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入れ替わってる!?……いやいや冗談抜きで
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「で……お前は誰だ?」
「やだなー先輩。
先輩とは初対面だし、そんな迫られても」
言われて、ハッとする。
ここはバスケ部の部室。
人目につかず、ちゃんと話しが出来る場所なんて、ここ以外に思いつかなかったから連れて来たのだが(鍵は自分の制服の中に入ってるのを取り返した)。
こうして壁に背を持たれてベンチに座る自分を挟むように、壁に手をつけてるのって……
いわゆる、壁ドン?
自分にやってどうすんだよ……。
「せ、先輩って……てか!何なりきってんだよ!!
それはオレの身体だ!!」
「へぇ……あんたってだいぶ低い世界生きてんだな。
身長無いのって損」
「う、うるさい……!
お前は誰だよ!!」
「いや、分かるだろ?
お前の身体」
純(偽物)は、オレを指差す。
「京野 亜貴。
3年」
「知らねーよ!
喋ったこともねーだろーが!」
「知らねーの?
俺結構有名人だと思ってた。
なんかショック」
小さくため息をついた亜貴は、この距離でも悠長に足を組んだ。
「知るかよ!
てか、これどうなってんだ!!
なんで入れ替わってんだよ!!」
「俺が知るかよ。
こんなん知ってるやつすらいるか危ういだろ?
映画でもあるまいし」
「ちっ……お前に聞こうと思ったのが間違いか」
思わず舌打ちした。
こんなことになるなんて。
「なんか、覚えとかねーのかよ!
こうなる原因とか!」
「そう言われても、分かったら苦労しねーじゃん?
元に戻せる方法なんて、あんのかよ?」
「いーんだよ!!
手掛かりを探さなきゃ元に戻れるわけねーだろーが!
そうでもしないと……」
ああ~と濁音で叫びながら、頭を抱えた。
「バスケが出来ない……」
そう。
一番はそこだ。
男勝りなオレが性別転換したって大して問題無い。
でも、せっかく女バスで1年間頑張って来たのに……!
なんとかして放課後までに、元に戻って、身体を取り戻さなくては……!
「ふーん……てかさ、こんな締め付けてて胸苦しく無いの?」
「っ……はぁ!?」
振り返ると、あいつはあろうことか制服を脱いでオレのつけてるバスト用ホルダーを外した。
「おい!何やってんだよ!?」
「へぇー、こんなの着けてんの?
胸デカいのがコンプレックスとか?」
「………」
脱いだそれをまじまじと見ながら、あいつは平然とブラの上から胸を触った。
「スポブラとか色気ねーな。
どうせなら可愛いーのつけて見せびらかせばいいのに」
「そんなん、あったって邪魔なだけだろ」
ムカつく。
平然と人の胸揉みやがって。
そんなん自分でもしたことねーのに……。
脱ぎ捨てられた制服のシャツを、自分の身体に羽織らせる。
自分の身体なんか、良いところ1つもない。
身長も低いし、胸は無駄にデカイし。
こんなの、バスケット選手として、欠点でしかない。
「オレは他の女子と違う。
そんなの、必要ねーんだよ。
そうやってからかっても、何ともないね」
こんな、身体に恵まれたような男に、オレの気持ちまで分かられてたまるか。
「やだなー先輩。
先輩とは初対面だし、そんな迫られても」
言われて、ハッとする。
ここはバスケ部の部室。
人目につかず、ちゃんと話しが出来る場所なんて、ここ以外に思いつかなかったから連れて来たのだが(鍵は自分の制服の中に入ってるのを取り返した)。
こうして壁に背を持たれてベンチに座る自分を挟むように、壁に手をつけてるのって……
いわゆる、壁ドン?
自分にやってどうすんだよ……。
「せ、先輩って……てか!何なりきってんだよ!!
それはオレの身体だ!!」
「へぇ……あんたってだいぶ低い世界生きてんだな。
身長無いのって損」
「う、うるさい……!
お前は誰だよ!!」
「いや、分かるだろ?
お前の身体」
純(偽物)は、オレを指差す。
「京野 亜貴。
3年」
「知らねーよ!
喋ったこともねーだろーが!」
「知らねーの?
俺結構有名人だと思ってた。
なんかショック」
小さくため息をついた亜貴は、この距離でも悠長に足を組んだ。
「知るかよ!
てか、これどうなってんだ!!
なんで入れ替わってんだよ!!」
「俺が知るかよ。
こんなん知ってるやつすらいるか危ういだろ?
映画でもあるまいし」
「ちっ……お前に聞こうと思ったのが間違いか」
思わず舌打ちした。
こんなことになるなんて。
「なんか、覚えとかねーのかよ!
こうなる原因とか!」
「そう言われても、分かったら苦労しねーじゃん?
元に戻せる方法なんて、あんのかよ?」
「いーんだよ!!
手掛かりを探さなきゃ元に戻れるわけねーだろーが!
そうでもしないと……」
ああ~と濁音で叫びながら、頭を抱えた。
「バスケが出来ない……」
そう。
一番はそこだ。
男勝りなオレが性別転換したって大して問題無い。
でも、せっかく女バスで1年間頑張って来たのに……!
なんとかして放課後までに、元に戻って、身体を取り戻さなくては……!
「ふーん……てかさ、こんな締め付けてて胸苦しく無いの?」
「っ……はぁ!?」
振り返ると、あいつはあろうことか制服を脱いでオレのつけてるバスト用ホルダーを外した。
「おい!何やってんだよ!?」
「へぇー、こんなの着けてんの?
胸デカいのがコンプレックスとか?」
「………」
脱いだそれをまじまじと見ながら、あいつは平然とブラの上から胸を触った。
「スポブラとか色気ねーな。
どうせなら可愛いーのつけて見せびらかせばいいのに」
「そんなん、あったって邪魔なだけだろ」
ムカつく。
平然と人の胸揉みやがって。
そんなん自分でもしたことねーのに……。
脱ぎ捨てられた制服のシャツを、自分の身体に羽織らせる。
自分の身体なんか、良いところ1つもない。
身長も低いし、胸は無駄にデカイし。
こんなの、バスケット選手として、欠点でしかない。
「オレは他の女子と違う。
そんなの、必要ねーんだよ。
そうやってからかっても、何ともないね」
こんな、身体に恵まれたような男に、オレの気持ちまで分かられてたまるか。
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