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男の子は女の子の諸事情を知る。
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“わり、遅れる”
そう連絡が来たのは、朝練が始まる少し前のことだ。
亜貴(オレの身体)が、初めて朝練に来なかった。
きっと何通か先輩達から連絡が来てるだろう……。
「ナイシュー!亜貴!」
「おう」
男子の先輩とハイタッチを交わす。
もうだいぶ慣れっこだ。
「今日純来てねーんだな。
亜貴なんか知らねーの?」
「さぁ……なんでオレ?」
「亜貴達が付き合ってるって話よくあるしさ……あ、別に冷やかしとかじゃなくて」
「純って一年の時から練習サボったことねーし、時折自主練やってたこともあるからさ、珍しいなと思ったの」
「亜貴と純たまにフォームとか動きとかそっくりな時あるし、隠れて練習してんじゃねーかとみんなで話しててさ。
それを付き合ってるって勘違いされてんなら納得だなって」
「………」
そっか、バスケ部の先輩達は、そうやって見てくれてんだ。
まぁ、本人達が入れ替わってその身体で試合してるなんて思わねーだろうしな。
でも、その勘違いもありがたいけど、オレの努力を誰かに見てもらってたなんて、ちょっと、嬉しい。
「たまに、『あいつら入れ替わってね?』って思ったりもするけどな」
ギクッ!
「最近の映画かよ!
そんなのあったら俺も女子と入れ替わって乳揉んでみたい」
!?
「バカ、自分で揉んでそんな気持ちいいわけねーだろ。
胸は男が揉んで興奮するもん」
……。
「てかさ、最近思ったんだけど純ってわりと胸デカくね?」
「Dはあるって話だぞ?
なぁ亜貴」
「さ、さぁ……ちょっとオレ、トイレ……」
そそくさと抜けて、トイレの個室に入った。
うわっ…男子の下ネタ話改めて聞いたよ……
しかも自分の身体のこととか、正直聞きたくない。
男子がオレのバスケ欲を知っててくれたのは嬉しいけど、そこは見られたくない。
てか、亜貴にサイズ聞くなし!!
『やっぱちゃんとしたブラの方が、いい』
っ……やっぱり、男子ってみんなそうなのかな……。
理央先輩も、そういう風に思ったり、するのかな……。
ハッとして、自分の身体の変化に気付いて、顔が熱くなった。
入れ替わり初日の愚行が頭に浮かぶ。
『抜いてくれた?』
亜貴の声が嫌でも思い出される。
なんで男子って、こんなエロいんだろう?
“健全な男子”だからか。
そういう意味では亜貴も健全で、どこにでもいる普通の男の子で…ちょっと素直に話す可愛い方……なのかな?
亜貴に対して、軽蔑し過ぎてる、気もする。
もうちょっと、ちゃんと、亜貴を見てみよう。
そう連絡が来たのは、朝練が始まる少し前のことだ。
亜貴(オレの身体)が、初めて朝練に来なかった。
きっと何通か先輩達から連絡が来てるだろう……。
「ナイシュー!亜貴!」
「おう」
男子の先輩とハイタッチを交わす。
もうだいぶ慣れっこだ。
「今日純来てねーんだな。
亜貴なんか知らねーの?」
「さぁ……なんでオレ?」
「亜貴達が付き合ってるって話よくあるしさ……あ、別に冷やかしとかじゃなくて」
「純って一年の時から練習サボったことねーし、時折自主練やってたこともあるからさ、珍しいなと思ったの」
「亜貴と純たまにフォームとか動きとかそっくりな時あるし、隠れて練習してんじゃねーかとみんなで話しててさ。
それを付き合ってるって勘違いされてんなら納得だなって」
「………」
そっか、バスケ部の先輩達は、そうやって見てくれてんだ。
まぁ、本人達が入れ替わってその身体で試合してるなんて思わねーだろうしな。
でも、その勘違いもありがたいけど、オレの努力を誰かに見てもらってたなんて、ちょっと、嬉しい。
「たまに、『あいつら入れ替わってね?』って思ったりもするけどな」
ギクッ!
「最近の映画かよ!
そんなのあったら俺も女子と入れ替わって乳揉んでみたい」
!?
「バカ、自分で揉んでそんな気持ちいいわけねーだろ。
胸は男が揉んで興奮するもん」
……。
「てかさ、最近思ったんだけど純ってわりと胸デカくね?」
「Dはあるって話だぞ?
なぁ亜貴」
「さ、さぁ……ちょっとオレ、トイレ……」
そそくさと抜けて、トイレの個室に入った。
うわっ…男子の下ネタ話改めて聞いたよ……
しかも自分の身体のこととか、正直聞きたくない。
男子がオレのバスケ欲を知っててくれたのは嬉しいけど、そこは見られたくない。
てか、亜貴にサイズ聞くなし!!
『やっぱちゃんとしたブラの方が、いい』
っ……やっぱり、男子ってみんなそうなのかな……。
理央先輩も、そういう風に思ったり、するのかな……。
ハッとして、自分の身体の変化に気付いて、顔が熱くなった。
入れ替わり初日の愚行が頭に浮かぶ。
『抜いてくれた?』
亜貴の声が嫌でも思い出される。
なんで男子って、こんなエロいんだろう?
“健全な男子”だからか。
そういう意味では亜貴も健全で、どこにでもいる普通の男の子で…ちょっと素直に話す可愛い方……なのかな?
亜貴に対して、軽蔑し過ぎてる、気もする。
もうちょっと、ちゃんと、亜貴を見てみよう。
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