1 / 1
第1話
しおりを挟む
気がつくと、俺は背丈ほどの草が生い茂る平原に立っていた。
目の前の空間が揺らぎ、一人の女が実体化して現れた。白い服を着た女だ。
「私は女神。あなたをこの世界に呼んだ」
女神は俺の目を見て言った。
「俺をこの世界に? どういうことだ」
「そのままの意味よ。あなたにはこの世界で生きていってもらう。そのための力として、ユニークスキル『解答』を与えるわ」
「解答スキル?」
「ええ。あなたが頭の中で知りたいことを質問すると、目の前の空間に答えの文字が表示されるスキルよ」
「何でもわかるのか?」
「いいえ。あなたのレベルが足りない質問をした場合は、答えは表示されないわ。でも、ステータスに上限はない。あなたのレベルが上がれば上がるほど、より多くの質問に対する答えがわかるようになるわ」
「なるほど。レベルを上げればいいんだな」
「そう。あなたを転移させたこと、そしてそのスキルのことを知っているのは私とあなただけよ。他の誰にも知られていないわ」
「わかった」
「では、私はこれで」
女神の姿がふっと消えた。
俺は平原に一人残された。
早速、女神から与えられたスキルを試してみることにする。
(俺の今のレベルは?)
頭の中で質問を念じた。
直後、目の前の何もない空中に、白い光を放つ文字が浮かび上がった。
『レベル1』
声が頭に響くことはない。ただ、文字がそこに表示されている。
(この平原で一番安全な方向はどっちだ?)
『レベル不足』
文字が切り替わった。レベル1では、安全な方向さえもわからないらしい。
俺は自分の手を見た。武器は何もない。着ているのは元の世界にいた時の服だけだ。
とにかく、どこか人がいる場所を探すしかない。
俺は適当な方向を決めて歩き出した。
草をかき分けながらしばらく歩くと、前方から歩いてくる人影を見つけた。
銀色の胸当てをつけた女だ。腰には鞘に収まった剣を下げている。
距離が近づくにつれて、顔がはっきりと見えてきた。
金色の長い髪を後ろで束ねている。
俺は彼女を見た瞬間、強烈な魅力を感じた。整った顔立ち、鋭いがどこか優しさを感じる目。
彼女が俺の存在に気づき、警戒したように立ち止まった。
「ちょっと、あなた。そこで何をしているの?」
「道を歩いているだけだ」
俺は両手を少し上げて、敵意がないことを示した。
「こんな平原を一人で? しかも丸腰で? 危ないわよ」
「俺は樹。秋月樹だ。少し道に迷ってしまってな。人がいる場所を探していた」
「樹? 変わった名前ね。私はセリア。剣士よ」
セリアは俺の服装を上から下まで見た。
「本当に武器一つ持っていないのね。どこから来たの?」
「遠い場所からだ。この辺りの地理は全くわからない」
「そう。この先を半日ほど歩けば街があるわ。私もそこに戻る途中よ」
「一緒に行ってもいいか?」
「ええ、構わないわ。丸腰の人間を見捨てるわけにはいかないし」
セリアは少し呆れたような口調で言った。
「助かる。よろしく頼む」
俺はセリアの横に並んで歩き始めた。
「それにしても、樹は随分と落ち着いているのね。丸腰で平原にいたら、普通はもっと怯えるものよ」
「そうか? 今はセリアがいるからな」
「調子のいいこと言って。もし私が来なかったら、角兎の餌食になっていたかもしれないのよ」
「角兎?」
「頭に鋭い角が生えた兎の魔物よ。この辺りによく出るの。小さいけれど、突進されると怪我をするわ」
「気を付けるよ」
俺はセリアの横顔を見ながら、頭の中で質問をした。
(セリアのレベルは?)
目の前に白い文字が浮かぶ。
『レベル12』
俺のレベル1と比べると、随分と高い。
(セリアの得意な戦い方は?)
『レベル不足』
やはり、レベル1では単純な数値しか読み取れないらしい。
「どうしたの? 私の顔に何かついている?」
セリアが不思議そうに俺を見た。
「いや、頼りになる剣士だと思って見ていた」
「ふふっ、お世辞を言っても何も出ないわよ。でも、いざという時は私が守ってあげるから安心して」
「ああ、頼りにしている」
「街に着いたら、まずはどうするつもり?」
セリアが前を見ながら聞いてきた。
「お金を稼ぐ方法を探さないとな。無一文なんだ」
「それなら、ギルドに登録するのが一番ね」
「ギルド?」
「ええ。魔物の討伐や、素材の採取なんかの依頼を管理している場所よ。登録すれば、誰でも依頼を受けられるわ」
「なるほど。そこで依頼を受けてお金をもらうわけか」
「そう。でも、樹は武器がないから、まずは採取の依頼ね。魔物と戦うのは無理よ」
「武器は高いのか?」
「鉄の剣でもそれなりの値段はするわよ。採取の依頼をいくつかこなせば買えるようになると思うわ」
「わかった。街に着いたらギルドに行ってみる」
セリアは少し考える素振りを見せた。
「もしよかったら、私がギルドまで案内してあげようか? 初めての街だと迷うかもしれないし」
「いいのか?」
「ええ。どうせ私もギルドに用があるから、ついでよ」
「ありがとう。助かる」
歩きながら、俺は再びスキルを試すことにした。
(このまま進むと、魔物に遭遇するか?)
