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日本01.戦士は日本で守るものを見つける。
しおりを挟む【現代・日本】
汗だくで床に突伏す戦士、アッシュ。
少しでも接敵に備えようと肉体を鍛えていた彼は、空腹感を覚えて重たい身体を起こした。肉体を維持するには、まず食事からだ。
戸棚から、数日前に見つけた保存食の筒を、一つ取り出す。
(乾燥させた肉と野菜に主食か。指示書きによれば湯を注ぐとあるが……まあ、栄養価は変わるまい)
アッシュは合理的に結論づけた。
そして、中身を手で割り、直接口に運びながらも今後のことに思考を巡らせた。
なにを隠そう、そろそろ食料が無くなりそうだったのである。
(なぜ敵はすぐに襲って来ないのかは不明だが……長期戦になるようならば、食料を調達せねばなるまい。炊事場にある刃物を持っていけば、少しは戦いの助けになるだろうか)
と、考えていた時だった。
「ピンポーン」という甲高い電子音が部屋に響き渡る。
アッシュは即座に食事を中断し、音の発生源である部屋の壁を睨みつけた。取り付けられた箱は一部が淡く光り、初老の女の顔が映し出されている。
(……偵察用の魔道具か?)
アッシュは内心で冷静に分析した。
(なるほど。……これは、偵察の魔道具だったか。この世界には、外界の様子を確認する自衛の手段があるのだな)
改めて老人を注視すると、どうやら非武装であるこようだ。念の為、彼は警戒を解かぬまま、包丁を背中に隠し、ゆっくりとドアを開けた。
予想通り、ドアの前にいたのは先ほど見た老婆であった。
が、何も言わずにこちらをじっと見つめている。
敵の可能性も捨てきれぬまま、この身体の男の身内の可能性も考慮にいれたアッシュは、まずは相手の素性を確認することに決めた。
「……誰だ」
「……ひひ。やはり、身内の顔を見てもそんな反応かい。こりゃあ予想通りだ」
突然、意味深な台詞と共に笑い出した老婆は、目を爛々と輝かせながらひたすらに話し始めた。
「あたしに電話がきたんだ。『彼方に連絡がつかないから様子を見てきて』だなんて言うじゃないか。笑っちまったよ。あたしが、この見知らぬばあさんの身体になったのと全く同じ時期だ。偶然のはずがないだろう? 十中八九、あんたもあたしと同じ側の人間だと見当をつけて来てみりゃあ、案の定だよ」
堰を切ったように話していた老婆は、そこで一度言葉切った。予想以上の情報量に固まるアッシュを、頭のてっぺんからつま先まで品定めするように眺めている。
「で、あんた。あたしの想像通りなら、シルヴァリアの重要人物のはずだ。違うかい?」
腹立たしいが、大当たりである。
が、アッシュは警戒心を解けずにいた。無理もない。アッシュにとっては初耳のことが多すぎるのだ。
「……名乗る前に、敵ではない確信が欲しい。」
絞り出すようなアッシュの問いに、老婆——エリアーデは心底面倒くさそうに答える。
「エリアーデだよ、大賢者エリアーデ。森に住む変人、人嫌いの偏屈。廃れた魔法にしがみつく哀れな老人。……これで満足かい?」
途中から、完全に悪口になっている二つ名を告げたエリアーデは、気にする様子も無く更に続けた。
「まあいい。今のであんたの正体もわかった。戦士アッシュだろ?え?仮にレオ陛下なら、もー少し可愛げのある聞き方するさね。……さて、自己紹介はこれで十分だろう。話が長くなる。とっとと中に入れな」
「だめだ」
アッシュの答えに、エリアーデは憤慨したように睨め付ける。
が、アッシュとて、ただただ名前を名乗っただけでは敵でない確信は持てないのだ。
自分の名を言い当てられてしまったことも、警戒心を解けない理由だった。
戦士として、敵がエリアーデのフリをしている可能性を捨てきれない以上は、どうにも信用できなかったのである。
「言え。貴公が、エリアーデ殿だと証明する言葉を」
(伝わるはずだ。彼女が、本当の賢者エリアーデ殿なら)
一つあるのだ。示し合わせた訳ではないが、本当の彼女なら知っている言葉が。
アッシュの求めに、エリアーデはじっとりとした視線を送りながらも、口を開いた。
「――シルヴァリアに、栄光あれ」
それは、先王が結界にその身を捧げる直前、残された僅かな者たちが涙ながらに誓った言葉だった。
王家に連なる者と、最も信頼された者しか知らないはずの、魂の宣誓である。
アッシュの口から、続く言葉がこぼれ落ちた。
