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「時間だな。
今日はサンキュな」
2時間後。
彼女とのデートの時間は終了した。
代金は先にもらったから、もう彼女に用事はない。
「じゃ、またね」
最初に待ち合わせたラブホ前の所で、オレは彼女に背を向けた。
これにて仕事も完了。
延長して一緒にランチってのもアリだったんだけど、彼女はそんな事は言い出さなかった。
次会うとすれば、また店でかな。
そういや今日も、夜には仕事だ。
まさか今日の夜にまで会う事はないだろう。
そう思っていた時だった。
「クロウ君!」
彼女の呼び声に、オレは振り向いた。
「…連絡先とか、交換出来ない?
また…お願いしたいから」
これが、彼女との始まりだった。
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あれから2週間が過ぎた。
何て事はない。
連絡先を交換なんて言いながら彼女からの連絡はなく、且つ店の方にも来た様子はなかったのだ。
なんだ、てっきりオレを気に入ったのかと思ったのに。
むしろ、そう思ってたのはオレだけだったのか?
そう思い始めた頃、彼女からのメールがケータイに来ていた。
件名;
本文;また前の時と同じように会いたいです。
予定はいつが空いてますか?
前の時と同じように。
それは待ち合わせ時間は10時で、待ち合わせ場所は例のラブホの前って事だ。
昼間は比較的予定の空いてるオレは、すぐにメールを返した。
約束の日にちは、メールがあった日の翌々日を指定。
急すぎて逆に断られるかと思いきや、案外答えは即OKと返ってきた。
明後日の10時、オレはまた彼女と約束をした。
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