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第四楽章
歌姫の舞台(6)
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小さな離島で生まれ育ったリンカは、家族同然の少数の人間の他は、たまに訪れる船乗りしか知らなかった。
大陸に渡るに当たり、初めて行った本土で人間の多さに驚いたくらい、群衆とは無縁でいた。
そんなリンカは大勢の人間に圧力を感じてしまう。声が重なりうるさくなるし、動きも多くなって脳が処理しきれなくなる。
そして今、怒号を上げる大群衆がリンカの視界を埋め尽くしていた。
篝火で照らされた範囲には憤怒に歪む顔、顔、顔。その奥の暗がりで目に宿る怒りの炎が夜光虫のごとく無数に灯っている。
憤激の大波にリンカは飲み込まれていた。
足が震える。
心臓が潰れそうなほど痛む。
頭の中に怒声が木霊する。
数千の敵意の中、リンカは独りぼっちで歌っていた。
その声さえも聞こえない。
舞台が右に左に波打ち、今にも倒れてしまいそう。
(歌い切らなきゃ……)
それだけしか考えられず、少女は必死に声を絞り出す。
恐らく酷い音痴なのだろう、激高の一部が嘲笑になった。
怒られ、笑われ、そして最後には潰されるのだ――
その時、客席から誰か舞台に飛び乗った。
(襲われる!)
恐怖が背筋を突き抜けた。
乱入者の声が聞こえる。
「続けて!」
なんと彼は、楽器を演奏しはじめるではないか。
その乱入者には見覚えがあった。
昨日会った、吟遊詩人の少年ラッドではないか。
彼は怯むことなく客席に向かって楽器を奏でている。
群衆の敵意と激怒とが、急激に萎むのを感じた。彼らの注意は突然の乱入者に向けられている。
(ラッド……)
たった一人で晒し者になっていたリンカの隣に、一人の少年が立ってくれた。
リンカを助ける為に、敵意の大波の前に立ちはだかってくれたのだ。
リンカの胸がはち切れそうに痛むと、そこに詰まっていた何かが口から飛び出た気がした。
それが出た間隙には、恐怖とは違った感情が湧いている。
自分は一人ではない、という安心感と、敵意のまっただ中に飛び込んできてくれたラッドへの感謝とが。
もう、恐れる事はない。
リンカは役目を終えられると感じた。
♪
リンカにラッドは呼びかけた。
「続けて!」
スリングで楽器を保持、ネックを押さえフィドルを奏でだす。
”またえんそうだ~”
ラッドは生まれて初めて演奏で戦いに挑んだ。人の心を癒す音楽で、人の心を傷つけた楽隊二十八人に挑戦状を叩きつける。
広場を埋め尽くす数千人の怒れる群衆とて、客は客。客を恐れるラッドではない。むしろ舞台に食いついているから楽なものだ。
突然の乱入者に、観客たちは息を飲んでいた。興奮した仲間と勘違いしたか、新たな演出が始まったと思ったか、どちらにせよリンカへの圧力が減ったのは好都合。
ラッドはリンカの音痴に合わせて演奏する。
奏でながら考えた。音痴が歌っても様にならない。
(なら、この舞台はコメディだ)
音痴の歌で物笑いになるのではない。面白い芸で客を笑わせるのだ。
でたらめに上がり下がりするリンカの音程に追随するだけでなく、即興で遊びの音をラッドは加える。
急にリンカの声が伸びた。緊張が減ったのだ。声質は良いのでそれだけでも印象がガラリと変わった。
リンカはこちらを見ながら歌っている。
ラッドは頷いてみせた。
派手に音程が外れる。
違う、と目で訴えても通じない。
ラッドは主旋律を維持しつつ、リンカとは逆に外した音を加えた。何度か繰り返すと、リンカも分かったらしく彼女なりに修正してくる。高さこそ合わないものの、直す方向は間違わない。
リンカが音痴である理由をラッドは察した。出したい高さと声とがずれているのではなく、音感が悪く近い高低差が聞き分けられないのだ。
(それならやり様はあるな)
既に楽隊は演奏を止めていた。リンカとラッドのメチャクチャな舞台に呆れたのか。
だが好都合。リンカが聞く音はラッドのフィドルだけになったのだから。
リンカが上に外した。ラッドは下に大きく外した音を加える。
今度は下過ぎる。かなり高い音を主旋律に沿える。
繰り返すうちに、リンカが外れる範囲が狭まってきた。
(それで良い!)
目で合図すると、彼女はうなずいた。
少しずつ、リンカの乱れは減ってゆく。それに合わせてラッドも外す範囲を狭めてゆく。リンカの音感を耳で測りながら。
最後の一小節は奇跡的に音が合った。
お陰でリンカが歌い終えたとき、綺麗に余韻で締める事ができた。
ラッドが弓を下ろすと、まばらな拍手が起きる。
ごく一部の、お情けの拍手だ。
だが怒りに渦巻く敵はもういない。観客はざわめくだけの群れとなっていた。
ラッドはリンカの元に歩みより、その手を取る。
広場を埋め尽くす群衆に向け、声を限りに響かせた。
「昨日、俺は盗賊魔法使いに襲われた! そのとき助けてくれたのが、彼女だ! 魔法を超える超魔法の呪歌で、俺を助けてくれたんだ! だから、今度は俺が助ける番だ!」
どよめきが起きる。
客が食いついたのだ。
なら吟遊詩人のする事は一つ。
ラッドは演奏に入った。昨晩から作りはじめた曲と歌詞をぶっつけ本番で。
♪盗賊魔法使いが暴れ回る
旅人を襲い身ぐるみ剥ぐ
我乗る馬車が襲撃されて
これなる楽器を奪われた♪
”またえんそうだ~”
一か八かの賭けだが、ラッドには勝算があった。
交易都市に富をもたらす商人を襲う盗賊は悩みの種のはず。しかも役人では太刀打ちできない魔法使い。それが捕まったとなれば大喜びだ。遠方から来た客も、来る途中で盗賊への注意は受けただろう。帰路は心配しないで済むなら喜ばないはずはない。
そして目の前に当事者がいるのだ。
だがさすがに昨日の今日では冷静でいられない。襲撃された時の恐怖、そして助かったときの喜びは声に出てしまう。
――演奏は感情的に。だが頭脳は理性的に。感情を乗せるのは素人、感情的に聞こえるよう計算して歌うのが玄人だ――
(お師匠様ごめんなさい。リンカの名誉回復を優先します)
曲を転調、勇ましい軍楽調に変える。
♪窮地に天から舞い降りた
可憐な乙女こそ呪歌使い
魔法を上回る呪歌の力で
盗賊魔法使いを撃ち破り
たちまち五人を捕縛する
これなる乙女ぞ呪歌使い♪
演奏を終えたラッドは声を張りあげた。
「紹介しよう! 賞金首の盗賊魔法使い五人を捕らえた勇敢な乙女、呪歌使いのリンカを!」
リンカの手を取り、高々と掲げる。
演奏の成果を客に問いかけたのだ。
(さあ、どうだ!?)
ラッドが見渡した次の瞬間、空気が破裂した。
割れんばかりの拍手と歓声が広場の空気を揺るがせる。
観衆は熱狂的に喜び、リンカを称えていた。焚きつけたラッドが驚くほどに。
隣を見ると、オライア人の大喝采にリンカは呆然としている。ラッドが握る手を震わせて。
「リンカ、胸を張ってくれ。君は凄い事をやってのけたんだから」
するとリンカが俯いて、涙をこぼすではないか。
「ど、どうしたの?」
その時ラッドは気づいた。自分が今、年頃の少女の手を握っていることに。
「はぅわっ!」
慌てて手を離した弾みで尻餅をついた。
「ご、ごごご、ごめん。つい夢中で、あの、ご、ごめんなさい」
リンカはなおも涙を溢れさせている。
「ラッド……ありがとう……」
「え?」
「ありがとう。来てくれて、本当に嬉しかった」
「……」
生まれて初めて、異性に感謝された。しかも、演奏に対してだ。
ラッドの胸に、今まで感じた事がない衝動が生まれた。それが何かは分からないが、リンカの言葉がこの世で最も尊い報酬である事だけは分かった。
(夢が……かなったんだ……)
演奏で、女の子に喜んでもらえる夢が。
ラッドは気力を振り絞って立ち上がった。
彼女の前で情けない真似などできない。してはいけない。
ラッドは胸を張り、腹から声を出した。
「リンカ、君が昨日来てくれたとき、俺もそう思ったんだ。来てくれて、本当にありがとう」
昨日伝えられなかったお礼を、やっときちんと言えたのだ。
舞台上の二人を、喝采がいつまでも包んでいた。
大陸に渡るに当たり、初めて行った本土で人間の多さに驚いたくらい、群衆とは無縁でいた。
そんなリンカは大勢の人間に圧力を感じてしまう。声が重なりうるさくなるし、動きも多くなって脳が処理しきれなくなる。
そして今、怒号を上げる大群衆がリンカの視界を埋め尽くしていた。
篝火で照らされた範囲には憤怒に歪む顔、顔、顔。その奥の暗がりで目に宿る怒りの炎が夜光虫のごとく無数に灯っている。
憤激の大波にリンカは飲み込まれていた。
足が震える。
心臓が潰れそうなほど痛む。
頭の中に怒声が木霊する。
数千の敵意の中、リンカは独りぼっちで歌っていた。
その声さえも聞こえない。
舞台が右に左に波打ち、今にも倒れてしまいそう。
(歌い切らなきゃ……)
それだけしか考えられず、少女は必死に声を絞り出す。
恐らく酷い音痴なのだろう、激高の一部が嘲笑になった。
怒られ、笑われ、そして最後には潰されるのだ――
その時、客席から誰か舞台に飛び乗った。
(襲われる!)
恐怖が背筋を突き抜けた。
乱入者の声が聞こえる。
「続けて!」
なんと彼は、楽器を演奏しはじめるではないか。
その乱入者には見覚えがあった。
昨日会った、吟遊詩人の少年ラッドではないか。
彼は怯むことなく客席に向かって楽器を奏でている。
群衆の敵意と激怒とが、急激に萎むのを感じた。彼らの注意は突然の乱入者に向けられている。
(ラッド……)
たった一人で晒し者になっていたリンカの隣に、一人の少年が立ってくれた。
リンカを助ける為に、敵意の大波の前に立ちはだかってくれたのだ。
リンカの胸がはち切れそうに痛むと、そこに詰まっていた何かが口から飛び出た気がした。
それが出た間隙には、恐怖とは違った感情が湧いている。
自分は一人ではない、という安心感と、敵意のまっただ中に飛び込んできてくれたラッドへの感謝とが。
もう、恐れる事はない。
リンカは役目を終えられると感じた。
♪
リンカにラッドは呼びかけた。
「続けて!」
スリングで楽器を保持、ネックを押さえフィドルを奏でだす。
”またえんそうだ~”
ラッドは生まれて初めて演奏で戦いに挑んだ。人の心を癒す音楽で、人の心を傷つけた楽隊二十八人に挑戦状を叩きつける。
広場を埋め尽くす数千人の怒れる群衆とて、客は客。客を恐れるラッドではない。むしろ舞台に食いついているから楽なものだ。
突然の乱入者に、観客たちは息を飲んでいた。興奮した仲間と勘違いしたか、新たな演出が始まったと思ったか、どちらにせよリンカへの圧力が減ったのは好都合。
ラッドはリンカの音痴に合わせて演奏する。
奏でながら考えた。音痴が歌っても様にならない。
(なら、この舞台はコメディだ)
音痴の歌で物笑いになるのではない。面白い芸で客を笑わせるのだ。
でたらめに上がり下がりするリンカの音程に追随するだけでなく、即興で遊びの音をラッドは加える。
急にリンカの声が伸びた。緊張が減ったのだ。声質は良いのでそれだけでも印象がガラリと変わった。
リンカはこちらを見ながら歌っている。
ラッドは頷いてみせた。
派手に音程が外れる。
違う、と目で訴えても通じない。
ラッドは主旋律を維持しつつ、リンカとは逆に外した音を加えた。何度か繰り返すと、リンカも分かったらしく彼女なりに修正してくる。高さこそ合わないものの、直す方向は間違わない。
リンカが音痴である理由をラッドは察した。出したい高さと声とがずれているのではなく、音感が悪く近い高低差が聞き分けられないのだ。
(それならやり様はあるな)
既に楽隊は演奏を止めていた。リンカとラッドのメチャクチャな舞台に呆れたのか。
だが好都合。リンカが聞く音はラッドのフィドルだけになったのだから。
リンカが上に外した。ラッドは下に大きく外した音を加える。
今度は下過ぎる。かなり高い音を主旋律に沿える。
繰り返すうちに、リンカが外れる範囲が狭まってきた。
(それで良い!)
目で合図すると、彼女はうなずいた。
少しずつ、リンカの乱れは減ってゆく。それに合わせてラッドも外す範囲を狭めてゆく。リンカの音感を耳で測りながら。
最後の一小節は奇跡的に音が合った。
お陰でリンカが歌い終えたとき、綺麗に余韻で締める事ができた。
ラッドが弓を下ろすと、まばらな拍手が起きる。
ごく一部の、お情けの拍手だ。
だが怒りに渦巻く敵はもういない。観客はざわめくだけの群れとなっていた。
ラッドはリンカの元に歩みより、その手を取る。
広場を埋め尽くす群衆に向け、声を限りに響かせた。
「昨日、俺は盗賊魔法使いに襲われた! そのとき助けてくれたのが、彼女だ! 魔法を超える超魔法の呪歌で、俺を助けてくれたんだ! だから、今度は俺が助ける番だ!」
どよめきが起きる。
客が食いついたのだ。
なら吟遊詩人のする事は一つ。
ラッドは演奏に入った。昨晩から作りはじめた曲と歌詞をぶっつけ本番で。
♪盗賊魔法使いが暴れ回る
旅人を襲い身ぐるみ剥ぐ
我乗る馬車が襲撃されて
これなる楽器を奪われた♪
”またえんそうだ~”
一か八かの賭けだが、ラッドには勝算があった。
交易都市に富をもたらす商人を襲う盗賊は悩みの種のはず。しかも役人では太刀打ちできない魔法使い。それが捕まったとなれば大喜びだ。遠方から来た客も、来る途中で盗賊への注意は受けただろう。帰路は心配しないで済むなら喜ばないはずはない。
そして目の前に当事者がいるのだ。
だがさすがに昨日の今日では冷静でいられない。襲撃された時の恐怖、そして助かったときの喜びは声に出てしまう。
――演奏は感情的に。だが頭脳は理性的に。感情を乗せるのは素人、感情的に聞こえるよう計算して歌うのが玄人だ――
(お師匠様ごめんなさい。リンカの名誉回復を優先します)
曲を転調、勇ましい軍楽調に変える。
♪窮地に天から舞い降りた
可憐な乙女こそ呪歌使い
魔法を上回る呪歌の力で
盗賊魔法使いを撃ち破り
たちまち五人を捕縛する
これなる乙女ぞ呪歌使い♪
演奏を終えたラッドは声を張りあげた。
「紹介しよう! 賞金首の盗賊魔法使い五人を捕らえた勇敢な乙女、呪歌使いのリンカを!」
リンカの手を取り、高々と掲げる。
演奏の成果を客に問いかけたのだ。
(さあ、どうだ!?)
ラッドが見渡した次の瞬間、空気が破裂した。
割れんばかりの拍手と歓声が広場の空気を揺るがせる。
観衆は熱狂的に喜び、リンカを称えていた。焚きつけたラッドが驚くほどに。
隣を見ると、オライア人の大喝采にリンカは呆然としている。ラッドが握る手を震わせて。
「リンカ、胸を張ってくれ。君は凄い事をやってのけたんだから」
するとリンカが俯いて、涙をこぼすではないか。
「ど、どうしたの?」
その時ラッドは気づいた。自分が今、年頃の少女の手を握っていることに。
「はぅわっ!」
慌てて手を離した弾みで尻餅をついた。
「ご、ごごご、ごめん。つい夢中で、あの、ご、ごめんなさい」
リンカはなおも涙を溢れさせている。
「ラッド……ありがとう……」
「え?」
「ありがとう。来てくれて、本当に嬉しかった」
「……」
生まれて初めて、異性に感謝された。しかも、演奏に対してだ。
ラッドの胸に、今まで感じた事がない衝動が生まれた。それが何かは分からないが、リンカの言葉がこの世で最も尊い報酬である事だけは分かった。
(夢が……かなったんだ……)
演奏で、女の子に喜んでもらえる夢が。
ラッドは気力を振り絞って立ち上がった。
彼女の前で情けない真似などできない。してはいけない。
ラッドは胸を張り、腹から声を出した。
「リンカ、君が昨日来てくれたとき、俺もそう思ったんだ。来てくれて、本当にありがとう」
昨日伝えられなかったお礼を、やっときちんと言えたのだ。
舞台上の二人を、喝采がいつまでも包んでいた。
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