「……王に、忠誠を」
――静寂。
やれやれ、とエリアーデは息を吐く。「わかったら、中に入れてもらえるかい?」と言われ、ようやくアッシュはエリアーデを中に招いたのだった。
部屋に入り、改めて対峙する二人。
状況を聞き出そうとするアッシュよりも先に、エリアーデが口を開いた。
「……散らかしすぎじゃないかい?」
無造作に並べられた食料の包み。
それらが隅に寄せられているのを見て頭をかかえる彼女に、アッシュは憮然として答える。
「……エリアーデ殿の家もこれぐらいではないか?」
「あたしの知の集積と、あんたの生活ゴミを一緒にするんじゃないよ! 全く、よくもまあこんな中で暮らしてたもんだね!!」
そう言って、探し出した適当な袋にゴミを詰め出したエリアーデ。
やや居た堪れなくなったアッシュは、一応事情を説明することにした。
「処分方法がわからなくてな。元の身体ならば火炎魔法で消していたが、この身体では魔法が使えん」
「あんたねえ。ゴミの処分方法なんて、あれで調べりゃわかるだろうに」
エリアーデはアパートの隅に置かれていたノートパソコンを指差した。
「使い方を知らん」
「呆れたねえ。あんた、ちったあ頭も回る方だろう? なんでなんにもわかってないんだい」
彼女はノートパソコンの前にどっかりと座ると、慣れた手つきでキーボードを叩き始めた。
「ほい、パスワードは?」
「……ぱすわーど?」
「知るわけないか。まあいいさ、管理者権限をいじくりゃどうにでもなる」
ぶつぶつと呟きながら、エリアーデは今度は黒くなった画面に向き合いはじめた。
アッシュは、彼女が奇妙な光る板を巧みに操る様子に、ただ面食らってしまう。
「……エリアーデ殿。なぜ貴公は、そこまでこちらの『魔法道具』に慣れ親しんでいるのだ」
「魔法道具じゃないよ、機械だよ機械。大体、あんたもこっちの言葉はわかるだろう? だったら、ちっとは情報収集の努力をしなさいな」
正論である。
が、アッシュからしてみれば、たった数日でここまで順応しているエリアーデの方がおかしいのだ。
「情報収集のためだとしてもだ。……数日でそこまで使えていることに疑問を持つのだが……」
アッシュの反論に、エリアーデはフンと鼻を鳴らした。その瞳には、大賢者としての圧倒的な自負が宿っている。
「舐めてもらっちゃ困るね。生涯かけて理を追い求めてきた、あたしの研究に比べりゃ、丁寧な説明書が添えられてるコイツらを動かすなんざ、赤子の手をひねるようなもんだよ。魔法も機械も、法則さえ解ればなんてことはない。それに、あたしも必死なんだ。……この世界を知らなきゃ、問題なんて解決できんだろう」
その言葉に、アッシュはぐうの音も出なかった。
そして、同時に理解した。目の前の彼女は、この世界を分析し、理解することで解決の糸口を探していたのだ。大賢者と言う名に、恥じない実力で。
(俺は、冷静ではなかったのだな……)
アッシュは、目の前の人物が自分よりも遥かに問題解決に努めていたのだと思い知り、深い敬意と共に頭を下げる。
「エリアーデ殿。我々の身に、一体何が起きたのか、教えてはいただけないだろうか」
その真摯な問いに、エリアーデはキーボードから手を離し、静かに頷いた。
「いいだろう。まず、世界の大原則からだ。知らんだろうが、物質は一方通行で移動できない。必ず『交換』になる。魂だろうが肉体だろうが、それは変わらん。魔法で、何をどうしようとな」
「交換……だと?」
「そう、交換だ。どっかの誰かが、何かを交換しようとした。この場合、言うまでもないが、狙いはあんただよ。戦士殿」
確かに、狙いは自分だろうと言うのはアッシュにも理解できた。が、状況的には腑に落ちない部分も多い。
「何のために、そんな不確定なことをする? 魂を入れ替えたところで、仮に戦い慣れた者が、俺の身体に入ってしまうことも有り得たはず。そうなれば、結局は何も変わらないではないか」
「そうさ。今、この状態が失敗じゃ無けりゃあね。」
そう言って、愉快そうに笑ったエリアーデは続けた。
「これはね、本来は『身体の交換』の魔法なんだ。強靭な器をこちらの世界へ送り、代わりに今あんたが入ってる戦いとは無縁の肉体を、シルヴァリアへ持ってくること。成功すれば、お主の魂はシルヴァリアで、その無力な身体に閉じ込められていたはずだ」
「……なんと」
「古い古い禁術だよ。不老不死の為に研究されてた欠陥品さ。発動魔法陣の記録も残っちゃいない。……だから、今回失敗したのさ。結果、身体という大掛かりな交換は叶わず、不完全な形で発動して……より動かしやすい『魂』だけが入れ替わった。こんなとこだね」
「ならば敵は」
「おおかた、シルヴァリアの国土をずっと狙い続けてる敵国のどれかだろうよ。あたしまで巻き込まれてんのは、魔力量の補完の為に魔法陣にあたしを組み込んだか、はたまた別の狙いか。まぁ、そこはどうでもいいさね」
唐突に、興味を失ったように話しを切り上げるエリアーデ。
どうやら、自分が巻き込まれた経緯は毛ほども気にしてない様子の彼女に、アッシュはもう一つの疑問をぶつける。
「……なぜ、この二人は巻き込まれたのだ」
考えたくない可能性がアッシュの頭をよぎったのだ。が、エリアーデの答えは、アッシュの予想を肯定するものだった。
「……運の悪い二人だよ。この魔法は、呼び出したい身体の条件付けしかできない。『術者よりも無力な者』って条件に当てはまっちまった……。ただただ、巻き込まれちまったのさ」
エリアーデは続ける。
「……大事なのはここからだ。交換ってことは、元の世界で、あたし達の肉体に、この二人が入っちまってる。これはわかってるね?」
「……ああ。わかってる……」
(この……鍛えられていない身体の持ち主が、俺の身体に……)
「……無事、なのか」
「二人とも生きてるよ。あたし達が今、息をしてるのが証明さ。身体が死ねば魂は消える。魔法でこねくり回そうがそれは変わらん。」
そのエリアーデの言葉に、アッシュは拳を握りしめた。
安堵もあった。が、それ以上に、自分が元の身体で何をしていたか思い出してしまったのだ。
「俺は、ここにくる前に。オークの前にいたのだ」
「……そうかい」
「この男は……この、戦いとは無縁であったであろう男の魂は。オークの前に放り出されたのだな」
(どんな心地であったであろう。状況もわからず、ただただ恐怖に包まれたはずだ。……それでも、生きてくれているのか)
アッシュは、目の奥が熱くなるのを感じた。
そんなアッシュの心中を見透かしたように、エリアーデが言葉を紡ぐ。
「……我々が今すべきことは二つ。一つは、元の世界に戻る方法を探すこと。そしてもう一つは……この二人の人生を、少しでも良い形で彼らに返せるよう、この世界で誠実に生きることだ」
「この男の、人生を……」
アッシュは、初めて聞く言葉のように、その響きを口の中で転がした。
「……出来るだろうか。この身体の持ち主のことなど考えもしなかった俺に。民を守るはずが、容易く敵の策略にかかり、無関係の者を巻き込んだ……この俺に」
泥のような思考に、埋もれてしまいそうだった。
が、アッシュはやはり戦士なのである。
――折れない、戦士なのだ。
「……ちがうな。出来るかではない。やらねばならんのだな」
「そうだ。これは責務だよ、戦士殿。そして、何もわからず、ただ震えてるかもしれないこの二人を、一刻も早く助けてやらねばならん」
責務。守るべき対象。エリアーデの言葉は、静かだが鋭くアッシュの胸を貫いた。
守るべきは、一人の青年の平凡な日常。この身体の持ち主の行く末に思いを馳せるように、アッシュは目を瞑った。
(すまない。どうか耐えてくれ。……必ず、この人生を守り、元の身体に返してやる!!)
アッシュは、改めてエリアーデに向き直った。その瞳には、もう迷いはない。
「……理解した。エリアーデ殿。俺は、必ずやその責務を果たそう」
「じゃあ、ひとまずは此奴のことを調べようかね。仕事や、人間関係はちゃんと維持してやらんと……」
そう言ったエリアーデは、ガサゴソと見つけ出した書類に目を通す。
そして、一枚の書類に目を止め、ピクリと動きを止めた。エリアーデの顔からすっと血の気が引いていく。
「ど、どうしたのだエリアーデ殿」
見たこともないエリアーデの顔色に、アッシュは慌てて問いかけた。
ギギギと壊れたブリキの人形のように首を向ける彼女は、震える手で書類を突き出す。
そこには、——『内定通知書』と、『職務内容:営業事務 PCスキル必須』の文字。
「……エリアーデ殿。わかりやすく言ってくれ」
「アッシュよ。……今から言うことを全部覚えろ……」
最強の戦士アッシュ。
彼の、この世界での本当の試練が、この瞬間から始まったのである。
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