河越夜戦 〜相模の獅子・北条新九郎氏康は、今川・武田連合軍と関東諸侯同盟軍八万に、いかに立ち向かったのか〜

四谷軒

文字の大きさ
46 / 46
おわりに

あとがき

しおりを挟む
 ここまで、この長い物語にお付き合いただき、ありがとうございました。
 あなたが、時間をかけて読んだ価値があった、と思えるのなら幸いです。
 
 さて、ここで少し、私の二次創作時代のことを語らせて下さい。かつて、07th Expansion Party様の公式サイトに、「ひぐらしのなく頃に」の公式掲示板があり、そこに「雛見沢物語」というスレッドがありました。そこには、SS(サイドストーリィあるいはショートストーリィの意)を投稿する、という流れが自然にできておりました。ちなみに、現在、その掲示板はもうありません(製作者様の意向で閉鎖されました)。
 そこで私はgyroという筆名でSSを投稿し、知り合った方たちとレスを送り合い、時には合作したりと、文章修行をさせてもらい、盟友とも言える仲間と知り合えたのです。
 私がここに小説を投稿し得る筆力が身に付いたのは、この文章修行の日々が、盟友、仲間との日々があったからだと思います。
 今、その盟友、仲間たちに私信を送らせて下さい。
 名曲「you」のひそみにならい、「あなたは今どこにいますか」とは言いませんが、「私は今、Web小説サイトここにいます」と。

 さて、最後に、繰り返しになりますが、ここまで読んでくれた、あなたへ。

 ありがとうございました。



 四谷軒 拝





【参考文献】
黒田基樹「関東戦国史 北条VS上杉55年戦争の真実 」(角川ソフィア文庫)
呉座勇一「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱」(中公新書)
Wikipedia
気象庁ホームページ
天文学辞典(日本天文学会)
しおりを挟む
感想 7

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(7件)

和田さとみ
2023.07.31 和田さとみ

北条氏が好きなので、楽しみに読ませていただきます^^

2023.08.01 四谷軒

ようこそお越しいただきました。
長いお話ですが、お付き合いただければ幸いです♪
ありがとうございました!

解除
ひとしずくの鯨

 四谷軒様

 応援&投票しに来ました。頑張ってください。

2023.06.11 四谷軒

ありがとうございます!
お互い、歴史ものを頑張っていきましょう!

ではではノシ

解除
裏耕記
2023.06.07 裏耕記

四谷軒様

こちらの作品は初めましてなので、お気に入りとしおりをさせていただきました^ ^
出だしから面白い(人物紹介とかも好きです)!
北条氏康、今川義元、武田晴信。それと上杉謙信。英傑たちが、なぜこれだけ固まるのか、天の配剤の妙ですね〜。

2023.06.08 四谷軒

お気に入りとしおり、ありがとうございます!

初めて書いた長編なんで、出だしを褒められると、嬉しいです^^;
戦国の関東……たしかに氏康に義元、そして信玄と謙信といった名のある戦国大名たちがひしめき合う、不思議なフィールドですね。
その魅力を少しでも描ければと思って書きました^^;

ありがとうございました!

解除

あなたにおすすめの小説

輿乗(よじょう)の敵 ~ 新史 桶狭間 ~

四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】 美濃の戦国大名、斎藤道三の娘・帰蝶(きちょう)は、隣国尾張の織田信長に嫁ぐことになった。信長の父・信秀、信長の傅役(もりやく)・平手政秀など、さまざまな人々と出会い、別れ……やがて信長と帰蝶は尾張の国盗りに成功する。しかし、道三は嫡男の義龍に殺され、義龍は「一色」と称して、織田の敵に回る。一方、三河の方からは、駿河の国主・今川義元が、大軍を率いて尾張へと向かって来ていた……。 【登場人物】 帰蝶(きちょう):美濃の戦国大名、斎藤道三の娘。通称、濃姫(のうひめ)。 織田信長:尾張の戦国大名。父・信秀の跡を継いで、尾張を制した。通称、三郎(さぶろう)。 斎藤道三:下剋上(げこくじょう)により美濃の国主にのし上がった男。俗名、利政。 一色義龍:道三の息子。帰蝶の兄。道三を倒して、美濃の国主になる。幕府から、名門「一色家」を名乗る許しを得る。 今川義元:駿河の戦国大名。名門「今川家」の当主であるが、国盗りによって駿河の国主となり、「海道一の弓取り」の異名を持つ。 斯波義銀(しばよしかね):尾張の国主の家系、名門「斯波家」の当主。ただし、実力はなく、形だけの国主として、信長が「臣従」している。 【参考資料】 「国盗り物語」 司馬遼太郎 新潮社 「地図と読む 現代語訳 信長公記」 太田 牛一 (著) 中川太古 (翻訳)  KADOKAWA 東浦町観光協会ホームページ Wikipedia 【表紙画像】 歌川豊宣, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

if 大坂夏の陣 〜勝ってはならぬ闘い〜

かまぼこのもと
歴史・時代
1615年5月。 徳川家康の天下統一は最終局面に入っていた。 堅固な大坂城を無力化させ、内部崩壊を煽り、ほぼ勝利を手中に入れる…… 豊臣家に味方する者はいない。 西国無双と呼ばれた立花宗茂も徳川家康の配下となった。 しかし、ほんの少しの違いにより戦局は全く違うものとなっていくのであった。 全5話……と思ってましたが、終わりそうにないので10話ほどになりそうなので、マルチバース豊臣家と別に連載することにしました。

もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら

俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。 赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。 史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。 もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

四代目 豊臣秀勝

克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。 読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。 史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。 秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。 小牧長久手で秀吉は勝てるのか? 朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか? 朝鮮征伐は行われるのか? 秀頼は生まれるのか。 秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。