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本編
第2話 勝利の後の飯はうまいッ!
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「晩飯がうまいッ!」
ここは基地の食堂。
夜鳥と机を挟んで向かい合っている空翔が幸せそうにご飯を食べている。
それとは反対に夜鳥はイライラしながら食事を取っていた。
「そんなに美味いか?」
まあ、確かに戦いに勝った後のメシは上手いけどさ、そこまで感動するか?
夜鳥はパンを口に放り込む。
「なんだよ夜鳥、ムスッとした顔でメシは食うもんじゃないぜ。なんか心配事でもあるのか?俺が相談に乗るぞ」
空翔がそう言うと、夜鳥はじゃあ俺の悩みを教えてやるよと言い声を上げた。
「あのなぁ!俺がお前みたいに美味しそうに食べられないのはこの後に報告書書かなきゃいけないからなんだよ!」
空翔は一瞬でご飯をたいらげ━━━━━━
「ごちそうさま!」
と言い立ち上がった。逃げるつもりだ。
「させるかッ!」
夜鳥は空翔の襟袖を掴む。
「空翔!今回はお前が報告書を書きやがれ!」
「いや、前回書いただろ!」
「書いてねーよ!」
「書いたッつーの!」
空翔は夜鳥の手から離れようと暴れるが、夜鳥も逃がすまいと抑え込む。
「お前15回報告書サボってんだぞ!」
「め、面倒くさいじゃん」
空翔は口笛を拭きながら誤魔化している。
「面倒臭いじゃねーーーーよ!」
ギャンギャン騒いでいると、夜鳥は肩をポンポンと叩かれた。
振り向くとそこにいるのは━━━━━━
基地司令だった……
「貴様ら……食堂では騒ぐなと言っただろう……」
地獄の鬼のような表情でその大男は言った。
「き、基地司令!これはですね!」
その隙に空翔は逃げ出した。
「まちやがれ空翔!」
夜鳥は大声で叫ぶと廊下の向こう側から
「俺、デスクワーク苦手だから☆」
と返ってきた。
いや、理由になってねえよ
「覚悟は出来ているのだろうな」
今度は基地司令が夜鳥の襟袖を掴む。
「い、いや基地司令!これは空翔が」
「関係ないッ!食堂では騒ぐなと何度注意したら分かるんだ!」
基地司令の図太い声が遮る。
「執務室まで来い!説教する!」
基地司令は襟袖を掴んだまま夜鳥を引きずっていく。
「……とばっちりだーーーーーーーーーッッッ!」
夜鳥の叫び声が夕方の基地に響いた。
ここは基地の食堂。
夜鳥と机を挟んで向かい合っている空翔が幸せそうにご飯を食べている。
それとは反対に夜鳥はイライラしながら食事を取っていた。
「そんなに美味いか?」
まあ、確かに戦いに勝った後のメシは上手いけどさ、そこまで感動するか?
夜鳥はパンを口に放り込む。
「なんだよ夜鳥、ムスッとした顔でメシは食うもんじゃないぜ。なんか心配事でもあるのか?俺が相談に乗るぞ」
空翔がそう言うと、夜鳥はじゃあ俺の悩みを教えてやるよと言い声を上げた。
「あのなぁ!俺がお前みたいに美味しそうに食べられないのはこの後に報告書書かなきゃいけないからなんだよ!」
空翔は一瞬でご飯をたいらげ━━━━━━
「ごちそうさま!」
と言い立ち上がった。逃げるつもりだ。
「させるかッ!」
夜鳥は空翔の襟袖を掴む。
「空翔!今回はお前が報告書を書きやがれ!」
「いや、前回書いただろ!」
「書いてねーよ!」
「書いたッつーの!」
空翔は夜鳥の手から離れようと暴れるが、夜鳥も逃がすまいと抑え込む。
「お前15回報告書サボってんだぞ!」
「め、面倒くさいじゃん」
空翔は口笛を拭きながら誤魔化している。
「面倒臭いじゃねーーーーよ!」
ギャンギャン騒いでいると、夜鳥は肩をポンポンと叩かれた。
振り向くとそこにいるのは━━━━━━
基地司令だった……
「貴様ら……食堂では騒ぐなと言っただろう……」
地獄の鬼のような表情でその大男は言った。
「き、基地司令!これはですね!」
その隙に空翔は逃げ出した。
「まちやがれ空翔!」
夜鳥は大声で叫ぶと廊下の向こう側から
「俺、デスクワーク苦手だから☆」
と返ってきた。
いや、理由になってねえよ
「覚悟は出来ているのだろうな」
今度は基地司令が夜鳥の襟袖を掴む。
「い、いや基地司令!これは空翔が」
「関係ないッ!食堂では騒ぐなと何度注意したら分かるんだ!」
基地司令の図太い声が遮る。
「執務室まで来い!説教する!」
基地司令は襟袖を掴んだまま夜鳥を引きずっていく。
「……とばっちりだーーーーーーーーーッッッ!」
夜鳥の叫び声が夕方の基地に響いた。
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