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男前に微笑む宇佐美さん
三本ほど入ったところで、宇佐美がすっと指を抜いてきた。俺は絶え間なく続いた快感でまたもや体力を消耗しとった。ぼうっとした頭で宇佐美が着とった下の服を全て脱ぐのを見とった。
「宇佐美……ゴム付けてな」
「おん、分かっとる」
宇佐美が慣れた手つきでゴムを付けた。ぐっと宇佐美に尻を引き上げられる。
「バックでええ?」
「おん……」
ところが、そこからなかなか宇佐美が中に入ってこうへんかった。疑問に思うて振り返る。
「宇佐美……?」
すると、なぜか宇佐美が:挿(い)れる直前で動きを止めとった。いつになく真面目な顔で俺を見る。
「小野」
「どうしたん?」
「……ほんまにええの?」
「え……?」
「俺が:挿(い)れてええの?」
「…………」
ぱあっ、と靄が明けるみたいに頭がクリアになる。
ああ、なんや。そうか。
俺はそこであっさりと自覚した。俺は今夜、宇佐美に惚れとるかどうか試したくて宇佐美と関係を持とうとしたけど、違ったわ。
おっぱい星人に乳弄られまくって、色んなこと取っ払った頭で、宇佐美にこの質問を投げかけられたら。くっきりと答えが見えた。
俺は一旦、起き上がると、宇佐美へと詰め寄った。そのまま宇佐美を抱き締める。
「……小野?」
「宇佐美がええねん」
「…………」
体をそっと離して宇佐美を間近で見つめる。
「宇佐美が好きやから。宇佐美に挿れて欲しいねん」
宇佐美が目を少し見開いて驚いた顔をした。
「今、分かったわ。俺、宇佐美に惚れてんねん、もう。たぶん、乳弄られとった時から。やから……宇佐美が……大丈夫やったら、今だけ、一回だけ、俺と最後までしてくれへんか」
「…………」
「迷惑はかけへん。俺の冥土の土産にしてやったと思うてくれたら、それでええし。その後のことは自分で処理するわ」
「……アホちゃう?」
「……え?」
突然。ほんまに突然。宇佐美にめっちゃ強引に押し倒された。ぐっと両脚を引き上げられる。
「宇佐美?? あっ……んあっ!!」
うわあああっ、来とるっ!!
宇佐美のが、俺の中にかなり強引に侵入してきた。少しの痛さと、ぐっと異物が押し入れられた違和感が先にきた。が、宇佐美がいささか乱暴に腰を動かし始めると。
「あっ……あっ……」
徐々に俺の中に快感が戻ってきた。
ちょ、凄っ!
最初から全力で突かれて、俺と宇佐美の体が一緒に激しく揺れた。ベッドがぎしぎし音を立てるくらい。
「う……さみ……激し……ってぇ……あっ、あっ、んぅっ、んんっ」
少し息を乱しながら宇佐美が話し出す。
「お前、俺が、なんとも思うてないやつと、こんなんすると思う?」
「あっ、あっ、だって……」
「おっぱいだけ、触るために、週一で、通うわけないやろ」
「え……ちょっ……あっ、あんっ」
「最初から、お前のこと、手に入れよう思うて、しとったんやって」
「はあ? なにそれっ、んっ、んっ、あっ、宇佐美っ、あかんっ、変っ、中っ」
んんん~っ!! と声にならない声を上げて、俺は中でイった。めちゃめちゃ気持ちよかった。こんな快感は初めてやった。
その俺の快感が冷めやらぬ内に宇佐美がさらに激しく動き続けて、宇佐美がイくまで俺もずっとイっとった。
宇佐美が気持ちよさそうに達した後、ふうっ、と息をついて、俺を見た。少し汗ばんだ体を密着させて抱き締められる。
俺はセックスの余韻にぼうっとしたまま、宇佐美の温もりを感じとった。そのまましばらく動かない宇佐美に話しかける。
「宇佐美……?」
「……で、どうするん?」
「……え?」
宇佐美が俺の首筋に顔を埋めたまま続けた。
「試してみて、どうやら気持ちははっきりしたみたいやけど。そんでも……一回きりにするん?」
「…………」
俺は宇佐美の背中に両腕回して、ぎゅうううっと抱き締め返した。
「ちょっ、小野っ、痛いって」
やいやい言うてる宇佐美を無視して正直に言ってやった。
「一回こっきりなん、嫌や」
「…………」
「もう、宇佐美の手中に落ちてもうたから。これから、なんぼでも尻壊れるまで宇佐美とヤりたい」
宇佐美がふっと笑う気配がした。
「お前、ほんまがさつやな」
「なんでやん」
「その色気のない言い方」
「そうか?」
「まあ……お前らしいけどな」
宇佐美が抱き締めた腕を緩めて、体を少し起こした。俺の顔を覗き込む。
「そしたら。尻壊れるまで抱いたるわ。これから」
俺はそんな宇佐美の口角上げた男前の笑顔を見上げて、得意げに笑い返した。
「望むところや」
「宇佐美……ゴム付けてな」
「おん、分かっとる」
宇佐美が慣れた手つきでゴムを付けた。ぐっと宇佐美に尻を引き上げられる。
「バックでええ?」
「おん……」
ところが、そこからなかなか宇佐美が中に入ってこうへんかった。疑問に思うて振り返る。
「宇佐美……?」
すると、なぜか宇佐美が:挿(い)れる直前で動きを止めとった。いつになく真面目な顔で俺を見る。
「小野」
「どうしたん?」
「……ほんまにええの?」
「え……?」
「俺が:挿(い)れてええの?」
「…………」
ぱあっ、と靄が明けるみたいに頭がクリアになる。
ああ、なんや。そうか。
俺はそこであっさりと自覚した。俺は今夜、宇佐美に惚れとるかどうか試したくて宇佐美と関係を持とうとしたけど、違ったわ。
おっぱい星人に乳弄られまくって、色んなこと取っ払った頭で、宇佐美にこの質問を投げかけられたら。くっきりと答えが見えた。
俺は一旦、起き上がると、宇佐美へと詰め寄った。そのまま宇佐美を抱き締める。
「……小野?」
「宇佐美がええねん」
「…………」
体をそっと離して宇佐美を間近で見つめる。
「宇佐美が好きやから。宇佐美に挿れて欲しいねん」
宇佐美が目を少し見開いて驚いた顔をした。
「今、分かったわ。俺、宇佐美に惚れてんねん、もう。たぶん、乳弄られとった時から。やから……宇佐美が……大丈夫やったら、今だけ、一回だけ、俺と最後までしてくれへんか」
「…………」
「迷惑はかけへん。俺の冥土の土産にしてやったと思うてくれたら、それでええし。その後のことは自分で処理するわ」
「……アホちゃう?」
「……え?」
突然。ほんまに突然。宇佐美にめっちゃ強引に押し倒された。ぐっと両脚を引き上げられる。
「宇佐美?? あっ……んあっ!!」
うわあああっ、来とるっ!!
宇佐美のが、俺の中にかなり強引に侵入してきた。少しの痛さと、ぐっと異物が押し入れられた違和感が先にきた。が、宇佐美がいささか乱暴に腰を動かし始めると。
「あっ……あっ……」
徐々に俺の中に快感が戻ってきた。
ちょ、凄っ!
最初から全力で突かれて、俺と宇佐美の体が一緒に激しく揺れた。ベッドがぎしぎし音を立てるくらい。
「う……さみ……激し……ってぇ……あっ、あっ、んぅっ、んんっ」
少し息を乱しながら宇佐美が話し出す。
「お前、俺が、なんとも思うてないやつと、こんなんすると思う?」
「あっ、あっ、だって……」
「おっぱいだけ、触るために、週一で、通うわけないやろ」
「え……ちょっ……あっ、あんっ」
「最初から、お前のこと、手に入れよう思うて、しとったんやって」
「はあ? なにそれっ、んっ、んっ、あっ、宇佐美っ、あかんっ、変っ、中っ」
んんん~っ!! と声にならない声を上げて、俺は中でイった。めちゃめちゃ気持ちよかった。こんな快感は初めてやった。
その俺の快感が冷めやらぬ内に宇佐美がさらに激しく動き続けて、宇佐美がイくまで俺もずっとイっとった。
宇佐美が気持ちよさそうに達した後、ふうっ、と息をついて、俺を見た。少し汗ばんだ体を密着させて抱き締められる。
俺はセックスの余韻にぼうっとしたまま、宇佐美の温もりを感じとった。そのまましばらく動かない宇佐美に話しかける。
「宇佐美……?」
「……で、どうするん?」
「……え?」
宇佐美が俺の首筋に顔を埋めたまま続けた。
「試してみて、どうやら気持ちははっきりしたみたいやけど。そんでも……一回きりにするん?」
「…………」
俺は宇佐美の背中に両腕回して、ぎゅうううっと抱き締め返した。
「ちょっ、小野っ、痛いって」
やいやい言うてる宇佐美を無視して正直に言ってやった。
「一回こっきりなん、嫌や」
「…………」
「もう、宇佐美の手中に落ちてもうたから。これから、なんぼでも尻壊れるまで宇佐美とヤりたい」
宇佐美がふっと笑う気配がした。
「お前、ほんまがさつやな」
「なんでやん」
「その色気のない言い方」
「そうか?」
「まあ……お前らしいけどな」
宇佐美が抱き締めた腕を緩めて、体を少し起こした。俺の顔を覗き込む。
「そしたら。尻壊れるまで抱いたるわ。これから」
俺はそんな宇佐美の口角上げた男前の笑顔を見上げて、得意げに笑い返した。
「望むところや」
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