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第02話「ボランチ」
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「なに? そんなに出せんのか? 結構あるんだな」
多喜城FC経営陣との交渉の座についた清川 清彦監督は驚きの声を上げた。
以前監督をしていた横浜アルマーダでの年俸は8千万+成果報酬だった。
J3の財政事情は全く予想もつかないが、2千万も貰えれば御の字だと思っていた所に提示されたのは「どんなに頑張っても5千万までしか出せません」と言う金額だった。
「頑張りすぎだ。それだけあるなら俺の年俸減らして選手を雇った方がいい」
清川監督の言葉に、今度は運営陣の方が驚きの言葉を上げる番だった。
「はぁ、そうでねくて! 監督の年俸ば5千万出すんでねくてっしゃ――」
中央に座って居る一番歳をとっていそうな、一番偉そうな男の言葉は、訛りがキツくて清川には理解が難しかった。
確か名刺には代表取締役社長と書いてあったはずだ。
「なに?」
「……ですから、監督の年俸だけではなく、チームの年間運営費から捻出できる、選手・スタッフ年俸の上限が5千万と言うことです」
先ほど渡された名刺に「経理部長」と書いてあった高梨と言う男が、横から説明する。
「……ちょっと待て、今年の選手構成と年俸はどうなってる? 資料を見せてくれ」
「まだ契約していない部外者にはお見せできません」
高梨経理部長がメガネの端を軽く持ち上げて冷静に答える。
それでも、後ろのスチール製の棚から資料を取り出すと、概要を説明はしてくれた。
#「現在、所属選手は16名。内、プロA契約選手が4名、約2千2百万、プロB、C契約3名約6百5十万、その他はアマチュア契約なので無給です。ただし、プロの出場__《勝利__#》給が1試合20万、同様にアマチュアの出場給が1~2万、勝利給が2万出ますので、それは年俸とは別に計上されています。それが1千8百5十万です」
清川は、横に秘書のように立っていた伊達 雫に向かって「紙とペンをくれ」と頼むと、経理から提示された金額を計算した。
「おい、スタッフの給料出てねぇだろこれ?」
清川の計算が間違っていなければ、そこに合算された金額は4千7百万円。最大でも5千万までしか出せないと言っていたのが今年も変わらないとすれば、スタッフはほぼ無給と言う事になる。
「えぇ。我妻監督の年俸は5百万ですが、コーチはボランティアです」
清川が怪訝そうな顔をする。
「5千万超えてるじゃないか」
「いえ、勝利給は40試合中25試合勝利したと想定して計上していますから、実際は超えません」
最初から優勝など狙わない前提の予算設定である。それは普通のチームではありえない。本来なら全勝した前提の予算を組むものだ。
しかも実際はその勝利数を大きく下回りながら、予算が浮いたとでも言うようなその語り口に、清川は頭を抱えた。
「……よし分かった。俺の年俸は我妻監督と同じ5百万でいい。だが来季はプロ選手を最低3名獲得する。それと、プロのヘッドコーチ、GKコーチ、フィジカルコーチ、それとトレーナーもだ」
「そんな予算はありません」
高梨が即座に否定する。
「そこはスポンサーを獲得するしかねぇな。一応こんな俺の名前でも少しは集まるだろう。……広報部長」
「はいっ」
急に話をふられた雫が背筋を正す。
「記者会見でもセッティングしろや。その後は企業向け、一般向けのイベントを入れられるだけ入れろ。営業部長さんも頼むぜ」
この交渉の席でまだ一言も発言していない、30そこそこの営業部長にも話を振る。
「……清川監督のお名前を前面に出してもよろしいんですか?」
「あぁ、必要なら俺が同行する機会を作っても構わん。目標は今年の倍、年俸合計1億だ」
清川はメモ用紙の上にペンを転がすと、安普請のパイプ椅子に寄りかかる。
嫌な音を立てて軋んだパイプ椅子の上で、清川は前途多難な船出にも関わらず、不敵に笑みを浮かべた。
「……と言うことで、来シーズンから我が多喜城FCの指揮を執っていただくことになりました清川監督です。時間のある限り、今シーズンの練習にも参加していただきます」
緊急記者会見の翌日、珍しく集合時間前に全員が集まった練習場で、広報部長から清川監督が紹介される。
練習場の周りには、地元テレビ局やサッカー誌の記者、そして数十人のサポーターも集まっていた。
「清川です。我妻監督にお願いして練習に参加する許可を頂きました。今シーズンは単なるアシスタントコーチなんで、気軽に声をかけて頂きたい。よろしく」
選手たちの反応は様々だった。日本代表監督候補にも名前が上がった有名な監督の指導に期待するもの。今までのような自由が無くなると苛立つもの。来年になったら契約を切られるのではないかと恐れるもの。
その全員と気軽に会話を交わし、我妻監督とも現在の戦術について話し合い、マスコミの対応もファンサービスもこなした清川が、クラブハウスに向かったのは練習後30分を過ぎた頃だった。
ふとグラウンドを見ると、汚れたボールが2つ転がっていた。
一つを拾うと、もう一つをドリブルで転がしながらクラブハウスに入る。
クラブハウスの入り口には、ボールと同じように汚れたシューズが乱雑に積み重なっていた。
中では練習を終えた選手たちが、それぞれに談笑したりシャワーを浴びたりしていたのだが、練習後まだ30分程度しか立っていないのにもかかわらず、もう既に半数は帰ってしまっているようだった。
「おい、ホペイロも居ないんだから、自分のシューズくらい手入れしておけよ。ボールは俺がやっておくから」
「うぃーす」
全体練習後、自主練習どころかクールダウンすら満足にせず、マッサージを受ける習慣すら無い。
ダラダラと適当にシューズを扱う選手たちを見て、清川は本物のプロサッカー選手と言うものの見本を早急に見せる必要があると痛感した。
「キヨさん! お久しぶりです!」
ワンコールも終わるか終わらないかのタイミングで、すぐに電話に出た森 一の声は相変わらず若々しく力に満ちていた。
清川が現役の時代から何かと目をかけてきた、彼の信頼する元日本代表ボランチである。
「……あぁこら、パパは今大事なお話してるんだから……あ、すみません。キヨさん来シーズンからJ3のチームを率いるんですね! ニュース見て驚きましたよ」
賑やかな電話の向こうには、幸せそうな家族の団らんがあった。
清川は不意に罪悪感に襲われる。自分は今からこの家族にヒビを入れてしまうかもしれないのだ。
「その話なんだが……イチ、J3に来てくれ」
一度頼んで、迷いや戸惑いが帰ってきたら諦めよう。そう思った清川は、ストレートにそれだけを告げた。
「わかりました。今シーズンの契約は12月末まで残っていますが、ウチのチームは天皇杯も敗退してますし、12月の頭から行けます」
長い付き合いだ。ある程度は森も予想していたのかもしれない。一瞬の躊躇すらない森の返事を受けて、逆に清川が慌てる事になった。
「おいおい、J3って言っても今年はJFLの優勝チームがアマチュアだったから入れ替えが無かっただけで、最下位の……アマチュア並みのチームだぞ。金もない。施設もアマチュア並だ。俺はお前の家族に対して責任を取れないんだ、返事はよく考えてから――」
「――キヨさんが居るじゃないですか」
言い訳をする清川を遮り、森が答える。
「どんなチームだってキヨさん……清川監督が居る。僕を呼んだってことは、そのチームが勝つには僕が必要って事ですよね? どうせもう現役生活も長くありません、必要とされる場所があるなら、僕はそこでサッカーをやりたい。家族だって分かってくれています」
「イチ……」
「それから、僕の家族に対する責任は僕が取ります。監督が責任を取るべきなのはピッチの中だけです。だから、優勝……お願いしますよ」
「……おう、まかせろ。お前の経歴に『J1からJ3まで、全てのディビジョンで優勝した最初の選手』って書かせてやるよ」
涙に震えそうになる声を抑えこみながら返事を返し、「楽しみにしてますよ」と言う森の笑い声を聞きながら、清川は電話を切った。
12月、まだ前チームとの契約が残る森は「練習参加」と言う名目でチームに合流する。
