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最近誰かにつけられている気がする…
バイト帰り吉田要(よしだかなめ)は背後のその足音に最初はただ同じ方向なだけなんだなと思っていたが結局自宅のマンションに着くまでずっと後ろに誰かいた。
同じマンションの人かな?とも思ったがいつもマンションに着くと足音は急に消えるのでちょっと不審に思っていた。まさかストーカーなんてね…
なんて思っていたらストーカー説が確信に変わってしまったのだ。朝マンションのポストをみると手紙が入っていた。「吉田要様へ」とだけ書いてあって切手なんかは貼ってない。
急いでるし学校に着いたら開けてみるか…
「おはよ!どしたの深刻な顔して」
朝一番に声をかけてきたのは同じクラスの悠木深夜(ゆうきしんや)芸能人並みに顔が良くて切れ長の目が印象的なイケメンだ。
「朝変な手紙が入ってたんだよね」
「なんて書いてあったの?」
「いや、まだ開けてすらない!」
「なんか差出人も書いてないし怖くてさ。開けくていいかな?」
「まぁ気になるけど開けなくていんじゃない?」
深夜にそう言われて俺は結局その手紙のことをすっかり忘れて放課後バイトへ行った
「お疲れ様でーす」
やっとバイト終わったよ最近連勤でまじ疲れたー
はやく家かえろ!
家まで帰ろうと歩いているとグッと腕を掴まれて路地裏に強い力で引っ張られた。
「なにするんだよ!?!?助けッン」
助けを呼ぼうと叫ぼうとすると乱暴にキスされて塞がれてしまった
「ふっっあっ」
息ができなくて情けない声が漏れてしまう
やっと口を離されたと思ってまた叫ぼうとしたら次は大きな手で口を塞がれてしまった。
「かわいいね…ずっと君のこと見てた。勇気出して手紙で気持ちを伝えようとしたのにどうして読んでくれなかったの?ひどいよ」
そう悲しそうな顔で話す男の顔はストーカーしそうには見えないほど整っていて女の子にすごくモテそうだ。なんでこんな平凡な男のストーカーなんか…
やっと手を離されて息を整える
「あの!そもそもあなたのこと知らないですし!怪しい手紙なんか読みませんよ!てか、最近後つけてきてましたよね??」
俺が睨みながら話すと男は嬉しそうな顔をした
「なんだやっぱ気付いてたんだ!声かけてくれたらいいのに。僕は君のこと知ってるよ?よく君のバイト先に来るんだけどなぁ覚えてて欲しかったなまぁこれから知ってもらうからいいけど」
は?いやいや意味わからん。よっぽどの常連じゃないと覚えてないし。てかなんでそんな呑気なこと言ってんだよこれから警察に通報しますけど??
男の話を無視してポケットにあるスマホに手をかけようとすると
次は両手を壁に押さえつけられた
「今僕と話してるのに無視しないでよ。もしかして警察に通報しようとか思ってないよね?」
妙に整った顔をしている男の真顔が怖くてとっさに
「いやそんなことしませんよ」
なんて言ってしまった…
「だよね!てか立ち話もなんだし僕の家きて!ね!君の好きなマカロンもあるよ!」
なんでマカロン好きって知ってんだよ怖すぎる
ぜったいストーカーの家なんて行くわけないだろ!今すぐ逃げ出したいが完全に逃してくれる気なさそうだから隙をみて逃げよう。
路地裏から手を引かれて男の車に乗せられ家に連れて行かれた。
「さ!着いたよ」
手を引かれて車から降りると目の前にはすごく高級そうなマンションがみえた。イケメンで金持ちってますますストーカーぽくない。なんて呑気に考えてると手をぐっと引かれて男の部屋に連れてかれた
ガチャ
「うわ!ひろ!」
つい声に出てしまうほどに男の部屋は広くてホテルみたいな内装だ。
「気に入ってもらえた?これから一緒に住むから君の部屋も用意してるんだ」
「え?」
「あー!ごめん!まだ早いよね?ゆくゆくはね!」
なんて嬉しそうな顔で話す男はどう考えても狂ってる。そもそも名前すら知らないし俺が怖がってるのも気付いてるはずなのになんなんだこいつ
とにかくはやく警察に連絡したい家に帰りたい疲れた
「あの!トイレ借りてもいいですか?」
もちろんトイレに行きたいわけじゃない!トイレまではさすがについてこないだろう。
絶対聞こえてたはずなのに男は無視して俺のことを抱きしめてきた
「僕ほんとに君のこと好きなんだ。だから逃げようとしないでお願い。トイレは一緒にいこ?てかしてるとこ見せて?」
絶対キモすぎる言葉なのに顔が良すぎて少しドキッとしてしまったまぁ色んな意味でだろうけどてかしてるとこ見せてとかキモすぎる。
「きも!!!あなたのこと本当に知らないですし俺のこと好きとか言ってますけど好きになられた記憶すらないです!ほんとごめんなさい帰ります!」
男の腕から逃れようとすると抱きしめる力がぐっと強くなった
「絶対逃さない。僕のことこれから教えるし要くんは自覚がないだろうけど魅力的な人だよ好きにならない方がおかしい。」
ストーカー男じゃなかったらトキメクのに!はぁ今すぐ逃げ出したいけど逃げられない…下手なことして殴られるとかよりは大人しくしてよう…まじで真顔怖い
「っ逃げないので力緩めてくださいくるしい」
「あ!ごめんね!痛かったよね?逃げないならいいんだよ!かわいいな」
本当にごめんって思ってるのかよ…なんか顔赤らんでるしかわいいなって男に言われても
「今日は泊まってね!僕のこと知ってもらうためにたくさん話さなきゃだし!」
ストーカーの家に泊まることになってしまった…
ストーカー男の話をきいて分かったことがある名前は宍倉李人(ししくらりひと)
仕事はただのサラリーマンだよ。とか言ってたけど絶対嘘だ。
どうやら俺のバイト先(コンビニ)で一目惚れしたらしくそこから頻繁に通うようになったとか…
あと無自覚ストーカーだったぽい
夜遅くて心配だから家まで見届けたかっただけなんだとか言ってた…無自覚怖っ
とにかく今日はすぐ寝たふりして油断させてあいつが寝てる隙に逃げよう!
バイト帰り吉田要(よしだかなめ)は背後のその足音に最初はただ同じ方向なだけなんだなと思っていたが結局自宅のマンションに着くまでずっと後ろに誰かいた。
同じマンションの人かな?とも思ったがいつもマンションに着くと足音は急に消えるのでちょっと不審に思っていた。まさかストーカーなんてね…
なんて思っていたらストーカー説が確信に変わってしまったのだ。朝マンションのポストをみると手紙が入っていた。「吉田要様へ」とだけ書いてあって切手なんかは貼ってない。
急いでるし学校に着いたら開けてみるか…
「おはよ!どしたの深刻な顔して」
朝一番に声をかけてきたのは同じクラスの悠木深夜(ゆうきしんや)芸能人並みに顔が良くて切れ長の目が印象的なイケメンだ。
「朝変な手紙が入ってたんだよね」
「なんて書いてあったの?」
「いや、まだ開けてすらない!」
「なんか差出人も書いてないし怖くてさ。開けくていいかな?」
「まぁ気になるけど開けなくていんじゃない?」
深夜にそう言われて俺は結局その手紙のことをすっかり忘れて放課後バイトへ行った
「お疲れ様でーす」
やっとバイト終わったよ最近連勤でまじ疲れたー
はやく家かえろ!
