チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活

仙道

文字の大きさ
1 / 25

第1話

しおりを挟む
ごく普通の会社員だった俺は、いつものように会社から帰る途中、突然、見知らぬ森の中にいた。何が起きたのか全く理解できない。周りを見渡しても、見慣れた景色はどこにもない。ここはどこだ?俺は混乱しながら、森の中をさまよった。着ていたのは、さっきまで会社で着ていたはずの、見慣れたスーツだ。森の中でスーツ姿という自分の異様さに、さらに混乱が増していく。

その時、脳裏に声が響いた。

「スキル『魅了』を獲得しました」

魅了?なんだそれ?意味が分からず首を傾げた、その直後だった。

ガアアアア!

突然、耳をつんざくような咆哮が響き渡った。茂みの奥から現れたのは、見たこともない凶暴な魔物だ。鋭い爪と牙を剥き出しにして、俺に襲いかかってくる。

「うわああああ!」

絶体絶命の状況で、俺は腰を抜かしてへたり込んだ。もう駄目だ、と思ったその時。

キィン!

甲高い金属音が響き、魔物の攻撃が弾かれた。颯爽と現れたのは、銀色の鎧に身を包んだ女性騎士だった。

「下がれ!」

騎士は手にした大剣で魔物を一閃し、あっという間に仕留めてしまった。その見事な剣技に、俺はただ呆然と立ち尽くした。

騎士は血の一滴もついていない剣を鞘に収めると、冷たい視線で俺を見下ろした。彼女の顔は端正で、その瞳には強い意志が宿っている。そして、その瞳と俺の目が合った瞬間、また脳裏にあの感覚が走った。

「スキル『魅了』が発動しました」

騎士の表情に、微かな変化が生まれた。それまで俺に向けていた冷徹な視線の中に、どこか困惑と、そしてかすかな好意が混じり始めたように感じた。

「…貴様、何者だ?なぜそのような場所にいる?その奇妙な装束は一体…」

騎士は俺のスーツ姿に視線を向けながら問うたが、その声には以前のような鋭さが薄れていた。俺は慌てて答える。

「俺は、佐々木健太です!気づいたらここにいて…この服は、俺がいた世界じゃ普通の服なんです!」

「佐々木健太か。私は騎士団の副団長、セシリアだ」

セシリアと名乗った騎士は、警戒を解いていないものの、先ほどのような威圧感はなかった。

「状況は把握した。騎士団の規律により、このような場所で身元不明の者を放置するわけにはいかない。王都まで保護する」

セシリアの厳しくも真面目な雰囲気に圧倒されながらも、俺は彼女に保護されることになった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~

榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。 彼はその日から探索者――シーカーを目指した。 そして遂に訪れた覚醒の日。 「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」 スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。 「幸運の強化って……」 幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。 そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。 そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。 だが彼は知らない。 ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。 しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。 これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~

aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」 勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......? お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!

椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。 しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。 身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。 そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

処理中です...