「日本有数の監督」に続く「元日本代表ボランチ」の合流で多喜城市全体が盛り上がる中、現有選手との契約更改が始まった。
多喜城FC経営陣との交渉の座についた清川 清彦監督は驚きの声を上げた。
以前監督をしていた横浜アルマーダでの年俸は8千万+成果報酬だった。
J3の財政事情は全く予想もつかないが、2千万も貰えれば御の字だと思っていた所に提示されたのは「どんなに頑張っても5千万までしか出せません」と言う金額だった。
「頑張りすぎだ。それだけあるなら俺の年俸減らして選手を雇った方がいい」
清川監督の言葉に、今度は運営陣の方が驚きの言葉を上げる番だった。
「はぁ、そうでねくて! 監督の年俸ば5千万出すんでねくてっしゃ――」
中央に座って居る一番歳をとっていそうな、一番偉そうな男の言葉は、訛りがキツくて清川には理解が難しかった。
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「なに?」
「……ですから、監督の年俸だけではなく、チームの年間運営費から捻出できる、選手・スタッフ年俸の上限が5千万と言うことです」
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「……ちょっと待て、今年の選手構成と年俸はどうなってる? 資料を見せてくれ」
「まだ契約していない部外者にはお見せできません」
高梨経理部長がメガネの端を軽く持ち上げて冷静に答える。
それでも、後ろのスチール製の棚から資料を取り出すと、概要を説明はしてくれた。
#「現在、所属選手は16名。内、プロA契約選手が4名、約2千2百万、プロB、C契約3名約6百5十万、その他はアマチュア契約なので無給です。ただし、プロの出場__《勝利__#》給が1試合20万、同様にアマチュアの出場給が1~2万、勝利給が2万出ますので、それは年俸とは別に計上されています。それが1千8百5十万です」
清川は、横に秘書のように立っていた伊達 雫に向かって「紙とペンをくれ」と頼むと、経理から提示された金額を計算した。
「おい、スタッフの給料出てねぇだろこれ?」
清川の計算が間違っていなければ、そこに合算された金額は4千7百万円。最大でも5千万までしか出せないと言っていたのが今年も変わらないとすれば、スタッフはほぼ無給と言う事になる。
「えぇ。我妻監督の年俸は5百万ですが、コーチはボランティアです」
清川が怪訝そうな顔をする。
「5千万超えてるじゃないか」
「いえ、勝利給は40試合中25試合勝利したと想定して計上していますから、実際は超えません」
最初から優勝など狙わない前提の予算設定である。それは普通のチームではありえない。本来なら全勝した前提の予算を組むものだ。
しかも実際はその勝利数を大きく下回りながら、予算が浮いたとでも言うようなその語り口に、清川は頭を抱えた。
「……よし分かった。俺の年俸は我妻監督と同じ5百万でいい。だが来季はプロ選手を最低3名獲得する。それと、プロのヘッドコーチ、GKコーチ、フィジカルコーチ、それとトレーナーもだ」
「そんな予算はありません」
高梨が即座に否定する。
「そこはスポンサーを獲得するしかねぇな。一応こんな俺の名前でも少しは集まるだろう。……広報部長」
「はいっ」
急に話をふられた雫が背筋を正す。
「記者会見でもセッティングしろや。その後は企業向け、一般向けのイベントを入れられるだけ入れろ。営業部長さんも頼むぜ」
この交渉の席でまだ一言も発言していない、30そこそこの営業部長にも話を振る。
「……清川監督のお名前を前面に出してもよろしいんですか?」
「あぁ、必要なら俺が同行する機会を作っても構わん。目標は今年の倍、年俸合計1億だ」
清川はメモ用紙の上にペンを転がすと、安普請のパイプ椅子に寄りかかる。
嫌な音を立てて軋んだパイプ椅子の上で、清川は前途多難な船出にも関わらず、不敵に笑みを浮かべた。
「……と言うことで、来シーズンから我が多喜城FCの指揮を執っていただくことになりました清川監督です。時間のある限り、今シーズンの練習にも参加していただきます」
緊急記者会見の翌日、珍しく集合時間前に全員が集まった練習場で、広報部長から清川監督が紹介される。
練習場の周りには、地元テレビ局やサッカー誌の記者、そして数十人のサポーターも集まっていた。
「清川です。我妻監督にお願いして練習に参加する許可を頂きました。今シーズンは単なるアシスタントコーチなんで、気軽に声をかけて頂きたい。よろしく」
選手たちの反応は様々だった。日本代表監督候補にも名前が上がった有名な監督の指導に期待するもの。今までのような自由が無くなると苛立つもの。来年になったら契約を切られるのではないかと恐れるもの。
その全員と気軽に会話を交わし、我妻監督とも現在の戦術について話し合い、マスコミの対応もファンサービスもこなした清川が、クラブハウスに向かったのは練習後30分を過ぎた頃だった。
ふとグラウンドを見ると、汚れたボールが2つ転がっていた。
一つを拾うと、もう一つをドリブルで転がしながらクラブハウスに入る。
クラブハウスの入り口には、ボールと同じように汚れたシューズが乱雑に積み重なっていた。
中では練習を終えた選手たちが、それぞれに談笑したりシャワーを浴びたりしていたのだが、練習後まだ30分程度しか立っていないのにもかかわらず、もう既に半数は帰ってしまっているようだった。
「おい、ホペイロも居ないんだから、自分のシューズくらい手入れしておけよ。ボールは俺がやっておくから」
「うぃーす」
全体練習後、自主練習どころかクールダウンすら満足にせず、マッサージを受ける習慣すら無い。
ダラダラと適当にシューズを扱う選手たちを見て、清川は本物のプロサッカー選手と言うものの見本を早急に見せる必要があると痛感した。
「キヨさん! お久しぶりです!」
ワンコールも終わるか終わらないかのタイミングで、すぐに電話に出た森 一の声は相変わらず若々しく力に満ちていた。
清川が現役の時代から何かと目をかけてきた、彼の信頼する元日本代表ボランチである。
「……あぁこら、パパは今大事なお話してるんだから……あ、すみません。キヨさん来シーズンからJ3のチームを率いるんですね! ニュース見て驚きましたよ」
賑やかな電話の向こうには、幸せそうな家族の団らんがあった。
清川は不意に罪悪感に襲われる。自分は今からこの家族にヒビを入れてしまうかもしれないのだ。
「その話なんだが……イチ、J3に来てくれ」
一度頼んで、迷いや戸惑いが帰ってきたら諦めよう。そう思った清川は、ストレートにそれだけを告げた。
「わかりました。今シーズンの契約は12月末まで残っていますが、ウチのチームは天皇杯も敗退してますし、12月の頭から行けます」
長い付き合いだ。ある程度は森も予想していたのかもしれない。一瞬の躊躇すらない森の返事を受けて、逆に清川が慌てる事になった。
「おいおい、J3って言っても今年はJFLの優勝チームがアマチュアだったから入れ替えが無かっただけで、最下位の……アマチュア並みのチームだぞ。金もない。施設もアマチュア並だ。俺はお前の家族に対して責任を取れないんだ、返事はよく考えてから――」
「――キヨさんが居るじゃないですか」
言い訳をする清川を遮り、森が答える。
「どんなチームだってキヨさん……清川監督が居る。僕を呼んだってことは、そのチームが勝つには僕が必要って事ですよね? どうせもう現役生活も長くありません、必要とされる場所があるなら、僕はそこでサッカーをやりたい。家族だって分かってくれています」
「イチ……」
「それから、僕の家族に対する責任は僕が取ります。監督が責任を取るべきなのはピッチの中だけです。だから、優勝……お願いしますよ」
「……おう、まかせろ。お前の経歴に『J1からJ3まで、全てのディビジョンで優勝した最初の選手』って書かせてやるよ」
涙に震えそうになる声を抑えこみながら返事を返し、「楽しみにしてますよ」と言う森の笑い声を聞きながら、清川は電話を切った。
12月、まだ前チームとの契約が残る森は「練習参加」と言う名目でチームに合流する。
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