『はい』
文字が出た。「はい」か「いいえ」で答えられる質問なら、レベル1でも答えが出るらしい。
(遭遇する魔物の種類は?)
『レベル不足』
詳細はわからない。
「セリア」
「何?」
「この先で、魔物が出るかもしれない。気をつけておいた方がいい」
セリアは少し驚いた顔をした。
「どうしてわかるの? 私には何の気配も感じないけれど」
「さっき、あそこの草が不自然に揺れるのが見えたんだ。風じゃない揺れ方だった」
「本当? よく見ているのね。わかった、警戒しながら進みましょう」
セリアは腰の剣の柄に手をかけ、歩く速度を少し落とした。
俺は何も武器を持っていない。もし魔物が出たら、セリアに戦ってもらうしかない。
(俺が今、素手で倒せる魔物はいるか?)
『いいえ』
きっぱりと表示された。やはりレベル1の丸腰では、この世界で生き残るのは難しい。
早くレベルを上げて、スキルの制限を解除しなければならない。
「止まって」
セリアが急に低い声を出した。
彼女の視線の先、俺たちの進行方向にある背の高い草むらが、ガサガサと音を立てて大きく揺れている。
「何か来るわ。樹は私の後ろに下がって」
セリアが素早く剣を抜いた。銀色の刀身が光る。
俺は言われた通りに数歩後ろへ下がり、草むらを凝視した。
(草むらにいる魔物のレベルは?)
『レベル15』
文字が表示された。セリアのレベル12より高い。
(セリアはこの魔物に勝てるか?)
『レベル不足』
勝敗の予測は、レベル1の俺には引き出せない情報らしい。
草むらをかき分け、巨大な猪の魔物が姿を現した。太い牙が太陽の光を反射して鋭く光っている。
目の前の空間が揺らぎ、一人の女が実体化して現れた。白い服を着た女だ。
「私は女神。あなたをこの世界に呼んだ」
女神は俺の目を見て言った。
「俺をこの世界に? どういうことだ」
「そのままの意味よ。あなたにはこの世界で生きていってもらう。そのための力として、ユニークスキル『解答』を与えるわ」
「解答スキル?」
「ええ。あなたが頭の中で知りたいことを質問すると、目の前の空間に答えの文字が表示されるスキルよ」
「何でもわかるのか?」
「いいえ。あなたのレベルが足りない質問をした場合は、答えは表示されないわ。でも、ステータスに上限はない。あなたのレベルが上がれば上がるほど、より多くの質問に対する答えがわかるようになるわ」
「なるほど。レベルを上げればいいんだな」
「そう。あなたを転移させたこと、そしてそのスキルのことを知っているのは私とあなただけよ。他の誰にも知られていないわ」
「わかった」
「では、私はこれで」
女神の姿がふっと消えた。
俺は平原に一人残された。
早速、女神から与えられたスキルを試してみることにする。
(俺の今のレベルは?)
頭の中で質問を念じた。
直後、目の前の何もない空中に、白い光を放つ文字が浮かび上がった。
『レベル1』
声が頭に響くことはない。ただ、文字がそこに表示されている。
(この平原で一番安全な方向はどっちだ?)
