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ヤバい!まずい!!どうしよー!?
しおりを挟む「あのガキか!?あの、ミステリアスの仕業か!?」
「警部、どうします;?」
「んなもんッ!ハイ、そーですかって帰れるか!!!!大体、事件だっていうからこんな何もねぇとこまで来たんだぞ!?
このまま、のこのこ帰れるかよ!?マジ、ねぇわ… あのミステリアス野郎め… こんなふざけた真似しやがって、見つけたらタダじゃおかねぇ!!」
「警部… あまり大人げないこと言わないでくださいよ。ですが、まぁ… 確かにこのまま帰るわけにはいきませんからね」
ゔーん… 佐藤とかいう刑事さんが腕を組んで唸っていると、
ガサッ!
突如、茂みからそんな音がした。
しかも、何やら微かに話し声が聞こえる‥
村人のこともあって、俺たちは身構えた。警戒しながら茂みを覗くと‥
『ヤバい!まずい!!どうしよー!?山神様にバレたちゃったよ!!どうする!?
姫ちゃんに早く教えないと!!!
火月さまっホントに焼き鳥にされちゃうよ!!』
『落ち着け!啓大!!
場所は近い。まだ間に合うはずだ!!』
闇の如き黒装束が二人。声からするとクロとあまり年が変わらなさそうな声音、
彼らの口から出た『焼き鳥』という単語に俺たちは引っ掛かりを覚えた。
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