平凡くんの憂鬱

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うちの一族は扱いが面倒だ

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なにも元からストーカー気質だったわけじゃねぇ…。一族のほとんどが人に依存タイプ。

それがさらにエスカレートし、気に入られたり目をつけられたらストーカー行為される。マジ、超面倒くせぇ。


おまけにうちの一族は変わり者が多い。

その例が美形の中で唯一の平凡の俺。


普通なら普通に接するか、美形一族にふさわしくないなど罵倒されるならともかく‥

『亜希だ』

『亜希くん!』


パシャッ!

パシャパシャッ!!


『………』

ある時は頭を撫でられ、またある時はカメラのフラッシュを浴び… というまるで珍獣扱いを受けていた俺は我慢の限界が切れ、家を出た。

別に当主になりたくてなったわけじゃねーしな‥ 。他の誰かがやりたきゃそれでいいと思ったのもある。ま、それでかなり反省したみてぇだが。


んで、街を歩いてたらアイツと出会った…。

俺の元恋人、斎藤 誠一(サイトウ セイイチ)に。


アイツは北条自由ヶ丘学園… 北校の――… 番長だった。
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