81 / 262
第一章
79話 巣立ち
しおりを挟む
結局昨日の夜はヘクセルたちの歓迎と私の領主就任の祝いで小さなパーティを開いた。
だが、こうして改まった場を開かれる度に、ここを旅立つ時が来たのだと実感させられ胸が詰まる。
そして今日は、私がファリアへ向かう準備をしている。明日の朝一番でファリアへ向かうことになったのだ。
ファリアはここから単騎で半日、荷馬車では丸一日かかる。
そこでまず私と歳三、及び数名の護衛のみでファリアへ赴き、後から荷物を運んでもらうことにした。
孔明は馬に乗れないので荷物と一緒に運ばれる。
───私はもう乗れるぞ!
「おいレオ、これはどうするんだ?」
「ああ、そこに入れといてくれ。そっちの箱にまとめてる」
朝からこうして、歳三が荷造りを手伝いに屋敷に来てくれている。
と言うのも、歳三は兵舎で暮らしていて、刀以外にこれといった持ち物もないからだ。
……女関係も持ち越さないでくれると助かるが。
「レオくん、後でこっちの方も手伝って貰えるかな?」
「はいシズネさん!……歳三、頼んだ」
「へいへい……」
シズネも私と一緒にファリアへ行くことになった。彼女自身は、とても仲のいい私の母と離れるのは寂しそうにしていた。だが、最近は忘れがちだが一応私の家庭教師として雇われている。
雇われ主である母から、今度は私のお目付け役としての新たな任を授かったらしい。
「レオ様!兵士の選抜完了しました!いやぁ、ファリア戦でレオ様の指揮の下戦った兵は皆レオ様と共に行きたいと意気込んでおりましたよ!」
「そ、そうか……。それは頼もしいな」
かつて殺しあった仲だというのにそれでいいのだろうか……。
いや、この殺伐とした世界。自分で言うのもなんだが、より良い君主に出会うというのは何もよりも有難いことなのだ。
それはファリアという暴走した狂気を相手にした彼らが一番分かっているのだろう。
ファリアの兵士はただ上官の命令に従ったに過ぎない。そしてその上官も領主であるバルンの命令で動いただけだ。
結果として彼らは逆賊として骨を埋めることになったのだが。
「それでは、この決定をウルツ様まで届けてまいります!」
「頼んだ。……タリオ、お前も来てくれるよな?」
「もちろんです!!!」
タリオが部屋を飛び出ると、今度は入れ替わりで孔明がやってきた。
「それでは私はできるだけの知識を頭に叩き込んで参ります」
「うん。あっちにも書籍ぐらいあると思うが、ここまでの蔵書量は中々ないだろうからな。どうしても読み切れないものがあれば母上に相談してくれ」
「かしこまりました」
孔明もまだこちらに来たばかりで、持ち物もほとんどない。ファリアではヘクセルらの研究室と同じく、孔明の為の庵も作ってやろうと思っている。
「───っと、よし!昼飯を食ってまた午後からにしようぜ。俺ももうヘトヘトだ!」
「そうだな」
食堂に行くと、ちょうどマリエッタらが料理の配膳を行っていた。
「お疲れ様ですレオ様。ヘクセル様らは何やら入り用のものがあると、街の方へお出かけになりました」
「うん、分かったよ」
私は早速席につき、料理を前にした。
と、その時だった。
「……レオ様、あちらに行かれても、頑張って下さい」
「どうしたマリエッタそんな急に!……マリエッタ?」
普段私情を挟まないマリエッタの言葉に困惑し、咄嗟に彼女の顔を振り返る。
彼女は涙ぐんでいるように見えた。
「あちらでは知らない人ばかりでしょう。反感を買い危険な目に合わないよう……。領主となれば忙しくなるでしょう、でも夜更かしはせず、健康を第一に考え……、好き嫌いはせず、時には外出も……」
「ありがとうマリエッタ。分かっているよ」
私は立ち上がり、マリエッタを強く抱きしめた。
彼女は私の幼少期に教育係だった。それ故に、政務で忙しい母よりマリエッタと関わることの方が多かった。
言わば母代わり。このウィルフリードで一番長い時間を共に過ごした人物かもしれない。
「…………取り乱してしまい申し訳ありません。……どうぞお召し上がりください」
彼女は数度肩を震わせると、すぐに私の元を離れ、眼鏡をクイッと上げるといつものマリエッタに戻っていた。
「今度は私が、君に何かあげられたらいいな」
私は遠い記憶を思い出していた。
お堅いマリエッタが、長時間の勉強に疲れきった私に珍しく、自らの手作りで焼き菓子を作ってくれたことがあった。
「……楽しみにお待ちしております」
彼女にとってそれは些細なことで、私の言葉の、意味することが分からなかったかもしれない。だが私にとってそのようなことも、この世界に来たばかりで心が折れそうな時、強く励まされたのだ。
「さ、飯が冷めねェうちに食おうぜ」
「ああ。……いただきます」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そうして、私の荷造りも完了し、出発の日を迎えた。
「そんじゃあなウルツ。次は戦場で会おう」
「うむ!つまらぬ事で死ぬんじゃないぞ!」
私たちは屋敷の前で、最後の別れの言葉を交わす。
永遠の別れではないにしろ、何が起こるか分からないこの世界。自然と人と人の繋がりは強くなる。
「レオ君!」
「シズネさん!どうかお元気で!」
シズネは白く毛並みの整った耳をピクリとさせ、ふさふさの尻尾は上下に波打っている。
残念ながらシズネともここでお別れだ。流石に領主になってからは勉強という訳にもいかないだろう。むしろこれから実戦の場に赴くのだから。
しかし、彼女の、妖狐族の大陸や魔法に関する知識は政治にも役立つだろう。
……などと、どうしても彼女と離れ離れにならない方法ばかり考えてしまう。
「レオ様……」
「アルド!来てくれたのか!……私のファリア就任も全てお前のおかげだよ。なんと礼を言えばいいのか」
「いえ、それはレオ様が掴んだ勝利です。私は僅かな後押しをしたまで。……影ながら見守っています」
アルドの微笑には、優しさと温かさを感じた。
「タリオ、思えばお前には父親らしいことなどしてやれんかったな。私の、平民でありながら準貴族の地位を与えられていることも、お前には重圧になってしまっただろう」
アルガーがこうしてタリオと父子で話すのを私が見るのはいつぶりなのだろうか。
「……だがファリアとの戦いでお前の活躍を聞いた時、私はお前を心から誇らしく思った。きっとレオ様を守り抜きなさい」
「は!」
タリオは一人前の兵士らしく、立派な敬礼でもってアルガーの言葉に応えた。
「アルガー、私からも礼を言わせてくれ。お前と、そしてタリオには何度も助けられた。……あと、父上のこと頼んだ」
「ははは!俺も息子に心配される日が来るとは!」
「ご安心下さいレオ様。レオ様の身に万が一のことがあれば、ウルツ様の首根っこ掴んですぐに参上します」
「ふふ、頼もしいな」
いつか私とタリオで、父とアルガーを超える、などと少々因果めいたことを思いついたりもした。
「父上、母上、あまりの急なことで、何と言えばいいのか分からないです……」
昨晩はほとんど眠れなかった。
平穏なウィルフリードから眺める星空も、ひとまずはこれで最後なのだ。そう考えると寝付けなかった。
「レオ。皇都でも何度も言ったが、お前は俺の自慢の息子だ。何も心配することはない。頑張ってこい!」
「いつもレオの独創的な発想に助けられたわ。あなたのその力はきっと別の場所でも活躍できる。……たまに手紙でも書いてくれたら嬉しいわ!」
そうして私たちは、家族三人で抱き合った。
父の力強い手のひらも、母の優しい温もりも、しばらくお預けになると思うと、目頭に込み上げるものがあった。
それでも私は進まなければならない。誰に言われた訳でもない、自分自身のために。
今この場にいるような、私が愛する人たちを守るため。この異世界に平和をもたらすために。
「……行ってきます!!!」
だが、こうして改まった場を開かれる度に、ここを旅立つ時が来たのだと実感させられ胸が詰まる。
そして今日は、私がファリアへ向かう準備をしている。明日の朝一番でファリアへ向かうことになったのだ。
ファリアはここから単騎で半日、荷馬車では丸一日かかる。
そこでまず私と歳三、及び数名の護衛のみでファリアへ赴き、後から荷物を運んでもらうことにした。
孔明は馬に乗れないので荷物と一緒に運ばれる。
───私はもう乗れるぞ!