家まで帰ろうと歩いているとグッと腕を掴まれて路地裏に強い力で引っ張られた。
「なにするんだよ!?!?助けッン」
助けを呼ぼうと叫ぼうとすると乱暴にキスされて塞がれてしまった
「ふっっあっ」
息ができなくて情けない声が漏れてしまう
やっと口を離されたと思ってまた叫ぼうとしたら次は大きな手で口を塞がれてしまった。
「かわいいね…ずっと君のこと見てた。勇気出して手紙で気持ちを伝えようとしたのにどうして読んでくれなかったの?ひどいよ」
そう悲しそうな顔で話す男の顔はストーカーしそうには見えないほど整っていて女の子にすごくモテそうだ。なんでこんな平凡な男のストーカーなんか…
やっと手を離されて息を整える
「あの!そもそもあなたのこと知らないですし!怪しい手紙なんか読みませんよ!てか、最近後つけてきてましたよね??」
俺が睨みながら話すと男は嬉しそうな顔をした
「なんだやっぱ気付いてたんだ!声かけてくれたらいいのに。僕は君のこと知ってるよ?よく君のバイト先に来るんだけどなぁ覚えてて欲しかったなまぁこれから知ってもらうからいいけど」
は?いやいや意味わからん。よっぽどの常連じゃないと覚えてないし。てかなんでそんな呑気なこと言ってんだよこれから警察に通報しますけど??
男の話を無視してポケットにあるスマホに手をかけようとすると
次は両手を壁に押さえつけられた
「今僕と話してるのに無視しないでよ。もしかして警察に通報しようとか思ってないよね?」
妙に整った顔をしている男の真顔が怖くてとっさに
「いやそんなことしませんよ」
なんて言ってしまった…
「だよね!てか立ち話もなんだし僕の家きて!ね!君の好きなマカロンもあるよ!」
なんでマカロン好きって知ってんだよ怖すぎる
ぜったいストーカーの家なんて行くわけないだろ!今すぐ逃げ出したいが完全に逃してくれる気なさそうだから隙をみて逃げよう。
路地裏から手を引かれて男の車に乗せられ家に連れて行かれた。
「さ!着いたよ」
手を引かれて車から降りると目の前にはすごく高級そうなマンションがみえた。イケメンで金持ちってますますストーカーぽくない。なんて呑気に考えてると手をぐっと引かれて男の部屋に連れてかれた
ガチャ
「うわ!ひろ!」
つい声に出てしまうほどに男の部屋は広くてホテルみたいな内装だ。
「気に入ってもらえた?これから一緒に住むから君の部屋も用意してるんだ」
「え?」
「あー!ごめん!まだ早いよね?ゆくゆくはね!」
なんて嬉しそうな顔で話す男はどう考えても狂ってる。そもそも名前すら知らないし俺が怖がってるのも気付いてるはずなのになんなんだこいつ
とにかくはやく警察に連絡したい家に帰りたい疲れた
「あの!トイレ借りてもいいですか?」
もちろんトイレに行きたいわけじゃない!トイレまではさすがについてこないだろう。
絶対聞こえてたはずなのに男は無視して俺のことを抱きしめてきた
「僕ほんとに君のこと好きなんだ。だから逃げようとしないでお願い。トイレは一緒にいこ?てかしてるとこ見せて?」
絶対キモすぎる言葉なのに顔が良すぎて少しドキッとしてしまったまぁ色んな意味でだろうけどてかしてるとこ見せてとかキモすぎる。
「きも!!!あなたのこと本当に知らないですし俺のこと好きとか言ってますけど好きになられた記憶すらないです!ほんとごめんなさい帰ります!」
男の腕から逃れようとすると抱きしめる力がぐっと強くなった
「絶対逃さない。僕のことこれから教えるし要くんは自覚がないだろうけど魅力的な人だよ好きにならない方がおかしい。」
ストーカー男じゃなかったらトキメクのに!はぁ今すぐ逃げ出したいけど逃げられない…下手なことして殴られるとかよりは大人しくしてよう…まじで真顔怖い
「っ逃げないので力緩めてくださいくるしい」
「あ!ごめんね!痛かったよね?逃げないならいいんだよ!かわいいな」
本当にごめんって思ってるのかよ…なんか顔赤らんでるしかわいいなって男に言われても
「今日は泊まってね!僕のこと知ってもらうためにたくさん話さなきゃだし!」
ストーカーの家に泊まることになってしまった…
ストーカー男の話をきいて分かったことがある名前は宍倉李人(ししくらりひと)
仕事はただのサラリーマンだよ。とか言ってたけど絶対嘘だ。
どうやら俺のバイト先(コンビニ)で一目惚れしたらしくそこから頻繁に通うようになったとか…
あと無自覚ストーカーだったぽい
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