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僕のサプライズプレゼントは喜んでくれたかな?
しおりを挟む―― その時だった。
きゃあぁぁぁあ!!!!
けたたましい騒音レベルの悲鳴が南の耳を襲ったのは--
「――ッ!」
耳の鼓膜が破れたんじゃないかと、本気で心配した南の心境を他所に
《てめぇ… ッ!なにしやがる!!!》
突如、聞こえた聞き覚えのある声に…
『僕のサプライズプレゼントは喜んでくれたかな?(プツ!)』
プーップーップーッ‥‥
言いたいことだけ言って、一方的に勝手に切られた電話から虚しく鳴り響く無機質な電子音に…
南の表情が引き攣った。
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