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1組目の窓口相談(サキュバスのデリルさんと兎人のペリーさんの場合)
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「話が途中になってごめんなさい。私の名前はデリル。こっちが私の婚約者のペリーよ。」
巻き巻き頭のボンキュッボンなお姉さんから紹介されたペリーさんは、長身だが細身の耳の長い兎人の男人で
今もデリルさんの足元に丸くなって震えていた。邪魔だ。ものすごく足元が狭い。
「さっきのうるさい男人は・・・・私の・・・糞兄で、バリーっていうんだけど、さっきみたいな感じで
しつこくて・・この通りペリーがまいってしまって、いつも今みたいな感じで、
兄に遭うと夜も眠れなくてずっと震えているわ。」
デリルさんは疲れ切った表情で息を吐いた。
「デリル・・・ごめんよ、僕に力が無いからこんなことになって。」
とペリーさんは顔を上げて申し訳なさそうに話しかけている。
「こっちこそごめんなさい。家族に紹介しようとそたら・・・こんなことになるなんて、思わなかったわ。」
とデリルさん。
「あのー、相談内容としてはどのような内容で?」
エルフ先輩が眉間のしわを寄せないように笑顔を引き攣らせながら二人に声をかける。
「あー、相談内容はね 私とペリーは同じ会社で働いているの。主に法律的な・・・職業でね、
私はサキュバスだけど、弁護士なのよ。」とデリルさん
息が落ち着いたのかペリーさんが椅子に座り襟元など整えてデリルさんと目を合わせてから語り始めた。
「僕はデリルさんの秘書なんです。僕は兎人で力はないんですが、いざというときには足が速いんで
逃げる力はあるんです。銃とか撃たれそうになっても避けるくらいの能力はあるんで
会社に採用されたんです。」とペリーさん。
職業柄、デリルさんが危ない目に遭うこともあり、その都度ペリーさんが介入して事なきを得ていたそうで・・・
そんなペリーさんにデリルさんも異性として意識し始めて、プロポーズしたがペリーさんは「身分が違うから・・・・。」と断り続けていたが、やっと受け入れてくれて、先日デリルさんの家族に紹介する運びとなり、実家に紹介、2人で訪れたことそうだ。
なんでも、デリルさんの家は代々弁護士やら政治家やらなんやらかんやらを輩出していた一族(ハニートラップ的な感じもあったのでは?と疑いも抱かれながらも一応は由緒?正しい家柄)であるそうだ。
一方、ペリーさんは一般家庭で両親は兎人と人族で兄弟も多く、両親もラブラブで働かず・・・長男であるペリーさんが働かず年中ラブラブである両親の代わりに、弟妹を学校に行かせ、不自由なく生活ができるようにするために幼いころから両親の代わりに働いてきたそうだ。
「兎人は・・年中あんな感じだから・・仕方ないんです。でも責任感が皆無で・・
僕は絶対にああならないと決意して一人でも生きていけるように手に職つけようと思って・・デリルさんの会社で働き始めたんです・・。」
椅子に座っても穏やかな表情で細身で身長も高いのであろうペリーさんは座高も高い。
そんなペリーさんをジーっと見つめ続けるデリルさんは優しい表情だ。
「そうですか、ペリーさんは幼いころから苦労されたんですね。弟妹さんたちは今は独立されたんですか?」
とエルフ先輩が声をかける。うん、エルフのくせ他種族の話を聞くことができて心情を察した声掛けができるあんたはできた人だ。(私は人族で20数年しか過ごしていない女人で偉そうに言うが、文献見ても世間的にも、エルフは同族間でないと話が通じないのは一般常識な世界だから許してほしい)
これこそ人族でエルフ先輩の元で秘書になった理由である。
このエルフ先輩・・・・イレギュラーな個体なんだよね。
エルフ先輩・・・・・名前はソソラトエリテア・ヴァル・フォン・ブラルという御年は・・・わからん。一回聞いたときチョップ食らって「失礼ですよ、人間女子。」と指摘されたためあきらめた。
さらに上の上司が言うには1000歳に届くかそうじゃないかくらいの人で結構重鎮で偉い?(エライ?めんどくさい?)人なんだそうだ。
上司もエルフであるが、ハーフエルフである。
こっちは人寄りで奥さんも人族で話しかけやすい。人柄からも仕事内容上も影響してエルフ先輩より若いにもかかわらず、昇給できているんだろうなという私の見解だ。どの職種であれコミュ力は必須なんだなあと思った。
「エル?何ぼやっとしているんですか?話聞いていないでお二人にお茶出してください。」
ジーっとこっちを見ているエルフ先輩キモい。エルフって眼福なんじゃない?って同期は言うけれど内面だよ?人は?内面!・・・まあ数回関わるくらいの人にはわからんだろうがな。
「わかりました先輩。お二人とも、緑茶でいいですか?」私は2人に声かける
「はい、お願いします。」
いいなあ、手をつないでる2人・・・羨ましい。
巻き巻き頭のボンキュッボンなお姉さんから紹介されたペリーさんは、長身だが細身の耳の長い兎人の男人で
今もデリルさんの足元に丸くなって震えていた。邪魔だ。ものすごく足元が狭い。
「さっきのうるさい男人は・・・・私の・・・糞兄で、バリーっていうんだけど、さっきみたいな感じで
しつこくて・・この通りペリーがまいってしまって、いつも今みたいな感じで、
兄に遭うと夜も眠れなくてずっと震えているわ。」
デリルさんは疲れ切った表情で息を吐いた。
「デリル・・・ごめんよ、僕に力が無いからこんなことになって。」
とペリーさんは顔を上げて申し訳なさそうに話しかけている。
「こっちこそごめんなさい。家族に紹介しようとそたら・・・こんなことになるなんて、思わなかったわ。」
とデリルさん。
「あのー、相談内容としてはどのような内容で?」
エルフ先輩が眉間のしわを寄せないように笑顔を引き攣らせながら二人に声をかける。
「あー、相談内容はね 私とペリーは同じ会社で働いているの。主に法律的な・・・職業でね、
私はサキュバスだけど、弁護士なのよ。」とデリルさん
息が落ち着いたのかペリーさんが椅子に座り襟元など整えてデリルさんと目を合わせてから語り始めた。
「僕はデリルさんの秘書なんです。僕は兎人で力はないんですが、いざというときには足が速いんで
逃げる力はあるんです。銃とか撃たれそうになっても避けるくらいの能力はあるんで
会社に採用されたんです。」とペリーさん。
職業柄、デリルさんが危ない目に遭うこともあり、その都度ペリーさんが介入して事なきを得ていたそうで・・・
そんなペリーさんにデリルさんも異性として意識し始めて、プロポーズしたがペリーさんは「身分が違うから・・・・。」と断り続けていたが、やっと受け入れてくれて、先日デリルさんの家族に紹介する運びとなり、実家に紹介、2人で訪れたことそうだ。
なんでも、デリルさんの家は代々弁護士やら政治家やらなんやらかんやらを輩出していた一族(ハニートラップ的な感じもあったのでは?と疑いも抱かれながらも一応は由緒?正しい家柄)であるそうだ。
一方、ペリーさんは一般家庭で両親は兎人と人族で兄弟も多く、両親もラブラブで働かず・・・長男であるペリーさんが働かず年中ラブラブである両親の代わりに、弟妹を学校に行かせ、不自由なく生活ができるようにするために幼いころから両親の代わりに働いてきたそうだ。
「兎人は・・年中あんな感じだから・・仕方ないんです。でも責任感が皆無で・・
僕は絶対にああならないと決意して一人でも生きていけるように手に職つけようと思って・・デリルさんの会社で働き始めたんです・・。」
椅子に座っても穏やかな表情で細身で身長も高いのであろうペリーさんは座高も高い。
そんなペリーさんをジーっと見つめ続けるデリルさんは優しい表情だ。
「そうですか、ペリーさんは幼いころから苦労されたんですね。弟妹さんたちは今は独立されたんですか?」
とエルフ先輩が声をかける。うん、エルフのくせ他種族の話を聞くことができて心情を察した声掛けができるあんたはできた人だ。(私は人族で20数年しか過ごしていない女人で偉そうに言うが、文献見ても世間的にも、エルフは同族間でないと話が通じないのは一般常識な世界だから許してほしい)
これこそ人族でエルフ先輩の元で秘書になった理由である。
このエルフ先輩・・・・イレギュラーな個体なんだよね。
エルフ先輩・・・・・名前はソソラトエリテア・ヴァル・フォン・ブラルという御年は・・・わからん。一回聞いたときチョップ食らって「失礼ですよ、人間女子。」と指摘されたためあきらめた。
さらに上の上司が言うには1000歳に届くかそうじゃないかくらいの人で結構重鎮で偉い?(エライ?めんどくさい?)人なんだそうだ。
上司もエルフであるが、ハーフエルフである。
こっちは人寄りで奥さんも人族で話しかけやすい。人柄からも仕事内容上も影響してエルフ先輩より若いにもかかわらず、昇給できているんだろうなという私の見解だ。どの職種であれコミュ力は必須なんだなあと思った。
「エル?何ぼやっとしているんですか?話聞いていないでお二人にお茶出してください。」
ジーっとこっちを見ているエルフ先輩キモい。エルフって眼福なんじゃない?って同期は言うけれど内面だよ?人は?内面!・・・まあ数回関わるくらいの人にはわからんだろうがな。
「わかりました先輩。お二人とも、緑茶でいいですか?」私は2人に声かける
「はい、お願いします。」
いいなあ、手をつないでる2人・・・羨ましい。
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