『レベル不足』
文字が切り替わった。レベル1では、安全な方向さえもわからないらしい。
俺は自分の手を見た。武器は何もない。着ているのは元の世界にいた時の服だけだ。
とにかく、どこか人がいる場所を探すしかない。
俺は適当な方向を決めて歩き出した。
草をかき分けながらしばらく歩くと、前方から歩いてくる人影を見つけた。
銀色の胸当てをつけた女だ。腰には鞘に収まった剣を下げている。
距離が近づくにつれて、顔がはっきりと見えてきた。
金色の長い髪を後ろで束ねている。
俺は彼女を見た瞬間、強烈な魅力を感じた。整った顔立ち、鋭いがどこか優しさを感じる目。
彼女が俺の存在に気づき、警戒したように立ち止まった。
「ちょっと、あなた。そこで何をしているの?」
「道を歩いているだけだ」
俺は両手を少し上げて、敵意がないことを示した。
「こんな平原を一人で? しかも丸腰で? 危ないわよ」
「俺は樹。秋月樹だ。少し道に迷ってしまってな。人がいる場所を探していた」
「樹? 変わった名前ね。私はセリア。剣士よ」
セリアは俺の服装を上から下まで見た。
「本当に武器一つ持っていないのね。どこから来たの?」
「遠い場所からだ。この辺りの地理は全くわからない」
「そう。この先を半日ほど歩けば街があるわ。私もそこに戻る途中よ」
「一緒に行ってもいいか?」
「ええ、構わないわ。丸腰の人間を見捨てるわけにはいかないし」
セリアは少し呆れたような口調で言った。
「助かる。よろしく頼む」
俺はセリアの横に並んで歩き始めた。
「それにしても、樹は随分と落ち着いているのね。丸腰で平原にいたら、普通はもっと怯えるものよ」
「そうか? 今はセリアがいるからな」
「調子のいいこと言って。もし私が来なかったら、角兎の餌食になっていたかもしれないのよ」
「角兎?」
「頭に鋭い角が生えた兎の魔物よ。この辺りによく出るの。小さいけれど、突進されると怪我をするわ」
「気を付けるよ」
俺はセリアの横顔を見ながら、頭の中で質問をした。
(セリアのレベルは?)
目の前に白い文字が浮かぶ。
『レベル12』
俺のレベル1と比べると、随分と高い。
(セリアの得意な戦い方は?)
『レベル不足』
やはり、レベル1では単純な数値しか読み取れないらしい。
「どうしたの? 私の顔に何かついている?」
セリアが不思議そうに俺を見た。
「いや、頼りになる剣士だと思って見ていた」
「ふふっ、お世辞を言っても何も出ないわよ。でも、いざという時は私が守ってあげるから安心して」
「ああ、頼りにしている」
「街に着いたら、まずはどうするつもり?」
セリアが前を見ながら聞いてきた。
「お金を稼ぐ方法を探さないとな。無一文なんだ」
「それなら、ギルドに登録するのが一番ね」
「ギルド?」
「ええ。魔物の討伐や、素材の採取なんかの依頼を管理している場所よ。登録すれば、誰でも依頼を受けられるわ」
「なるほど。そこで依頼を受けてお金をもらうわけか」
「そう。でも、樹は武器がないから、まずは採取の依頼ね。魔物と戦うのは無理よ」
「武器は高いのか?」
「鉄の剣でもそれなりの値段はするわよ。採取の依頼をいくつかこなせば買えるようになると思うわ」
「わかった。街に着いたらギルドに行ってみる」
セリアは少し考える素振りを見せた。
「もしよかったら、私がギルドまで案内してあげようか? 初めての街だと迷うかもしれないし」
「いいのか?」
「ええ。どうせ私もギルドに用があるから、ついでよ」
「ありがとう。助かる」
歩きながら、俺は再びスキルを試すことにした。
(このまま進むと、魔物に遭遇するか?)
『はい』
文字が出た。「はい」か「いいえ」で答えられる質問なら、レベル1でも答えが出るらしい。
(遭遇する魔物の種類は?)
『レベル不足』
詳細はわからない。
「セリア」
「何?」
「この先で、魔物が出るかもしれない。気をつけておいた方がいい」
セリアは少し驚いた顔をした。
「どうしてわかるの? 私には何の気配も感じないけれど」
「さっき、あそこの草が不自然に揺れるのが見えたんだ。風じゃない揺れ方だった」
「本当? よく見ているのね。わかった、警戒しながら進みましょう」
セリアは腰の剣の柄に手をかけ、歩く速度を少し落とした。
俺は何も武器を持っていない。もし魔物が出たら、セリアに戦ってもらうしかない。
(俺が今、素手で倒せる魔物はいるか?)
『いいえ』
きっぱりと表示された。やはりレベル1の丸腰では、この世界で生き残るのは難しい。
早くレベルを上げて、スキルの制限を解除しなければならない。
「止まって」
セリアが急に低い声を出した。
彼女の視線の先、俺たちの進行方向にある背の高い草むらが、ガサガサと音を立てて大きく揺れている。
「何か来るわ。樹は私の後ろに下がって」
セリアが素早く剣を抜いた。銀色の刀身が光る。
俺は言われた通りに数歩後ろへ下がり、草むらを凝視した。
(草むらにいる魔物のレベルは?)
『レベル15』
文字が表示された。セリアのレベル12より高い。
(セリアはこの魔物に勝てるか?)
『レベル不足』
勝敗の予測は、レベル1の俺には引き出せない情報らしい。
草むらをかき分け、巨大な猪の魔物が姿を現した。太い牙が太陽の光を反射して鋭く光っている。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる