祈っても妹は傷つく
小さな歪
→あねのふりをしてること
がいつかあなたを飲んでしまうような
→いつか本当に妹もいなくなるような
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに どうしてどうしてどうして
→告白して妹が喜んでくれた。自分はこんなやつなのにどうして
お願いいつまでもどこまでも超えられない夜を
→姉が死んだ事故の夜のこと
越えようと手を繋ぐこの日々が続きますように
→妹の辛い思いをなくすため自分が必要とされる日々が続きますように
閉じたまぶたさえ鮮やかに彩るためにそのために何が出来るかな
→目を閉じても幸せな景色が浮かぶために何が出来るかな
あなたの名前を呼んでいいかな
→これからもずっと名前を呼んでいいかな

妹目線 : 姉への思い
生まれてきたその瞬間にあたし
→もう姉のいる世界に生まれてきた妹。
消えてしまいたいって泣き叫んだんだ
→愛されないなら消えたい(姉の方が愛されてる)
それからずっと探していたんだ 
いつか出会えるあなたのことを
→生まれてきてからずっと自分がいてよかったと思ってくれる人を探していた。それが男の子。

消えない悲しみも綻びも
→姉が死んだこと
あなたといればそれで良かったねと笑えるのが
どんなに嬉しいか
→妹が生きててよかったと言われることがどんなに嬉しいか
目の前のすべてがぼやけては溶けていくような
→今までの嫌な記憶かまぼやけては溶けていくような
奇跡で溢れて足りないや
→前向きになれた
私の名前を呼んでくれた
あなたの名前を呼んでいいかな
→これからも一緒にいていいかな
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

幼馴染の許嫁

山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。 彼は、私の許嫁だ。 ___あの日までは その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった 連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった 連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった 女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース 誰が見ても、愛らしいと思う子だった。 それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡 どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服 どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう 「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」 可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる 「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」 例のってことは、前から私のことを話していたのか。 それだけでも、ショックだった。 その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした 「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」 頭を殴られた感覚だった。 いや、それ以上だったかもしれない。 「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」 受け入れたくない。 けど、これが連の本心なんだ。 受け入れるしかない 一つだけ、わかったことがある 私は、連に 「許嫁、やめますっ」 選ばれなかったんだ… 八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

もう捕まらないから

どくりんご
恋愛
 お願い、許して  もう捕まらないから

処理中です...