「おいレオ、これはどうするんだ?」
「ああ、そこに入れといてくれ。そっちの箱にまとめてる」
朝からこうして、歳三が荷造りを手伝いに屋敷に来てくれている。
と言うのも、歳三は兵舎で暮らしていて、刀以外にこれといった持ち物もないからだ。
……女関係も持ち越さないでくれると助かるが。
「レオくん、後でこっちの方も手伝って貰えるかな?」
「はいシズネさん!……歳三、頼んだ」
「へいへい……」
シズネも私と一緒にファリアへ行くことになった。彼女自身は、とても仲のいい私の母と離れるのは寂しそうにしていた。だが、最近は忘れがちだが一応私の家庭教師として雇われている。
雇われ主である母から、今度は私のお目付け役としての新たな任を授かったらしい。
「レオ様!兵士の選抜完了しました!いやぁ、ファリア戦でレオ様の指揮の下戦った兵は皆レオ様と共に行きたいと意気込んでおりましたよ!」
「そ、そうか……。それは頼もしいな」
かつて殺しあった仲だというのにそれでいいのだろうか……。
いや、この殺伐とした世界。自分で言うのもなんだが、より良い君主に出会うというのは何もよりも有難いことなのだ。
それはファリアという暴走した狂気を相手にした彼らが一番分かっているのだろう。
ファリアの兵士はただ上官の命令に従ったに過ぎない。そしてその上官も領主であるバルンの命令で動いただけだ。
結果として彼らは逆賊として骨を埋めることになったのだが。
「それでは、この決定をウルツ様まで届けてまいります!」
「頼んだ。……タリオ、お前も来てくれるよな?」
「もちろんです!!!」
タリオが部屋を飛び出ると、今度は入れ替わりで孔明がやってきた。
「それでは私はできるだけの知識を頭に叩き込んで参ります」
「うん。あっちにも書籍ぐらいあると思うが、ここまでの蔵書量は中々ないだろうからな。どうしても読み切れないものがあれば母上に相談してくれ」
「かしこまりました」
孔明もまだこちらに来たばかりで、持ち物もほとんどない。ファリアではヘクセルらの研究室と同じく、孔明の為の庵も作ってやろうと思っている。
「───っと、よし!昼飯を食ってまた午後からにしようぜ。俺ももうヘトヘトだ!」
「そうだな」
食堂に行くと、ちょうどマリエッタらが料理の配膳を行っていた。
「お疲れ様ですレオ様。ヘクセル様らは何やら入り用のものがあると、街の方へお出かけになりました」
「うん、分かったよ」
私は早速席につき、料理を前にした。
と、その時だった。
「……レオ様、あちらに行かれても、頑張って下さい」
「どうしたマリエッタそんな急に!……マリエッタ?」
普段私情を挟まないマリエッタの言葉に困惑し、咄嗟に彼女の顔を振り返る。
彼女は涙ぐんでいるように見えた。
「あちらでは知らない人ばかりでしょう。反感を買い危険な目に合わないよう……。領主となれば忙しくなるでしょう、でも夜更かしはせず、健康を第一に考え……、好き嫌いはせず、時には外出も……」
「ありがとうマリエッタ。分かっているよ」
私は立ち上がり、マリエッタを強く抱きしめた。
彼女は私の幼少期に教育係だった。それ故に、政務で忙しい母よりマリエッタと関わることの方が多かった。
言わば母代わり。このウィルフリードで一番長い時間を共に過ごした人物かもしれない。
「…………取り乱してしまい申し訳ありません。……どうぞお召し上がりください」
彼女は数度肩を震わせると、すぐに私の元を離れ、眼鏡をクイッと上げるといつものマリエッタに戻っていた。
「今度は私が、君に何かあげられたらいいな」
私は遠い記憶を思い出していた。
お堅いマリエッタが、長時間の勉強に疲れきった私に珍しく、自らの手作りで焼き菓子を作ってくれたことがあった。
「……楽しみにお待ちしております」
彼女にとってそれは些細なことで、私の言葉の、意味することが分からなかったかもしれない。だが私にとってそのようなことも、この世界に来たばかりで心が折れそうな時、強く励まされたのだ。
「さ、飯が冷めねェうちに食おうぜ」
「ああ。……いただきます」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そうして、私の荷造りも完了し、出発の日を迎えた。
「そんじゃあなウルツ。次は戦場で会おう」
「うむ!つまらぬ事で死ぬんじゃないぞ!」
私たちは屋敷の前で、最後の別れの言葉を交わす。
永遠の別れではないにしろ、何が起こるか分からないこの世界。自然と人と人の繋がりは強くなる。
「レオ君!」
「シズネさん!どうかお元気で!」
シズネは白く毛並みの整った耳をピクリとさせ、ふさふさの尻尾は上下に波打っている。
残念ながらシズネともここでお別れだ。流石に領主になってからは勉強という訳にもいかないだろう。むしろこれから実戦の場に赴くのだから。
しかし、彼女の、妖狐族の大陸や魔法に関する知識は政治にも役立つだろう。
……などと、どうしても彼女と離れ離れにならない方法ばかり考えてしまう。
「レオ様……」
「アルド!来てくれたのか!……私のファリア就任も全てお前のおかげだよ。なんと礼を言えばいいのか」
「いえ、それはレオ様が掴んだ勝利です。私は僅かな後押しをしたまで。……影ながら見守っています」
アルドの微笑には、優しさと温かさを感じた。
「タリオ、思えばお前には父親らしいことなどしてやれんかったな。私の、平民でありながら準貴族の地位を与えられていることも、お前には重圧になってしまっただろう」
アルガーがこうしてタリオと父子で話すのを私が見るのはいつぶりなのだろうか。
「……だがファリアとの戦いでお前の活躍を聞いた時、私はお前を心から誇らしく思った。きっとレオ様を守り抜きなさい」
「は!」
タリオは一人前の兵士らしく、立派な敬礼でもってアルガーの言葉に応えた。
「アルガー、私からも礼を言わせてくれ。お前と、そしてタリオには何度も助けられた。……あと、父上のこと頼んだ」
「ははは!俺も息子に心配される日が来るとは!」
「ご安心下さいレオ様。レオ様の身に万が一のことがあれば、ウルツ様の首根っこ掴んですぐに参上します」
「ふふ、頼もしいな」
いつか私とタリオで、父とアルガーを超える、などと少々因果めいたことを思いついたりもした。
「父上、母上、あまりの急なことで、何と言えばいいのか分からないです……」
昨晩はほとんど眠れなかった。
平穏なウィルフリードから眺める星空も、ひとまずはこれで最後なのだ。そう考えると寝付けなかった。
「レオ。皇都でも何度も言ったが、お前は俺の自慢の息子だ。何も心配することはない。頑張ってこい!」
「いつもレオの独創的な発想に助けられたわ。あなたのその力はきっと別の場所でも活躍できる。……たまに手紙でも書いてくれたら嬉しいわ!」
そうして私たちは、家族三人で抱き合った。
父の力強い手のひらも、母の優しい温もりも、しばらくお預けになると思うと、目頭に込み上げるものがあった。
それでも私は進まなければならない。誰に言われた訳でもない、自分自身のために。
今この場にいるような、私が愛する人たちを守るため。この異世界に平和をもたらすために。
「……行ってきます!!!」
19
あなたにおすすめの小説
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる