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しおりを挟む「校長先生、私の家に幽霊が現れたのですか」
「ほう、それは興味深いね」
翌朝、雪実を連れて早めに登校し、教室に向かう前に校長室に立ち入った。
20畳ほどの校長室の奥には、校長が座る背もたれの高い革製の茶色い椅子と黒い大きな机があり、その左右には様々な資料や部活動のトロフィーや賞状などを保管する棚が設置されている。
入って左側の棚の上には、歴代の校長の写真が飾られているが、何だかみんな肌の色が青白く、それこそ死人に見える。
校長室の扉をノックし、返事があったから入室したのだが、校長は椅子の背をこちらに向け、どうやら窓の外を眺めているようだった。
私と雪実が机を隔ててすぐ近くに立っても、校長はこちらを向かない。
ちょうど椅子の真後ろに立ってしまったせいで、校長の姿が窓からも確認できない。
「で、その人が君の家に現れた幽霊か。中々興味深い。長い校長生活だがこんなことは初めてだよ」
「いや、見えてませんよね校長先生。この人窓には映りませんし、先生ずっと後ろ向いてるじゃないですか。後背もたれに隠れて全く見えないので早くこっちを向いてください」
なぜか椅子を回そうとしない校長に言うと、ゆっくりと椅子が回転した。
大企業の役員が好んで座りそな大きな革の椅子の上には、この椅子が全く似合わない校長が三角座りしていた。
「失礼だな。それじゃあ君、僕が小さいみたいじゃないか」
「いや、小さいですよ校長先生。完全に子供です」
「やれやれ⋯⋯全く嫌になるよこの身体」
校長先生はそう言いながら、雪実を一瞥し、七三分けになったブラウンの髪を撫でてから足を伸ばした。
当然足は床につかない。この人は椅子を回すのにわざわざ全身を使ったのだろうきっと。
まるでどこかの金持ちのお坊ちゃまのような風貌をした少年こそ、この学校の校長だ。
入学式で初めて見た時は、新入生とその保護者全てが余すことなくザワついたが、慣れればそれほど気にすることもない。
ちなみに顔も小学生並みで、整ってはいるが幼い。
もし私が校長とふたりで街を歩いてたら、近所のお姉さんとお坊ちゃま見たいな構図になることだろう。
「それで天江さん、その人が幽霊なんだね」
「はい⋯⋯」
ちなみに、校長の特技は生徒の名前と顔を全員把握することらしい。
実際、私達が入学してすぐ、校長先生に名前を呼ばれたことがある。
校長先生がじっと雪実を見つめる。
昨日と同じ格好の雪実は、どこかから現れた笏を両手に握りしめ、じっと固まっている。
校長先生に会うまでに、何人かの幽霊と遭遇し、衝撃のあまり声が出なくなっていたのだ。
着物の袖をそれとなく引っ張るが、雪実は私を横目で見るだけで口を開こうとしない。
「すみませんショタ⋯⋯校長先生。さっき自分以外の幽霊に会って戸惑っているみたいなんです。昨日は自分が幽霊だってことをある程度受け入れていた感じだったんてすけど」
「ねえ今なんて言った? 校長先生の前によからぬ事言ったよね?」
失言は沈黙を持って無かったことにして、私は更に口を開いた。
「まあとりあえず、この人学校に置いて置きたいんですけどいいですか?」
「なっ!? ちょ、ちょっと待て」
下駄箱以来口を開かなかった雪実がようやく言葉を発した。
校長をショタだと言ってしまったが、雪実もそれなりに小さい。
なんて思考が脇道に逸れると、雪実はこちらに体を向けて目を見開いていた。
「待て千夏、私にこの家屋で暮らせと? 広すぎて落ち着かないぞ」
「まあ家じゃないけどね。でも仲間はいっぱいいるから楽しいよきっと」
「奴らなど仲間では無い。私は名門家の者だぞ。そなたの家に住まわせろ」
「いや、どんな理屈なの⋯⋯ねえ校長先生」
校長先生に助けを求めると、校長はにやにやとしながら私と目を合わせた。
「天江さん、この学校は幽霊ファーストだよ。あなたもこの学校の生徒であるなら、彼を無下にしてはいけない」
「そこは生徒ファーストにしてくださいよ」
「幽霊の方が多いからね。民主主義の原則だよ」
「民主主義勉強しなおしてくださいショタ長。ていうか小学校行けよ。もちろん児童として」
「天江さん⋯⋯校長の権力って知ってる?」
ショタ発言に怒り浸透なのか、小さな顔に血管を浮かばせながら、校長先生は顔を引き攣らせた。
「退学にするならしてくださいよ⋯⋯校長の写真ネットにばらまいて普通の学校行きますから」
「⋯⋯うん、それはやめて? 謝るから、ね?」
校長は顔を強ばらせながら姿勢を伸ばした。
よほどこの姿が世に知れるのが嫌なのだろう。
この校長は初めての学年集会の時、校長の秘密を外部の人間に教えたらその生徒の家に幽霊を放つと脅迫していた。
「まあこんなことはどうでもいいんですよ。とりあえずこの人をここに置いといていいですか」
話を戻し、スカートのシワを伸ばした。
「なあ千夏、しょたとかふぁーすととか、いったいどういう意味なのだ」
空気の読めない貴族は無視し、校長の返事を待つ。
「まあいいよ。ひとりやふたり増えたところでどうって事ないし」
校長はそう言うと、産毛すら生えていなさそうな顎を撫でた。
「それに、この学校の外から現れた幽霊とこの学校で生まれた幽霊が交わるとどうなるのか、少し興味があるね」
「校長⋯⋯完全に今クソガキの顔してましたよ」
「⋯⋯もういいから教室に行ってくれ。このまま君と話してたら年甲斐もなく泣いてしまいそうだ」
校長は目頭を抑えながら声を震わせた。
ちなみに、何故か全校生徒には校長の戸籍のコピーが配られるので、この人が成人していることは間違いない。
噂によると、時々無謀にも夜の街を練り歩き、補導した警察を揶揄うのが趣味らしい。
「では失礼します」
校長室から出る瞬間、微かに校長の口元が笑っていたのが、なんとも印象的だった。
「良かったね雪実。お友達ができたよ」
「霊の友などいらぬ⋯⋯」
「まあそう言わずに、歳がまだ近い西園寺くんとか、年上だけど江戸時代生まれの源五郎さんとか信蔵さんとか仲良くなれるよ」
「江戸時代とはなんなのだ⋯⋯」
「あっ、そっか知らないかぁ。じゃあ仲良くなって教えてもらえばいいよ」
無理矢理納得させるため肩を叩きながら教室に向かう。
私は普段、強引なタイプでは無いのだが、雪実を早く誰かに押し付けたいという思いからか、普段では考えられない言動が出てしまう。
校長先生に挨拶を済ませたあとは、担任への挨拶だ。
「失礼します」
早朝の職員室には、校門前で立っている先生達数名の他は、ほとんどが集結している。
一瞬先生達の目が私と雪実に向いたが、すぐにまた皆業務に戻る。
この学校では、幽霊を連れて職員室を訪ねる生徒など珍しくもないのだ。
私は机に向かって作業をしている先生の前まで行き、雪実のことを説明した。
「そうですか、化粧坂雪実さんですね」
私の担任の教師である奥山先生は、スクエアのメガネを直しながら、雪実の足元から頭の先までを確認した。
「天江さんと一緒が希望でしたら、うちのクラスに居てくれて結構ですよ。ただ授業中はお静かに願います」
「うむ、承知した。してクラスとはなんだ」
丁寧な口調の先生に対して、雪実からは名家育ちの驕りが感じられる。
椅子に座っている先生を顎を上げて見下ろしている。立ったら先生の方が大きいのに、どこからその自信は生まれるのだろう。
「ありがとうございます」
「いいからいいから、教室の机は空いてるの適当に使ってもらって。それにしても大変だな天江さん」
私が礼を言うと、先生の眼鏡の奥が笑った。
何事かと思いきや、口元も私に同情するかのように笑みをつくっていた。
「いいんですよ。昔から運が悪いので」
踵を返して職員室を出ると、雪実の顔が少し明るくなっているのに気がついた。
「どうしたの? なんか嬉しそうだけど」
「ああ、少しこの学校というところが楽しくなってきたのだ」
「なんで⋯⋯?」
雪実自身、ここに来てからはまだ少し言葉を発した以外のことをしていないのに、この心境の変わりようは如何程か。
「ここにおれば千夏が私に世話を焼いてくれるみたいだからな」
そう言って、雪実は懐に笏をしまうと、今度は扇子を取り出した。
開いた扇子の地紙には、大きく墨で雪実の家の家紋が描かれている。
「さすが貴族の坊ちゃんは違いますね」
「いや、だから私出家してたからな?」
そういえば、どうして出家していたのにそんな貴族風な姿しているのかと疑問だが、それを雪実に尋ねても、本人も分からないだろう。
教室の前側のドアの前にたち、私は扉の上に設置されたクラスプレートを指さした。
「これが私達の教室って印だから覚えてて」
「ふむ」
雪実が頷いたのを見て、教室のドアを開ける。
朝早いせいか、教室にはまだ、この学校に住み着いているトメさん達しかいない。
「あらおはよう千夏ちゃん。今日は早いわねぇ」
「うん、おはよう」
トメさんは教室の後ろの席で、ヨネさん達と一緒に夫人誌を読んでいる。
先生か誰かに貰った雑誌だろう。果たして幽霊が読んで楽しいものなのだろうか。
「あら、転校生⋯⋯?」
言いながらトメさんはゆっくりと首を傾げた。
雪実の服装を見て戸惑ったのだ。
この学校は、ヨネさん達や西園寺君もそうだが、幽霊もほとんど制服を着用する。
そんな中だから、着物姿の雪実は異質な存在なのだ。
「うん、まあそんなところだよ」
この一言で、トメさん達は理解してくれた。
新規の幽霊がこの学校に住み着くのは、それほど珍しいことでは無い。
だが私は、雪実が家に現れたことは隠しておくことにした。
数分すると、何人かのクラスメイトが教室にやってきた。
皆雪実の姿を軽く観察したりはするものの、別に声を掛けたりはしない。
雪実は今、窓際で前から3番目の、私の1つ前の席に座り、対面しながら初めて見るであろう教科書を眺めている。
「何が書いてあるのか理解出来ん」
「まあ仕方ないよ」
そんな中、男子はブレザーの学校で唯一学ランを来ている山下君が私達の前に立った。
無精髭と丸刈りの頭がトレードマークの山下君は、小声で私に挨拶をすると、首を雪実に向けた。
「もし、あなたは一体いつのお生まれで?」
戦時中の学生らしく、はきはきと好青年らしく尋ねた。
「元亨元年6月13日だが」
てっきり山下君を警戒するとでも思いきや、あっさりと答えたことに少し驚いた。
「1321年⋯⋯ここまで古い時代の人は初めて見た⋯⋯」
流石は旧帝国大学の学生だ。即座に元号から西暦を当ててしまった。
やや興奮状態の山下君は、ズボンの裾で右手をゴシゴシと擦ると、息を荒くしながら擦った手を雪実に差し出した。
「あの、僕と握手して貰えませんか」
山下君が頼むと、雪実は開きっぱなしにしていた理科の教科書を閉じ、ぽかんと口を開けながら私を見た。
「千夏、握手とはなんだ。この者はなぜ己の手を差し出した」
どうやら握手を知らないらしい。
てっきり握手という行為がかなり昔から存在していたと思っていた私にとっては、ひとつの気付きとなった。
「山下君の手を握ってあげればいいんだよ」
「ふむ、こうか」
雪実は躊躇することなく、右手で山下君の手を握った。
てっきり左手で握るボケを見せてくれると期待していたが、そんなことは無かった。
「光栄です。ありがとうございます雪実さん」
「う、うむ⋯⋯よきにはからえ」
好意を持たれることに悪い気はしなかったのか、雪実は頬を若干染めつつ、照れながら唇を突き出した。
貴族や坊主がそんなあからさまに感情を表に出していいのだろうか。
「だがその名を呼ぶのはよしてくれ。仮粧坂か泉寂とでも読んでくれ」
「は、はぁ⋯⋯どうも失礼を」
山下君はそう言いながら、目を丸くして首を捻った。
「泉寂は雪実の号だよ」
「ああ、なるほど」
泉寂という名前に戸惑っていると思い、説明してあげると、山下君は小さく頷いた。
「では仮粧坂さん、これからよろしくお願いします」
「あ、ああ⋯⋯」
15度の角度でお辞儀する山下君に、雪実はやや戸惑っているようだ。
山下君が一度教室から出ていくと、すぐさま雪実は私に耳打ちした。
「なんだあの男は、まこと堅苦しい。鎌倉の役人を思い出したぞ」
「まあまあ、山下君戦争行ってた人だから⋯⋯生真面目なんだよ」
「ふむ、あの男は何年くらいの産まれだ?」
「さあ、多分今から100年くらい前の人じゃない?」
憶測で答えてあげると、雪実は鼻の穴を大きく開き、顎を上げて鼻で笑った。
「ふっ。私は700年だったな」
「うん、別に勝ち負けとかないからね。たしかに私の知る限り雪実が一番古い人だけど」
一体なんの勝負だと呆れながら、私はきっとこれからもこの男の相手をしなければならないと落胆した。
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