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害虫駆除は私の仕事じゃありませんよ
しおりを挟む『…まぁ、そういうことなんだよね。つまり僕が言いたいのは結局、君に拒否権ないってこと♪君にはその義務があるからね』
楽しげに笑いを含んだ声に、少し苛立ちを覚える
『まぁ、そのサプライズのプレゼントに… 害虫が何匹か追いかけてそっちに潜り込んでるみたいだから悪いけど、ついでにネズミ駆除も頼むよ』
「はい?意味がわかりませんよ。なぜ、サプライズのプレゼントに害虫がついて来るんですか。…それに、ネズミ駆除って。」
これだから彼は…。
「私を業者と勘違いしてませんか?ネズミ駆除なら、プロを雇って下さいよ」
自分でもわかるほど、それは酷く冷ややかな声だった。
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