5 / 204
家出編
005 ジェフリー
しおりを挟む
【身体強化】のスキルを手に入れたカナタは、リハビリで屋敷の中を歩くようになった。
今まで自分の個室のベッドで寝るだけだった生活が一変し、カナタは新たな発見の日々を送っていた。
カナタが歩けるようになってことを、継母のナタリアが我が子の事のように喜んでくれたのは、カナタにとって意外だった。
血のつながらない子に対してそういった態度をとれるということが異例であると、なぜか自分の知らないはずの知識が囁くのだ。
そんなことを頭に浮かべながら、カナタは今日もリハビリで廊下を歩いていた。
ドン!
カナタの背中に強い衝撃が走る。
絶えようとする意識とは逆にカナタの足はもつれ、カナタはそのまま前のめりに倒れてしまう。
(ああ、これこれ。これがテンプレだよね)
思わずカナタの脳裏に知らないはずの知識による感想が浮かぶ。
衝撃は次兄のジェフリーによるものだ。
カナタはジェフリーに後ろから背中を蹴られたのだ。
「ちんたら歩いてんじゃねーよ! カナタ!」
ジェフリーの台詞は、10年間も寝たきりだった弟に言うものではない。
しかも、周囲に誰も居ないことを確認したうえで行動に出ているのだ。
カナタはかろうじて手で庇ったため、顔面を床に打ち付けることはなかった。
しかし、大怪我をしかねない危険な行為だったのは間違いない。
カナタは思わずジェフリーを睨みつける。
「なんだよ。俺が庶子だからって侮辱するのか?」
ジェフリーは庶子――所謂身分の低い母親の子――だった。
ファーランド家に居を構えているが、家督相続権はなく、兄ではあるが貴族子女を母に持つカナタとは身分差――カナタは兄ナユタに次ぐ継承権2位――があった。
その鬱憤によってこのような行動に出ているのだろう。
「だいたい、お前のせいで家は貧乏貴族なんだぞ!」
そうなのだ。
父アラタはカナタのために高価なスキルオーブを買い集め散財していたのだ。
それは父アラタにとって自らの呪いで不幸を背負いこんでしまったカナタへの贖罪だったのだが、ジェフリーにはそんなことは理解出来なかった。
さらにジェフリーの母ジュリアによってカナタの悪口が吹き込まれていたため、ジェフリーはカナタを憎むように育っていた。
「別に小兄様を侮辱なんてしてないよ。
でも、急に人を蹴るなんて、貴族としてやってはいけないことだよ?」
カナタの正論にジェフリーの頭に血が上る。
そこには自分は貴族じゃないという悔しい思いがあった。
ジェフリーが庶子のために同じ父の子でありながら差を付けられているのは、この王国の法によるものなのだ。
所謂貴族の血統主義というやつだ。
ジェフリーの母であるジュリアはファーランド伯爵家に臨時雇いされた庶民の女給だった。
父アラタの入浴の介助を命じられたジュリアが、そこでお手付きになりジェフリーを産んだ。
実はその時父アラタは、浴場で酒を飲み、量の割には何故か泥酔し意識を失い、気が付いたらジュリアと関係を結んでいたらしい。
その後、ジュリアの妊娠が発覚、生まれた子はアラタの子だということになったそうだ。
「黙れ! 能無しが! 俺の方がスキルも上なのになぜ……」
ジェフリーはカナタを殴ろうと右の拳を振り上げる。
ナユタ、ジェフリー、カナタの三兄弟の中で、ジェフリーが一番優秀なスキルを手にしている。
それは事実だった。
ナユタは父アラタが呪いを受ける前までは、優秀なスキルを手に入れていた。
しかし、呪われた後は呪いの影響か伸び悩み苦労していた。
カナタは言わずもがな。
しかし、ジェフリーだけは呪いの影響を全く受けず、伸び伸びと成長していた。
なので、自分が兄弟で一番であり、伯爵家を継ぐのは自分こそ相応しいとジェフリーは思っていた。
なのに身分差により冷遇されている。
その悔しさが、カナタに暴力を振るうという行動に直結していた。
「そこで何をしているのですか!?」
丁度その時、カナタが戻らないことを案じた女給のクミンが廊下の向こうからやって来る。
クミンからはジェフリーがカナタに殴りかかろうとしていることはジェフリーの背中越しで見えなかった。
しかし、カナタが倒れていることだけは見えていた。
ジェフリーは振り上げた拳の起動を晒し、急遽カナタを助け起こそうとするかのように装った。
「何でもない。倒れたカナタを助け起こそうとしていただけだ。
そうだよな? カナタ」
「……」
脅すような口調にカナタは黙り肯定も否定もしなかった。
その様子に違和感を覚えたクミンは何があったのかを察し、この後に当主のアラタへ報告を上げるのだった。
カナタはこのテンプレをどう回避すればいいのか頭を悩ませるのだった。
身分格差というものに知らないはずの知識が異を唱える。
王国の法が間違っていると囁くのだ。
その法の犠牲者であるジェフリーをどう扱えばいいのかカナタには悩みの種だった。
(でも、暴力は勘弁して欲しいな。
リハビリも誰か女給さんに付いていてもらうか……)
この甘い判断が、後に大事件に発展するとは、この時まだカナタは気付いていなかった。
今まで自分の個室のベッドで寝るだけだった生活が一変し、カナタは新たな発見の日々を送っていた。
カナタが歩けるようになってことを、継母のナタリアが我が子の事のように喜んでくれたのは、カナタにとって意外だった。
血のつながらない子に対してそういった態度をとれるということが異例であると、なぜか自分の知らないはずの知識が囁くのだ。
そんなことを頭に浮かべながら、カナタは今日もリハビリで廊下を歩いていた。
ドン!
