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あ、あのー… 南サン?
しおりを挟む「はい!お話の続きをさせていただきます!!」
南に向かって敬礼する黒瀬に、もう何も突っ込まず、赤城は小さく溜め息つく。
「……で、例のことが起きて、そのあとにクラスメートの爽やか君と不良の一匹狼に、腹黒の可愛い系、ホスト教師を筆頭に人気ランキング上位者を次々に落として、
食堂では今までにない強気な性格が役員たちにも受けて、生徒会長にベロちゅーされて殴り飛ばして、双子会計にはどっちがどっちでしょー!?を言い当て気に入られ、
チャラ男会計にはセフレ云々だめだと怒って気に入られ、さらにはわんこ書記の言葉を理解し、気に入られ…
最後には風紀さえも虜にし、最終砦である、鬼の風紀委員長まで落としてしまう…… まさにイケメンホイホイ・・・・って、あのー… 南サン?;」
「…なんですか。で、それがあなたの言う正統な王道なんですよね?でしたら、アンチというのは…?」
額を押さえ、俯く南に不安を覚えた黒瀬が一端、話を途切らすも何でもないように先を促す南に言われて話の続きを再開した‥。
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