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序
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極東の国、やまと。聞いたことあるかい?いや、唐よりももっと東にも、島国があるんだとさ。その国の都はこう呼ばれているらしいんだけどね──書の都・鹿踏京、と。
え?書の都って、変な名前だって?ちゃんと由縁もあるさ。政の記録から、誰かの思いつきの恋愛小説から、隣の家で夫婦喧嘩があったとかいう日記から、なんでも書にしたためる人々が住んでいるらしい。しかもこの書物がね、国内各地にある書物殿に収められているらしいんだよ。特に都・鹿踏京の鹿踏書物殿はそんな国を象徴するかのように大きく、帝の住いとかわらぬ広さだとか。帝の住まいが狭いんだか、書物殿が広いんだか知らないが、そんな変な国、ほんとにあるんかいねえ。
この極東のおかしな国のおかしなところはこんなものでは無い。書物殿を管理しているのは誰だと思う?役人のおっさんとかだと思うだろ?──はずれ!なんと、十五やそこらの若人なんだとよ。女もいるらしい。信じられるかい?
まあ、東の国から伝わった話だから、どこまで本当かわかんないけど、さ。彼奴らも作り話が好きだからね。
え?書の都って、変な名前だって?ちゃんと由縁もあるさ。政の記録から、誰かの思いつきの恋愛小説から、隣の家で夫婦喧嘩があったとかいう日記から、なんでも書にしたためる人々が住んでいるらしい。しかもこの書物がね、国内各地にある書物殿に収められているらしいんだよ。特に都・鹿踏京の鹿踏書物殿はそんな国を象徴するかのように大きく、帝の住いとかわらぬ広さだとか。帝の住まいが狭いんだか、書物殿が広いんだか知らないが、そんな変な国、ほんとにあるんかいねえ。
この極東のおかしな国のおかしなところはこんなものでは無い。書物殿を管理しているのは誰だと思う?役人のおっさんとかだと思うだろ?──はずれ!なんと、十五やそこらの若人なんだとよ。女もいるらしい。信じられるかい?
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