331 / 372
本編
三巳と梅雨とミンミのお使い
しおりを挟む
「あーめあーめふーるふーるつーゆだーからー♪」
シトシト。シトシト。連日の雨模様に土も草木もシットリしている梅雨時です。
三巳は縁側で足と尻尾をパタンパタンと泳がせて暇模様です。調子っ外れの歌を奏でる位にお暇様です。
「にゅーん。外で遊ぶか。中で遊ぶか」
今年は他所の国へ行く用事も無いので久し振りの山生活です。すると久し振り過ぎたのか普段何していたのかスッパリ忘れていました。
「うーみゅ」
見上げる空は灰色雲に覆われています。暫く太陽は見せそうにありません。
「うーぬぅ」
後ろを向いて見える尻尾はふわんふわんに揺れています。外で遊ぶなら濡れて遊ぶか魔法で弾くかを考えます。
三巳のふわんふわん尻尾は濡れればペションとなって細くなります。その殆どが毛で出来ているからです。
一応女性の端くれとしてみっともないのはどうだろう。という考えはここ最近芽生えた感情です。だって可愛いお洋服が増えたんだもの。オシャレだって好きなんです。
「でも雨に濡れるの気持ち良ーんだよ」
とはいえワンコ属性を持つ三巳は、やっぱり泥んこになりながら庭駆けずり回るのも大好きです。
そこにメイド服を着たミンミが通り掛かりました。
「三巳おねえさまこんにちは」
ペコリと会釈をするミンミに、三巳の目が開きます。
「お、おねえさま!?」
初めて呼ばれた呼び方にたじろいでしまいます。
あたふたしながらも立ち上がって居住まいを正すとペコリと会釈を返しました。
「こんにちはミンミ」
さんを付けようか様のが良いのか迷った挙句、結局付けませんでした。お嬢様にはなれない三巳なのです。
ミンミはニコリと笑みを浮かべて(本人的には優雅に微笑んでいるつもりです)通り過ぎて行きます。
三巳はその方向を見てギョッとします。
何故なら郊外にある三巳の家の更に奥へと向かっているのです。その奥といえばもう村ではありません。
「ミンミ!1人か!?大人は!?」
雨だけど気にせず外に飛び出して来た三巳に、ミンミはキョトンとしました。そして濡れている三巳を見て傘を半分差し出してくれます。
「ミンミ……じゃなかった。わたくしはいまおつかいをしています」
ドヤ顔で胸を張るミンミに、ちょびっと傘に入れさせて貰った三巳は流石に心配になりました。
「お使いって、この先は山だぞ。雨も降ってるのに何しに行くんだ?」
「わたくしのい、い、言いつかった!おつかいはやくそうをとってくることです」
ミンミは途中で言葉が思い出せなくてつっかえましたが何とか言えました。言い切れた事に自信が付いてムフーと自画自賛です。
「薬草は村にもあるだろう?」
「お山でとれたのがや、やぁー……やこう?やっこー?がたかいってリリねえ……さま!がいっていました」
どうやら独断でここまで来た様です。
ハンナのお使いなら村の中で済む筈です。けれども以前に教わった事を覚えていたミンミが、山に取りに行くのだと勘違いをしてしまったのです。
三巳は理解すると頭を抱えて小さく唸ります。
「ミンミ。山へは子供だけで入らないってお約束だろ」
「ミンミメイドだもん!こどもじゃないもん!」
子供特有の謎理論です。
三巳はどう説得しようか頭を悩ませます。しかしどう説明しても三巳には説得力はないでしょう。
だって見た目子供の三巳は1人でほいほい山へ行ってしまいますからね。
「ミンミちゃん。真のメイドさんは1人で山には入らないんだよ」
そこへ助け舟がやって来ました。雨なので家にいたクロです。三巳用の大きめ傘を持って来てくれたのです。
三巳は頼りになる父親に、ホッと胸を撫で下ろして嬉しそうに尻尾を振りました。
「んう?ハンナせんせーも1人ではいってない?」
「そうだよ。思い出してごらん?ハンナも誰か大人と一緒だっただろう?」
言われてウンウン言いながらハンナの行動を思い出してみます。
「あ!ほんとうだ!ミンミしっぱい!」
ミンミは目を大きく開けて顔を青くしました。
オロオロしだす姿に、三巳はクロと顔を合わせて苦笑いします。
「三巳が一緒行っても良ーけど、今日は雨で山は危険だからこの辺で済まそーな」
三巳がミンミの頭を撫でてあげると、ミンミはガッカリ顔で頷きます。そして三巳の服をキュッと握りました。
「このへんにやくそうある?」
子供の泣きそうな上目遣いに、三巳は心臓がキュッと締め付けられます。
「薬草は三巳も育てて無いなー。父ちゃんは?」
「私もハーブなら幾つか育てているけれど、何て薬草か言えるかい?」
「んとね、しよーか?っていうの」
「しよーか?紫陽花か?この前風邪流行ったもんな」
三巳はロキ医師から教わった紫陽花の生薬を思い出します。それと同時に中毒を起こす物もある事も思い出しました。
「父ちゃん。どう思う?」
ハンナにしては難しいお使いです。三巳はクロに小声で問い掛けました。
クロは「ふむ」と髭を撫でてミンミを見ます。
「正解を採れれば御の字。不正解でも飾れば綺麗だからね」
同じく小声で返してくれたクロに三巳は得心がいった様に頷きました。
「成る程なんだよ。なら裏手に自生してるのがあるから一緒に行こうか」
三巳が手を差し伸べると、ミンミはとても嬉しそうに顔を輝かせます。
「ほんと!?三巳おねえちゃん!」
「ホント、ホント」
ニパリと犬歯を剥き出しにして笑えば、ミンミはニコニコ笑顔で両手で抱き着こうとします。そして手を前に突き出した事で傘が三巳の鼻を直撃してしまいました。
「あ!ごめんなさいぃ……」
折角笑顔になったのにミンミは半泣きしてしまいます。
しかし三巳は傘が当たった位じゃちっとも痛くありません。
「三巳は大丈夫なんだよ。でも立派なメイドになるならちゃんと気を付けような」
三巳はミンミの涙を指で拭います。そして笑顔で頭を撫でてあげました。
そうすればミンミも泣きべそ笑顔で頷きます。
「うん。ありがとう三巳おねえちゃん」
「にゃははっ。じゃあニコニコ笑顔で紫陽花採りに行こー♪」
「うん!」
今度こそお手々を繋いで裏手へ向かいます。
シトシト。シトシト。降る雨の中、傘を差してピチピチチャプチャプ進みます。
ミンミがとても楽しそうに水溜りを歩くので、隣にいる三巳も楽しそうに尻尾を振っています。
そうして着いた裏手は温室の更に奥へと行った木々がまばらに生えた場所でした。
木々の合間合間には見事な紫陽花が自生しています。
「わあ!キレイ!」
「にゅふふー♪そーだろー♪雨の日に来ると景色が瑞々しくてまた別格なんだよ」
「あー!かたつむりー!」
早速紫陽花を見て回っていたミンミは葉っぱの上にカタツムリを見つけました。楽しそうに殻を手で持って眺めます。しかしカタツムリは殻の中に体を隠してしまいました。
「かくれちゃった」
「ビックリしちゃったんだなー」
その様子を見た三巳はふと歌を思い出しました。そして無意識に口遊みます。
「でーんでんむーしむしかーたつーむりー♪」
調子っ外れの歌が紫陽花と、シトシト雨の景色に溶けて混ざって流れて行きます。
「でんでんむしー♪」
それを聞いたミンミも楽しそうに歌い出し、クロもその景色を愛おしく見守ります。
(梅雨も中々に侮れないんだよ)
シトシト雨が降り続く梅雨の空。三巳は静かな景色と音に身を委ねまったり過ごすのでした。
シトシト。シトシト。連日の雨模様に土も草木もシットリしている梅雨時です。
三巳は縁側で足と尻尾をパタンパタンと泳がせて暇模様です。調子っ外れの歌を奏でる位にお暇様です。
「にゅーん。外で遊ぶか。中で遊ぶか」
今年は他所の国へ行く用事も無いので久し振りの山生活です。すると久し振り過ぎたのか普段何していたのかスッパリ忘れていました。
「うーみゅ」
見上げる空は灰色雲に覆われています。暫く太陽は見せそうにありません。
「うーぬぅ」
後ろを向いて見える尻尾はふわんふわんに揺れています。外で遊ぶなら濡れて遊ぶか魔法で弾くかを考えます。
三巳のふわんふわん尻尾は濡れればペションとなって細くなります。その殆どが毛で出来ているからです。
一応女性の端くれとしてみっともないのはどうだろう。という考えはここ最近芽生えた感情です。だって可愛いお洋服が増えたんだもの。オシャレだって好きなんです。
「でも雨に濡れるの気持ち良ーんだよ」
とはいえワンコ属性を持つ三巳は、やっぱり泥んこになりながら庭駆けずり回るのも大好きです。
そこにメイド服を着たミンミが通り掛かりました。
「三巳おねえさまこんにちは」
ペコリと会釈をするミンミに、三巳の目が開きます。
「お、おねえさま!?」
初めて呼ばれた呼び方にたじろいでしまいます。
あたふたしながらも立ち上がって居住まいを正すとペコリと会釈を返しました。
「こんにちはミンミ」
さんを付けようか様のが良いのか迷った挙句、結局付けませんでした。お嬢様にはなれない三巳なのです。
ミンミはニコリと笑みを浮かべて(本人的には優雅に微笑んでいるつもりです)通り過ぎて行きます。
三巳はその方向を見てギョッとします。
何故なら郊外にある三巳の家の更に奥へと向かっているのです。その奥といえばもう村ではありません。
「ミンミ!1人か!?大人は!?」
雨だけど気にせず外に飛び出して来た三巳に、ミンミはキョトンとしました。そして濡れている三巳を見て傘を半分差し出してくれます。
「ミンミ……じゃなかった。わたくしはいまおつかいをしています」
ドヤ顔で胸を張るミンミに、ちょびっと傘に入れさせて貰った三巳は流石に心配になりました。
「お使いって、この先は山だぞ。雨も降ってるのに何しに行くんだ?」
「わたくしのい、い、言いつかった!おつかいはやくそうをとってくることです」
ミンミは途中で言葉が思い出せなくてつっかえましたが何とか言えました。言い切れた事に自信が付いてムフーと自画自賛です。
「薬草は村にもあるだろう?」
「お山でとれたのがや、やぁー……やこう?やっこー?がたかいってリリねえ……さま!がいっていました」
どうやら独断でここまで来た様です。
ハンナのお使いなら村の中で済む筈です。けれども以前に教わった事を覚えていたミンミが、山に取りに行くのだと勘違いをしてしまったのです。
三巳は理解すると頭を抱えて小さく唸ります。
「ミンミ。山へは子供だけで入らないってお約束だろ」
「ミンミメイドだもん!こどもじゃないもん!」
子供特有の謎理論です。
三巳はどう説得しようか頭を悩ませます。しかしどう説明しても三巳には説得力はないでしょう。
だって見た目子供の三巳は1人でほいほい山へ行ってしまいますからね。
「ミンミちゃん。真のメイドさんは1人で山には入らないんだよ」
そこへ助け舟がやって来ました。雨なので家にいたクロです。三巳用の大きめ傘を持って来てくれたのです。
三巳は頼りになる父親に、ホッと胸を撫で下ろして嬉しそうに尻尾を振りました。
「んう?ハンナせんせーも1人ではいってない?」
「そうだよ。思い出してごらん?ハンナも誰か大人と一緒だっただろう?」
言われてウンウン言いながらハンナの行動を思い出してみます。
「あ!ほんとうだ!ミンミしっぱい!」
ミンミは目を大きく開けて顔を青くしました。
オロオロしだす姿に、三巳はクロと顔を合わせて苦笑いします。
「三巳が一緒行っても良ーけど、今日は雨で山は危険だからこの辺で済まそーな」
三巳がミンミの頭を撫でてあげると、ミンミはガッカリ顔で頷きます。そして三巳の服をキュッと握りました。
「このへんにやくそうある?」
子供の泣きそうな上目遣いに、三巳は心臓がキュッと締め付けられます。
「薬草は三巳も育てて無いなー。父ちゃんは?」
「私もハーブなら幾つか育てているけれど、何て薬草か言えるかい?」
「んとね、しよーか?っていうの」
「しよーか?紫陽花か?この前風邪流行ったもんな」
三巳はロキ医師から教わった紫陽花の生薬を思い出します。それと同時に中毒を起こす物もある事も思い出しました。
「父ちゃん。どう思う?」
ハンナにしては難しいお使いです。三巳はクロに小声で問い掛けました。
クロは「ふむ」と髭を撫でてミンミを見ます。
「正解を採れれば御の字。不正解でも飾れば綺麗だからね」
同じく小声で返してくれたクロに三巳は得心がいった様に頷きました。
「成る程なんだよ。なら裏手に自生してるのがあるから一緒に行こうか」
三巳が手を差し伸べると、ミンミはとても嬉しそうに顔を輝かせます。
「ほんと!?三巳おねえちゃん!」
「ホント、ホント」
ニパリと犬歯を剥き出しにして笑えば、ミンミはニコニコ笑顔で両手で抱き着こうとします。そして手を前に突き出した事で傘が三巳の鼻を直撃してしまいました。
「あ!ごめんなさいぃ……」
折角笑顔になったのにミンミは半泣きしてしまいます。
しかし三巳は傘が当たった位じゃちっとも痛くありません。
「三巳は大丈夫なんだよ。でも立派なメイドになるならちゃんと気を付けような」
三巳はミンミの涙を指で拭います。そして笑顔で頭を撫でてあげました。
そうすればミンミも泣きべそ笑顔で頷きます。
「うん。ありがとう三巳おねえちゃん」
「にゃははっ。じゃあニコニコ笑顔で紫陽花採りに行こー♪」
「うん!」
今度こそお手々を繋いで裏手へ向かいます。
シトシト。シトシト。降る雨の中、傘を差してピチピチチャプチャプ進みます。
ミンミがとても楽しそうに水溜りを歩くので、隣にいる三巳も楽しそうに尻尾を振っています。
そうして着いた裏手は温室の更に奥へと行った木々がまばらに生えた場所でした。
木々の合間合間には見事な紫陽花が自生しています。
「わあ!キレイ!」
「にゅふふー♪そーだろー♪雨の日に来ると景色が瑞々しくてまた別格なんだよ」
「あー!かたつむりー!」
早速紫陽花を見て回っていたミンミは葉っぱの上にカタツムリを見つけました。楽しそうに殻を手で持って眺めます。しかしカタツムリは殻の中に体を隠してしまいました。
「かくれちゃった」
「ビックリしちゃったんだなー」
その様子を見た三巳はふと歌を思い出しました。そして無意識に口遊みます。
「でーんでんむーしむしかーたつーむりー♪」
調子っ外れの歌が紫陽花と、シトシト雨の景色に溶けて混ざって流れて行きます。
「でんでんむしー♪」
それを聞いたミンミも楽しそうに歌い出し、クロもその景色を愛おしく見守ります。
(梅雨も中々に侮れないんだよ)
シトシト雨が降り続く梅雨の空。三巳は静かな景色と音に身を委ねまったり過ごすのでした。
10
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
処刑台の皇妃、回帰して復讐を誓う ~冷酷公爵と偽りの婚約者~ おまえたちは許さない!
秦江湖
ファンタジー
皇妃エリアーナは、夫である皇帝アランと、たった一人の親友イザベラの策略により、無実の罪で処刑される。
民衆に罵られ、アランの冷酷な目とイザベラの嘲笑を「始まりの景色」として目に焼き付けながら絶命した彼女は、しかし、処刑の記憶を持ったまま三年前の過去に回帰する。
「おまえたちは許さない」
二度目の人生。
エリアーナの目的はただ一つ、自分を陥れた二人への完璧な復讐。
彼女はまず、アラン(皇太子)からの婚約内示を拒絶。そして、アラン最大の政敵である「北の冷血公爵」ルシアン・ヴァレリウスに接触する。
1周目で得た「未来の知識」を対価に、エリアーナはルシアンに持ちかける。
「貴方様には帝国の覇権を。わたくしには復讐の舞台を。そのための『契約婚約』を――」
憎悪を糧に生きる皇妃と、氷の瞳を持つ公爵。
二人の偽りの婚約の行く末は……
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
『まて』をやめました【完結】
かみい
恋愛
私、クラウディアという名前らしい。
朧気にある記憶は、ニホンジンという意識だけ。でも名前もな~んにも憶えていない。でもここはニホンじゃないよね。記憶がない私に周りは優しく、なくなった記憶なら新しく作ればいい。なんてポジティブな家族。そ~ねそ~よねと過ごしているうちに見たクラウディアが以前に付けていた日記。
時代錯誤な傲慢な婚約者に我慢ばかりを強いられていた生活。え~っ、そんな最低男のどこがよかったの?顔?顔なの?
超絶美形婚約者からの『まて』はもう嫌!
恋心も忘れてしまった私は、新しい人生を歩みます。
貴方以上の美人と出会って、私の今、充実、幸せです。
だから、もう縋って来ないでね。
本編、番外編含め完結しました。ありがとうございます
※小説になろうさんにも、別名で載せています
死ぬはずだった令嬢が乙女ゲームの舞台に突然参加するお話
みっしー
恋愛
病弱な公爵令嬢のフィリアはある日今までにないほどの高熱にうなされて自分の前世を思い出す。そして今自分がいるのは大好きだった乙女ゲームの世界だと気づく。しかし…「藍色の髪、空色の瞳、真っ白な肌……まさかっ……!」なんと彼女が転生したのはヒロインでも悪役令嬢でもない、ゲーム開始前に死んでしまう攻略対象の王子の婚約者だったのだ。でも前世で長生きできなかった分今世では長生きしたい!そんな彼女が長生きを目指して乙女ゲームの舞台に突然参加するお話です。
*番外編も含め完結いたしました!感想はいつでもありがたく読ませていただきますのでお気軽に!
【完結】悪役令嬢はご病弱!溺愛されても断罪後は引き篭もりますわよ?
鏑木 うりこ
恋愛
アリシアは6歳でどハマりした乙女ゲームの悪役令嬢になったことに気がついた。
楽しみながらゆるっと断罪、ゆるっと領地で引き篭もりを目標に邁進するも一家揃って病弱設定だった。
皆、寝込んでるから入学式も来れなかったんだー納得!
ゲームの裏設定に一々納得しながら進んで行くも攻略対象者が仲間になりたそうにこちらを見ている……。
聖女はあちらでしてよ!皆様!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる