番と言うだけで

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運命の人?

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 そう告げた獣人はライオンの獣人だがその容姿を見ると、隣国の獣人が多く住まう国の第1王子だった。

 今日隣国……ファンドリー王国と我が国の初めての話し合いを持たれることになり、序列が上の我が国に、ファンドリー王国の国王と、第1王子、王妃が拝見に来る話であった。

 そしてまたその後ろから誰かが走ってくる足音が聞こえる。



メア「……」



 メアは第1王子を睨みつけるように見つめ、ノアをギュッと抱き締める。まるで護っているかのように。



??「彼女こそが俺の運命の人……おい、そこの女、彼女を渡せ。」


メア「貴方……誰にそんな口を聞いているのかしら?私を誰だと思っているの?」



 メアを立ち上がり堂々と第1王子を睨みつける。

それはそうだ、彼は序列が上の立場にいるメアに向かって命令をしたのだ。

 

??「あぁ?」



 第1王子はメアを睨みつける。



メア「私はこの国の第1王女、リメアル・フィル・ベリーナ・インセルト。誰に向かってそんな口の利き方をしているのかしら?」



 普段の少し甘えたような声ではなく、リンとした少し低い声でそう告げた。

 その言葉に私と王妃以外のものは膝を着き王女に平伏した。

 それもそうだ、この国の王女メアはこの国に限らず世界中の人々から神の子と言われているほど名を轟かしており、誰もが知る王女だった。

 メアはコツコツとヒールを鳴らしながら第1王子に近づき、



メア「今日は国王との面会の日でしたわね。此処には用が無いのではなくて?」



 そう告げると王国騎士が、第1王子を引き連れ部屋から追い出した。

 第1王子はなにか言いたそうにしていたが苦虫を噛み潰したかのようにし、ノアを1目チラリと見ると少し小さく笑みを浮かべた。

 ノアは少しだけ小さくブルッと体をふるわせた。

 とても、嫌な予感がすると。
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