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エミリオ
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「エミリオ様、どんなドレスが良いと思いますか?」
リリアナがエミリオに聞く
王家主催の夜会のドレスの打ち合わせだ。
「んー、どうだろう、リリアナは何でも似合うから好きなものを選びな」
愛想のない返事だ
「エミリオ様に合わせたいのです、エミリオ様の衣装は何色ですか?」
エミリオの興味を引きたいリリアナ
「まだ考え中なんだ」
「そうなんですの?」
ぷくっと頬を膨らませ、恨めしい顔をするリリアナ
「何色が好きなんだろう…」
ポツリと呟くエミリオ上の空だ
その様子を見てデザイナーが
「リリアナ様のお好きな色でドレスをお作りしたしましょうか?殿下にはチーフなどで合わせて頂いて…」
「エミリオ様、エミリオ様ったら、聞いてますの?」
リリアナがエミリオの腕を揺する
「あぁ、良いんじゃない?」
小さな声で答えるエミリオ
「もうっ!赤のドレスにするわ」
「はい、分かりました華やかなリリアナ様にお似合いですわね」
デザイナーが気を使うようにリリアナを褒める
「最高のドレスを作って頂戴ね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リリアナと分かれてなんとなく例の水色の花を見たくなる。
夜しか咲かない不思議な花を思い庭に足を踏み入れる
王族のプライベートゾーンであるバラ園の方から声が聞こえてくるので足を向ける
エクトルとフェリシアだ
なんとなくぎこちない雰囲気がする
「フェリシア?」
声のする方に顔を向けるフェリシア
エミリオの存在に気が付きすぐさま、立ち上がる
「第二王子殿下」
淑女の礼をするフェリシア
「顔を上げて楽にして」
「は、はい」
「この前も言ったがエミリオと呼んでくれ」
「えっ、とそれはやはり、畏れ多くて」
しどろもどろで返答するフェリシア
「兄上何か用事でも?私とフェリシアとの時間を邪魔しないで貰えますか?」
横目でエクトルを睨みつけ
「フェリシア、困っている事はない?無理やり婚約させられて可哀想に」
フェリシアの席の近くによりテーブルに手をつく…エミリオの顔が…近い
「いえ、無理やりでは、ないですよ」
ぎこちなくもにこりと微笑むフェリシア
「私はエクトルの相手はアリシア嬢だと聞いていたんだけどね、どう言うことか説明してくれる?」
フェリシアの目をじっと見てくる
「私とお姉様は名前が似ていますもの…どこかで聞き間違えてしまわれたのでしょうか?」
頬に手を当て困った顔つきをする
「エクトルとアリシア嬢は二人で会っていたよね?知ってるよね?」
「はい、失礼ですが…エクトル殿下のお人柄を見て下さいました、私は学生で何も分からなくて…つい姉に頼ってしまいました。この事は兄も知っております。誤解を受ける様な行為をしてしまいまして申し訳ございませんでした」
深々と頭を下げるフェリシア
「姉妹だもんね、婚約者が変わってもしょうがないのか…」
「兄上、良い加減にして下さい!」
フェリシアの肩を抱き自分の元へ引き寄せる
「ふーんじゃあさ、私とエクトルが変わっても問題ないって事?」
にやっとフェリシアに笑いかける
「ふざけた事を言うのはやめてください!フェリシア行こう!」
エミリオを置いて歩き出すエクトルとフェリシア
「ふーん、やっぱりフェリシアに変わったんじゃないか」
リリアナがエミリオに聞く
王家主催の夜会のドレスの打ち合わせだ。
「んー、どうだろう、リリアナは何でも似合うから好きなものを選びな」
愛想のない返事だ
「エミリオ様に合わせたいのです、エミリオ様の衣装は何色ですか?」
エミリオの興味を引きたいリリアナ
「まだ考え中なんだ」
「そうなんですの?」
ぷくっと頬を膨らませ、恨めしい顔をするリリアナ
「何色が好きなんだろう…」
ポツリと呟くエミリオ上の空だ
その様子を見てデザイナーが
「リリアナ様のお好きな色でドレスをお作りしたしましょうか?殿下にはチーフなどで合わせて頂いて…」
「エミリオ様、エミリオ様ったら、聞いてますの?」
リリアナがエミリオの腕を揺する
「あぁ、良いんじゃない?」
小さな声で答えるエミリオ
「もうっ!赤のドレスにするわ」
「はい、分かりました華やかなリリアナ様にお似合いですわね」
デザイナーが気を使うようにリリアナを褒める
「最高のドレスを作って頂戴ね」
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リリアナと分かれてなんとなく例の水色の花を見たくなる。
夜しか咲かない不思議な花を思い庭に足を踏み入れる
王族のプライベートゾーンであるバラ園の方から声が聞こえてくるので足を向ける
エクトルとフェリシアだ
なんとなくぎこちない雰囲気がする
「フェリシア?」
声のする方に顔を向けるフェリシア
エミリオの存在に気が付きすぐさま、立ち上がる
「第二王子殿下」
淑女の礼をするフェリシア
「顔を上げて楽にして」
「は、はい」
「この前も言ったがエミリオと呼んでくれ」
「えっ、とそれはやはり、畏れ多くて」
しどろもどろで返答するフェリシア
「兄上何か用事でも?私とフェリシアとの時間を邪魔しないで貰えますか?」
横目でエクトルを睨みつけ
「フェリシア、困っている事はない?無理やり婚約させられて可哀想に」
フェリシアの席の近くによりテーブルに手をつく…エミリオの顔が…近い
「いえ、無理やりでは、ないですよ」
ぎこちなくもにこりと微笑むフェリシア
「私はエクトルの相手はアリシア嬢だと聞いていたんだけどね、どう言うことか説明してくれる?」
フェリシアの目をじっと見てくる
「私とお姉様は名前が似ていますもの…どこかで聞き間違えてしまわれたのでしょうか?」
頬に手を当て困った顔つきをする
「エクトルとアリシア嬢は二人で会っていたよね?知ってるよね?」
「はい、失礼ですが…エクトル殿下のお人柄を見て下さいました、私は学生で何も分からなくて…つい姉に頼ってしまいました。この事は兄も知っております。誤解を受ける様な行為をしてしまいまして申し訳ございませんでした」
深々と頭を下げるフェリシア
「姉妹だもんね、婚約者が変わってもしょうがないのか…」
「兄上、良い加減にして下さい!」
フェリシアの肩を抱き自分の元へ引き寄せる
「ふーんじゃあさ、私とエクトルが変わっても問題ないって事?」
にやっとフェリシアに笑いかける
「ふざけた事を言うのはやめてください!フェリシア行こう!」
エミリオを置いて歩き出すエクトルとフェリシア
「ふーん、やっぱりフェリシアに変わったんじゃないか」
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