カナタの背中に強い衝撃が走る。
絶えようとする意識とは逆にカナタの足はもつれ、カナタはそのまま前のめりに倒れてしまう。
(ああ、これこれ。これがテンプレだよね)
思わずカナタの脳裏に知らないはずの知識による感想が浮かぶ。
衝撃は次兄のジェフリーによるものだ。
カナタはジェフリーに後ろから背中を蹴られたのだ。
「ちんたら歩いてんじゃねーよ! カナタ!」
ジェフリーの台詞は、10年間も寝たきりだった弟に言うものではない。
しかも、周囲に誰も居ないことを確認したうえで行動に出ているのだ。
カナタはかろうじて手で庇ったため、顔面を床に打ち付けることはなかった。
しかし、大怪我をしかねない危険な行為だったのは間違いない。
カナタは思わずジェフリーを睨みつける。
「なんだよ。俺が庶子だからって侮辱するのか?」
ジェフリーは庶子――所謂身分の低い母親の子――だった。
ファーランド家に居を構えているが、家督相続権はなく、兄ではあるが貴族子女を母に持つカナタとは身分差――カナタは兄ナユタに次ぐ継承権2位――があった。
その鬱憤によってこのような行動に出ているのだろう。
「だいたい、お前のせいで家は貧乏貴族なんだぞ!」
そうなのだ。
父アラタはカナタのために高価なスキルオーブを買い集め散財していたのだ。
それは父アラタにとって自らの呪いで不幸を背負いこんでしまったカナタへの贖罪だったのだが、ジェフリーにはそんなことは理解出来なかった。
さらにジェフリーの母ジュリアによってカナタの悪口が吹き込まれていたため、ジェフリーはカナタを憎むように育っていた。
「別に小兄様を侮辱なんてしてないよ。
でも、急に人を蹴るなんて、貴族としてやってはいけないことだよ?」
カナタの正論にジェフリーの頭に血が上る。
そこには自分は貴族じゃないという悔しい思いがあった。
ジェフリーが庶子のために同じ父の子でありながら差を付けられているのは、この王国の法によるものなのだ。
所謂貴族の血統主義というやつだ。
ジェフリーの母であるジュリアはファーランド伯爵家に臨時雇いされた庶民の女給だった。
父アラタの入浴の介助を命じられたジュリアが、そこでお手付きになりジェフリーを産んだ。
実はその時父アラタは、浴場で酒を飲み、量の割には何故か泥酔し意識を失い、気が付いたらジュリアと関係を結んでいたらしい。
その後、ジュリアの妊娠が発覚、生まれた子はアラタの子だということになったそうだ。
「黙れ! 能無しが! 俺の方がスキルも上なのになぜ……」
ジェフリーはカナタを殴ろうと右の拳を振り上げる。
ナユタ、ジェフリー、カナタの三兄弟の中で、ジェフリーが一番優秀なスキルを手にしている。
それは事実だった。
ナユタは父アラタが呪いを受ける前までは、優秀なスキルを手に入れていた。
しかし、呪われた後は呪いの影響か伸び悩み苦労していた。
カナタは言わずもがな。
しかし、ジェフリーだけは呪いの影響を全く受けず、伸び伸びと成長していた。
なので、自分が兄弟で一番であり、伯爵家を継ぐのは自分こそ相応しいとジェフリーは思っていた。
なのに身分差により冷遇されている。
その悔しさが、カナタに暴力を振るうという行動に直結していた。
「そこで何をしているのですか!?」
丁度その時、カナタが戻らないことを案じた女給のクミンが廊下の向こうからやって来る。
クミンからはジェフリーがカナタに殴りかかろうとしていることはジェフリーの背中越しで見えなかった。
しかし、カナタが倒れていることだけは見えていた。
ジェフリーは振り上げた拳の起動を晒し、急遽カナタを助け起こそうとするかのように装った。
「何でもない。倒れたカナタを助け起こそうとしていただけだ。
そうだよな? カナタ」
「……」
脅すような口調にカナタは黙り肯定も否定もしなかった。
その様子に違和感を覚えたクミンは何があったのかを察し、この後に当主のアラタへ報告を上げるのだった。
カナタはこのテンプレをどう回避すればいいのか頭を悩ませるのだった。
身分格差というものに知らないはずの知識が異を唱える。
王国の法が間違っていると囁くのだ。
その法の犠牲者であるジェフリーをどう扱えばいいのかカナタには悩みの種だった。
(でも、暴力は勘弁して欲しいな。
リハビリも誰か女給さんに付いていてもらうか……)
この甘い判断が、後に大事件に発展するとは、この時まだカナタは気付いていなかった。
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる